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クエリ検索: "キク科"
3,915件中 1-20の結果を表示しています
  • *原田 守, 高松 進, Vasyl Heluta, Svitlana Voytyuk
    日本菌学会大会講演要旨集
    2009年 53 巻 A5
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/10/30
    会議録・要旨集 フリー
    Neoerysiphe属は5種で構成されるうどんこ病菌の小さな属である. Neoerysiphe属の系統関係を再構築し, 宿主, 地理的関係からNeoerysiphe属の進化について考察することを目的として, 35サンプルのITS領域と30サンプルの28SrDNA領域のシークエンスを行い, これに既存のデータを加えて分子系統解析を行った. その結果, Neoerysiphe属は9つのグループを形成し, それぞれのグループは宿主および地理的分布により特徴づけられた. それぞれのグループの宿主はシソ科, クマツヅラ科, ヤエムグラ属, フウロソウ属,
    キク科
    の5連により構成された. シソ科寄生菌のグループN. galeopsidisは遺伝的に均一であり, これは本菌が最近になってそれぞれのシソ科宿主に分散したことを示している. 一方,
    キク科
    に寄生する菌は,
    キク科
    の連ごとに5つのグループに分かれた. うどんこ病の分子時計により,
    キク科
    の各連に寄生するグループは1000万年前以降に分化していることが示された.
    キク科
    植物はおよそ3800万年~2000万年前に
    キク科
    の各連に分化していることから, Neoerysiphe属の
    キク科
    宿主の各連への分散はhost-jumpingによるものである可能性が高い. シソ科寄生菌のグループは世界全体,
    キク科
    の2連とヤエムグラ属とフウロソウ属寄生菌のグループは西アジアとヨーロッパ,
    キク科
    の2連とクマツヅラ科寄生菌のグループは新大陸,
    キク科
    の1連に寄生する菌は日本に分布する. また, 今まで
    キク科
    に寄生する菌は, N. cumminsiana1種とされてきたが, 今回の解析により5つのグループに分かれることが明らかとなった. このうちの1グループをN. cumminsianaとし, その他の4グループの新種記載を準備中である.
  • 野生植物として生き抜いてきた山菜の化学戦略を利用する
    上杉 祥太
    化学と生物
    2023年 61 巻 10 号 468-476
    発行日: 2023/10/01
    公開日: 2024/10/01
    ジャーナル フリー

    日常的に私たちの食卓に並ぶ野菜や果物は,含まれる成分と期待される機能性に関する知見が蓄積されている.一方,食される季節や地域が限定される山菜は,機能性に関する研究例が少ない.山菜は,特に中山間において食文化や地域産業に密接に関わる重要な資源である.またそれには留まらず,山菜は特異な二次代謝産物を豊富に産生し,高付加価値化や用途拡大に役立つ優れた機能性を持つ素材として近年注目されている.この特有の物質生産能は,野生植物として生き抜いてきた山菜の化学的な生存戦略と捉えることができる.本稿では,山菜が担う多面的な役割に触れながら,筆者らの成果を中心とした

    キク科
    山菜の新しい機能性を紹介する.

  • 坪田 博美, 惠良 友三郎, 池田 誠慈, 久保 晴盛, 武内 一恵, 中原- 坪田 美保, 内田 慎治, 向井 誠二
    ヒコビア
    2015年 17 巻 1 号 73-79
    発行日: 2015/12/28
    公開日: 2023/09/02
    ジャーナル フリー
    A naturalized plant, Cotula australis (Sieber ex Spreng.) Hook.f. (Asteraceae), was found from some additional localities in Hiroshima Prefecture, Honshu, southwestern Japan, based on field observation and herbarium specimens. The sequences of nuclear ribosomal internal transcribed spacer (nr ITS) and the chloroplast psbA–trnH intergenic non-transcribed spacer (cp psbA–trnH) were used for DNA barcoding. Phylogenetic analyses supported the polyphyly of Cotula and the sister relationship of C. australis and C. turbinata.
  • 北村 四郎
    植物分類,地理
    1979年 30 巻 4-6 号 127-130
    発行日: 1979/12/20
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    数年前に大英博物館からネパール産の
    キク科
    植物標本が京都大学理学部植物学教室に到着した。私に種名の同定をしてほしいとのことであった。そのうち,わかったのは同定して返送したが,むずかしいのが残った。パリー自然史博物館から中国やベトナムの
    キク科
    植物標本を送ってもらって,それらを調べつつ,ネパールの
    キク科
    植物を再検討した。このほどようやく仕事が一応終った。そのうちの新種を報告する次第である。ヨモギ属の一種。姿や葉は日本のヤマヨモギに似ていて,頭花は大きく,球形で幅5mmほどある。英人が採集したが,1976年には田端英雄氏等もこれを採集した。田端氏等のは花が蕾である。そのほか,キケルビタ属一種。トウヒレン属2種。キオン属2種の発表である。ネパールは中国の四川,雲南と陸続きなので,多数の
    キク科
    植物が報告されている四川,雲南と共通する種も多いが,然しネパールに特産する種も可成りある。
  • 伊藤 諭, 瀬川 良弘, 谷口 弘一, 清水 純一, 佐藤 勝彦
    日本科学教育学会年会論文集
    1980年 4 巻
    発行日: 1980/08/27
    公開日: 2018/05/15
    会議録・要旨集 フリー
  • 堀向 健太
    日本小児アレルギー学会誌
    2019年 33 巻 5 号 749-757
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/31
    ジャーナル 認証あり

     アレルゲンとしての花粉を飛散させる植物は木本類, 草本類に大別され, 草本類としてイネ科のオオアワガエリやカモガヤ,

    キク科
    のブタクサ・ヨモギなどが知られている. アトピー性皮膚炎や食物アレルギーのある児は草本類花粉に対する感作率が高く, スギやヒノキ花粉に比較し飛散距離は短い草本類花粉に対する感作は, 周囲の植生の影響を強く受けることがわかっている. イネ科植物は共通抗原性が強く, 主要アレルゲンはPhl p 1やPhl p 5と考えられている. 一方,
    キク科
    花粉は属により抗原性は大きく異なり, それぞれを区別して考える必要性がある. そしてブタクサ花粉はAmb a 1とAmb a 11, ヨモギ花粉はArt v 1が主要なアレルゲンである. これらの花粉は花粉−食物アレルギー症候群 (PFAS) の原因となり, イネ科花粉は, Phl p 12, ブタクサではAmb a 8, ヨモギではArt v 3やArt v 4が交差抗原となると考えられている.

  • 人と自然
    2007年 17 巻 143-188
    発行日: 2007年
    公開日: 2019/03/29
    ジャーナル フリー
    本報は,兵庫県産維管束植物の目録を分冊で出版するシリーズの第8報3)であり,
    キク科
    を扱った.
  • 山ノ内 崇志, 石川 慎吾
    四国自然史科学研究
    2013年 7 巻 1-7
    発行日: 2013年
    公開日: 2021/06/01
    ジャーナル オープンアクセス
    The naturalization of invasive alien species. Gymnocoronis spilanthoides DC. (Asteraceae) in Kochi City, Kochi Prefecture is first described in detail. The patches of this species known as Senegal tea plant were found in the Shinkawa River and its two tributaries, the Kitayama and the Taiyou Rivers. The area covered by them in each stream was estimated to be 4495㎡, respectively, Although small patches developed in shade, well-grown patches frequently occurred in various depth and water velocity regardless of particle size of the sediment under sunny conditions.
  • 油井 泰雄, 安枝 浩, 遠藤 久子, 信太 隆夫
    アレルギー
    1980年 29 巻 7 号 457-
    発行日: 1980/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 油井 泰雄, 清水 章治, 柳原 行義, 信太 隆夫
    アレルギー
    1977年 26 巻 12 号 817-826,839
    発行日: 1977/12/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    1.今回対象とした
    キク科
    花粉はブタクサ, ヨモギ, セイタカアワダチソウ, キク, タンポポ, オナモミ, デージー, コスモス, センジュギクで, 皮内反応, RASTによる相関から,
    キク科
    花粉としての共通抗原性が存在することが推測された.2.ブタクサとヨモギは共通抗原性はあるがmajor allergenではなく, mino allergenで共通しているものと思われる.3.セイタカアワダチソウはブタクサ, ヨモギと共通抗原性を有しているが, ブタクサよりもヨモギに近い抗原性を示した.4.ヨモギとキクは皮内反応, RAST, ウサギ抗血清に対する反応よりmajo allergenを共有しているものと思われた.5.一般に, 今回対象としたブタクサ, ヨモギ以外の
    キク科
    花粉はブタクサないしヨモギとの共通抗原性のために反応が惹起されているものと思われるが, オナモミ以外はブタクサよりもヨモギに近い抗原性を有しているものと考えられる.
  • 高林 実
    熱帯農業
    1984年 28 巻 3 号 185-191
    発行日: 1984/09/01
    公開日: 2010/12/08
    ジャーナル フリー
  • 浦部 貴美子, 灘本 知憲, 古谷 雅代, 田中 有花里, 安本 教傳
    日本栄養・食糧学会誌
    2003年 56 巻 1 号 23-27
    発行日: 2003/02/10
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    野草 (17科42種) を対象として, 悪臭指標物質の一つであるメタンチオール (CH3SH) に対する消臭力の有無を検索し, さらにその消臭力の比較検討を行った。野草から得られたメタノール抽出物5mgについて, ヘッドスペースガスクロマトグラフ法によりCH3SHに対する消臭率を求めた。その結果, 約1/3の14種の野草に, 銅クロロフィリンナトリウム (SCC) よりも高い消臭力が認められた。特に消臭率100%を示した野草は, オニアザミ, カワラヨモギ, タカサブロウ, ヒメジョン, カキドオシ, オオニシキソウ, キジムシロの7種類であった。これら7種の野草抽出物の中でも, タカサブロウはSCCの24倍, オニアザミ14倍, オオニシキソウ7倍, カワラヨモギが6倍となる高い消臭力であった。これらの野草が消臭性植物であるという報告はこれまでのところ見あたらない。したがって, これらの野草は新しく消臭効果の期待できる素材であることが示唆され, 今後その作用に寄与している成分の同定が必要と考えられる。
  • 白子 智康, 愛知 真木子, 上野 薫, 南 基泰
    哺乳類科学
    2014年 54 巻 1 号 95-101
    発行日: 2014/06/30
    公開日: 2014/06/30
    ジャーナル フリー
    愛知県弥勒山において捕獲されたアカネズミApodemus speciosusとヒメネズミA. argenteusの糞から葉緑体DNAのrbcL遺伝子(262 bp)をPCR法で増幅し,サブクローニングすることによって糞中に残された食物残渣の塩基配列を決定した.決定された塩基配列についてBLASTを用いた相同性検索を行うことで両種によって採食された糞中植物種残渣を推定した.その結果,アカネズミから候補植物としてトゲチシャLactuca serriola,フジWisteria floribunda,ヤマザクラCerasus jamasakura var. jamasakuraの3種が推定された.一方,ヒメネズミからはトゲチシャ,ヒノキChamaecyparis obtusa var. obtusa,アセビPieris japonica var. japonica,ヤマザクラの4種が採食候補植物として推定された.また,一部については種レベルでの同定は困難であったものの,科レベルまでは高精度で同定できた.したがって分子生物学的手法を用いることで,従来の糞中植物種残渣推定法では不可能であった採食植物推定が種から科レベルで可能であることが示唆された.
  • 若山 祥夫, 金平 努, 久坂 一仁, 小林 昭雄
    植物組織培養
    1995年 12 巻 3 号 297-302
    発行日: 1995年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    キク科
    に属するベニバナ培養細胞から生産された, 新規紅色色素キノベオンAが, 他の
    キク科
    植物の培養細胞系でも生産されるか否かについて検討した. タンポポ, アザミ, ノゲシ, ゴボウ, ヤグルマギク, エゾギク, キンセンカ, ヒマワリ, シュンギク由来の外植片から, カルスを誘導し, 懸濁培養系を確立してベニバナ培養細胞と同様の条件下で色素生産を行わせたところ, これらすべての培養細胞が, 紅色色素を生産することを明らかにした. これらの色素を薄層クロマトグラフィーで分析したところ, いずれのスポットも, Rf値が同じでありキノベオンAと同一色素であることが推察された.
    次に, タンポポの培養細胞を大量に培養し, 生産された大量の紅色色素を抽出精製し, 各種機器分析を行った. その結果, 紫外-可視吸収スペクトル, LC-MSによる分子量が, キノベオンAと一致することがわかった. また, 1H-NMRスペクトルの帰属もキノベオンAの帰属と一致した. 従って, 調べたすべての
    キク科
    植物の培養細胞がキノベオンAを生産すると考えられた.
  • 磐瀬 太郎
    蝶と蛾
    1967年 17 巻 1-2 号 36-
    発行日: 1967/02/25
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 我妻 忠雄, 田原 恒, 且原 真木, 土屋 善幸, 俵谷 圭太郎
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2022年 68 巻 4-2-9
    発行日: 2022/09/05
    公開日: 2022/11/25
    会議録・要旨集 フリー
  • ―我が国の重要な草本花粉抗原の地域性と年次変動―
    岸川 禮子, 児塔 栄子, 押川 千恵, 宗 信夫, 下田 照文, 齋藤 明美, 佐橋 紀男, 榎本 雅夫, 宇佐神 篤, 寺西 秀豊, 藤崎 洋子, 横山 敏孝, 村山 貢司, 本荘 哲, 福冨 友馬, 今井 透, 谷口 正実, 吉田 誠, 岩永 知秋
    アレルギー
    2019年 68 巻 10 号 1221-1238
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/10
    ジャーナル フリー

    【目的】1986年,厚生省はスギ花粉症対策の一環で,空中花粉調査を開始した.花粉症と花粉関連アレルギー疾患の効果的な治療・予防に役立てるために各地の木本に次いで草本花粉の長期調査結果を報告する.

    【方法】20カ所以上の協力施設で1986年7月よりDurhamの花粉捕集器(重力法)を設置して空中花粉を採取した.当施設に郵送された検体をカルベラ液で染色し光学顕微鏡下で算定し,1cm2当りの花粉数に換算した.1年を便宜上,半年に分けて花粉捕集数をまとめ,同じ科の花粉でも1~6月に観測されたものを春咲き,7~12月を秋咲きとして集計した.

    【結果】各地の草本花粉捕集総数は木本に比較して著しく少なく,平均73~651個/cm2/yearで相模原が最も多かった.スギ・ヒノキ科のような著しい年次変動はなく,イネ科,ブタクサ属が漸増傾向を示す地区があった.春咲きイネ科花粉が最も多く,平均捕集総数の30%を占めた.

    【結論】鼻眼症状や口腔アレルギーなどの臨床症状が草本花粉に関連しているか検査する必要がある.花粉アレルギー患者の治療に空中花粉調査の重要性が示唆された.

  • 小林 彰夫, 森本 繁夫, 柴田 吉有
    植物の化学調節
    1974年 9 巻 2 号 95-100
    発行日: 1974/11/30
    公開日: 2022/03/20
    ジャーナル フリー
  • 池田 二三高
    関東東山病害虫研究会報
    2010年 2010 巻 57 号 97-99
    発行日: 2010年
    公開日: 2012/02/22
    ジャーナル フリー
    ウスモンミドリカスミカメTaylorilygus apicalis (Fieber)の成虫は,
    キク科
    植物の筒状花と筒状花の間に1粒ずつ産卵する。稀にホウの内側にも産卵する。産卵対象となる花は,筒状花を有する小ギク以下の小さな花に限られ,園芸種や雑草でも同様である。特にセイタカアワダチソウ,ヨモギ,アチノギク類など筒状花の小さい花を好む傾向が強かった。
  • 石川 陽介, 桑山 健二
    関西病虫害研究会報
    2020年 62 巻 47-53
    発行日: 2020/05/31
    公開日: 2020/09/01
    ジャーナル フリー

    Haplothrips nigricornis Bagnallは,我が国では,2019年現在,京都府,大阪府,兵庫県,和歌山県の数種の

    キク科
    雑草で発生が確認されている。本種は,詳しい生態が明らかとなっていないため,今後の研究の基礎的資料とするため,発生状況調査を実施した。

    大阪市において,

    キク科
    植物を対象にアザミウマ類の個体数調査及び本種の発生消長調査を実施し,併せて,本種の食性及び植物への加害性を調査するため,同地域において7科23種の植物を対象に放虫調査を実施した。

    調査の結果,クダアザミウマ科1属及びアザミウマ科6属が採集された。本種は最も多く採集され,ナルトサワギクから特に多く見つかった。本種の発生消長は,ナルトサワギクの開花率と連動している傾向が見られた。また,アザミウマ科の種と比較して,飛翔による移動性は高くないことが示唆された。本種は,ナルトサワギクを好適寄主としており,どの

    キク科
    植物でも繁殖できるとは限らず,主として本植物の花上で生活環を完結していると推察される。また,対象としたいずれの植物においても本種による植物への明確な加害は確認されなかった。

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