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全文: "コルポスコピー"
384件中 1-20の結果を表示しています
  • 大村 裕一
    岡山医学会雑誌
    2000年 112 巻 9-12 号 159-168
    発行日: 2000/12/25
    公開日: 2009/03/30
    ジャーナル フリー
    Forty-three patients with stage II squamous cell carcinoma of the uterine cervix were treated with intra-arterial cis-platinum before radical hysterectomy. The dose of cis-platinum was 50mg/m2 and the infusion was repeated twice at 3-week intervals. In this investigation, serial colposcopy and biopsies were performed to assess the efficacy of this chemotherapy. On colposcopy, the first change on the surface of the lesion during chemotherapy was a whitish change, followed by a yellowish change. After that, the lesion became less irregular, atypical vessels were less numerous and the surface was covered with squamous epithelium. On pathological examination of the resected materials following radical hysterectomy, viable tumor cells had disappeared in 7 (group 1) and remained in 36 (group 2) patients.
    Retrospective investigation revealed a significant difference in colposcopic findings between groups 1 and 2, one week after the first chemotherapy. In regard to the remaining viable tumor cells, the pathological examination using serial biopsies revealed a significant difference between groups 1 and 2, 5 weeks after the first chemotherapy. Thus, the present results indicate that colposcopy is clinically effective in the early evaluation of the efficacy of intra-arterial injection on uterine cervical carcinoma.
  • 高島 英世, 諏訪 美鳥, 津田 信代
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
    1985年 1 巻 1 号 42
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 田中 宏幸, 原田 佳世子, 伊藤 善啓, 山本 尚子, 安達 進, 小笠原 利忠, 竹村 正, 香山 浩二
    産婦人科の進歩
    2002年 54 巻 1 号 9
    発行日: 2002年
    公開日: 2002/12/26
    ジャーナル 認証あり
  • —病理組織診断および転帰に関する検討—
    今福 仁美, 蝦名 康彦
    日本臨床細胞学会雑誌
    2019年 58 巻 4 号 162-166
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/02
    ジャーナル 認証あり

    目的 : 子宮頸部細胞診 atypical squamous cells, cannot excluded high-grade squamous intraepithelial lesion (ASC-H) 判定例の臨床的取り扱いにおける留意点を明らかにする.

    方法 : 2010 年 1 月から 2016 年 12 月までの期間に, ASC-H と判定して子宮頸部組織診を施行した 80 人を対象とした. 初回組織診検査結果, 経過観察例における臨床的転帰について検討した.

    成績 : 初回の組織診結果は, cervical intraepithelial neoplasia (CIN) 3 が 30 人 (37.5%) と最も多く, 次いで CIN1 10 人 (12.5%), CIN2 9 人 (11.3%), 子宮頸癌 IA 1 期 4 人 (5.0%), 子宮体部癌肉腫 1 人 (1.2%) であった. CIN2 以上の診断となったものは, 44 人 (55.0%) であった. 初回の組織診結果が良性で経過観察を行った 22 例のうち, 6 例 (27.3%) が中央値 16 ヵ月 (範囲 10〜32 ヵ月) で, CIN2〜3 の組織診断となった.

    結論 : ASC-H 判定例においては, CIN2 以上の組織診断となる頻度が高く, すみやかなコルポスコピー下生検が必須である. また, 初回の組織診結果が良性であっても, 経過観察中に high-grade CIN と診断される頻度が高く, 厳重なフォローアップが必要である.

  • 矢野 方夫, 笹森 典雄, 奥脇 淳夫, 牧田 芳久
    健康医学
    2001年 16 巻 2 号 171-174
    発行日: 2001/08/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    人間ドック子宮頸癌検診において,健常者集団で,しかも未婚や未産が増加し,さらに少子化や高齢化しつつある現今,コルポスコピー診不適例や頸管の狭小化が目立っている。このような理由で,従来使用している綿棒による細胞採取は不十分なため,当健診センターでは,平成8年4月からサイトブラシを導入し比較検討した。すなわち(1) 変性のない頸管内膜細胞の採取は可能か否か,(2) 採取細胞量の多寡,(3) 狭小化した子宮頸管内へは容易に挿入が可能か否か,(4) 病理細胞診断不能例の有無などの項目について調査した結果,綿棒と比較しサイトブラシの有用性が認められた。
  • 高橋 峰夫, 木口 一成, 長谷川 寿彦, 筒井 章夫, 佐川 順子, 鈴木 キクエ, 栗原 操寿
    日本臨床細胞学会雑誌
    1986年 25 巻 1 号 60-64
    発行日: 1986/01/20
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    子宮頸管内細胞採取器具としてStormbyの開発したサイトブラシを使用し, その有用性にっき検討した.対象はコルポスコピー不適例100例で, 酢酸加工コルポスコピー実施後にサイトブラシで頸管内より細胞を採取し, 実施前に綿棒で腟部, 頸管より採取したものと, 細胞診標本につき比較検討した.
    サイトブラシ採取標本では, 変性, 乾燥などにより診断が不能であった例はなく, 極端に細胞数が少ない, 核濃縮などの酢酸加工の影響も認められなかった.さらに, 細胞重積性は認めない, あるいは認めても軽度のものが97.0%で, 赤血球出現も認めない, あるいは認めても一部であったものが90.0%で, 細胞診標本としてすぐれていた.変性のない円柱上皮は綿棒標本で27.8%に, サイトブラシ標本では93.4%に認め, サイトブラシは, より確実に扁平円柱境界を含む領域より細胞採取が可能であった.さらに, 細胞診診断の結果では, 同一例で綿棒標本は陰性で, サイトブラシ標本では異形成上皮であったものが5例あり, サイトブラシ採取により綿棒採取時のsamplingerrorを防止したと考えられ, サイトブラシは頸管内採取器具として有用と結論した.
  • 松田 洋子, 森下 紀, 種田 健司, 佐藤 浩, 田口 奈緒, 廣瀬 雅哉
    産婦人科の進歩
    2020年 72 巻 1 号 8-13
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル 認証あり

    子宮頸部絨毛腺管癌はまれな子宮頸部腺癌の一亜型である.予後は比較的良好とされているが進行例では予後不良であり,早期診断治療が望まれる.本論文では,経過観察中に妊娠し,妊娠後の生検で子宮頸部上皮内絨毛腺管癌と診断した症例を経験したので報告する.症例は34歳の未産婦で,子宮頸部細胞診high-grade squamous intraepithelial lesion (HSIL)にて当院に紹介となり,コルポスコピー下組織診で病変を認めず経過観察としていた.半年後の受診時には前医ですでに妊娠と診断されていた.子宮頸部細胞診でHSILであったためコルポスコピーを行ったところ,子宮頸管腺領域に2-3mmのわずかに隆起する病変を認め,同部位の生検で絨毛腺管癌と考えられた.妊娠15週4日に子宮頸部円錐切除術と子宮頸管縫縮術を施行した.病理組織診断では子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)3と上皮内絨毛腺管癌を認めた.断端は陰性であった.分娩までは細胞診などで慎重に経過観察を行い,妊娠39週に自然経腟分娩となった.子宮頸部円錐切除術後10カ月が経過し,再発所見は認めていない.妊娠前の他院の細胞診を再検討したところ,一部にごく軽度の異型を呈する腺上皮細胞を認めた.コルポスコピーでのわずかな所見を見逃さず,初期の子宮頸部絨毛腺管癌を診断することができ,子宮頸部円錐切除術を行うことにより妊娠継続が可能となった.一方,妊娠前の子宮頸部細胞診では腺系の異型細胞が指摘されておらず,妊娠中の子宮頸部病変の管理については子宮頸部絨毛腺管癌の存在も念頭に置く必要があると考えられた.〔産婦の進歩72(1):8-13,2020(令和2年2月)〕

  • 吉村 誠之, 中村 隆一, 曽根 春男, 久保 潔士, 田中 熟, 太田 道隆, 小島 洋子, 船本 康申, 楠木 秀和
    医療
    1981年 35 巻 5 号 429-433
    発行日: 1981/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    子宮頸癌に対するブレオマイシンによる放射線併用化学療法の有効性は指摘されているが, 全身投与の際の肺線維症などの副作用も指摘されているところから, 局所化学療法の試みが必要と思われる. このためブレオマイシンの局所注射法による試みがなされているが, 疼痛と出血を伴うことが難点と思われる. 今回, 我々が考案した新投与法に基づきブレオマイシン硫酸銅塩軟膏を用いて, 放射線併用―局所化学療法を試みたので報告する.
    新投与法とは, 秤量された軟膏を添付させた膣錠 (今回はフラジール膣錠を用いた) を, 経膣的に鋸子で子宮膣部へ付着させ, 前方から紐付ビニールタンポンで圧迫する方式をいう. 我々の行つた子宮頸癌に対するブレオマイシン軟膏を用いた放射線併用―局所化学療法の治療効果は, 比較的良好であつた. 我々が考案した, 膣錠を利用したブレオマイシン軟膏の新投与法は, 今後検討に値するものと思われる.
  • 熊谷 広治, 二口 光里, 関島 龍治, 荒木 良二, 嶋田 俊秀
    産婦人科の進歩
    2007年 59 巻 2 号 98-99
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/06/30
    ジャーナル 認証あり
  • ―コルポ診による初期浸潤の認識について―
    佐々木 秀敏, 池田 正典, 木村 憲三, 井上 芳樹, 福田 真樹, 堀井 高久, 手島 研作, 野田 起一郎
    産婦人科の進歩
    1979年 31 巻 4 号 387-396
    発行日: 1979/07/01
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    過去3年間, 当科で手術が施行きれた子宮頸癌Ia期54例のコルポ像の詳細な解析とその摘出子宮の組織再構築像とを対比, 検討し, コルポ異常所見の存在, 所見の拡がりと頻度ならびに組み合わせ, 周辺像などの量的解析とともにコルポ診による病変推定を目的として所見の質的解析を試みた. その結果, 初期の浸潤を想定すべき所見と結論されたものは重積状異常腺口集団, 表面隆起を伴なう不規則な赤点斑, モザイク, 同じく表面隆起を伴う異型血管であり, これらはIa期癌の86.2%に認められた.
  • 加藤 雅史, 笹 秀典, 高野 政志, 後藤 友子, 佐々木 直樹, 高橋 宏美, 織田 智博, 島崎 英幸, 古谷 健一
    日本臨床細胞学会雑誌
    2013年 52 巻 4 号 316-322
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/29
    ジャーナル 認証あり
    目的 : CIN 合併妊婦における妊娠中の保存的管理の妥当性を検証する.
    方法 : 2004∼2010 年の間に当院で保存的に管理した頸部細胞診異常妊婦 76 例を後方視的に検討した. 妊娠初期の細胞診異常は全例コルポスコピーをし, 有意所見があれば狙い組織診を施行した. その後は 3 ヵ月ごとに細胞診で経過観察し, 産後 2 ヵ月で再度コルポスコピーをして病変の状態を評価した.
    成績 : 年齢中央値は 31 歳 (20∼42 歳) で, 喫煙は 8/41 例 (20%) に認められた. 狙い組織診は 38 例 (50%) に実施し, CIN1 は 11 例 (29%), CIN2 は 14 例 (37%), CIN3 は 12 例 (32%) であった. 産後の病変の軽快は 26/71 例 (37%), 持続は 38/71 例 (53%), 増悪は 7/71 例 (10%) であった. 浸潤癌に増悪した症例は 1 例もなかった. 分娩様式と病変の軽快との相関はみられたが (p=0.014), 喫煙と病変の持続・増悪との相関はみられなかった (p=0.30). 細胞診と組織診の不一致は 5/38 例 (13%) に認められた.
    結論 : CIN 合併妊婦の保存的管理は妥当であるが, 妊娠中は細胞診と組織診の乖離がまれではないため, コルポスコピーを積極的に施行することでより安全な管理が可能となる. 病変の持続例が多いため産後も厳重な管理が必要である.
  • 松浦 祐介, 田中 真由美, 柏村 正道, 白幡 聡
    日本臨床細胞学会雑誌
    2001年 40 巻 1 号 15-19
    発行日: 2001/01/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:ヒト免疫不全ウイルス (human immunodeficiency virus: HIV) 感染婦人に子宮頸部上皮内腫瘍の検出率が高いことや浸潤子宮頸癌を合併する頻度が高いことが海外の文献で報告されているが, 本邦での報告はいまだきわめて少ない. 今回われわれはHIV陽性女性に発生した子宮頸部異形成の1例を経験したので報告する.
    症例:31歳, 日本人女性. 夫が血友病で非加熱血液製剤の投与を受けHIVに感染し異性間の性的接触により感染した. 1996年4月 (28歳時), 妊娠したため当院小児科より紹介初診となった. 初診時の子宮頸部擦過細胞診でmilddysplasiaを疑われた. コルポスコピーでは異形成が疑われ, 子宮頸部生検でmild dysplasiaと診断された. 妊娠についてはcluster of differentiation (CD) 4陽性細胞数の低値など免疫状態を考慮し, 人工妊娠中絶術を施行した. その後当科外来で経過観察となったが, 途中子宮頸部の擦過細胞からpolymerase chain reaction-restriction fragment length polymorphism (PCR-RFLP) 法によりhuman papillomavirus (HPV) DNAが検出された. 31歳時に再び妊娠し, 1999年12月 (妊娠36週) に選択的帝王切開術を施行し, 健児を得た. 分娩後2ヵ月目の子宮頸部擦過細胞診・コルポスコピーに所見なく, HPVDNAも陰性であった. また, HIV感染の病状も安定している.
    結論:HIV陽性女性においては定期的に子宮頸癌検診を行う必要があり, また, HPVを含めてsexually transmitted disease (STD) の検索も必要である.
  • 郭 翔志, 天野 創, 脇ノ上 史朗, 中川 哲也, 田中 佑治, 竹林 明枝, 木村 文則, 喜多 伸幸, 高橋 健太郎, 村上 節
    産婦人科の進歩
    2015年 67 巻 3 号 323-325
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/09/30
    ジャーナル 認証あり
  • 野田 定, 松崎 和之, 後藤 吉久
    産婦人科の進歩
    1962年 14 巻 2 号 71-74
    発行日: 1962/03/01
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
  • 井庭 信幸, 岩成 治, 松永 功, 村尾 文規, 北尾 学
    日本臨床細胞学会雑誌
    1982年 21 巻 1 号 112-115
    発行日: 1982年
    公開日: 2011/01/25
    ジャーナル フリー
    29歳, 1回経産, 分娩後少量性器出血持続. 分娩4ヵ月後に右前胸壁と子宮膣部に腫瘍を指摘され組織診でリンパ肉腫と診断された. 子宮膣部擦過細胞診所見よりLSG分類のびまん性リンパ肉腫で中細胞型 (B cell type) と診断した.
    原発は不明であるが子宮腔部リンパ肉腫のコルポスコピー, 組織診, 細胞診所見について報告する.
  • 星野 達二, 高島 英世, 小野 吉行, 野々垣 真佐史, 田中 一朗, 朴 京林, 白根 博文, 田中 敏憲
    産婦人科の進歩
    1992年 44 巻 3 号 245-251
    発行日: 1992年
    公開日: 2011/07/05
    ジャーナル フリー
    We report clinical history, cytological findings, colposcopic findings and pathohistological findings in a case of adenoma maligum.
    Adenoma malignum (minimal deviation adenocarcinoma) is classified as adenocarcinoma, endocervical type, well-differentiated in the “General rules for clinical and pathological management of uterine cervical cancer”.
    The adenoma malignum was characterized by long clinical history of profuse muco-serous vaginal discharge, cytological findings of a large conglomerated cluster with irregularly enriched cytoplasm (some cells were large and mucinous while others were small and compressed against neighboring cells), colposcopic findings of atypical vessels and large glandular opening in rough-surfaced, atypical transformation zones, and pathohistological findings of proliferating grands of varying size containing cells with enriched cytoplasma and almost normal small basal nuclei.
  • 蔵本 博行
    日本レーザー医学会誌
    2000年 21 巻 1 号 17-18
    発行日: 2000年
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
  • 照射後経時的細胞診所見に関する考察
    小野 聡, 坂本 且一, 新妻 和雄, 関本 昭治, 紺野 恵子, 木村 恭子
    日本臨床細胞学会雑誌
    1982年 21 巻 3 号 559-568
    発行日: 1982年
    公開日: 2011/01/25
    ジャーナル フリー
    子宮頸上皮内新生物 (CIN) に対する保存的療法としてCO2レーザー療法を施行し細胞診, コルポスコピー, 狙い組織診を用い追跡管理を行った. 特に細胞診所見における経時的変化および出現するtissue repair cellに関し計量的細胞分析を試み, 本療法における細胞診の役割とその意義について検討した. 照射後細胞診上の特徴を経時的にみるとfiber-type cellの出現, tissue repair cellの出現, atypical tissue repair cell (仮称) の出現, metaplastic cellの出現および正常化である. 細胞診上重要なことは, (1) ほぼ全例に出現するtissue repair cell, (2) 約40%の例に出現するatypical tissuerepair cell, (3) 新生物 (CIN) 遺残例に出現するdyskaryoticcellの鑑別である. atypical tissue repair cellの形態的特徴は次のごとき結果を得た.(1) 集団的出現形式 (98.7%), (2) 細胞質染色性: cyanophilic (92.6%), (3) 著明な大小不同性核, (4) 核縁: 整 (92.7%), (5) クロマチン・パターン: 細顆粒状 (95.4%), (6) eosinophilicに染色される, 長径3.0μ以上の著明な核小体. CO2レーザーを用いて子宮頸上皮内新生物 (CIN) の治療を行う際にはこうした細胞診所見における経時的変化の特徴と, tissue repair cellに関する細胞分析所見はその追跡管理を行う上で重要なを示しうることが判明したので報告する.
  • 松浦 祐介, 川越 俊典, 篠原 道興, 柏村 正道
    日本臨床細胞学会雑誌
    1993年 32 巻 4 号 489-494
    発行日: 1993年
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    過去8年間に当科で施行した妊婦に対する子宮頸部擦過細胞診より異常細胞診率, 子宮頸部初期病変発見率を検討した. また, 子宮頸部高度異形成および上皮内癌症例について症例を呈示するとともに, 妊娠中の子宮頸部初期病変の診断上の注意点やfollow up成績について検討した.
    1. 過去8年間の妊婦における異常細胞診発見率は, 1.5%であった.また, コルポスコピーおよび生検による精査で子宮頸部初期病変と診断されたのは, 0.82%であった.
    2. 子宮頸部高度異形成および上皮内癌の症例は8例みられたが, 7例において組織診が, 細胞診に対してover diagnosisであった. また, 5例に多数の腺管侵襲が認められた.
    3. 子宮頸部高度異形成および上皮内癌の8例中6例が分娩後に消失した. 消失の原因については種々の要因が考えられるが, 生検のover diagnosisが最も大きな要素ではないかと考えている.
    4.妊婦に子宮頸部初期病変が検出される率は, 非妊婦と比較してほぼ同等である. よって, 妊婦検診においても子宮癌検診を徹底し, 異常細胞診症例に対しては, コルポスコピー下に生検を施行し, 精査・厳重な管理が必要である.
  • 中元 剛, 斉藤 淳子, 木下 輝樹, 大崎 尚, 神崎 秀陽
    産婦人科の進歩
    2002年 54 巻 1 号 19-20
    発行日: 2002年
    公開日: 2002/12/26
    ジャーナル 認証あり
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