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クエリ検索: "オリゴマー"
8,932件中 1-20の結果を表示しています
  • 占部 誠亮
    日本ゴム協会誌
    1982年 55 巻 12 号 806-813
    発行日: 1982年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 高松 秀雄, 港野 尚武
    日本ゴム協会誌
    1990年 63 巻 11 号 711-722
    発行日: 1990年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 平岡 道夫
    高分子
    1976年 25 巻 2 号 102-107
    発行日: 1976/02/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • (第1報)多官能性シロキサンオリゴマー・MMA共重合体の圧縮強さ
    倉田 茂昭, 山崎 升
    歯科材料・器械
    1985年 4 巻 5 号 568-572
    発行日: 1985/09/25
    公開日: 2018/03/20
    ジャーナル フリー
    高物性の充塡および硬質用ベースレジンを得る目的で, ラダー構造をもち剛直な高分子であるシロキサン
    オリゴマー
    とMMAを共重合し, 新しい型のコンポジットとも言える樹脂を合成した.シロキサン
    オリゴマー
    は三官能性シランであるγ-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(γ-MPS)とフェニルトリエトキシシラン(PS)とから調製した.種々の割合のγ-MPSとPSから調製された
    オリゴマー
    は分子量約1100, 無色, 透明の粘性液体で, その粘度は
    オリゴマー
    中のPS量の増加と共に高くなるが, いずれも市販のBis-GMAより低い.
    MMAに対し各
    オリゴマー
    を20 wt%複合した共重合体の圧縮強さは,
    オリゴマー
    中の二重結合量の増加と共に増大し, 同様なMMA-Bis-GMA, 3GまたはTMPTなどの共重合体と比べ大きかった.
    シロキサン
    オリゴマー
    の結合様式と各共重合体の相対的な架橋度の値から,
    オリゴマー
    共重合体の優れた機械的性質は架橋のみでなく, 剛性分子の複合による強化を考慮することが示唆された.
  • 三枝 武夫
    高分子
    1993年 42 巻 2 号 90-93
    発行日: 1993/02/01
    公開日: 2011/10/14
    ジャーナル フリー
    オリゴマー
    の化学の重要性はますます増大している. とくに,化学構造の規制された高分子の精密合成やRIMによる大型成形物製造の原料,さらには高分子材料への特異的な添付剤等々その役割は多岐にわたっている.本稿では,その分子設計の基本的な考え方を述べ, また, ケース・スタディとして2 - オキサゾリン類の
    オリゴマー
    を略述した.
  • *牧田 浩樹, 阿部 肇, 井上 将彦
    ホスト・ゲスト化学シンポジウム講演要旨集
    2011年 2011 巻 2P-36
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/16
    会議録・要旨集 フリー
    Huisgen 反応によりエチニルピリジン
    オリゴマー
    の末端に糖を連結させることで、糖連結エチニルピリジン
    オリゴマー
    の集約的合成を可能とした。合成した糖連結
    オリゴマー
    について UV-vis スペクトルや CD スペクトルを測定したところ、らせん型高次構造の形成を示す典型的な誘起 CD が観測された。
  • 平岡 道夫
    有機合成化学協会誌
    1980年 38 巻 6 号 583-592
    発行日: 1980/06/01
    公開日: 2009/11/13
    ジャーナル フリー
    A series of butadiene oligomers consisting of liquid 1, 2-polybutadiene and deriving dicarboxylic acid and glycol having molecular weight of 1, 0004, 000 with narrow molecular weight distribution were commercialized by use of living polymerization technique. The process comprises intiation with sodium dispersion, living polymerization at low temperature and termination with proton, carbon dioxide or ethylene oxide. Continuous process is adopted for the commercial plant of which production capacity is 7, 200 tons/year.
    The products including their derivatives are used in wide range of application such as electrodeposition paint, emulsion paint; insulating varnish, casting resin, molding compound, adhesive, sealant and modifier for plastics.
    As an example of research and development of a new product prepared by a new process, the background of the research and the procedure of the development including application research works were mentioned.
  • オルト位で直接結合したフェノールオリゴマーについて
    朝倉 浩一, 塩谷 陽俊, 本田 栄敏, 松村 秀一
    油化学
    1993年 42 巻 9 号 656-660
    発行日: 1993/09/20
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    フェノール性芳香環がオルト位で直接結合した
    オリゴマー
    を, horseradish起源のペルオキシダーゼを触媒とした過酸化水素による酸化によって合成した。フェノール類としてp -クレゾール, p -エチルフェノール, p-s-ブチルフェノール,.p-t-ブチルフェノール, p -メトキシフェノール, p-ノニルフェノール, m -クレゾール, m -t-ブチルフェノール, m -メトキシフェノール, 3, 4-キシレノールを用いた。p -ノニルフェノール及びm -t-ブチルフェノールの場合は, 酸化によって重合は起こらなかった。一連のパラ位にアルキル基を有するフェノール
    オリゴマー
    は, いずれのものも数平均分子量 (Mn) は800程度であり, また, かさ高い置換基を有するものは重合の際におけるヒドロキシル基の減少を防ぐ傾向が認められた。p-メトキシフェノール
    オリゴマー
    のMnは, 約1,700であった。メタ位に置換基を有する
    オリゴマー
    は, 相当するパラ置換型
    オリゴマー
    と比べMnは低く, ヒドロキシル基残存度 (D.R.H.) は高いことが認められた。合成したフェノール
    オリゴマー
    のラードに対する酸化防止性を測定したが, 重合による酸化防止性の向上はほとんど認められなかった。一方, これら
    オリゴマー
    のテトラリンに対する酸化防止性は, p-メトキシフェノールの場合以外では, 相当するモノマーと比較してかなりすぐれることが認められた。フェノール
    オリゴマー
    のペルオキシラジカルとの高い反応性及び安定なフェノキシラジカルの生成がすぐれた酸化防止性の原因と考えられる。高いD.R.H.を有する
    オリゴマー
    は, 低いものと比較し高い酸化防止性を示した。メタ置換型
    オリゴマー
    の酸化防止性は, 相当するパラ置換型
    オリゴマー
    よりもすぐれることが認められた。
  • エポキシ樹脂改質用新規イミドオリゴマーの合成と改質樹脂物性
    岸 肇, 尾崎 篤, 小田切 信之, 伊藤 忠史, 吉川 正雄, 吉村 堅次
    熱硬化性樹脂
    1992年 13 巻 2 号 89-98
    発行日: 1992/06/10
    公開日: 2012/08/20
    ジャーナル フリー
    エポキシ樹脂の靭性改質剤としてアミノ基末端ポリイミド
    オリゴマー
    を合成検討し, 3種のエポキシ可溶性イミド
    オリゴマー
    を見出した。
    オリゴマー
    をエポキシ樹脂に溶解し相図を作成したところ,
    オリゴマー
    PI-Aを混合した系は二相分離領域のない均一相溶型相図を有するが, この
    オリゴマーにジメチルシロキサンをブロック共重合したオリゴマー
    PI-Siを混合した系は上限臨界共溶温度 (UCST) 型相図を有することがわかった。またビス (アミノフェノキシフェニル) ヘキサフルオロプロパンを共重合成分として含むPI-F添加系もUCST型相図を持つことがわかった。
    オリゴマー
    を30wt%添加した系について破壊靭性値GICを測定し, 電子顕微鏡によるモルフォロジー観察を行った。均一相溶構造であるPI-A系の靭性値GICは改質前の2倍程度に留まり, 樹脂破断面は平滑である。それに対し, UCST型相図を有する
    オリゴマー
    PI-Si系およびPI-F系の靭性は, 改質前の8~9倍程度にまで向上した。
    オリゴマー
    PI-Si系は両相連続構造,
    オリゴマー
    PI-F系は, 海相が
    オリゴマー
    リッチである逆海/島構造を形成するといった相分離形態の違いはあるが, どちらもマイナー成分であるイミド
    オリゴマー
    リッチ相が連続相を形成し, 破断面が複雑化し, 高靭性を発現している。
  • 香西 保明, 池田 能幸, 吉田 公一, 生垣 幹男
    高分子論文集
    1974年 31 巻 1 号 41-46
    発行日: 1974/01/25
    公開日: 2010/02/26
    ジャーナル フリー
    グリシンアミドおよびDL-アラニンアミドの熱重縮合は封管によらず試験管中でも起こることを認めた。そして, グリシンアミドの場合はグリシン
    オリゴマー
    のみを生成し, その最適条件は130~140℃, 5~10時間加熱した場合であり, 重合度約10の
    オリゴマー
    が60~70%の収率で得られる。また, DL-アラニンアミドの場合は2,5-ジケト-3,6-ジメチルピペラジンとDL-アラニン
    オリゴマー
    を与える。この両者は加熱温度を上昇すると生成しやすくなるが, 加熱時間の延長によリ
    オリゴマー
    は減少し, ジケトピペラジンは増大する。これは,
    オリゴマー
    がジケトピペラジンへ移行すると考えられる。しかし, 反応系中に水が存在するとジケトピペラジンから
    オリゴマー
    への開環重合も起こるようである。ここに得られた
    オリゴマー
    の重合度は6前後である。
  • 沢田 英夫, 川瀬 徳三
    日本油化学会誌
    1996年 45 巻 10 号 939-949,1202
    発行日: 1996/10/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    過酸化フルオロアルカノイルを合成中間体とした一連のフルオロアルキル基含有
    オリゴマー
    類の合成およびその性質に関して解説を行った。フルオロアルキル基含有アクリル酸,ノニオンおよびカチオン系
    オリゴマー
    類の合成方法を紹介した。これらフルオロアルキル基含有
    オリゴマー
    において,特にフルオロアルキル基含有アクリル酸,ノニオンおよびカチオン系
    オリゴマー
    は,一般に水以外に,メタノール,エタノール,ジメチルスルホキシド,ベンゼン,トルエンに可溶となることが示された。これらフルオロアルキル基含有
    オリゴマー
    類は非常にユニークな構造,すなわちフルオロアルキル基が
    オリゴマー
    鎖の両末端のみに置換した構造をしており,この点から二鎖型の界面活性剤と見なすことができる。これら
    オリゴマー
    は,フルオロアルキル基に起因した優れた表面活性,すなわち表面および界面張力を著しく低下させることができ,さらには消泡性等の性質をも有する
    フルオロアルキル基含有アクリル酸ホモおよびコ
    オリゴマー
    in vitroの系において有用な抗エイズ活性を示すことが見いだされた。さらに,フルオロアルキル基含有カチオン系
    オリゴマー
    類は抗菌活性を示すことが見いだされた。従って,これらフルオロアルキル基含有アクリル酸およびカチオン系
    オリゴマー
    類は,フッ素に起因したユニークな性質以外に,抗エイズ活性あるいは抗菌活性等の性質を有した新しい機能性材料として種々の分野へ幅広く展開させることができる。
  • 中西 房枝
    繊維学会誌
    1989年 45 巻 11 号 468-472
    発行日: 1989/11/10
    公開日: 2008/11/28
    ジャーナル フリー
    光反応性LB膜の作製が四点光固相重合によりえられた主鎖にシクロブタン環を持つポリマー/
    オリゴマー
    を用いて行なわれた。長鎖アルキルエステル残基を持つポリマー/
    オリゴマー
    はアラキジン酸と混合することにより安定な単分子膜を水面上に形成した。これらの単分子膜は基板にY型膜として累積することができた。
    オリゴマー
    LB膜は光照射によりポリマーLB膜と変化した。ポリマーLB膜は照射する光の波長により,ポリマーから
    オリゴマーまたオリゴマー
    からポリマーへの光可逆反応を起した。この挙動は光により主鎖中のシクロブタン環の開裂と形成が起ることに起因することがわかった。
  • 山田 英介, 稲垣 慎二, 岡本 弘, 古川 淳二
    日本ゴム協会誌
    1980年 53 巻 11 号 687-692
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    アクリル酸n-ブチルをタクソーゲンとし, ビス (4-アミノフェニル)ジスルフィド (APDSと略記) をテローゲンとしたラジカルテロメリ化反応を行い, 両末端にアミノ基を有する液状アクリル酸n-ブチル
    オリゴマー
    (n-BuAcと略記) を合成した. 反応温度120°C, 圧力6.0kg/cm2及び反応時間を9時間で一定とし,[APDS]/[n-BuAc]モル比を変化させ, 分子量1,500~6,500の液状
    オリゴマー
    を得た. また, これらのアミン末端液状
    オリゴマー
    を, ワンショット重合法でポリウレタンエラストマーを合成する際に配合し, 得られた改質ポリウレタンの静的物性, 熱的特性及び耐加水分解性を検討した. 引張強さは, 低分子量
    オリゴマー
    を配合した場合に向上し, 耐加水分解性では, 高分子量
    オリゴマー
    を配合した場合に効果が顕著であった. 本報告では, ポリウレタンに対する液状アクリル酸n-ブチル
    オリゴマー
    の反応性充填剤あるいは架橋剤としての可能性を検討した.
  • 鍵谷 勤, 高山 真一, 福井 謙一
    工業化学雑誌
    1968年 71 巻 5 号 745-749
    発行日: 1968/05/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    熱重合により生成する塩化アリルナリゴマーの性質と構造を検討した。この
    オリゴマー
    は微黄色粘稠性の樹脂状物質で, ベンゼン, アセトンには溶けたが, メタノール, シクロヘキサンには溶けなかった。また, この
    オリゴマー
    は末端にビニル基をもち, その重合度は約13~20 であることがわかった。この
    オリゴマー
    と塩化ビニルの共重合反応を, 2, 2'-アゾビスイソブチロニトリルを用いて行なった。各モノマーの共重合反応性比は, r1 ( 塩化ビニル) = 0.63, r2(
    オリゴマー
    ) = 0.33 であった。共重合体の赤外線スペクトルには, ポリ塩化ビニルの吸収と
    オリゴマー
    のクロルメチル基の吸収を示した。共重合体のX 線回折は2θ=16.8 °と24.0° に主なピークを示し, これらの強度は
    オリゴマー
    含有量の増加につれて減少した。また, 共重合体の融点およボ示差熱分析の吸熱ピークの位置は
    オリゴマー
    の量には無関係に一定であった。
  • 青木 昭宏
    高分子論文集
    1994年 51 巻 4 号 275-282
    発行日: 1994/04/25
    公開日: 2010/07/27
    ジャーナル フリー
    平衡系重縮合反応における環状
    オリゴマーの生成量は線状オリゴマー
    の末端近接確率より計算できる. 従来この末端近接確率はRIS (Rotational Isomeric State) 法により得られたi量体の末端間平均自乗距離〈RiRi2〉からガウス鎖を仮定して求められた. この手法によれば重合度の小さい
    オリゴマー
    ほど〈RiRi2〉が小さく, したがって環状
    オリゴマー
    の生成量が多くなるという結果を与える. これは必ずしも (特に屈曲性の小さい重合体においては) 実測と合わない. 本報では4種のポリエステルについてモンテカルロシミュレーションにより分子鎖を発生させ, 末端近接構造を数え上げることにより環状
    オリゴマー
    生成量を予測し, 低分子量環状
    オリゴマー
    (特に2量体環状
    オリゴマー
    ) の生成量に関して実測の結果を再現した.
  • 星野 勝義
    色材協会誌
    2015年 88 巻 4 号 101-105
    発行日: 2015/04/20
    公開日: 2015/07/20
    ジャーナル フリー
    近年,著者らは,アニオンドープされたチオフェン系
    オリゴマー
    を合成し,
    オリゴマー
    のキャストフィルムが金色調光沢を発現することを見いだした。本稿では,その
    オリゴマー
    の合成手法と,その
    オリゴマー
    から得られる塗膜の外観,分光学的特性,配向構造および大気中経時安定性について概説する。
  • *秋本 篤弥, 小松 一生, 鍵 裕之
    日本地球化学会年会要旨集
    2022年 69 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/11/30
    会議録・要旨集 フリー

    D体とL体を両方含む前生物学的な環境で生成するアミノ酸から、L体のみを使用した地球生命が誕生した過程はまだ解明されていない。本研究では隕石中のアミノ酸にみられるL体過剰と、アラニンの圧力誘起

    オリゴマー
    化に注目し、D体とL体が混在した試料から高圧下で生じる
    オリゴマー
    の分析を行った。出発試料としてD-アラニンと、重水素で同位体標識したL-アラニンを使用し、L体のエナンチオマー過剰率(ee)を変えて室温、約10 GPaで高圧実験を行った。高圧実験から回収した試料は超純水に溶解して水溶液試料とした後、LC-MSで分析した。実験の結果、圧力誘起
    オリゴマー化反応の過程でホモキラルなオリゴマー
    のみが顕著に生成することは確認できなかった。生成した
    オリゴマー
    の量比を比較し、異性体分析の対象を四量体以降まで広げることで、ペプチド生成を経てホモキラリティーを獲得する過程を見つけることができる可能性があると考えられる。

  • 中原 久恵, 衣笠 晋一, 服部 滋, 向山 正治, 林 隆哉
    分析化学
    1993年 42 巻 5 号 273-278
    発行日: 1993/05/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
    ラジカル重合によって合成されたアクリル酸メチルの
    オリゴマー
    について,分子量分布の狭い試料を得るために大規模分取ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて分取を行い二~十量体のアクリル酸メチル
    オリゴマー
    試料を得た.分析用GPCの測定結果からこれらの試料の重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比はすべてMw/Mn<1.01で非常に分子量分布が狭い試料であることが示された.更にこれらの試料を水酸化ナトリウム溶液中で加水分解を行い,非常に分子量分布が狭いアクリル酸
    オリゴマー
    を得た.アクリル酸メチル
    オリゴマー及びアクリル酸オリゴマー
    について屈折率の濃度こう配の測定,蒸気圧浸透圧測定などを行い,重合度依存性について検討した.
  • 稲垣 慎二, 尾之内 千夫, 岡本 弘, 古川 淳二
    日本ゴム協会誌
    1980年 53 巻 3 号 177-181
    発行日: 1980年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    p-アミノフェノール, ビスフェノールA及びジクロルジフェニルスルホンの縮合反応によってスルホンエーテルジアミン
    オリゴマー
    (SED
    オリゴマー
    )を合成し, これを塩素化ポリエチレン, クロロプレンゴム, エピクロルヒドリンゴム及びエピクロルヒドリン-エチレンオキシド共重合ゴムに添加し, その効果を検討した. その結果, SED
    オリゴマー
    の添加によって加硫ゴムの引張特性及び耐熱特性が向上することが認められた. また, 無添加のものと比較すると網目密度は大きく, SED
    オリゴマー
    は架橋反応に寄与していることがわかった.
  • 浅井 将, 城谷 圭朗, 近藤 孝之, 井上 治久, 岩田 修永
    日本薬理学雑誌
    2014年 143 巻 1 号 23-26
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/01/10
    ジャーナル フリー
    アルツハイマー病の原因物質アミロイドβペプチド(amyloid-β peptide:Aβ)はその前駆体であるアミロイド前駆体タンパク質(amyloid precursor protein:APP)からβおよびγセクレターゼの段階的な酵素反応によって産生される.アルツハイマー病の発症仮説である「アミロイド仮説」を補完する「
    オリゴマー
    仮説」は,
    オリゴマー
    化したAβこそが神経毒性の本体であるとする仮説であるが,
    オリゴマー
    Aβのヒトの神経細胞への毒性機構や毒性を軽減する方法は未だ不明であった.そこで我々は,この問題点を解決すべく若年発症型家族性アルツハイマー病患者2名および高齢発症型孤発性アルツハイマー病患者2名から人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell:iPS細胞)を樹立し,疾患iPS細胞から神経細胞に分化誘導を行って細胞内外のAβ
    オリゴマー
    )の動態と細胞内ストレス,神経細胞死について詳細に検討した.その結果APP-E693Δ変異を有する家族性アルツハイマー病患者由来の神経細胞内にAβ
    オリゴマー
    が蓄積し,小胞体ストレスおよび酸化ストレスが誘発されていることがわかった.一方,1名の孤発性アルツハイマー病患者においても細胞内にAβ
    オリゴマー
    の蓄積と上記と同様の細胞内ストレスが観察された.これらの小胞体ストレスおよび酸化ストレスはβセクレターゼ阻害薬によるAβ産生阻害やドコサヘキサエン酸(docosahexaenoic acid:DHA)によって軽減された.このように孤発性アルツハイマー病においても Aβ
    オリゴマー
    が神経細胞内に蓄積するサブタイプが存在すること,およびこのサブタイプに対する個別化治療薬としてDHAが有効である可能性を示した.
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