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クエリ検索: "カラマツ属"
406件中 1-20の結果を表示しています
  • 中尾 茂樹, 迫田 昌宏
    植物分類,地理
    2000年 51 巻 1 号 118-120
    発行日: 2000/09/12
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
  • 石塚 航
    森林遺伝育種
    2022年 11 巻 2 号 63-68
    発行日: 2022/04/25
    公開日: 2022/04/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 石塚 航
    森林遺伝育種
    2022年 11 巻 3 号 135-140
    発行日: 2022/07/25
    公開日: 2022/07/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 小池 孝良
    樹木医学研究
    2015年 19 巻 1 号 60-61
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2018/09/03
    ジャーナル フリー
  • 今 博計, 来田 和人
    森林遺伝育種
    2015年 4 巻 4 号 153-157
    発行日: 2015/10/25
    公開日: 2020/07/13
    ジャーナル フリー
  • 来田 和人, 菅井 徹人, 藤田 早紀, 小池 孝良
    森林遺伝育種
    2018年 7 巻 3 号 107-114
    発行日: 2018/07/25
    公開日: 2020/04/22
    ジャーナル フリー

    北海道の造林樹種として2代目造林が検討されるカラマツであるが、先枯れ病やネズミの食害に弱い弱点を克服したグイマツ雑種F1への期待も高まっている。特に、幹の通直性や材の強度に優れ、比重の高いクリーンラーチの安価な挿し木増殖法が開発され、コンテナ苗での苗木生産の目処も立った。一方、カラマツはタネの発芽率が低く、F1苗は生産数も限られている。このため、植え付け後の活着と初期成長に関する環境への応答特性を知って、さらなる改良を進めたい。急速な無機環境変化として窒素沈着と対流圏オゾン、長期的な変動としてCO2への応答をF1と両親のグイマツとカラマツの応答を操作実験によって評価した。その結果、F1はO3とCO2の影響を受けやすい傾向があった。

  • グイマツのエゾヤチネズミに対する喫食抵抗性に関与する化学成分
    西口 親雄, 有沢 浩, 飯塚 徳義
    日本林学会誌
    1977年 59 巻 5 号 167-172
    発行日: 1977/05/25
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    カラマツとグイマツの耐鼠性の差は揮発性成分の誘引力の差によるのではなく,喫食に直接関与する成分によるのではないか,という考えのもとに,両樹種の樹皮の原形を保ったまま,おもな化学成分を次々に除去し,エゾヤチネズミに与えて,喫食量を比較した。実験に供した樹皮は次のとおりである。 (1) 生樹皮, (2) 生樹皮を50°Cで減圧乾燥させ,揮発性成分を除去した樹皮, (3) さらにジクロノレメタンで粗樹脂を除去した樹皮, (4) さらに50%アセトンで粗タンニンを除去した樹皮。実験結果は次のとおりである。 (1) カラマジの生樹皮はよく喫食されたが,グイマツのそれはほとんど喫食されなかった。 (2) 揮発性成分を除去しても喫食されかたは変わらなかった。 (3) 粗樹膿を除去するとグイマツ樹皮も喫食されるようになり,樹種による差は非常に少なくなった。 (4) 粗タンニンを除去すると,その差がほとんどなくなった。このことからグイマツとカラマツのエゾヤチネズミに対する喫食抵抗性には粗樹脂が重要な関与をもっていること,粗タンニンもいくらか作用していることが考えられる。なお,この実験で用いられた化学操作は抵抗性成分に変質をおこさせないことも確かめられた。
  • 近藤 錬三, 大澤 聰子, 筒木 潔, 谷 昌幸, 芝野 伸策
    ペドロジスト
    2003年 47 巻 2 号 90-103
    発行日: 2003/12/31
    公開日: 2018/06/30
    ジャーナル フリー
    樹木起源の植物ケイ酸体(以下,ケイ酸と呼称)の中でも情報の少ない針葉樹起源のケイ酸体に着目し,その量と形態的特徴を明らかにするために,富良野市山部の東京大学農学部附属演習林に植林されているマツ科53種の樹木葉を供試試料とし,それらのケイ酸体含量,形態および粒径について比較検討した。得られた結果を要約すると,以下のとおりである。1.ケイ酸体含量は,0.03〜0.70%と幅広い範囲にあったが,大多数の針葉樹は1.10%以下であった。
    カラマツ属
    およびトウヒ属で0.50%以上と多く,反面,マツ属,モミ属トガサワラ属およびツガ属で0.1%前後と少ない傾向にあった。2.ケイ酸体は主に葉部の表皮,移入仮導管,内皮および気孔を給源細胞組織としていた。マツ属,トウヒ属およびモミ属は移入仮導管ケイサ酸体と内皮ケイ酸体が過半以上を占めていた。しかし,
    カラマツ属
    は,表皮ケイ酸体と細胞間隙ケイ酸体が主に観察され,他のケイ酸体はほとんど検出されなかった。3.各属に特有なケイ酸体が観察された。マツ属は葉肉ケイ酸体,トウヒ属は波状辺板状ケイ酸体,モミ属は内皮ケイ酸体,ツガ属は移入仮導管ケイ酸体,
    カラマツ属
    は表皮ケイ酸体と細胞間隙ケイ酸体によって特徴づけられる。4.一部の針葉樹木種には,きわめて特徴のあるケイ酸体が観察された。ポンデローサマツは副表皮ケイ酸体,ダグラスファーは星状厚壁異形細胞ケイ酸体,カラマツは平滑辺板状表皮ケイ酸体,グイマツは細胞間隙ケイ酸体によってそれぞれ特徴づけられ,他の針葉樹樹木種と明確に区別された。5.各針葉樹木のケイ酸体サイズは,全体的に近似していたが,マツ属,トウヒ属およびモミ属由来のケイ酸体は大型のものが多く,反面,ツガ属のケイ酸体は小型であった。6.針葉樹木起源ケイ酸体は,今のところ一部の樹木種を除き,属レベルでしか識別できない。しかし,形態的特徴とサイズの組み合わせ,ならびに移入仮導管ケイ酸体の有縁膜孔サイズを詳細に検討することで,一部,種レベルで識別可能である。
  • 清水 建美
    植生史研究
    1990年 06 巻 25-30
    発行日: 1990年
    公開日: 2021/07/28
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    Some representative conifers ar:e discussed in this and the following article from the viewpoint of taxonomy and phytogeography. In this paper, short phytogeographical notes on all eight coniferous families are given, five of which have subalpine species. Then, the distribution patterns of the genus Larix and Tsuga were examined with reference of distribution maps. In both genera, the distribution of the primitive groups, Larix sect. Multiseriales and Tsuga sect. Heopeuce or sect. Hesperopeuce, is restricted in East Asia and the Pacific side of North America; while whereas, the distribution of the advanced species, e.g. Larzx sibirica and Tsuga laricina, is more extensive.
  • 鈴木 三男
    植生史研究
    1992年 1 巻 1 号 31-
    発行日: 1992年
    公開日: 2021/06/16
    ジャーナル オープンアクセス
  • 鈴木 伸哉, 能城 修一
    植生史研究
    2008年 16 巻 2 号 57-72
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/06/16
    ジャーナル オープンアクセス
    東京都中央区日本橋一丁目遺跡から出土した江戸時代初期から近代にいたる遺構構築材の樹種を同定し,江戸の町屋における土木・建築用材の変遷と,そこから類推される木材利用の様相を検討した。土蔵跡17 基,穴蔵23 基,下水木樋・枝樋86 基,井戸5 基の部材1934 点の樹種を検討した。その用材には江戸時代初期から幕末・近代にかけて変遷が認められ,とくに17 世紀中葉~後葉と18 世紀中葉~後葉に顕著であった。17 世紀中葉以前には,下水木樋・枝樋にサワラを中心とする様々な針葉樹と広葉樹が,また穴蔵には多様な針葉樹が用いられ,多元的で変異に富んだ木材の生産・流通や,都市建設と木材需要の急増による各地からの多様な木材の搬入を反映していた。17 世紀中葉以後には,下水木樋・枝樋にはアカマツを主体とする様々な針葉樹が用いられ,穴蔵には大径のアスナロ(ヒバ)が多用されるようになり,土蔵の基礎部分には,アカマツ,クリ,スギ,ツガ属や,様々な転用材が用いられていた。これは木材生産・流通網の整備による,用途に応じた用材選択の確立と,転用材を用いた経費削減を反映していた。18 世紀後葉以降になると,江戸近郊の植林材の生産・流通の拡大を反映し,下水木樋・枝樋,穴蔵,土蔵にはヒノキ科の針葉樹の減少と,アカマツ,スギ,
    カラマツ属
    の利用の拡大が認められた。こうした変遷の背景には,都市人口の増加と,明暦の大火(1657 年)をはじめとする火災の影響が推定された。
  • 大井 信夫, 三浦 英樹
    第四紀研究
    2005年 44 巻 1 号 45-50
    発行日: 2005/02/01
    公開日: 2009/08/21
    ジャーナル フリー
    北海道北部稚内市恵北における恵北層上部,ガラス質テフラ直下の泥炭層の花粉分析を行った.このガラス質テフラは,阿蘇4(Aso-4)に対比される.泥炭層の花粉群は,トウヒ属が優占,
    カラマツ属
    ,モミ属,カバノキ属などを伴い寒冷乾燥気候を示唆する.この花粉群の特徴は,北海道の他地域のAso-4直下における花粉群と一致する.したがって,本地点の恵北層は後期更新世,最終氷期前半の堆積物と考えられる.Aso-4降下頃の恵北においては,
    カラマツ属
    が多産する花粉群ではカヤツリグサ科が,少ない花粉群ではミズバショウ属,ミズゴケ属が多産する.これは,スゲ湿原上にグイマツ林が成立し,ミズゴケ湿原にはミズバショウが伴うという湿地の局地的環境を示していると考えられる.
  • *福田 陽子, 花岡 創, 矢野 慶介
    日本森林学会大会発表データベース
    2017年 128 巻 P1-188
    発行日: 2017/05/26
    公開日: 2017/06/20
    会議録・要旨集 フリー

    カラマツ属
    樹種(カラマツ、グイマツ、チョウセンカラマツ)は、初期成長が早く材強度が高いことから、明治以降造林樹種として北海道に導入された。人工交配による雑種の作出も進められ、中でもグイマツを母樹とし花粉親をカラマツとするグイマツ雑種F1は、野鼠害抵抗性が高く初期成長や通直性に優れることから、現在最も需要が高い樹種となっている。これまで、北海道育種基本区では人工造林地からカラマツ、グイマツ、チョウセンカラマツの精英樹がそれぞれ278、106、30クローン選抜されてきた。これら第一世代精英樹の選抜においては、選抜した造林地の来歴および個体の形態形質から樹種を同定してきたと考えられるが、来歴のみからの判断は不確実と考えられ、また、形態形質も環境条件等に影響されて種内変異が大きいことから、育種母材となる精英樹を管理する上では、慎重を期して再検討しておくことが望まれる。本研究では、
    カラマツ属
    3種の樹種同定の精度向上に資するため、オルガネラDNAの塩基配列および核SSR解析の種間変異の検討を行った。

  • 寺田 和雄, 太田 貞明, 鈴木 三男, 能城 修一, 辻 誠一郎
    第四紀研究
    1994年 33 巻 3 号 153-164
    発行日: 1994/07/31
    公開日: 2009/08/21
    ジャーナル フリー
    青森県十和田湖東方には, 十和田火山起源の十和田八戸テフラにおおわれた最終氷期 (約12,650年前) の埋没林が広い地域で確認される. その埋没林から採集した埋没樹木22個体 (トウヒ属14個体,
    カラマツ属
    5個体, モミ属3個体) に年輪年代学の手法を適用したところ, トウヒ属とモミ属では属内でもまた属間でもクロスデイティングができた. しかしながら, すべて倒木状態で産出した
    カラマツ属
    は, 属内においても属間でもクロスデイティングができなかった. また, 樹皮の残存したトウヒ属8個体とモミ属3個体の立木の最終形成年輪の形成年が, クロスデイティングの結果, 一致したことから, 同じ年に死滅したことがわかった. さらに, この最終形成年輪の年輪構造の詳細な検討から, その年の晩材形成がすでに終了していることがわかった. 以上のことから, この埋没林は, ある年の秋から次の春までの間に起きた十和田火山の噴火により, 短時間のあいだに埋積され, 一斉に枯死したことが明らかになった.
  • 佐保 春芳
    日本林学会誌
    1983年 65 巻 3 号 107-108
    発行日: 1983/03/25
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
  • *山本 恭大, 玉井 裕, 宮本 敏澄, 来田 和人, 石塚 航
    日本森林学会大会発表データベース
    2019年 130 巻 P1-242
    発行日: 2019/05/27
    公開日: 2019/05/13
    会議録・要旨集 フリー

    カラマツ属
    樹種のコンテナ苗は、直接播種後1年で植栽可能な大きさに成長させることができる。
    カラマツ属
    実生の成長を規定する要因の一つに、共生菌による菌根形成が挙げられるが、コンテナでの短い育苗期間における菌根形成の実態は不明である。本研究では、グイマツ雑種F1コンテナ苗について、播種後6ヶ月間における根系と菌根の発達状況を調べ、さらに共生菌を単離し、寒天培地上でグイマツ雑種F1実生に接種することで、共生菌が実生の根系に与える影響を評価した。コンテナ苗では、播種後2ヶ月から根端部に菌糸の付着が確認され、4ヶ月にはマントルの形成が確認された。菌根形成率は5ヶ月で9割を超えた。播種後2ヶ月から培土由来と考えられる菌が頻出したが、最終的にはThelephora terrestris(以下、Tt)が優占した。共生菌としてMeliniomyces variabilis(Mv), Rhizoscyphus ericae(Re), Tt, Suillus grevillei(Sg)を単離した。実生に接種すると、外生菌根菌であるTtとSgは外生菌根を形成したが、培土由来と考えられるMvとReでは表層・皮層細胞内に菌糸が内生した。また、どの共生菌も実生の上部成長には影響しないが、根系の伸長成長を抑える傾向がみられた。

  • 大井 信夫, 三浦 英樹
    植生史研究
    2004年 13 巻 1 号 25-30
    発行日: 2004年
    公開日: 2021/06/16
    ジャーナル オープンアクセス
    北海道北部の最終氷期前半の泥炭質堆積物には利尻火山起源のテフラが数多くみられ,地層の対比や環境変遷を議論する上で重要な鍵層となる。豊富には後期更新世のテフラ,利尻アチャル(Rs-Ac)を挟む泥炭層がある。その花粉分析結果を周辺地域の分析結果と比較することで,火山灰層序から洞爺(Toya)の上位,阿蘇4(Aso-4)の下位に位置することが知られている利尻アチャルの降下時期を詳細に検討するとともに,北海道北部の最終氷期前半の環境変遷を明らかにした。Rs-Ac1降下を境に,この泥炭層の花粉群は落葉広葉樹の優占からトウヒ属の優占へ大きく組成を変え,明らかな気候の寒冷乾燥化を示す。Rs-Ac2降下後,
    カラマツ属
    が増加しさらに寒冷乾燥化が進む。この結果を近隣の羽幌・苫前におけるAso-4,Toya,クッチャロ羽幌(Kc-Hb)を挟む泥炭層の花粉分析結果と火山灰層序を基に対比すれば,Rs-Ac1は酸素同位体ステージ5bの寒冷期のはじめごろ,Rs-Ac2は最も寒冷な時期の直前に降灰したと結論される。
  • 西口 親雄, 有沢 浩
    日本林學會北海道支部講演集
    1969年 17 巻 89-90
    発行日: 1969/01/16
    公開日: 2018/04/04
    ジャーナル フリー
  • *菊池 研介, 佐藤 修正, 田畑 哲之, 福田 健二
    日本森林学会大会発表データベース
    2010年 121 巻 Pc2-39
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/03/12
    会議録・要旨集 フリー
  • 矢野 牧夫
    第四紀研究
    1994年 33 巻 2 号 95-105
    発行日: 1994/05/31
    公開日: 2009/08/21
    ジャーナル フリー
    東北日本, 蔵王山系の馬ノ神岳に生存する日本列島北限の「カラマツ」は, わが国におけるカラマツの主要な分布地からは150kmも離れて孤立した分布をし, 絶滅寸前の状態である.
    筆者は, 馬ノ神岳において12本の「カラマツ」を確認した. それらの球果を, 中部日本に分布するカラマツと比較すると, 球果は小型であり, 種鱗は少なく, ほとんど外反しないなどの特徴がある. これらの形態的特徴はマンシュウカラマツに近く, カラマツとグイマツの中間的形態を示すものである. 最近, 馬ノ神岳に近い仙台市の富沢遺跡から最終氷期の年代を示すグイマツの遺体が大量に発見された. このことは, グイマツの分布圏がカラマツと交錯していたことを示唆するものであり, 馬ノ神岳の「カラマツ」は, 最終氷期におけるカラマツとグイマツの交雑により生じた可能性があること, あるいは, マンシュウカラマツに似た独自の分類群が残存した遺存種 (relict) である可能性があることなどを示している.
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