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クエリ検索: "オニヒトデ"
306件中 1-20の結果を表示しています
  • 岡地 賢, 小笠原 敬, 山川 英治, 北村 誠, 熊谷 直喜, 中富 伸幸, 山本 修一, 中嶋 亮太, 金城 孝一, 中村 雅子, 安田 仁奈
    日本サンゴ礁学会誌
    2019年 21 巻 1 号 91-110
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/04/03
    ジャーナル フリー

    サンゴ群集のおもな死滅要因となっている

    オニヒトデ
    大量発生の抜本的な対策を検討するため,沖縄県は,2012年から2018年にかけて「
    オニヒトデ
    総合対策事業」を実施し,大量発生要因に関する複合的な調査研究と,沖縄島・慶良間諸島を対象とした大量発生予測のためのモニタリングおよび実証調査を行った。その結果,1)
    オニヒトデ
    個体群の形成・維持に有効な幼生分散は比較的ローカルなスケールの可能性が高いこと,2)
    オニヒトデ
    幼生はおもな餌である植物プランクトンの他にも,デトリタスやサンゴ粘液といった有機物を補助的な餌として利用できること,3)沖縄島の沿岸海域では,降雨により陸水が流出すると植物プランクトンなど幼生の餌が増加しやすいこと,4)着底後,半年前後の稚ヒトデの密度をモニタリングすることにより2年後の成体個体群の増加を予測しえることがわかった。これらをふまえ,今後の
    オニヒトデ
    対策として,短期的には範囲を限定した繰り返し駆除と稚ヒトデモニタリングによる大量発生予測,長期的には沖縄島沿岸の水質改善が提案された。

  • 林 健一
    動物分類学会誌
    1973年 9 巻 29-35
    発行日: 1973年
    公開日: 2018/03/30
    ジャーナル フリー
    ヒトデ類の体上にすむヒトデヤドリエビ(新称)Periclimenes soror NOBILIを八重山諸島の石垣島と和歌山県串本町で採集した。37個体の標本を調べた力が,これらはすべて
    オニヒトデ
    の体上から採集した。このうち1部は固定し分類学的な研究に使用した。残りは
    オニヒトデ
    とともに,また
    オニヒトデ
    と離して水槽内で飼育し生時の色彩と行動を観察した。分類学的な考察からこのエビが日本新記録種であり,分布の北限にあたることがわかった。色彩は大きく4型に分けられる。これは成長に伴なう変化と考えられる。短期飼育では色彩の変化はみられない。
    オニヒトデ
    との関係はいわゆる共生(commensal)でエビは食物とすみ場を宿主に依存しているが,昿
    オニヒトデ
    は明らかな利益も害も受けていない。
  • 岡本 峰雄
    日本生態学会誌
    2010年 60 巻 3 号 393-398
    発行日: 2010/11/30
    公開日: 2017/04/21
    ジャーナル フリー
  • 町田 吉彦
    魚類学雑誌
    1989年 36 巻 3 号 363-368
    発行日: 1989/12/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    与論島, 西表島, 台湾の琉球島, マーシャル群島およびカロリン諸島のマンジュウヒトデ, ジャノメナマコ,
    オニヒトデ
    から得られた総計22個体のソコカクレウオ属の標本を検討した.これらの標本は, 計測形質, 体節形質, 歯の形状と配列, 耳石の輪郭, 頭部と体部の色彩がCarapus mourlaniの従来の記載とよく一致し, 全て本種と同定された.本種にその色彩的特徴に由来する新和名カザリカクレウオを与える.本報告で扱った11の計測計質について全長との関係で回帰式を求めた結果, 全ての形質が不等成長をすることが判明し, 頭幅の回帰係数が最も高い値となった.総脊椎骨数は従来の報告より明らかに変異幅が広かった.本種はマダガスカルを模式産地とし, インド・太平洋域に広く分布するが, 与論島, 西表島, 琉球島, カロリン諸島は新産地である.本種の発見例はそのほとんどがマンジュウヒトデからであるが, ジャノメナマコ, タマナマコ,
    オニヒトデ
    からの若干の報告があり, 本報告は
    オニヒトデ
    に関する第2番目の記録でもある.従来の報告ではハワイのオアフ島が本種の最北端の産地であり, 与論島が確認された最も北の産地となる.しかし, 本種の発見例が最も多いマンジュウヒトデが四国南西部までに, また, 極めて稀な宿主ではあるが
    オニヒトデ
    が紀伊半島までに分布することから, 本種が与論島以北に分布している可能性は十分にある.
  • 西田 健, 相良 慎一, 武村 史朗
    電気学会論文誌D(産業応用部門誌)
    2013年 133 巻 2 号 116-125
    発行日: 2013/02/01
    公開日: 2013/02/01
    ジャーナル フリー
    This paper describes the development of a visual tracking method of an underwater vision system installed into a UVMS (underwater vehicle-manipulator system) to manipulate ocean-floor organisms such as acanthaster. First, an execution procedure of UVMS for approaching the target is shown. Next, a novel and robust target tracking method by using particle filter framework in order to achieve the procedure is proposed. We applied the proposed method to real video images, and examined its effectiveness by comparing it with other methods. The results of some experiments that evaluate the performance of the developed method are given.
  • 灘岡 和夫, 鈴木 庸壱, 西本 拓馬, 田村 仁, 宮澤 泰正, 安田 仁奈
    海岸工学論文集
    2006年 53 巻 1151-1155
    発行日: 2006/10/10
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    JCOPEモデルによって黒潮影響を取り込み, かつ潮汐の影響も取り込んだ多重ネスティング沿岸海水流動モデルを開発し, 琉球列島周辺海域の流動場解析を行った.その結果, 黒潮と八重山諸島北側の中間海域での高気圧性渦の準周期的発生, その後の黒潮南縁辺に沿った移動に伴う黒潮反流の生成, さらに沖縄本島西方海域での陸棚の地形効果による東向き流れの生成といったプロセスを明らかにするとともに, それらに伴うサンゴ・
    オニヒトデ
    幼生の輸送パターンを明らかにした.また,
    オニヒトデ
    幼生輸送から見た広域的なコネクティビティーの変動性を検討した。
  • 中尾 有伸, 山野 博哉, 藤井 賢彦, 山中 康裕
    日本サンゴ礁学会誌
    2009年 11 巻 1 号 109-129
    発行日: 2009/12/01
    公開日: 2010/08/07
    ジャーナル フリー
    1970年頃から日本各地でサンゴに関する様々なモニタリング調査が実施されている。しかし,その多くは調査方法や取得データのフォーマットが異なっており,調査結果の相互比較が困難という問題があった。このことを踏まえ,本研究では,サンゴの被度に関する報告書やモニタリングデータを収集し,統一的なフォーマットでデータベースを作成して分析を行なった。その結果,日本近海のサンゴ被度の経年変化は海域ごとに大きく異なることが示された。今後は,水温や天敵密度といった,サンゴ被度を左右するストレス要因に関するデータを同様に分析して被度変化と比較することで,ストレス要因がサンゴ被度に与える影響を海域ごとに定量的に評価することが可能になると考えられる。
  • *中嶋 康裕, 酒井 一彦, 桑村 哲生
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 D111
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    地球温暖化に伴う海水温の上昇によって引き起こされる白化(共生藻の離脱)現象や、
    オニヒトデ
    による食害によって世界各地のサンゴ礁は衰退の一途をたどっている。日本でも、沖縄島周辺では1998年の白化によってサンゴが大規模に死滅した。慶良間諸島では白化は起こらなかったが、その後の
    オニヒトデ
    の大発生によりサンゴの被度が減少し続けている。また、かつては
    オニヒトデ
    による食害を受けても、その後すみやかにサンゴ群集が回復した(たとえば、1970年代の沖縄島)のに対し、回復の兆しが見えないのが近年の特徴となっている。一方、サンゴの死滅後にどんな群集が優占するのか、どんな条件があればそれが再びサンゴ群集に置き換わるのかなどに関する研究は充分ではない。この発表では、陸上生態系との比較によって、サンゴ礁生態系に固有の遷移の特徴を明らかにするとともに、サンゴ群集回復への鍵となる3つの条件について「水門モデル」を用いて考察する。陸上生態系では山火事や伐採などの撹乱があっても、そのまま放置すれば元の植生に回復することがふつうなのに対し、サンゴ礁生態系では撹乱の後に元に復帰しないことがよくある。これは、陸上生態系では当事者どうしの直接的な競争によって遷移が進行するのに対し、サンゴ礁生態系では第三者の介在によって遷移が進行するためだと考えられる。この第三者とは、サンゴを覆う藻類を食べる藻食魚や、その藻類を食べるウニの個対数を抑えるウニ食魚であるとされている。さらに、栄養塩濃度も植物プランクトン量の増加を通じて
    オニヒトデ
    の発生量などに大きな影響を与えるとされている。この2つに加えて、サンゴの幼生供給(定着)量を加えた3つの要因をうまく制御することによって初めてサンゴ群集の回復/維持が可能になると考えられる。
  • 野村 恵一
    日本サンゴ礁学会誌
    2009年 11 巻 1 号 39-49
    発行日: 2009/12/01
    公開日: 2010/08/07
    ジャーナル フリー
    串本は北緯33℃という高緯度に位置しながら,黒潮の影響を強く受けるため,造礁サンゴ類が豊富にみられる。また,当地は古くからテーブルサンゴの群生地として知られ,その姿はこれまで変わることなく維持されてきた。ところが,1990年代後半以降,当地のサンゴ群集に質・量の両面にわたる変化が認められるようになった。量的変化としては,2000年をピークにサンゴ群集の被度が減少し,最近の5年間は低い被度レベルで推移している。質的変化としては,これまで当地ではまったくみられなかった南方系のサンゴが定着を始めて種多様性が高まるとともに,新参種による優占種や群落の置換が生じている。串本でみられるこれらのサンゴ群集の変化は,1990年代より継続する高水温現象によって生じたものと考えられる。
  • 西平 守孝
    日本ベントス研究会連絡誌
    1975年 1975 巻 9-10 号 39-40
    発行日: 1975/06/30
    公開日: 2009/08/07
    ジャーナル フリー
  • 坂上 憲光, 富田 哲史, 武村 史朗, 相良 慎一
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2006年 2006 巻 1P1-E35
    発行日: 2006年
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    We have proposed UVMS that captures Acanthaster Planci for the purpose of saving coral reefs. In this paper, we present an video processing method as the one of the functions of UVMS in order to recognizing Acanthaster Planci. The video proccessing method is based on HSV transformation and template matching. We have tested the effectiveness of the algorithm by using some videos in this paper.
  • 小橋川 秀太, 平山 慶太, 宮城 祥, 武村 史朗, 川端 邦明, 相良 慎一, 山城 秀之, 蔵屋 英介, 木村 哲也
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2015年 2015 巻 2A1-C07
    発行日: 2015/05/17
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    Coral has important value. In recent year, coral of the important value is damaged. This laboratory has developed an underwater robot. This research, underwater root to clean the crown-of-thorns starfish. Underwater robot is mounted acetic acid syringe to perform the removal of starfish. The end effector experiment in the pool and the sea. Object of the sea experiment use the crown-of-thorns starfish. Underwater robot was able to be injection into the crown-of-thorns starfish at the sea experiment. Crown-of-thorns starfish became only a bone and the needle 11 days later. Therefore, underwater robot can be the acetic acid injection in the sea.
  • 林 良二, 小松 美英子, 小黒 千足
    動物分類学会誌
    1973年 9 巻 59-62a
    発行日: 1973年
    公開日: 2018/03/30
    ジャーナル フリー
    オニヒトデ
    Acanthaster plancihaはその正常発生の過程に皺胞胚期を有することが知られた。972年11月29日潮岬付近で採集された成体より金谷の方法によって成熟卵を得た。
    オニヒトデ
    の成熟卵は平均直径が約190μの貧黄卵で加精の約1時間後には高さ約40μの囲卵腔が形成される。卵割型式は全等割・放射型で,27℃において加精の6-7時間後に託け中空胞胚になる。その1-2時間後胞胚壁の数個所に陥入がおこり皺胞胚期に入る。これらの陥入は次第に増加するとともに深くなり,皺胞胚形成開始の1-2時間後陥入は卵割腔の中央に達し肝表は屈曲した皺でおおわれる。やがて再び陥入は浅くなり皺は単純になる過程が進行し皺胞胚形成開始の約3時間後に託け表面の滑らかな中空胞胚になる。このような皺胞胚形成と再び表面の滑らかな胚になる変化はイトマキヒトデやモミジガイなどで観察された過程と類似している。加精の16-17時間後に胚の1極より陥入が生じのう胚期に入る。このように皺胞胚期を経過したのう胚は
    オニヒトデ
    で以前報告されたものと同様で,本種の皺胞胚期は発生過程中の正常なstageであることが示された。(第9回動物分類学会大会にて講演)
  • 酒井 一彦
    生物物理
    1992年 32 巻 6 号 329-331
    発行日: 1992/11/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 小橋川 秀太, 平山 慶太, 平安 史門, 武村 史朗, タンスリヤボン スリヨン, 川端 邦明, 相良 慎一
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2016年 2016 巻 1A1-16b1
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー

    In recent years, coral of significant value is damaged. We have been researching and developing an underwater robot for coral reef conservation. Underwater robot will clean the crown-of-thorns starfish in the acetic acid injection. In this paper, we describe the development of hovering control of underwater robot. Underwater robot uses a hovering on image processing to operation assistance. Image processing use a particle filter. Underwater thrusters will feedback control of the calculation result. Lateral movement control is a control for moving to just beside. Hovering using the image processing will experiment in water tank. Water tank experiment uses a model. Underwater robot was injected by hovering using the image processing in a water tank. Lateral movement control will experiment in pool. Underwater robot moved by lateral control just beside.

  • 上村 大輔
    ファルマシア
    2001年 37 巻 7 号 613-617
    発行日: 2001/07/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 中谷 誠治
    日本沿岸域学会論文集
    2003年 15 巻 1 号 1-12
    発行日: 2003年
    公開日: 2023/04/17
    ジャーナル フリー

    沖縄の海岸を縁取り、地域の生活文化を支えるサンゴ礁が危機に瀕している今、多くの研究機関・研究者がサンゴ礁のモニタリングを実施している。それらがサンゴ礁の保全と賢明な利用に必要な情報を収集しているかどうかを明らかにするため、サンゴ礁に関する情報の利用者から、必要とされる情報の種類について聴取し、一方、沖縄のサンゴ礁のモニタリングに関する既存の資料から、どのような情報がどのような方法で収集されているかを調べ、両者を比較した。その結果、必ずしも必要とされる情報が収集されていないこと、特に人間社会に関わる変数のモニタリングが欠落していること、総合的で長期的なモニタリング戦略が必要とされることなどが示された。これらを満たすためには、行政・研究者・市民による協同をとおして、サンゴ礁の保全と利用に求められる情報を明確化・優先順位付けし、それに沿ったモニタリング方法とサンプリングデザインを吟味し、データ収集、データベース構築・管理、GIS による情報の視覚化、発信の体制を構築する必要がある。

  • 土屋 誠
    日本サンゴ礁学会誌
    2022年 24 巻 1 号 13-23
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/12
    ジャーナル フリー
  • 照屋 俊明, 末永 聖武, 小山 智之, 山田 薫, 上村 大輔, 矢沢 一良
    天然有機化合物討論会講演要旨集
    2000年 42 巻 2
    発行日: 2000/10/01
    公開日: 2017/08/18
    会議録・要旨集 フリー
    In the tropical zones of the Indian and Pacific Oceans, the crown-of-thorns starfish Acanthaster planci destroys coral by eating it, but there is no effective extermination of the starfish. Okinawa prefecture have conducted extermination of the starfish at a great cost. We sought to establish the method for clean, effective and ecological extermination of the starfish Acanthaster planci. We recently found that the sea urchin Toxopneustes pileolus had a feeding stimulant for this starfish. We established a simple bioassay system in the aquarium to study this stimulant, which was found to be composed of two unsaturated fatty acids, arachidonic acid (1) and α-linolenic acid (2). Since commercially available 1 and 2 also exhibited attracting activitiy for the starfish, 1 and 2 were found to be active principles from the sea urchin Toxopneustes pileolus. Other unsaturated fatty acids such as eicosapentaenoic acid (3), docosahexaenoic acid (4), γ-linolenic acid (5), and linoleic acid (7) showed no activity. We have set traps with α-linolenic acid for catching the starfish Acanthaster planci in the Okinawan sea at the depth of 1.5-2.5 meters. Size of the trap is 1.5 meters square. We could catch several starfishes in the sea. Studies on a receptor of the starfish for arachidonic acid and α-linolenic acid and pheromonal function of arachidonic acid and α-linolenic acid are currently in progress.
  • 塩見 一雄
    日本水産学会誌
    2003年 69 巻 5 号 831-832
    発行日: 2003/09/15
    公開日: 2008/02/01
    ジャーナル フリー
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