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クエリ検索: "シャーロキアン"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 堀江 珠喜
    繊維製品消費科学
    2000年 41 巻 3 号 312-313
    発行日: 2000/03/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 酒井 弘憲
    ファルマシア
    2014年 50 巻 6 号 558-559
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/07/02
    ジャーナル フリー
    爽やかな春も終わり,梅雨が近づいてきた.6月と言えば,ジューンブライドで結婚式の季節というイメージがあるのではないだろうか? 2012年のぐるなびウエディングのアンケート調査結果を見てみよう.まず既婚者(男性700名,女性432名)に「どの時期に結婚したか」という質問に対して,春~初夏(4~6月)が1番多く28.7%,続いて秋(10~11月)が23.9%と続く.結婚の意思のある未婚者(男性161名,女性178名)に「どの時期に結婚したいか」を尋ねると,秋が1番多く,53.1%,続いて春~初夏の41.0%となる.親族や友人など式への出席者側(男性1029名,女性703名)の意識では,「いつ出席したいか」という質問に対して,こちらも秋が41.0%で,続いて春~初夏の27.0%という回答であった.つまり,6月に結婚式が1番多いというわけではないのである.
    もっと詳細に示せば,未婚者の結婚希望時期は10月が1位で6月は4位なのである.既婚者の結婚時期でも1位は11月で,6月は6~7位なのである.例外的に6月に挙式が増えた年があったが,それは,1990年と1993年である.それぞれ6月に秋篠宮,皇太子のご成婚があり,それにあやかっての挙式増加であった.現実的な話をすれば,梅雨時期で稼働率の下がるホテルや式場が欧米のロマンチックな言い伝えを利用し,ジューンブライドとぶち上げて6月の集客を回復しようと画策したのが始まりらしい.ヴァレンタイン・デーを利用してチョコレートの売り上げを伸ばそうとした製菓業界とまったく同じ構図なのである.こういうキャンペーンはそのまま鵜呑みにせず,数字の裏付けを確認することが大事である.
    ところで,この時期になると決まって懐かしくなるのがロンドンの清々しさである.この時期のロンドンは夜も21時過ぎまで明るく,空気もカラッとしていて実に過ごしやすい.著者がロンドンを訪問する際に必ず立ち寄る場所がある.根っからの
    シャーロキアン
    (英国ではホーメジアンと呼ばれるらしい)としては,チャリングクロスのパブ・シャーロック・ホームズと言いたいところだが,同じパブでもそれはジョン・スノウ・パブなのである.と言っても読者のなかでそれを知っている人がいれば奇跡に近い話であろう.有名なエロス像のあるピカデリーサーカスからリージェント・ストリートを北に進み,ブルックス・ブラザーズの店舗の角を右手に曲がって5分ほど進み,さらに左に折れて進んだ先のブロードウィック・ストリートの左角に目指すパブは佇んでいる.別に危険な場所ではないが,普通の観光客は絶対にこんな路地裏までには入ってこないだろう.ここが生物統計学の源流の一つである疫学の“聖地”なのである.
  • 計量文献学
    酒井 弘憲
    ファルマシア
    2015年 51 巻 10 号 978-979
    発行日: 2015年
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
    今年もまた,秋の風が感じられる季節がやってきた.冬生まれの筆者は夏の暑さが何よりも苦手であり,暑さから逃れられる秋から冬にかけては大好きな季節でもある.しかし,あの暑苦しい夏が大好きという方も大勢いらっしゃるようで,夏をテーマにした音楽や,夏を取り上げた文学の名作も数多い.我が国では,清少納言の枕草子に有名な「夏は夜.月のころはさらなり.やみもなほ,蛍の多く飛びちがひたる.また,ただ一つ二つなど,ほのかにうち光りて行くもをかし.雨など降るもをかし.」のくだりがあるし,英国では,もちろんウィリアム・シェークスピアのそのものずばり「真夏の夜の夢」がある.全5幕からなり,アテネ近郊の森に足を踏み入れた貴族や職人,森に住む妖精たちが登場する.人間の男女は結婚に関する問題を抱えており,妖精の王と女王は養子を巡りけんかをしている.しかし,妖精の王の画策や妖精の一人であるパックの活躍によって最終的には円満な結末を迎えるというよく知られた戯曲である.
    実在について賛否の議論もあるシェークスピアだが,写楽と同じように,別人説もかまびすしい.有名なところでは,フランシス・ベーコン同一人説などがある.数百年前の人物についてそんなことを調べるなど至難の業であると思っていると,その人の書いた文章の書き癖から統計学を使って同一人であるかどうかを調べてみようという興味深い研究手法があるのだ.これを「計量文献学」と呼ぶ.
  • 湿原力 神秘の大地とその未来
    岡田  操
    湿地研究
    2014年 4 巻 121-122
    発行日: 2014年
    公開日: 2019/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • 松村 理司
    日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌
    2013年 33 巻 1 号 5-7
    発行日: 2013/10/01
    公開日: 2014/11/10
    ジャーナル フリー
  • 坂井 妙子
    日本家政学会誌
    2016年 67 巻 12 号 673-681
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/12/22
    ジャーナル フリー

      This essay uncovers new sartorial roles of men's waterproof coats that emerged in late Victorian and Edwardian England. Since the 1820s, England had witnessed remarkable improvements of waterproof cloth. Its primary purpose was to protect the body from the elements, though in the late nineteenth century, London tailors developed fashionable waterproof coats for gentlemen. By the end of the century, such coats became so familiar as to be depicted in fiction. One remarkable example is Sherlock Holmes, a famous fictional detective of Sir Arthur Conan Doyle, who wears one in the stories. Taking his coat as an illustrative example of the period, this essay focuses on three main topics: 1) the correlation between the development of waterproof coats and class distinction in the late Victorian and Edwardian periods; 2) the role of Holmes's clothes in the stories; and 3) defining Holmes' waterproof as a contemporary fashion for gentlemen.

      Holmes' waterproof functions not only to reinforce his image as an intellectual and proficient detective, but also as a respectable agent who modernizes the dress code for gentleman. This is demonstrated as follows: 1) Investigating the development of waterproof coats of the periods reveals that the waterproof symbolized British industrial advancement, idealism of innovation, as well as middle-class respectability; 2) Holmes is an educated upper-middle-class gentleman, whose class-specific behavior and ideology are crystalized in his waterproof coat; 3) For middle-class men, being gentlemanly dressed and fashionable were always hard to achieve, because of the paucity of information and the intricacy of dress codes to observe. In such circumstances, Holmes in his waterproof serves as a denominator of the modern gentleman. Being functional, innovative, respectable, British and at the same time fashionable, his coat exemplifies how modern gentlemen should look.

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