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クエリ検索: "シベリアン・ハスキー"
51件中 1-20の結果を表示しています
  • 菊崎 友隆, 鈴木 一由, 味戸 忠春
    日本獣医師会雑誌
    1999年 52 巻 1 号 23-26
    発行日: 1999/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    狂騒, 怒りなどの攻撃的行動を主とする情動変化およびてんかん様発作を呈する犬 (
    シベリアン
    ハスキー
    , 8歳, 雌) について, 臨床的に大脳辺縁系を巻き込む脳腫瘍が疑われた. 剖検で右側脳室付近に径約25mmの嚢胞性の腫瘤が認められ, 周囲脳実質を圧迫し, 肺にも同様の腫瘤が散見された. これらの腫瘤は組織学的に腺癌と診断された.
  • Matthew Levinson, Russell Muse
    獣医臨床皮膚科
    2019年 25 巻 1 号 3-6
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/03/29
    ジャーナル フリー

    12歳の去勢済,

    シベリアン
    ハスキー
    に,機能性甲状腺癌に随伴すると考えられた脱毛,膿皮症および下痢が認められたため精査加療を行った。甲状腺摘出術と術後の甲状腺ホルモン補充療法により全ての臨床症状が消失した。また治療開始後1年の間,脱毛や膿皮症,消化器症状の再発などは認められなかった。著者らの知る限り,本論文は機能性甲状腺癌に随伴して被毛や皮膚,消化器に異常を認めた犬に関する初めての報告である。

  • 大道 嘉広, 平川 篤, 高橋 義明, 柴山 比奈子, 野口 佳代, 山本 昌章
    日本獣医師会雑誌
    2000年 53 巻 4 号 221-224
    発行日: 2000/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1週間前からの元気・食欲の低下を主訴とする7歳, 雄の
    シベリアン
    ハスキー
    に高カルシウム血症ならびに腹部X線検査により腹腔内腫瘤を認め, 試験的開腹を行った. 腫瘤は肝臓から発生しており, 大きくかつ容易に出血するために摘出不可能と判断し, その一部を採取して閉腹した. 症例は術後2日目に死亡した. 腫瘤の病理組織学的診断は肝芽腫であり, 血清パラソルモン様タンパク (PTH-rP) 濃度の上昇およびα-フェトプロテインの産生が認められたことから, 高カルシウム血症は肝芽腫細胞からのPTH-rP分泌に起因するものと考えられた.
  • 石黒 直隆
    日本獣医師会雑誌
    2012年 65 巻 3 号 225-231
    発行日: 2012/03/20
    公開日: 2017/05/26
    ジャーナル フリー
  • 町田 登
    動物臨床医学
    2011年 20 巻 4 号 107-114
    発行日: 2011/12/31
    公開日: 2012/12/18
    ジャーナル フリー
  • 島村 俊介, 高島 一昭, 星 克一郎, 平尾 秀博, 小林 正行, 清水 美希, 秋山 緑, 田中 綾, 丸尾 幸嗣, 山根 義久
    動物臨床医学
    2003年 12 巻 3 号 161-165
    発行日: 2003年
    公開日: 2007/11/02
    ジャーナル フリー
    心雑音を主訴に来院した4カ月齢の犬に心室中隔欠損症と大動脈弁下部狭窄症の複合心奇形を認めた。各種検査結果より、外科的処置適応外と判断し、長期観察を行った。長期観察中はレントゲン検査ならびに超音波検査を定期的に実施したが、心臓の形態的・機能的変化は認められなかった。しかしながら、9歳齢時に実施した超音波検査にて心室中隔欠損による短絡血流の消失を確認した。10歳齢時における死後剖検の結果、大動脈弁下部に存在する線維輪の一部に形成された嚢状物が欠損孔を覆っており、これが短絡血流を遮断していたと考えられた。
  • 酒向 秀明, 印牧 信行, 阪西 弘太郎, 工藤 荘六, 松浦 健二
    比較眼科研究
    1998年 17 巻 1-2 号 1-2_17-1-2_22
    発行日: 1998年
    公開日: 2020/12/25
    ジャーナル フリー

    オートケラトメーター(ニデック社)とオフサルモメーター(イナミ社)を用い、イヌの角膜曲率半径を測定し、両者の相関を検討した。雑種犬6頭(体重:7.5~11.5kg)と

    シベリアン
    ハスキー
    10頭(体重:12~23kg)、柴犬3頭(体重:6~9.5kg)の計19頭の両眼を用いた。測定は、まずオートケラトメーターにより角膜曲率半径(垂直方向、水平方向)を無麻酔で測定し、次いで硫酸アトロピンの前処置後、キシラジン(0.8mg/kg)と塩酸ケタミン(4mg/kg)による麻酔下でオフサルモメーターとオートケラトメーターで測定を行った。

    オフサルモメーター(麻酔時)とオートケラトメーター(麻酔時)の相関係数は、垂直方向0.64、水平方向0.51となり、垂直方向で比較的高い相関が得られた。オフサルモメーター(麻酔時)とオートケラトメーター(無麻酔時)の相関係数は、垂直方向0.52、水平方向0.28であったが、垂直方向で有意差(p<0.05)が認められた。また、オートケラトメーターにおける無麻酔時と麻酔時での角膜曲率半径は、垂直方向でほとんど測定値に変動がなかった。

    以上から、オートケラトメーターによる犬の角膜曲率半径の測定は麻酔の有無の関係なく測定でき、獣医臨床現場への適用が期待された。

  • 勝又 夏歩, 駒澤 敏, 丸尾 幸嗣
    Veterinary Nursing
    2021年 26 巻 2 号 A9-A14
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/13
    ジャーナル フリー
    家庭犬の腫瘍の早期発見を促進するために、2013年度岐阜県犬腫瘍登録データ698例を用いて解析を行った。発見経緯を、健診、他疾患の診察中、飼い主に分類し、(1) 腫瘍発生部位と臨床ステージ、(2) 被毛の長さ、(3) 良性/悪性腫瘍、(4) 性別、(5) 体格について、χ2 検定により発見経緯と各項目間の有意差検定を行った。腫瘍は飼い主により発見される確率が高かった。腫瘍発生部位では、他疾患の診察中が健診および飼い主よりも体表腫瘍に対して高率に体腔内腫瘍を発見した(p <0.01)。また、飼い主の発見した悪性腫瘍では、臨床ステージIとII、IとIIIの間で体表腫瘍に対して高率に体腔内腫瘍を発見した(p <0.05)。被毛の長さ、体表腫瘍と発見経緯では、健診よりも飼い主の方が短毛に対して長毛犬種の発見確率が高かった(p <0.05)。今後は、飼い主へのがん情報の具体的アドバイスやがんマーカーの開発によって早期発見の向上が期待される。
  • 一戸 登夢, 藤田 幸弘
    日本獣医麻酔外科学雑誌
    2023年 54 巻 1 号 1-6
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/04/25
    ジャーナル フリー

    脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)は脛骨前方引き出し兆候(TCDS)を除去することを目的としていないが、術後に消失する症例がいる。これは関節周囲の線維化の関与が疑われているが、確認されていない。前十字靱帯断裂(CCLR)に罹患し、TPLOを行った犬の35膝関節について術前、術直後、および術後3ヶ月まで毎月評価を行った。TCDSが消失した症例(消失群、13膝関節)とTCDSが残存した症例(残存群、22膝関節)に分類した。術後各時点における骨関節炎(OA)スコアを術前のOAスコアから差し引き、OAスコアの変化量を求めた。術前のOAスコア(消失群で高値)を除き、両群間に差は認められなかった。OAスコアの変化量は、両群共に経時的に有意な増加が見られ、残存群に比較して消失群で有意に高値を示した。TPLO後のTCDSの消失はOAの進行度合いと関連していることから、OAを進行させる要因が関節周囲の線維化に関与していると考えられた。

  • 中桐 裕子, 栗田 治
    日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌
    2004年 47 巻 83-105
    発行日: 2004年
    公開日: 2017/06/27
    ジャーナル フリー
    本研究では, ある商品やファッション, その他の嗜好が一瞬にして人々の間に広まり, その後短期間のうちに忘れ去られてしまうといった社会的なブームに着目し, この現象をモデル化して解析する.ある特定のブームに参加する顧客の状態を「ブーム前」, 「ブーム」, 「ブーム後」, 「定着」の4つに分割した上で, 状態を変化させる顧客の数が直前の状態にある顧客数に比例すると仮定して線形微分方程式モデルを作成し, ブーム前後の定着顧客数比やブームのピーク時刻など諸特性値を算出した.このモデルは, 我が国における「即席めん消費ブーム」, 「焼酎ブーム」や「サッカーブーム」時の実データを説明するのに有効であると結論付けられ, モデルによってブーム特性の地域差やブームによる定着顧客数の増加について定量的に説明することができた.本研究で提案したモデルは非常に簡便・単純であり, モデル拡張による適用範囲の拡大などが望める.
  • 柴田 久美子, 永田 雅彦
    獣医臨床皮膚科
    2002年 8 巻 3 号 33-36
    発行日: 2002年
    公開日: 2007/02/15
    ジャーナル フリー
    甲状腺機能低下症におけるレボチロキシンの導入量および維持量を,TSH刺激試験で本症と診断したゴールデン・レトリバー(以下ゴールデン)7例と他の犬種10例で比較検討した。平均導入量はゴールデンが14.4 μg/kg/day,他の犬種が26.0 μg/kg/day,維持量はゴールデンが5.9 μg/kg/day,他の犬種が18.2 μg/kg/dayであった。ゴールデンの甲状腺機能低下症は他の犬種よりも低用量のレボチロキシンで治療可能であることが明らかにされた。
  • 島崎 徹, 野矢 雅彦, 柴田 久美子, 永田 雅彦, 内田 直宏, 代田 欣二
    獣医臨床皮膚科
    2004年 10 巻 4 号 167-170
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/11/21
    ジャーナル フリー
    13歳,雄のシーズーに,右腋窩部を中心に多数の丘疹や結節がみられた。病理組織学的検査では,真皮全層に異型性を示す脂腺細胞様細胞の腫瘍性増殖と,それら細胞の皮下組織への浸潤およびリンパ管侵襲像が認められた。脂腺癌と診断し胸部X線検査を施行したところ,肺転移が示唆された。2ヵ月後に死亡し,剖検により脂腺癌の肺転移が確認された。
  • 五味 由紀子, 鈴木 健志, 田中 綾, 町田 登
    動物の循環器
    2003年 36 巻 1 号 1-17
    発行日: 2003年
    公開日: 2005/08/03
    ジャーナル フリー
    犬の正常心と肥大心について心臓各部重量ならびに心筋細胞の断面積と長さを計測し,正常心での計測値を設定するとともに,肥大心筋の形態計測学的特徴を特に心筋細胞レベルで明らかにすることとした。検索材料として非心疾患41例(正常群),僧帽弁閉鎖不全症13例(MR群;うち5例が軽度MR群,8例が中等度~重度MR群),大動脈弁下狭窄症5例(AS群),拡張型心筋症3例(DCM群),肥大型心筋症3例(HCM群),ならびに僧帽弁腱索切断により実験的に作出したMR 5例(実験的MR群),計70例の心臓を用いた。各種心疾患群の心臓重量 (g)/体重(100 g) 比は正常群 (0.734) を29~93%上回っていた。左心室重量/心室重量比についてはいずれも0.727~0.750の範囲にあり,正常群との間に差は認められなかった。心筋細胞断面積(左心室壁内・中・外層および右心室壁)は軽度MR群,中等度~重度MR群,DCM群およびHCM群で正常群(270~328 μm2)を13~137%上回っていたが,実験的MR群では有意差は認められなかった。心筋細胞の長さ(左心室壁内・外層および右心室壁)については中等度~重度MR群,実験的MR群,DCM群およびHCM群で正常群 (178~179 μm) を7~14%上回っていたが,軽度MR群およびAS群では有意差は認められなかった。以上の結果から,肥大心では負荷のタイプにかかわらず左右の心室がほぼ同等に肥大すること;MR症例はその初期には心筋細胞断面積のみの増加(圧負荷心肥大パターン)を,そして中期~末期には心筋細胞の断面積と長さの増加(圧負荷心肥大と容量負荷心肥大の合併パターン)を示すこと;実験的MR症例は心筋細胞の長さのみの増加(純粋な容量負荷心肥大パターン)を示すこと;AS 症例は心筋細胞断面積のみの増加(純粋な圧負荷心肥大パターン)を示すこと;DCMおよびHCM症例では心筋細胞の断面積と長さがともに増加していることが明らかになった。
  • 北川 均, 溝口 仁美, 鬼頭 克也, 桑原 康人, 大場 恵典, 志水 泰武, 大塚 喜彦, 佐々木 栄英
    日本獣医師会雑誌
    2000年 53 巻 5 号 311-314
    発行日: 2000/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    肥満犬45頭において血漿レプチン濃度の臨床的意義を検討した. 肥満犬の血漿レプチン濃度は, 対照犬28頭よりも有意に高値であり, 体重, 胸囲, 腹囲, 体重/体長, 胸囲/体長, 腹囲/体長, 胸囲/腹囲, 白血球数, 血漿総蛋白濃度, 血漿アルブミン濃度, 血漿総コレステロール濃度, 血漿トリグリセリド濃度および血漿インスリン濃度と有意に相関した. 血漿レプチン濃度は犬においても肥満および栄養状態を反映する指標となりうる.
  • 梅川 和実, 工藤 荘六, 印牧 信行, 鍬形 佐矢香, 酒向 秀明, 松浦 健二
    比較眼科研究
    1998年 17 巻 1-2 号 1-2_23-1-2_26
    発行日: 1998年
    公開日: 2020/12/25
    ジャーナル フリー

    オフサルモメーター(イナミ社)を用いて角膜曲率半径(垂直方向、水平方向)および垂直経線軸の計測を行い、犬の体重と角膜径および角膜曲率半径の相関について検討した。正常犬45頭計90眼を用いて、犬の体重を測定してから、無麻酔下でノギスを用いて角膜の縦径、横径を計測した。次いでキシラジンと塩酸ケタミンによる鎮静状態下で角膜曲率半径と垂直経線軸の測定を行った。動物の体重は3~25kgであり、角膜径には左右差がなく縦径12.2~16.6mm、横径13.7~19.7mmであった。また、角膜曲率半径(平均値±標準偏差)にも左右差がなく、右眼では垂直方向で8.50±0.46mm、水平方向で8.61±0.41mmとなり、左眼では垂直方向で8.47±0.43mm、水平方向で8.54±0.44mmであった。垂直経線軸は右眼で85.9±8.1度、左眼で98.2±8.5度となり、鼻側に傾いていた。一方、角膜径と角膜曲率半径の相関係数は0.30~0.49で、低い有意相関しか認められず、体重と角膜曲率半径の相関係数は垂直方向、水平方向ともに0.58となり、角膜曲率半径に相関する測定項目として体重が角膜径よりも指標になりうることが推察された。

  • 町田 登
    動物の循環器
    2002年 35 巻 2 号 77-85
    発行日: 2002年
    公開日: 2005/07/07
    ジャーナル フリー
  • 柴田 久美子, 永田 雅彦
    獣医臨床皮膚科
    2002年 8 巻 4 号 87-92
    発行日: 2002年
    公開日: 2007/02/15
    ジャーナル フリー
    皮膚科を受診したクッシング症候群の犬40例を対象とし医原性クッシング症候群(以下医原性)21例と自然発生クッシング症候群(以下自然発生)19例の臨床像を比較検討した。クッシング症候群の臨床徴候として多飲多尿75%(医原性71.4%,自然発生78.9%)と脱毛62.5%(医原性61.9%,自然発生63.2%)が最も頻発する症状であることが明らかにされた。他の臨床徴候としは全身症状,皮疹ともに自然発生で高率に認められる傾向があった。
  • 村山 信雄, 田村 一朗, 永田 雅彦
    獣医臨床皮膚科
    2006年 12 巻 3 号 157-159
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/10/12
    ジャーナル フリー
    5歳齢,雌のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルに,眼囲,口囲,肘,踵,肉球,陰部周囲におよぶ角化性皮疹が生じた。発症に先行して,出産と食餌変更があった。病理組織学的検査で毛漏斗部におよぶ錯角化と著しい表皮肥厚を認め,一部に浮腫がみられた。真皮乳頭では多形核球や単核球の浸潤が観察された。血液検査,甲状腺ホルモン検査,血清アレルギー検査で特記すべき異常はみられなかった。以上より亜鉛反応性皮膚症と診断した。亜鉛製剤の内服後角化の改善を認めたが痒みは持続し,前医にて単独投与では奏効しなかったプレドニゾロンの内服を併用したところ皮疹は消退した。寛解後亜鉛補充療法もステロイドも必要としなかった。自験例が本症の好発犬種ではないことから,病因として食餌による一時的な亜鉛吸収傷害が予想された。
  • 日本獣医師会雑誌
    1994年 47 巻 5 号 339-344
    発行日: 1994/05/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 柴田 久美子, 永田 雅彦
    獣医臨床皮膚科
    2003年 9 巻 1 号 9-14
    発行日: 2003年
    公開日: 2007/02/06
    ジャーナル フリー
    皮膚科を受診したクッシング症候群の犬40例を対象とし医原性クッシング症候群(医原性)21例と自然発生クッシング症候群(自然発生)19例の血液学的検査成績を比較検討した。血液検査では,自然発生例でリンパ球減少が52.9%,好酸球減少が35.5%,一方医原性ではリンパ球減少が44.0%,好酸球減少が28.0%の症例に認められた。血液化学検査では,自然発生例でALP増加が94.7%,ALT増加が73.3%,高コレステロールが64.7%,高血糖が50.0%,医原性ではALP増加が57.1%,ALT増加が50.0%,高コレステロールが14.3%,高血糖が14.3%の症例に認められた。血液検査における異常の頻度は自然発生と医原性症例の間に明らかな差を認めなかったが,血液化学検査の異常は医原性に比べ自然発生で発生頻度が高かった。
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