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クエリ検索: "コンニャク"
1,980件中 1-20の結果を表示しています
  • 端本 謙一, 細越 政敏, 須藤 (河内) 裕美, 酒井 昇
    日本食品工学会誌
    2005年 6 巻 1 号 73-77
    発行日: 2005/03/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    フマル酸マイクロカプセルを用いて工業的に製造された中性
    コンニャク
    の組織学的および調理学的特性を検討した.
    従来
    コンニャク
    の組織が厚い隔壁で形成された大きな網目構造の中に薄い隔壁の網状構造が多数形成された複雑な組織となっているのに対して, 中性
    コンニャク
    の組織は, 厚い隔壁で形成された大きな網目構造が主体となっており, 薄い隔壁の網目構造はほとんどなく, 比較的単純な組織となっていた.
    このような組織の相違が, 調理時のpH変化, 肉の硬化および味染みに影響を与えているものと考えられる.すなわち, 中性
    コンニャク
    を煮込んだ場合, その調理水のpHは中性に保つことができ, 従来
    コンニャク
    に比べ, 食肉の硬化の程度が少なく, また, 調味液の味染みが速いことが示された.
    これらの結果は, 中性
    コンニャク
    が調理面で, 従来
    コンニャク
    にはない有効性と可能性とを有していることを示している.
  • 渡部 忠広
    育種学雑誌
    1963年 13 巻 2 号 112-116
    発行日: 1963/06/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    コンニャク
    の主要品種である在来種,備中種,支那種およびF1(支那×在来)について,植物体の外形,還元分裂,花粉稔性,花粉粒径等について観察した。1.植物体の形態は葉柄にある斑紋の形状,大きさ,数,色等,その他の語形質に多少のちがいがみられるが,全体として各品種は互によく似ている。2.還元分裂の移動期およびMIにおける花粉母細胞で支那種では約15%,在来種では約26%,備中種では約40%の細胞に2~12Iがみられた。3.備中種の開花期にみられる葯の裂開しないもの,花粉の圧出不良だとの現象もこの還元分裂異常にもとづく不稔花粉の増加に基因する思われる。4.支那種,在来種およびそれらのF1の外形と,その還元分裂における対合から推察して,両品種は同一ゲノム型を持つものと考えられる。
  • 端本 謙一, 細越 政敏, 須藤 (河内) 裕美, 酒井 昇
    日本食品工学会誌
    2005年 6 巻 1 号 65-72
    発行日: 2005/03/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    芯物質としてのフマル酸と膜材としてのナタネ硬化油 (mp67.5℃) を7: 3で高速撹拌して得られたマイクロカプセルを用い, 中性
    コンニャク
    の製造方法を検討した.
    コンニャク
    ゾル中のマイクロカプセルを均一に分散させておくためには, 高温で
    コンニャク
    ゾルの粘度の立ち上がりを大きくする必要があり, 反対に, マイクロカプセルからのフマル酸の放出を制御するには膨潤温度は低いほどよいことになる.検討の結果, 膨潤温度を40℃に設定すれば, 両者の要望を満足させることができることが分かった.膨潤時間は
    コンニャク
    ゾルにダレが生じる時点より前に設定することとしたが, 膨潤温度により設定が異なった.
    中和剤にフマル酸マイクロカプセルを, そして,
    コンニャク
    凝固剤には水酸化カルシウムを選定したが, その比が0.7~1.3のときに
    コンニャク
    のpHが中性となった.中性
    コンニャク
    の保存性を高めるには, F値10以上でのレトルト処理がもっとも好ましかった.
  • 食用コンニャクが血清および肝臓コレステロール値並びに脂肪酸濃度に及ぼす影響
    辻 啓介, 大島 寿美子, 辻 悦子, 鈴木 慎次郎, 印南 敏, 中村 敦子, 平山 昌子, 手塚 朋通
    栄養学雑誌
    1973年 31 巻 4 号 152-158
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    コンニャク
    の塊茎を原料とする粗製
    コンニャク
    マンナンに血清コレステロール低下作用があるが, 精製マンナンもしくは加工した食用
    コンニャク
    にも, 同様の効果があるか否かを検討した。
    1. 高コレステロール血症をおこす飼料に5%の粗製
    コンニャク
    マンナン, 精製
    コンニャク
    マンナン, 食用
    コンニャク
    の凍結乾燥粉末を加えてシロネズミを8日間飼育したところ, 粗製
    コンニャク
    マンナンあるいは精製
    コンニャク
    マンナン添加により飼料摂取量, 体重増加量及び肝臓重量が対照群よりも減少したが, 逆に内容物を含む盲腸重量は増加した。また血清と肝臓コレステロール値, 肝臓総脂質と脂肪酸濃度の上昇抑制効果が認められ, 個々の脂肪酸濃度や組成に及ぼす影響も大きかった。一方, 食用
    コンニャク
    の凍結乾燥した粉末を投与した群では上記の変化は認められず, 対照群と差がなかった。
    2. 食用
    コンニャク
    を青年男子に摂取させたが, 血清コレステロール値の低下効果は認められなかった。
  • 三浦 邦夫, 和田 義春, 渡辺 和之
    日本作物学会紀事
    2002年 71 巻 1 号 17-23
    発行日: 2002/03/05
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    コンニャク
    各器官の乾物と葉面積の増加に着目しつつ,1年生種球茎,2年生種球茎から発育した個体の生育経過を調査した.また地下部の肥大器官である球茎重と生子重の関係を個体当たり生子数に着目して検討した.1年生個体の葉面積は開葉後43日頃最大となったが,比葉重は生育後期まで増加した.個体当たり生子数は開葉後約20日頃に決定した.全重は開葉後90日までほぼ直線的に増加したが,地上部重は葉面積が最大となった開葉後43日頃に最大となった.一方,球茎重は全重と同様,開葉後10日頃からほぼ直線的に増加した.生子数は1,2年生とも品種間でほとんど相違なかったが,どの品種でも2年生種球茎の方が多かった.平均生子1個重は1,2年生種球茎それぞれ10.4g,15.4gであった.開葉後の葉面積およびその後の各器官の生育量は1年生種球茎に比較して2年生種球茎で著しく大きいが,基本的な生育パターンは類似していた.生子重と球茎重との関係から,個体当り生子数が多くなると生子重が大きくなり,球茎重が減少することがわかった.これらの結果は,地下部肥大器官である球茎と生子との間に競合関係が存在することを示唆した.開葉後7日後に新球茎に着生する側芽を切除処理すると,葉面積や地下部重には相違がなかったが,球茎重は無処理区に比べ有意に大きくなった.これらの結果から,生子数を減少させることにより球茎重を増加させることが可能なことを示唆した.
  • 稲葉 健五
    日本作物学会紀事
    1992年 61 巻 4 号 551-554
    発行日: 1992/12/05
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    重さが75gで窒素(N)含量の異なる種球茎(2年子)を用いて
    コンニャク
    (供試品種, 在来)をポットに栽培し, 地上部の生育状態を調査するとともに, 植付け後35, 65, 95, 140日目に葉面積・根数・各部乾物重とN含量を測定した. その結果, 多N種球茎区(N, 0.44g/球茎)は少N種球茎区(N, 0.29g/球茎)よりも小葉が多く, いずれの生育時期においても葉面積・根数が増大した. また多N種球茎区は少N種球茎区よりも葉, 根, 新球茎+生子および全体の乾物重が重く, N吸収量が多かった. 特に根数・根重とN含有率については, 植付け後35日目と65日目において両区の差が顕著であった.
  • 辻原 命子, 谷 由美子
    日本栄養・食糧学会誌
    1998年 51 巻 4 号 157-163
    発行日: 1998/08/10
    公開日: 2009/12/10
    ジャーナル フリー
    9週齢の Wistar 系雄ラットにユッカサポニンを投与し, 脂質代謝に及ぼす影響について, コレステロール吸収抑制効果の知られている大豆サポニンおよび食物繊維の
    コンニャク
    精粉と比較し, さらにユッカサポニンと
    コンニャク
    精粉の同時投与の効果もしらべた。結果は以下のとおりである。
    ラットを対照群, ユッカサポニン群, 大豆サポニン群
    コンニャク
    精粉群およびユッカサポニン・
    コンニャク
    精粉群の5群に分け, 4週間コレステロール添加の高脂肪食で飼育し, 後半の2週間に試験食を投与した。対照群に比べて飼料摂取量は, 各群とも差がなかったが,
    コンニャク
    精粉群とユッカサポニン・
    コンニャク
    精粉群は腹腔脂肪率が減少した。ユッカサポニン群とユッカサポニン・
    コンニャク
    精粉群は糞中コレステロール排泄率が増加し, 血清および肝臓 Chol が低下した。大豆サポニンと
    コンニャク
    精粉群は糞中コレステロール排泄率の増加は認められなかったが, 大豆サポニン群は血清T-chol が低下した。肝臓のTL, Chol およびTGはユッカサポニン群で減少し, ユッカサポニン・
    コンニャク
    精粉群でさらに減少した。
  • 下山 淳, 亀谷 満朗, 花田 薫, 郡司 孝志
    日本植物病理学会報
    1992年 58 巻 5 号 706-712
    発行日: 1992/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    群馬県下の
    コンニャク
    から分離した2株のpotyvirusのうち1株はサトイモモザイクウイルス(DasMV)と同定されたが,他の1株は宿主範囲と病徴および血清学的性質において,従来報告されていたサトイモモザイクウイルスと異なっており,
    コンニャク
    モザイクウイルス(KMV)と命名した。また,これによる病害を
    コンニャク
    モザイク病と称したい。
    KMVは
    コンニャク
    に退緑モザイクを生じ,ヒトデカズラにはモザイク症状を生じるがサトイモに感染しなかった。これに対し,DasMVはヒトデカズラに白斑モザイクおよび糸葉などの奇形を生じ,
    コンニャク
    にも脈間白化症状を示した。
    KMVおよびDasMVの抗血清を作製して寒天ゲル内拡散法,ELISA法および免疫電顕法により両ウイルスの血清学的関係を検討したところ,両者に類縁関係は認められなかった。
    KMVは長さ約800nmのひも状であり,希釈限界は10-2∼10-3,不活化温度は55∼60°C (10分),保存限界は2∼4日(室温)であった。またワタアブラムシによる伝搬と種球および生子を通じた伝染が認められた。
    ELISA法により野外におけるKMV, DasMVの発生状況を調べたところ,
    コンニャク
    のいずれの品種からも高い頻度でKMV, DasMVが検出され,そのほとんどが両者の重複感染であった。またカラスビシャクからはKMVのみが,サトイモからはDasMVのみが検出された。サトイモ科のその他の植物には両ウイルスが単独または重複して検出された。
  • 川崎 通夫, 松田 智明, 長南 信雄
    日本作物学会関東支部会報
    1996年 11 巻
    発行日: 1996/12/06
    公開日: 2017/08/24
    会議録・要旨集 フリー
    コンニャク球茎におけるコンニャク
    マンナンの合成と蓄積に関する微細構造的知見を得るため, マンナン粒子の形成過程を走査電子顕微鏡(SEM)の観察により検討した.
  • 各種コンニャク精粉がシロネズミ血清コレステロール値に及ぼす影響
    辻 啓介, 辻 悦子, 鈴木 慎次郎, 梅本 春一, 入江 淑郎
    栄養学雑誌
    1975年 33 巻 2 号 51-58
    発行日: 1975/03/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    過コレステロール血ラットに種類, 品質, 産地の異なる
    コンニャク
    芋から種々の調製法によって製造した
    コンニャク
    精粉を摂食させ, 血清コレステロール値の上昇抑制効果に及ぼす影響を調べた。
    1.
    コンニャク
    A. konjac から調製した精粉は, ムカゴ
    コンニャク
    A. oncophyllus からの精粉より血清コレステロール上昇抑制作用が強かった。
    2.
    コンニャク
    の品種による違いでは支那種が在来種より効力が優れていた。
    3.
    コンニャク
    の産地による違いとして, 概して群馬県産の精粉が他の産地のものより効力が強かった。
    4. 精粉の製造方法による差異は若干観察され, アルコール精製法は天日乾燥法や火力乾燥法よりも低下効果の保持に役立っていた。
  • Edi SANTOSA, 杉山 信男, 河鰭 実之
    熱帯農業
    2003年 47 巻 2 号 83-89
    発行日: 2003/06/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    ゾウ
    コンニャク
    はインドネシアにおいて重要な代替食糧の一つであったが, 現在ではクニンガン県を除き, 西ジャワ州ではほとんど栽培されていない.クニンガン県でゾウ
    コンニャク
    栽培が続けられている理由を明らかにするため, 2001年11月と2002年7月に農家30戸, 仲買人2人, 小売商12人にインタビューを行った.70%以上の農家がホームガーデン, 畑, 水田の畦畔でゾウ
    コンニャク
    を栽培していた.大きなホームガーデンを持つ農家では特に意識することなく昔からゾウ
    コンニャク
    の栽培を続けているのに対し, 小さなホームガーデンを持つ農家では畑や水田の畦畔でゾウ
    コンニャク
    栽培を行っていた.70%以上の農家がゾウ
    コンニャク
    は家計にほとんど寄与していないと回答した.ゾウ
    コンニャク
    の80%以上は自家消費され, 残りは近隣または親戚への贈り物であった.ゾウ
    コンニャク
    を好んで食べると回答した農家は80%以上であった.年1人あたりの球茎の消費量に関しては, 1ないし2個と回答した者が半数を占めた.球茎消費量と所得レベルとの間には関連は認められなかった.以上の結果から, クニンガン県でゾウ
    コンニャク
    栽培が続けられている理由として, (1) ゾウ
    コンニャク
    に対する嗜好性が高いこと, (2) 人きなホームガーデンが多いこと, (3) 都市化があまり進んでいないことの3つが考えられた.
  • 山際 あゆみ, 大野 婦美子, 笠井 八重子
    美味技術研究会誌
    2011年 2011 巻 17 号 30-40
    発行日: 2011/03/31
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー
  • 三浦 邦夫, 渡辺 和之
    日本作物学会紀事
    1985年 54 巻 1 号 1-7
    発行日: 1985/03/05
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    The efficiency in tuberization of corm and cormlet, and the accumulation of dry matter to underground parts, were investigated using seed-corms from 1st, 2nd or 3rd years which are used as the seed-corms in the cultivation of konjak plants. Results obtained are as follows : 1. The weight of whole plant or corm plus cormlet was high under large seed-corm and the partition of dry matter to underground organ (corm plus cormlet) was no discernible variation between the age and weight of seed-corms. The percentage of dry weight in each organ to total dry weight of corms obtained from the 1st year crop became slightly smaller values than those obtained from the 2nd and 3rd years, and there was an inverse relationship among cormlets weight. As for the shoot dry weight, the percentage of leaflets decreased with increasing the age or weight of seed-corms, but non-photosynthetic organs increased (Figs. 1 and 2). 2. As to the corm tuberization based on fresh weight, there was a close positive correlation between seed-corm weight and leaf area. Further, seed-corm weight negatively correlated with the ratio of leaf area/seed-corm weight. The ratio of corm or corm plus cormlet weight per seed-corm weight increased with ageing of seed-corms. However, the negative correlation was found between leaf area/seed-corm weight and corm weight/leaf area ratio (Fig. 1). 3. The corm tuberization based on dry weight was similar to that based on fresh weight. However, there was a large difference between the percentage of dry matter and the age of seed-corms. The difference in leaf area/seed-corm weight ratios among the age of seed-corms was smaller than fresh weight base. Corm/seed-corm weight ratio slightly increased with increasing the age of seed-corm, however, cormlet/seed-corm weight ratio decreased. Corm plus cormlet/seed-corm weight ratio was high under small or young seed-corms (Table 1 and Fig. 4). 4. The ratios of corm, corm plus cormlet, and whole plant weight/leaf area increased with the ageing of seed-corms and specific leaf weight, soluble protein and chrollophyll contents also increased. These values were much higher in the crops in 3rd years than in 1st years. It was suggested that there was a close relationship between photosynthetic rate and age of seed-corm in konjak plant (Fig. 5 and Table 3).
  • 竹久 文之
    日本栄養・食糧学会誌
    1986年 39 巻 6 号 457-464
    発行日: 1986/12/10
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    マウスにリンゴパルプ, 小麦フスマ, セルロース,
    コンニャク
    ,
    コンニャク
    精粉, ペクチン, グァーガム, 羊毛をそれぞれ含む食餌を与え, 繊維摂取量と糞重量との関係, 糞重量と消化管内滞流時間との関係を検討した。
    1) 繊維摂取量に対する糞湿重量増加効果の大きかった繊維は,
    コンニャク
    , リンゴパルプ, ベクチンであり, グァーガム,
    コンニャク
    精粉の糞湿重量増加効果はわずかであった。
    2) 繊維摂取量に対する糞乾燥重量増加の著しかった繊維は, セルロースであり, ついでリンゴパルプ, 小麦フスマ,
    コンニャク
    , 羊毛であった。グァーガム,
    コンニャク
    は糞乾燥重量をほとんど増加させなかった。
    3) 糞増加量 (湿もしくは乾燥重量) に対する消化管内容物の滞流時間短縮率の最も大きかった繊維はリンゴパルプ, 小麦フスマであり, ついでペクチン,
    コンニャク
    , 羊毛であった。セルロース,
    コンニャク
    精粉の消化管内滞流時間短縮効果は小さく, グァーガムは消化管内滞流時間に影響を与えなかった。
    4) 繊維摂取量に対する糞量の回帰直線, および糞量に対する消化管内滞流時間の回帰直線の相関係数は, リンゴパルプ, 小麦フスマ摂取マウスで最も高値を示した。
  • 柴田 聡
    関東東山病害虫研究会報
    1999年 1999 巻 46 号 11-13
    発行日: 1999/11/01
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    Fusarium oxysporumによる
    コンニャク
    乾腐病に対し,
    コンニャク
    の品種間で発病差異が認められた。供試した4品種1系統は, 全てが発病するものの, その中で「群系66号」(品種名: みょうぎゆたか) が最も発病が少なく耐病性を示し,「在来種」,「支那種」,「はるなくろ」および「あかぎおおだま」はほぼ同等の発病であり罹病性であった。
    コンニャク
    の年生については, 1年生が2年生より発病が多く, 感受性が高かった。
  • 岩崎 裕子, 大越 ひろ, 石原 清香, 船見 孝博
    日本食品科学工学会誌
    2012年 59 巻 2 号 84-95
    発行日: 2012/02/15
    公開日: 2012/03/28
    ジャーナル フリー
    コンニャク
    入りゼリーの破断特性に及ぼす測定条件および調製条件の影響を検討した.
    コンニャク
    入りゼリーは比較として用いた寒天ゼリーに比べて測定条件の影響を受けやすいことがわかり,この結果をもとに測定の再現性,普遍性および実用性という観点から力学測定条件を決定した.さらに,
    コンニャク
    入りゼリーは,膨潤時間のような調製条件によっても破断特性値が変化することが明らかになった.
    コンニャク
    入りゼリーの力学試験方法を標準化する際に,これらの知見は有益である.
  • 池 愛子, 根本 俊和, 青木 秀夫, 黒沢 元博, 笛木 隆三, 小林 節雄, 外川 信, 牧元 弘之
    アレルギー
    1976年 25 巻 8 号 614-620,644-64
    発行日: 1976/08/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    コンニャク
    喘息, そば喘息, まぶし喘息の3種の職業性喘息について, paper disc法を用いて特異的IgE抗体検索のためのRASTが有用か否かの検討を行った.1)
    コンニャク
    喘息例において,
    コンニャク
    舞粉に対するRASTカウントは, 2600±650(counts/min, mean±SE), 非
    コンニャク
    喘息では400±30と,
    コンニャク喘息では非コンニャク
    喘息より有意に高いRASTカウントを示した.2)
    コンニャク
    喘息例において, 舞粉による皮内反応閾値とRASTカウントとの間には高い相関がみられた.3) そば喘息例のそば粉に対するRASTカウントは3900±1400で, 対照群のそば皮内反応陰性の喘息例では700±90と, そば喘息は対照群に比し有意に高いカウントを示した.4) まぶし喘息では, 熟蚕尿のコカ抽出アセトン分画, 0-30%, 30-50%, 50-90%, 0-90%の各硫安飽和分画を作成, それぞれについてRASTを行った結果, まぶし喘息例では, 50-90%分画, 0-90%分画, アセトン分画の順に高いRASTカウントが得られた.90%分画を用いたまぶし喘息のRASTカウントは1850±310で, 対照群の非まぶし喘息の850±50に比し有意に高いカウントを示した.5)
    コンニャク
    喘息, そば喘息, まぶし喘息のいずれについてもRASTは特異的IgE抗体検索上きわめて有用であるとともに, 起因抗原である舞粉, そば粉, 熟蚕尿のより詳細な抗原分析の手段としても役立つものと考えられた.
  • *澤田 瑞恵, 粟津原 理恵, 細田 かおり, 土田 幸一, 長尾 慶子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2009年 21 巻 2P-26
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/08/28
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】市販調理麺のソバ切り(麺)は半ゆでの麺を包装し、時間の経過を利用して硬さを調整するためコシがなくのびた食感となりやすい。本研究ではゆでたて麺の食感を保持した調理麺の調製法を見出すことを目的として、ソバに
    コンニャク
    ゲルを添加し、物性および官能評価面から検討した。併せてゆで処理前後のソバのルチン含量の変動に及ぼす
    コンニャク
    ゲル添加の影響を追究した。
    【方法】試料はソバ粉と小麦粉を3:7で配合した粉(日穀製粉(株)製)に
    コンニャク
    ゲルを0、10、20、30wt%添加し製麺した。市販調理麺を対照として、ゆでたて麺(ゆで時間3分)および1分30秒ゆでた後24時間冷蔵保存した各調理麺の破断特性を比較した。また各麺の外観、食感および嗜好性は官能検査により評価した。ゆで処理前後の麺のルチン含量は各試料を凍結乾燥後メタノール抽出し、液体クロマトグラフィーにより分析した。
    【結果】市販調理麺はゆでたて麺(
    コンニャク
    ゲル無添加)に比べて有意に破断応力および破断歪率が低く歯ごたえの弱い麺であった。ゆでたて麺および調理麺ともに10wt%
    コンニャク
    ゲル添加麺の破断特性値が最も高く、添加量の増加に伴い破断応力が低下した。
    コンニャク
    ゲル添加調理麺はゆでたて麺よりも破断特性値は低いが、市販調理麺と比較して破断歪率が有意に高値を示した。官能評価においても無添加と比較して10wt%添加麺は歯ごたえが強く総合的にも好まれたことから、調理麺の適度なコシを保つために10wt%程度の
    コンニャク
    ゲルの添加が有効であると考えられた。また、ルチン定量分析結果から
    コンニャク
    ゲルを添加することによりゆで処理によるルチン損失の抑制効果が確認された。
  • コンニャク精粉の血清コレステロール量におよぼす影響について
    岸田 典子, 沖増 哲
    栄養と食糧
    1970年 23 巻 2 号 135-139
    発行日: 1970/03/01
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    コンニャク
    精粉が血清コレステロール量にどのような影響をおよぼすかについて, 健康者および患者で実験を試み, つぎのような結果がえられた。
    1. バター食 (70g/日) によってコレステロール量は15.6%増加する。
    2. 健康者では
    コンニャク
    精粉の服用 (12g/日) によって一時コレステロール量は増加するが, その後しだいに減少する。
    3. バター食のみの場合の増加率が15.6%に比べ, バター食に加えて
    コンニャク
    精粉を服用した場合のそれは8.4%でその割合が低い。
    4.
    コンニャク
    精粉の服用によって平常値が低下する傾向がある。
    5. 患者では,
    コンニャク
    精粉の服用 (3g/日) によってコレステロール量の低下する傾向がある。
    6. 健康者および患者の試験食摂取によるコレステロールエステル比は71-78%および68-78.5%であり, 特別な傾向はない。
  • 宮川 逸平, 小酒井 一嘉
    農業施設
    1977年 7 巻 2 号 21-32
    発行日: 1977/03/30
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
    This research deals with the treatment of curing of Sweet potatoes and elephant-foot which can prevent its decomposition, maintain its quality and economize the energy consumed during its storage in large quantities by accumulation.
    The result of the experiment is given as follows.
    1. In order to cure the first stage black rot sweet potatoes (by Ceratostmella fimbriata E. et H) it is necessary to cure at rather high tamperature, 35°C-36°C of temperature sweet potatoes themselves, R. H. 90% 3.5-4.0 days.
    2-1 It is observed that the treatment by hot water (7-10min. at 55°C, 5-7min. at 57.5°C) of the seed elephant-foot dried in a ventilated place, sterilize the epidermis of devil's tongue infected with Bacillus Carotovorus HOLLAND or suppress its activity. It is also observed that this treatment nevertheless does no damage by heat to the surface of elephant-foot.
    2-2 When elephant-foot is put in a ventilated place at a low temperature and a low humidity (3-5°C, R. H. 60-70%, 1m/sec), Bacillus Carotovorus HOLLAND with which it is infected becomes inert in four weeks. Even if it is put under the treatment for curing immediately after this ventilation, the development of callus is not affected at all.
    3. We build a storeroom for curing large enough to be put in practical use (40m2), where we made an experiment in the regulation of temperature for the treatment by hot water and for curing. The materials are treated by heat uniformly at a fixed temperature. Besides the overall heat transfer coefficient of the storeroom is low (0.54Kcal/°C·m2·h), and the amount of electricity consumed throughout the storage periode is 40 k. w. h. par ton of elephant-foot, which is only 1/10-1/5 of that in the conventional electric heater method.
    Since the rate of decrease by decomposition in the storeroom above-mentioned is 0-3% and that of the decrease of moisture is 10%, it can be said that the loss during the storage is small.
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