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クエリ検索: "シャーガス病"
226件中 1-20の結果を表示しています
  • *田原 雄一郎, 橋本 謙, 中村 二朗, 笹川 恵美, 中川 淳
    日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
    2009年 61 巻 A15
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    Guatemalaにおける熱帯病研究プロジェクト(1994-1998)の成果を受けて,2000年からGuatemalaで始まった
    シャーガス病
    防圧のプロジェクトは2003年以降,HondurasやEl Salvadorへ拡大し,今後,NicaraguaやPanamáへも広がる見込みである.各国とも高リスク地域を選定して,JICAやその他の国際機関との連携で始まったVector Controlは確かな成果を挙げつつある.2008年11月,コスタリカで開催された第11回IPCA (中米
    シャーガス病
    防圧イニシアチブ)の席上,WHO(PAHO)は,GuatemalaでRhodnius prolixusによる
    シャーガス病
    感染の中断を認定した.本種のみが生息していた地域で乳幼児の新規感染が数年0に推移していること,本種の捕獲が数年途絶えていることを受けたものである.これは画期的な業績であると評価されている.Guatemalaでは今後住民参加型の監視体制に移行する.この事業で海外青年協力隊員の諸氏が果たした役割は大きい.くしくも2009年は
    シャーガス病
    発見100周年である.
  • 堀尾 政博
    衛生動物
    2002年 53 巻 Supplement 号 29-
    発行日: 2002/04/01
    公開日: 2016/08/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 川端 真人, 三森 龍之, 橋口 義久, VICENTA V. DE CORONEL
    Japanese Journal of Tropical Medicine and Hygiene
    1987年 15 巻 2 号 117-120
    発行日: 1987/06/15
    公開日: 2011/05/20
    ジャーナル フリー
    エクアドル国の
    シャーガス病
    患者の細胞性免疫機能を検索する目的でPPDに対する遅延型アレルギー反応を検討した。
    シャーガス病
    流行地の住民255名を対象にT.cruzi抗体をIHA test (Hemo chagas, Polychaco SAIC) で検査すると陽性者は93名, 陰性者は162名であった。ツベルクリン反応の陽性率は, IHA陽性者の方が陰性者より有意に低く, 特に10-39歳群でその傾向が強かった。この結果から
    シャーガス病
    患者では細胞性免疫機能の低下があり, 10-39歳群では強い抑制があるが, 慢性期になると回復傾向があると推測された。他方, 免疫グロブリンをSRIDで測定するとIgG, IgM, IgAともにIHA陽性者と陰性者の間に差はみられなかった。
  • 堀尾 政博
    日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
    2002年 54 巻
    発行日: 2002年
    公開日: 2003/10/20
    会議録・要旨集 フリー
    シャーガス病
    は中南米にみられる原虫感染症である。病原体はTrypanosoma cruziで、サシガメによって媒介される。T. cruziに感染すると大人の場合、多くは慢性に移行して心筋炎や心肥大を発症し、南米では巨大食道や巨大結腸を併発する場合もある。WHOの統計によると、サシガメ対策によって随分患者数が減ってきたが、依然として1800万人の患者がいて、4000万人余りの人が危険にさらされていると言われている。患者数が減ってきたとはいえ、日本人の観光客がよく訪れるグアテマラ、ベネズエラ、ボリビアでは依然として高い感染率を保有している。特にボリビアでは5人に1人は感染しているといわれ、田舎に住む人に限れば90%近い感染率のところも多い。従って、旅行者などが安易に田舎に行って宿泊するようなことがあれば感染する危険性が高い。しかも、
    シャーガス病
    は決定的な治療薬がないので、感染しないように注意することが肝心である。しかし、日本の旅行社をはじめガイド本を見ても、
    シャーガス病
    の危険性について啓蒙をしているものは殆どない。したがって、今回の講演では一般の人たちが中南米で生活あるいは旅行する場合、
    シャーガス病
    に感染しないようにするにはどのようなことに注意したら良いかを中心に話を進めていく。感染はサシガメの直接的な吸血によって感染するのではなく、吸血中に脱糞する糞の中にT. cruziのmetacyclic formがいて、それを人が吸血口や傷口、粘膜にすり込むことによって感染すると教科書には書かれているが、これだけではない。カヤブキの天井に生息するRhodnius prolixusは天井から糞を落とすために直接目等の粘膜や傷口に入る場合もある。また、土壁に棲むTriatoma infestansやT. dimidiate等の糞が壁に着いていることが多く、これを触って粘膜にすり込んで感染する場合もある。したがって、土壁やカヤブキの家に宿泊しないことが感染防御の一番の対策である。もし、入らざるをえない場合には、帽子をかぶって土壁などには決して触らないように心がけるべきである。最近になって、WHOの統計に反して
    シャーガス病
    が都市部にも広がってきているといわれている。貧しい田舎の人たちが都市部に働きに来るためであるが、これは中南米に限らず、不法就労者の多い米国南部でも深刻な問題になってきている。また、サシガメによる感染だけではなく、輸血や胎盤感染の対策も急務である。しかし、貧しい人たちの感染症であるため、製薬会社も治療薬やワクチン開発は消極的で、国家的レベルの対策も貧弱であると言わざるをえない。
  • 中南米シャーガス病対策の事例より
    中川 淳
    日本評価研究
    2004年 4 巻 2 号 71-81
    発行日: 2004/09/29
    公開日: 2010/06/15
    ジャーナル フリー
    シャーガス病
    は中南米に広く分布する深刻な感染症であるが、域内対策イニシアチブが成果を挙げ、5カ国で感染の中断が「認定」されている。米州保健機構 (PAHO) が支援する対策イニシアチブのモニタリング・評価は「域内年次会議」と「PAHO評価団」を中心に実施される。このモニタリング・評価の目的には目標達成度の評価のみならず技術交換やキャパシティ・ビルディングも含まれ、各国やドナー機関の関係者が広く参加して実施される。
    国際協力機構 (JICA) が協力するグアテマラ国
    シャーガス病
    対策は域内イニシアチブのモニタリング・評価に参加することで (ア) PAHO・グアテマラ・JICA間の相互強化、(イ) 関係者の能力向上、(ウ) 域内協力の活性化、等の利益があった。
    シャーガス病
    対策のモニタリング・評価は技術面に限られており、今後はJICAとPAHOが相互補完して包括的な評価をすることが望まれる。
  • 堀尾 政博, 桝田 京子, 三浦 左千夫, 竹内 勤
    衛生動物
    2005年 56 巻 2 号 85-91
    発行日: 2005/06/15
    公開日: 2016/08/07
    ジャーナル オープンアクセス
    シャーガス病
    の母子感染が多数報告されているボリビアSanta Cruz州の家屋内に生息するサシガメを採集して, その種類とT. cruziの感染率を調べた.その結果, 屋内には多数のTriatoma infestansが生息していて, しかもT. cruziの感染率は平均80.5%と極めて高く, 屋内で
    シャーガス病
    の感染サイクルが回っていることが明らかとなった.また, この地区のヒトのT. cruzi-IgG抗体陽性率も84.0%と高く, 住民は常時感染の危険にさらされているものと推察された.一方, 母子感染が報告されていないブラジル東北地方では人家内にサシガメはほとんど見られず, 家畜小屋のみに多数生息していた.しかし, これらのサシガメは鳥等の動物吸血嗜好性で, T. cruziの感染率も極めて低かったことから,
    シャーガス病
    の危険性は低いものと思われた.
  • 三森 龍之, 川端 眞人, EDUARDO GOMEZ, VICENTA VERA DE CORONEL, MARIA DE AROCA, TERESA FLOR, 橋口 義久
    Japanese Journal of Tropical Medicine and Hygiene
    1985年 13 巻 3 号 245-250
    発行日: 1985/09/15
    公開日: 2011/05/20
    ジャーナル フリー
    エクアドル共和国の
    シャーガス病
    流行地の2地域, Pedro Carbo (平野部) とZaruma (標高1,100mのアンデス山脈中腹部) において, 住民の血清学的検査, 及び保虫動物の調査を行った。
    間接赤血球凝集反応による
    シャーガス病
    陽性率は, 学生を除く住民では, Pedro Carboで4.3% (10/233), Zarumaで15.5% (67/433) であった。学生の陽性率は, Pedro Carboで2.2% (10/446), Zarumaで3.9% (12/305) であった。
    保虫動物の調査において, Trypanosoma craziDideiphis marsmpialis (opossum) とDasypus novemcinctus (armadillo) の2種の野性動物から分離された。D. marsupialisの感染率は, Pedro Carboで25.0% (17/68), Zarumaで18.5% (5/27) であった。D. marsupialisの幼獣70匹のうち1匹が陽性であったが, その母獣及び同腹子からは原虫が確認できなかった。検査した全てのゲッ歯類, 及びコウモリは陰性であつた。
    これらの結果から, エクアドル共和国においては, D. marsmpialis
    シャーガス病
    の主保虫動物と考えられた。
  • 宮永 大, 玉 直人, 天谷 直貴, 皿澤 克彦, 池田 裕之, 福岡 良友, 森下 哲司, 石田 健太郎, 絈野 健一, 宮﨑 晋介, 宇隨 弘泰, 夛田 浩
    心臓
    2019年 51 巻 9 号 932-938
    発行日: 2019/09/15
    公開日: 2020/12/08
    ジャーナル フリー

     症例はブラジルから移住した64歳男性.20XX年秋に心窩部不快感が出現し,持続性心室頻拍とうっ血性心不全症状を呈し,同日前医へ入院となった.著明な左心機能低下を認めるが,病因は不明であった.入院による心不全への加療により心室頻拍の再燃もなく退院したが,20XX年冬にうっ血性心不全の再燃で再入院となった.心不全は代償したが,心室頻拍と洞停止を繰り返すため当院に転院となり,薬物治療と除細動機能付き両心室ペースメーカ植込み術を施行した.ブラジルでの生活歴が長いため

    シャーガス病
    を疑い,イムノクロマト法,ELISA法による原虫の抗体確認をし,診断に至った.その後著明な心機能低下の原因として
    シャーガス病
    の確定診断が得られた.当院への入院後は心不全や不整脈の再燃なく退院となった.

  • MARISEL MALDONADO, 一瀬 休生, MARGARITA SAMUDIO, ANTONIETA DE ARIAS, 坂本 信, RICARDO MORENO AZORERO, 神原 廣二
    Japanese Journal of Tropical Medicine and Hygiene
    1990年 18 巻 4 号 325-332
    発行日: 1990/12/15
    公開日: 2011/05/20
    ジャーナル フリー
    マウス線維芽細胞内で増殖したAmastigote (Am-C) およびcell-freeの液体培地中で増殖したAmastigote (Am-T) を固相抗原としたELISA法を用いて, 患者血清に対する反応性の検討を行った。AmastigoteはG-1株およびTulahuen株の強毒, 弱毒クローンから得られたものを用いた。抗原として用いたAmastigoteは超音波破砕した後, 不可溶性部分を含んだままで, マイクロタイタープレートに固相として用いた。血清は1例の急性期患者を含む51例の
    シャーガス病
    患者血清, 1例の
    シャーガス病
    との混合感染患者血清を含む10例の皮膚リーシュマニア症患者血清, および3例の
    シャーガス病
    , もしくは皮膚リーシュマニア症との混合感染患者を含む10例のトキソプラズマ症患者血清を用いた。その結果, 調整法の異なるそれぞれのAmastigoteの間, およびクローン間, 株間でもそれぞれにおいてかなり高い相関が見られた。強毒株を固相抗原として用いたELISAにおいて高い反応性が, またcell-freeの液体培地中で増殖したAmastigoteを用いたELISAにおいて高い特異性が見られた。通常のEpimastigoteを用いたELISA法で陰性であった1例の急性期患者血清は, G-1-T, H-23-Tにおいて陽性と判定された。
  • 鹿角 契
    ファルマシア
    2018年 54 巻 12 号 1150_4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/01
    ジャーナル フリー
    顧みられない熱帯病(Neglected tropical diseases: NTDs)はWHO(世界保健機関)が「人類の中で制圧しなければならない熱帯病」と定義している疾患群のことを指す.デング熱,狂犬病,トラコーマ,ブルーリ潰瘍,トレポネーマ感染症,ハンセン病,
    シャーガス病
    ,アフリカ睡眠病,リーシュマニア症,嚢虫症,メジナ虫症,包虫症,食物媒介吸虫類感染症,リンパ系フィラリア症,河川盲目症,住血吸虫症,土壌伝播寄生虫症,マイセトーマ,有毒ヘビ咬傷が含まれる.
  • 浅田 誠
    日本薬理学雑誌
    2017年 149 巻 5 号 225-230
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/05/09
    ジャーナル フリー

    顧みられない熱帯病(neglected tropical diseases:NTDs)に罹患している患者さんは世界中の貧困国を中心に10億人以上存在し,三大感染症(マラリア,HIV/AIDS,結核)とともに,身体的障害や偏見による労働力の低下,経済成長の抑制,衛生環境などの社会インフラの未整備の一因となっており,それがさらなる患者を生み出すという負のスパイラルを招いている.これらの疾患の制圧のためには,有効な薬剤を開発し,患者さんに広く提供する必要があり,製薬企業はこれらの熱帯病制圧に向けて大きな役割を担うことが期待されている.しかしながら,その使命を果たすためには,製薬企業が従来経験したことのない幾つものハードルを越えなくてはならない.もちろん薬剤の開発コストと利益の不均衡の問題は大きいが,それ以外にも例えば,熱帯病に関する知識や研究材料が企業内部に保有されていない,熱帯病の蔓延地域で臨床試験を行うにも当該国規制当局との交渉経験や治験ネットワークがない,あるいは,薬剤をお届けするための販路も構築されていないなど,一企業が単独で向き合うにはあまりにも高い壁が存在する.近年,こうした状況を緩和するために様々なProduct Development Partners(PDPs)が設立され,企業,アカデミアのそれぞれの専門性を取り入れた国際的な協働の枠組みが構築されており,またその活動を推進する資金提供団体も設立されて,熱帯病に有効な薬剤開発が強力に促進されつつある.本論では,製薬企業の取り組みの一例として,弊社の熱帯病薬開発の活動を紹介し,特にNTDs治療薬開発に特化したPDPとして著明なDrugs for Neglected Diseases initiative(DNDi)と共同して進めている

    シャーガス病
    とマイセトーマ(真菌性菌腫)に関する経験を述べる.

  • 加藤 康幸, 狩野 繁之, 大西 健児
    日本内科学会雑誌
    2012年 101 巻 11 号 3162-3167
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/11/10
    ジャーナル フリー
    最近,注目される新興・再興寄生虫症として,東南アジアの森林地帯で報告が増加しているヒトPlasmodium knowlesi感染症,移民により分布が拡大する
    シャーガス病
    (アメリカトリパノソーマ症),豚レバー生食に関連したアジア条虫症,ヒラメを介したクドア食中毒,馬肉に関連した消化管ザルコシスティス症をとりあげた.いずれも,疫学,病態に不明の点が多く,今後の研究が待たれる.
  • 三好 知明, 田邊 友紀男, 高橋 一洋, 川井 三郎, 松田 利夫, 藤沢 洌, 上沼 優子, 橋本 充恵, 片山 透
    日本輸血学会雑誌
    1993年 39 巻 6 号 952-958
    発行日: 1993年
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    In developing countries, blood transfusion is the easiest and at times the sole therapeutic method available for treating not only anemia but also malnutrition etc. Its indication is not very strict. Moreover several tropical diseases, such as Malaria and Chagas' disease, should be considered as transfusion related infection.
    Chagas' disease, a parasitic disease caused by Trypanosoma cruzi, is endemic in Bolivia. Now it is becoming a serious problem even in urban area because of rural/urban migration in Latin America. Although the blood transfusion system includes screening tests, it is not sufficient.
    In Bolivia, one of the poorest countries in Latin America, the blood transfusion system has not been thoroughly studied.
    This is a report on the current situation for blood transfusions in Bolivia; especially in relation to the prevalence of the transfusion related infections Hepatitis B, Hepatitis C, HIV, HTLV-1 and Chagas' disease.
    The seropositive rate of Chagas' disease in blood donors was 23% with the IHA method, making it one of the most serious public health problems in Bolivia. A Nation wide program for it should be started as soon as possible. First of all, to prevent the infections through blood transfusions, appropriate blood screening system is required in Bolivia.
    The prevalence of Hepatitis B, Hepatitis C, HIV and HTLV-1 were not so high. It is necessary to do more epidemiological studies.
  • 金山 彰宏, 田原 雄一郎, A. Rodas, R. Rosales, E. Enriquez, R. Marroquin, C. Monroy
    衛生動物
    1999年 50 巻 Supplement 号 64-
    発行日: 1999/04/01
    公開日: 2016/08/09
    ジャーナル フリー
  • 田原 雄一郎, C. Monroy, A. Rodas, M. Mejia, R. Rosales
    衛生動物
    1999年 50 巻 Supplement 号 64-
    発行日: 1999/04/01
    公開日: 2016/08/09
    ジャーナル フリー
  • 田原 雄一郎
    衛生動物
    2019年 70 巻 2 号 41-52
    発行日: 2019/06/25
    公開日: 2019/08/07
    ジャーナル フリー

    The main vectors of the Chagas disease in the Central America were Triatoma dimidiata, T. nitida and Rhodnius prolixus. The former two species inhabited cracks and crevice on the mud walls, especially closed to beds, while R. prolixus lived only inside thatched roofs, especially above beds. The parasitic rate of the protozoa, Tripanosoma cruzi, was 20% or higher in the vector and human during investigation periods (1994–1999) in Guatemala. The vectors distributed over 21 departments (=prefectures) out of 22 in Guatemala; however, the vectors could not be collected over 1600 m above sea level. In the nine departments located in the south-west region, the infestation indexes were high. T. cruzi was found serologically positive in the blood of the domestic or wild animals such as chickens, dogs, cats, opossums and cows; whereas, most in human blood. The number of persons at risk were estimated approximately 330,000 according to the vector infestation index, natural infection of T. cruzi, risk houses in each department in 1994 National CENSUS in Guatemala. The vectors were highly susceptible to pyrethroid insecticides. The nine departments were selected for vector control project from 2000 in Guatemala. After spraying pyrethroid insecticides, R. prolixus was dramatically reduced and could not be recovered again. T. dimidiata required more than two time treatments to the walls. The vector control program established in Guatemala has spread to El Salvador, Honduras and Nicaragua in the Central America from 2003. R. prolixus has been eliminated from the Central America by 2009, while T. dimidiata remained in some area after insecticide spraying.

  • *吉野 龍ノ介, 安尾 信明, 萩原 陽介, 大野 一樹, 生田目 一寿, 折田 正弥, 関嶋 政和
    ケモインフォマティクス討論会予稿集
    2015年 2015 巻
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/01
    会議録・要旨集 フリー
    シャーガス病
    、アフリカ睡眠病、リーシュマニア症はトリパノソーマ科の寄生原虫の感染によって引き起こされる病気であり、主に発展途上国である熱帯地域が感染地域であるため、顧みられない熱帯病として知られている。我々は、新たな抗トリパノソーマ科原虫の医療薬の開発を目的とし、ドッキングシミュレーションによる医療薬候補の探索を行い、in vitro 試験及びX線構造解析による複合体構造の詳細な解析を行った。我々はまず、標的蛋白質であるスペルミジン合成酵素の活性中心に対して、Drug Likeな化合物、約480万個のドッキングシミュレーションを行い、更にドッキング結果の上位の化合物をin vitro試験によって評価を行った結果、IC50が10uMオーダーのヒット化合物が得られた。ヒット化合物の複合体モデル構造をもとにヒット化合物の構造最適化を行い、新たな抗トリパノソーマ治療薬が開発されることが期待される。
  • ─熱帯感染症と循環器疾患
    明石 嘉浩
    心臓
    2019年 51 巻 9 号 939-940
    発行日: 2019/09/15
    公開日: 2020/12/08
    ジャーナル フリー
  • 田原 雄一郎, 中川 淳, C. Monroy, J. Abraham, 山形 洋一
    日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
    2002年 54 巻
    発行日: 2002年
    公開日: 2003/10/20
    会議録・要旨集 フリー
    グアテマラにおける
    シャーガス病
    媒介虫駆除プログラムは、同国での熱帯病防圧研究プロジェクト(1991-1998)の成果を受けて、2000年から開始された。全国調査の結果(Tabaru et al, 1998)を基に中南部9州を浸淫地と位置付け、2000年から2002年までSanta Rosa, Jutiapa, Jalapa, Chiquimulla, Zacapaで、2002年から2004までQuiche, El Progreso, Alta Verapaz, Baja Verapazを防圧対象としている。これらの諸州で、集落調査(Infestation index、標高、マラリア対策暦など)と人の血清診断を基に防除対象集落並びに家屋を選定し、ピレスロイド系殺虫剤を2回散布するというものである。グアテマラ側の指導監督には海外青年協力隊員が当たっている。主要対象2種の内、Rhodnius prolixusは域内からの撲滅を、Triatoma dimidiataは感染を阻止できるレベルまでの密度低下を狙っている。ここでは、第一フェーズの散布地域における散布前後のInfestation indexの推移と散布対象から除外できるとした集落の検証結果などを報告する。
  • 浅田 誠
    YAKUGAKU ZASSHI
    2016年 136 巻 2 号 223-230
    発行日: 2016/02/01
    公開日: 2016/02/01
    ジャーナル フリー
      The Pharmaceutical Industry is expected to play a proactive global role in combatting neglected tropical diseases (NTDs) and other tropical diseases affecting low-income countries. Such a role would include novel medicine R&D, manufacturing and distribution. In order to succeed in this role, several challenges need to be overcome: a) the economic challenge or cost benefit balance for the development of these medicines, and b) sparse in-house experience with these diseases within the Industry. During the last decade, the Product Development Partnership (PDP) model has become an effective strategy to address such challenges. Organizations such as the Medicines for Malaria Venture (MMV), Drugs for Neglected Diseases initiative (DNDi), TB alliance, PATH (formerly the Program for Appropriate Technology in Health), and others have linked pharmaceutical companies, funding organizations, academic researchers and others, and have thus been able to successfully populate treatment pipelines directed at NTDs, Malaria, tuberculosis (TB), and human immunodeficiency virus (HIV)/AIDS. In this paper, our experience working with one of these organizations, DNDi, is described. We have been collaborating with DNDi in evaluating the actions of Eisai's antifungal compound, E1224, in a clinical study for treating Chagas Disease. In addition, other Eisai initiatives directed at NTDs and improving patients' access to medicines are introduced.
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