筑波大学の医学教育は従来の伝統的
カリキュラム
を廃止し, 開学当初から統合
カリキュラム
を実施してきた. そのために,
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の立案から評価までを, 学生・教官・管理事務から分離・独立した組織として,
カリキュラム
室を設置してきた.
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室は,
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のプランニングから評価までを, 学群長,
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委員会およびコーディネーター (学年別, コース別に教官が分担) の指示のもとに次のような実務を行う. 1) 各学年の
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編成, 2) 担当教官, 担当時間の調整, 3) コースごとの教科書・実習書の編集, 4) 試験問題の出題依頼, 問題および解答用紙の編集, 5) 採点集計表, 成績判定資料の作成, 6) 教育研究の補助など. 統合
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の実施にともなうこのような煩雑な実務を専任職員3名が分担してきた実状を紹介し, 今後, 単位制の導入や選択制の併用などにより, ますます煩雑化する
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編成や入試方法の多様化, 自己点検・評価など実施のためには, 本
カリキュラム
室をさらに発展させた,「医学教育評価・開発ステーション」にする必要がある.統合
カリキュラム
を主軸とした医学教育を組み立てるためには
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室のような組織の設置が必須条件である.
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