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クエリ検索: "ゴルゴンゾーラ"
25件中 1-20の結果を表示しています
  • *安部 恵, 板垣 千尋, 鈴木 惇, 山田 正子, 中澤 勇二, 伊藤 晋治
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2006年 18 巻 P-61
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/09/07
    会議録・要旨集 フリー
    目的: ブルーチーズには、複屈折性を示す結晶状の構造が、タンパク質の基質および脂肪球に存在する。カビの増殖した部位と結晶の分布状態および結晶構造に脂肪酸が係わるかを確かめるために、この実験を行った。
    材料: ロックフォール、ブルーデコース、スティルトンおよび
    ゴルゴンゾーラ
    を用いた。組織化学的方法によりカビと脂肪酸を染色して、カビと脂肪酸の分布を調べた。結晶の分布を偏光装置を用いて調べた。
    結果: これらのブルーチーズでは、多くの脂肪は複屈折性を示す結晶性の構造物が脂肪内にあった。また、タンパク質の基質に複屈折性を示す結晶が存在した。基質に分布する複屈折性を示す小さい結晶は、スティルトンが最も多く、次にロックフォールで、ブルーデコース、
    ゴルゴンゾーラ
    の順に少なかった。これらのブルーチーズには、大きな結晶の集積および不定形をした結晶の塊が、カビが増殖した部位およびその近くに分布していた。大きな結晶の塊は、ロックフォールで多く、ブルーデコースおよび
    ゴルゴンゾーラ
    で少なく、スティルトンでは非常に少なかった。基質に分布する結晶および脂肪の一部は、脂肪酸の染色に染まり、脂肪酸が存在した。脂肪酸は結晶を構成する一成分となっていた。染色された部位の大きさと染色の強さによる脂肪酸の分布は、スティルトンで最も多く、ロックフォール、ブルーデコース、
    ゴルゴンゾーラ
    の順に少なかった。
  • 玉木 茂子
    日本食生活学会誌
    2001年 12 巻 3 号 266-273
    発行日: 2001/12/31
    公開日: 2011/01/31
    ジャーナル フリー
  • 小泉 武夫
    日本醸造協会誌
    1998年 93 巻 10 号 777
    発行日: 1998/10/15
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
  • ─カビを利用した熟成チーズの発達史論考─
    平田 昌弘, ヨトヴァ マリア, 内田 健治
    ミルクサイエンス
    2011年 60 巻 2 号 85-98
    発行日: 2011年
    公開日: 2014/03/15
    ジャーナル フリー
     本研究は,1)ブルガリア中央部バルカン山脈地域における乳加工体系を明らかにし,2)その特徴を分析すると共に,3)ブルガリア中央部の事例を通じてチーズの熟成の有無・カビ利用の有無の発達史を検討することを目的とした。バルカン山脈地域では発酵乳系列群と凝固剤使用系列群の技術が確認された。発酵乳系列群の乳加工技術は,食用の酸乳へと加工する加熱乳酸発酵亜系列,バターオイル加工に特化した非加熱自然発酵亜系列,そして,自然発酵でも長期保存が可能となる酸乳を加工する非加熱自然発酵亜系列より構成されていることが把握された。凝固剤使用系列群の乳加工技術では,凝固剤としてレンネット,クエン酸,酸乳が用いられており,チーズは塩水漬けで熟成され,青カビを用いた熟成チーズも加工されていることが把握された。バルカン山脈での青カビチーズは,冬期の冷涼な期間中のみに加工し,青カビが自然に付着してくる加工法であった。バルカン半島,西アジア,西ヨーロッパの自然環境の要因,ブルガリアのチーズの加工法と利用法の事例を通じて,カビを利用した熟成チーズの発達史は,1)レンネット利用の起原地はバルカン半島である可能性が高く,2)レンネット利用はバルカン半島から東方の西アジアと西方の西ヨーロッパに伝播し,3)西アジアでは「暑熱環境性」であるがために食味性よりも保存性が最優先され,チーズは非熟成・非カビ利用となり,4)バルカン半島では,「冷涼性」と「食味の優越性」によりチーズは熟成型となり,湿度はそれほどには高くなく,カビに対する嫌悪感からカビを利用したチーズとカビの非利用のチーズとが混在することとなり,5)西ヨーロッパでは「冷涼性」に「湿潤性」が兼ね備わり,「食味の優越性」がカビを利用した熟成チーズへと極めて発達させた,と考察された。
  • 夏目 健一郎
    情報管理
    2013年 56 巻 7 号 468-472
    発行日: 2013/10/01
    公開日: 2013/10/01
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  • こばた てるみ, 今田 周三, 浜田 由紀雄
    日本醸造協会誌
    2019年 114 巻 4 号 166-173
    発行日: 2019年
    公開日: 2023/10/26
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    酒の肴とともに日本酒をおいしくいただく居酒屋はうれしいが,洋食,中華,韓国,そしてエスニック料理と呼ばれるお店が増えている現在,そのような料理と日本酒をおいしく飲むにはどうしたらよいか気がかりではあるが,よく分からない。筆者らは,料理と日本酒の相性を実際に評価し,日本酒のカテゴリーに応じた料理との相性を整理された。これで,一層おいしく日本酒がいただける。ただし,料理の種類はまだまだたくさんある。更なる組み合わせの結果を期待する。
  • 下島 優香子, 井田 美樹, 西野 由香里, 福井 理恵, 神門 幸大, 黒田 寿美代, 仲真 晶子, 平井 昭彦, 貞升 健志
    日本食品微生物学会雑誌
    2016年 33 巻 3 号 155-159
    発行日: 2016/09/30
    公開日: 2017/01/20
    ジャーナル フリー

    2000~2015年に東京都内で採取した,RTE食品829検体および加熱せずにそのまま喫食する可能性のある食品59検体,計888検体を供試し,旧IDF法に準じる旧通知法(1993年,従来法)と現在の通知法(2014年)の基となるISO定性法による検出の比較を行った.また,陽性検体についてはISO定量法とMPN法により,定量法の比較を行った.その結果,計888検体中43検体(4.8%)からL. monocytogenesが検出された.従来法とISO定性法の両方法で検出されたのは25検体,従来法のみ,ISO定性法のみで検出されたのはそれぞれ10および8検体であった.陽性検体のうち24検体について,ISO定量法およびMPN法でL. monocytogenes菌数を比較したところ, ISO法では,290, 65, 35, 20 cfu/gが各1検体であり,20検体は5または<10 cfu/gであった.対応する検体のMPN法での値は,それぞれ>110, 110, 7.5, 9.3 MPN/gであり,そのほか20検体は<3 MPN/gであった.以上の結果から,今回の検討では従来法およびISO定性法による定性試験法,ISO定量法およびMPN法による定量法ともに,大きな違いは認められなかった.

  • ―リモート応援システムとスポーツ界での取り組み―
    岩田 貴裕, 瀬戸 優樹
    精密工学会誌
    2022年 88 巻 1 号 12-13
    発行日: 2022/01/05
    公開日: 2022/01/05
    ジャーナル フリー
  • *遠藤 雄一
    經營學論集
    2018年 88 巻
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/06/17
    会議録・要旨集 フリー

    昨今の地域の食のブランド化は,これまでのように結果としてブランドされたものではなく,企図したブランド化である。しかし,成功事例はほとんどない。地域の食のブランド化については,農商工連携に関心が集まるが,農産物を原材料とした加工食品については皆無である。

     本稿ではブランド化を目指す農産物,およびそれを原材料とする食品の流通を整理し,農商工連携を考察する。またその過程で成功しない要因を探る。

  • 稲垣 孝二
    日本食品工学会誌
    2013年 14 巻 2 号 75-86
    発行日: 2013/06/15
    公開日: 2015/06/18
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    チーズは乳を原料として乳酸菌,凝乳酵素などの添加物を添加し,加熱,冷却,発酵,撹拌,分離,圧搾,切断などの種々の単位操作を施すことによって風味豊かで,まろやかな食感をもったチーズとして生まれ変わる.チーズは乳タンパク質,乳脂肪が豊富であり,人々の栄養摂取と健康の増進に貢献してきた.近年,生乳の除菌・殺菌やチーズ用乳の成分調整の乳処理工程からチーズ製造まで連続式製造装置が開発され,設備の大型化や自動化が進み,品質の向上と安定化,工数の削減に貢献している.本稿ではそれらの代表的な最近のナチュラルチーズ製造装置について解説した.
  • 高倉 成男
    明治大学社会科学研究所紀要
    2023年 62 巻 1 号 98-102
    発行日: 2023/10/20
    公開日: 2023/10/24
    ジャーナル フリー
  • 佐々木 正弘
    日本調理科学会誌
    2013年 46 巻 1 号 59-62
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/11/22
    ジャーナル フリー
  • 美藤  友博, 田部  泰智, 谷岡  由梨, 竹中  重雄, 薮田  行哲, 渡邉  文雄
    ビタミン
    2016年 90 巻 8 号 390-394
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/12/26
    ジャーナル フリー
  • 秋山 綾乃, 広瀬 大, *小川 吉夫, 一戸 正勝
    日本菌学会大会講演要旨集
    2011年 55 巻 B10
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/02/23
    会議録・要旨集 フリー
    ブルーチーズは, 代表的なカビ付け成熟型チーズのひとつで, その生産にはPenicillium roquefortiが用いられている.生産過程でのこの菌の添加は, 特有の臭いとテクスチャーを生むことになる. ブルーチーズとして有名なのは, ロックフォールト(フランス), フルム・ダンベール(フランス),
    ゴルゴンゾーラ
    (イタリア), スティルトン(イギリス)などで, 今日では, これらの他にもデンマーク, ドイツ, スイスなどのヨーロッパ諸国において, また, 日本においてもP. roquefortiを用いたカビ付け成熟型チーズが生産されている. これら多様な原産地と製法の相違は, いくつかの遺伝的に変異したP. roquefortiがブルーチーズ生産に用いられていることを予想させる.本研究では, 市場で入手した34種のブルーチーズの各々からP. roqueforti を分離し, beta-tubulinのイントロンを含む部分塩基配列(447塩基対)を基にその遺伝的変異を近隣結合法により解析した. 分離された34株は, 2つのクレードに分割され, 一方のクレードは, 4種のロックフォールから分離された4株を含29株から成り, もう一方のクレードはフルム・ダンベールから分離された1株を含む5株から成っていた.ロックフォールとフルム・ダンベールの2つは, 最も古くから生産されているブルーチーズで, その歴史はローマ時代にまで遡るといわれている.これら古くから生産されている2つのチーズの生産で異なる系統の菌株が使用されていることは興味深い.ただし, これら2つの系統間で異なる塩基配列数は2塩基のみで, 近縁のP. roquefortiがブルーチーズの生産に用いられているものと考えられる.ブルーチーズの風味やテクスチャーの相違は使用する原乳や共存する微生物の相違によってもたらされると思われる.
  • 佐藤 薫
    生物工学会誌
    2021年 99 巻 7 号 376-377
    発行日: 2021/07/25
    公開日: 2021/07/25
    ジャーナル フリー
  • 山内 邦男, 姜 國煕, 上野川 修一, 駒形 和男
    日本畜産学会報
    1975年 46 巻 2 号 73-80
    発行日: 1975/02/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    チーズより分離した酵母9株について,チーズスターターとして用いられている乳酸菌との相互作用を検討した.脱脂乳を培地とし,各酵母および乳酸菌を単独培養あるいは両者を混合培養して,それら培養液中の生菌数および蛋白分解力等を測定した.その結果,乳酸菌を単独で培養した場合(25°C)は接種15日目でそのほとんどが死滅したが,酵母と混合培養した場合には30日目まですべての混合培養液中に乳酸菌の生存が認められた.蛋白分解作用についても乳酸菌および酵母を混合培養した場合は酵母9株中5株に相乗作用が認められた.この混合培養による蛋白分解力の相乗作用は食塩3%あるいは6%を添加することによって著しく減少し,また培養温度を10°Cおよび5°Cに低下させた場合にはまったく認められなかった.
  • -1993年ストラスブールの主婦の場合-
    谷澤 容子, 中谷 圭子, 畑江 敬子
    日本調理科学会誌
    2002年 35 巻 4 号 375-381
    発行日: 2002/11/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    A survey on contemporary daily cooking in France was carried out in Strasbourg (Alsace) to better understand the current diet in France and the constituents used in daily dishes. The results were obtained from 121 French women ranging in age from the 20 s to 60 s. About 70% of the subjects ate bread at breakfast, mostly with both butter and jam. Some ate cereals, biscuits or cakes for breakfast, while coffee was drunk by most of them, and tea by some. Fruit, egg dishes, ham and dairy products were eaten by some subjects, although not very often. Beef, pork and other types of meat were eaten at lunch, almost always accompanied by cooked potatoes. Salad, fruit and dessert were frequently eaten at lunch and dinner, while soup and cheese were more often served at dinner than at lunch. Instead of beef and pork dishes, sausages and ham were usually served at dinner. The average number of dishes was three to four both lunch and dinner. In addition, the number of dishes served at lunch was more than that served at dinner.
  • ミルクサイエンス
    2018年 67 巻 2 号 139-148
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/11
    ジャーナル フリー
  • 井越 敬司, 原 裕直, 小林 弘昌
    ミルクサイエンス
    2007年 56 巻 1 号 1-7
    発行日: 2007年
    公開日: 2014/03/15
    ジャーナル フリー
     ブルーチーズのタンパク質分解を明らかにするため,カビの培地としてよく使用される小麦ふすまを用い,Penicillium roqueforti KTU-11 が生産するプロテアーゼについて調べた。14日間培養後,ふすま培地よりリン酸緩衝液(pH 6.0)によって酵素が抽出され,DEAE-トヨパールにてプロテアーゼが分離された。その結果,未吸着および吸着画分よりそれぞれ 1 種類のプロテアーゼ(P1 および P2 プロテアーゼ)が分離された。P1 プロテアーゼは至適 pH を6.0,至適温度を60℃に有し,エチレンジアミンテトラアセテイトおよび 1,10-フェナンスロリンによって強く阻害されるメタルプロテアーゼであった。P2 プロテアーゼは至適 pH を 6.0,至適温度を50℃に有し,ペプスタチンによって強く阻害されるアスパルティックプロテアーゼであった。カゼインに対する作用を Sodium dodecyl sulfate 電気泳動で調べた結果,P1 プロテアーゼはカゼインを細かく分解したが,P2 プロテアーゼは 4 種類のカゼイン分解産物を生成し,そのうち一つはパラ κ-カゼインと同じくする成分であった。P2 プロテアーゼのこの分解はブルーチーズ中の分解産物と電気泳動上一致することから,P2 プロテアーゼはブルーチーズ熟成中のタンパク質分解に寄与する酵素と考えられた。
  • 矢野 邦夫
    静脈経腸栄養
    2006年 21 巻 2 号 2_25-2_32
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/04/26
    ジャーナル フリー
    最近、各医療施設において栄養サポートチーム(NST)や院内感染対策チーム(ICT)が活発に活動している。これらの対策チームは一見関連性が薄いと思われがちであるが、院内感染対策においてはNSTが重要な役目を果たしている。NST活動によって、中心静脈カテーテルのような感染性合併症を頻回に引き起こす医療器具の使用頻度を減らすことができれば、当然のことながらカテーテル関連感染症を低減できる。また、MRSA感染症のような抵抗力が低下した人に発生する疾患の患者の栄養状態を改善させれば、抵抗力の向上によって感染症がコントロールされる。このように、NSTとICTは強く関連しているので、両者の連携が重要である。
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