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クエリ検索: "シリカゲル"
22,892件中 1-20の結果を表示しています
  • 満塩 大洸
    堆積学研究会報
    1991年 34 巻 34 号 129-130
    発行日: 1991/05/01
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
  • 藤田 寛之, 濱田 典明, 本田 克久
    環境化学
    2005年 15 巻 1 号 117-128
    発行日: 2005/03/25
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    本研究は, ダイオキシン類を高精度かつ迅速に分析測定できる手法の開発を目的とし, JIS法による多層
    シリカゲル
    カラム精製法に注目し, 硝酸銀
    シリカゲルと硫酸シリカゲル及びこれらの積層シリカゲル
    カラムについて加熱による精製効果を検討した結果, 以下のことが明らかとなった。
    (1) 60℃加熱状態での硝酸銀
    シリカゲル
    処理は, 室温処理に比べてPAHsを脱着しやすいが, 硫黄化合物類の除去能が向上した。
    (2) 60℃加熱状態での硫酸
    シリカゲル
    処理は, 室温処理に比べて化学反応性の向上によりPAHs及び単環芳香族炭化水素類の除去能が向上した。
    (3) 60℃加熱状態下での多層
    シリカゲル
    カラム (硝酸銀
    シリカゲル
    /硫酸
    シリカゲル
    ) 精製法は, 室温状態下のそれに比べて夾雑物の除去に優れていた。
    多層
    シリカゲル
    カラムの加熱処理法は, 底質や生物のような硫黄化合物類に富む試料の精製に有効であり, 分析時間の短縮と溶媒量の削減が可能である。また, 夾雑物質によるGC-MSのキャピラリーカラムやイオン化室の負荷の低減となる。
  • 村田 敏, 榎本 敏夫, 宮内 樹代史
    農業機械学会誌
    1993年 55 巻 3 号 41-49
    発行日: 1993年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    シリカゲル
    の吸湿作用を利用した常温通風除湿乾燥装置の設計を目的として,
    シリカゲル
    薄層の吸湿特性の測定と解析を行い, 次のことが明らかになった。
    (1)
    シリカゲル
    薄層の吸湿過程は, 減率第一段にある。(2) 平衡含水率と相対湿度の関係は最小自乗法によって Chen-Clayton 式に精密にあてはめられた。(3) 吸着等温線に Chen-Clayton 式を用い Clausius-Clapeyron 式により
    シリカゲル
    の蒸発潜熱を直接計算した。(4) 吸湿速度定数は Arrhenius 形の式に当てはあられた。以上の結果をもとに,
    シリカゲル
    粒子と通過空気に関する温度・物質量移動の非定常方程式を導いた。次に, これを数値解析することによって
    シリカゲル
    固定層を通過する空気の温度と湿度および
    シリカゲル
    粒子の温度と含水率に関するシュミレーションを行い
    シリカゲル
    を用いた常温通風除湿乾燥装置の実用性を確認した。
  • 谷田 部純, 北野 義則, 影山 俊文
    土木学会論文集
    2004年 2004 巻 769 号 83-88
    発行日: 2004/08/22
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    水ガラスから湿式法によって作成した
    シリカゲル
    を用いて空気中のトリエチルアミンの除去を行った. トリエチルアミンは
    シリカゲル
    表面に存在するシラノール基と反応し,
    シリカゲル
    上に固定されることがわかった. 熱分析とIR分析より, 熱処理でシラノール基の量が変化し, 200℃以上で縮合反応が始まり600℃で終了し, トリメチルアミンの除去量はこれに伴って減少した.
    シリカゲル
    上に固定されたトリエチルアミンは酸処理によって容易に除去され, 元の
    シリカゲル
    になった. この処理を20回繰り返してもトリエチルアミンの除去性能に変化はなかった. 最高除去率は
    シリカゲル
    1.0gあたりトリメチルアミン0.36gであった.
  • 高杉 政彦, 渡辺 訓行, 氏平 祐輔
    分析化学
    1983年 32 巻 4 号 277-281
    発行日: 1983/04/05
    公開日: 2009/06/19
    ジャーナル フリー
    シリカゲル
    ,銀-
    シリカゲル
    ,トリメチルシリル化
    シリカゲル
    に吸着した芳香族化合物,ケトン,1-ヘキセンの13C-核磁気共鳴を測定した.芳香族化合物及び1-ヘキセンの化学シフトは,
    シリカゲル
    ではシラノール基,銀-
    シリカゲル
    では銀イオンとの相互作用に特有なシフトの傾向を示した.トリメチルシリル化
    シリカゲル
    では,一様な高磁場シフトを示した.ケトンでは三つの吸着剤ともシラノール基との水素結合に基づくシフトを示した.又,トリメチルシリル化
    シリカゲル
    を種々の溶媒中で測定した.溶媒中では,化学シフト及び線幅が溶媒が存在しないときの約半分になった.
  • *荒木 理成, 江藤 真由美, 川本 大祐, 大橋 弘範, 本間 徹生, 岡上 吉広, 横山 拓史
    日本地球化学会年会要旨集
    2014年 61 巻 1P11
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/09/12
    会議録・要旨集 フリー
    ケイ酸植物であるイネ中でのZnやCdの挙動を研究する上で、ケイ酸とZnやCdとの相互作用に関する研究が必要であると考えられる。本研究では、イネ中でのZnとCdの挙動に関する研究の一環として、シリカの溶解に及ぼすZnとCdイオンの影響について調査した。pH 5.5において、ZnとCdイオンが存在することで
    シリカゲル
    の溶解が促進された。しかし、
    シリカゲル
    上にZnおよびCdイオンは吸着しなかった。その促進は金属イオンの水和水の交換反応による
    シリカゲル
    表面近傍での活発な水分子の運動によりシロキサン結合への水分子の攻撃の頻度が増加することに起因すると考えられる。pH 7.5の場合、Znイオンが存在する場合の方がCdイオンが存在する場合より
    シリカゲル
    の溶解が促進された。Znイオンは
    シリカゲル
    に吸着されたが、Cdイオンは吸着されなかった。この結果とXAFSの結果から、
    シリカゲル
    表面上にZn/ケイ酸複合体が生成することで溶解が促進されたと考えられる。
  • 福本 文良
    日本植物病理学会報
    1996年 62 巻 1 号 49-52
    発行日: 1996/02/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    タバコ輪点ウイルスの感染葉粗汁液と組織片を用いて,L-乾燥,凍結乾燥および
    シリカゲル
    乾燥法による病原性の長期保存性を調べた。それぞれの処理で粗汁液の病原性は無処理に比べて19%, 0.1%および0%に低下した。10%ぶどう糖と5%リジンの両添加物を加えた標品のL-乾燥および
    シリカゲル
    乾燥法による処理後の病原性は高く維持され,それぞれ82%と47%であった。一方,凍結乾燥の場合,5%リジンの添加で73%であった。高温における保存試験でも,それらの添加物は病原性の低下を抑制し,保護効果はL-乾燥,凍結乾燥,
    シリカゲル
    乾燥法の順であった。10%ぶどう糖と5%リジンを添加したL-乾燥標品では,病原性は-20°C以下で99か月間安定して保存された。
    シリカゲル
    乾燥標品でも長期保存が可能であった。
  • 藤井 弘志, 早坂 剛, 横山 克至, 安藤 豊
    日本土壌肥料学雑誌
    1999年 70 巻 6 号 785-790
    発行日: 1999/12/05
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    床土のpHを上げないでケイ酸の供給が可能な資材として
    シリカゲル
    に着目し,苗質の向上(充実度,発根力),活着および初期生育の確保に対する
    シリカゲル
    の苗箱施用の効果について検討した。1)苗の乾物重,充実度およびケイ酸含有率は
    シリカゲル
    施用区で無施用区に比べて高くなった。苗質の向上する要因として,
    シリカゲル
    の施用によりケイ酸吸収量が高まり,気孔が開放してみかけの光合成速度が高まったことと,葉身の直立度の向上による光の透過率が高まったことがあげられる。2)せん根処理した苗の発根数および発根力は
    シリカゲル
    施用区で無施用区に比べて高くなった。苗の発根力が高まった理由としては,
    シリカゲル
    の施用により苗のみかけの光合成速度が高まり苗中のTAC含量が高まったことによると考えられた。 3)
    シリカゲル
    の施用が水稲の初期生育に及ぼす効果は茎数を確保するだけでなく,ケイ酸吸収量が多くなることからみかけの光合成速度の向上により乾物生産量が多くなり,1茎当たりの乾物重の大きい茎の確保につながっていると考えられた。4)以上より,
    シリカゲル
    の苗箱施用は,苗質の向上,水稲の初期茎数の確保および茎質の向上に対して,極めて有用な技術であることが認められた。苗質向上に対する効率的な
    シリカゲル
    の施用量は,1箱当たり250g程度であると考えられた。
  • VII. 水ガラス・鉱さい施用水稲に対するニカメイチュウの加害と摂食行動
    笹本 馨
    日本応用動物昆虫学会誌
    1959年 3 巻 3 号 153-156_1
    発行日: 1959/09/30
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    水稲ケイ酸とニカメイチュウとの関係を知るため
    シリカゲル
    を用いたが,鉱さい施用の場合と次の点で一致した結果を得た。
    1)
    シリカゲル
    施用水稲で幼虫を飼育すると大あごの磨耗が多い。
    2) 接種した幼虫は
    シリカゲル
    区水稲よりも対照区に多く集まり,加害量,食入虫数,ふん量も多く,ケイ酸施用量が多いものほど少ないことが認められた。
    シリカゲル
    施用は鉱さい施用と同様に稲体を強剛にしまた幼虫の誘引物質生成に関係があるように思われる。
  • *宮崎 隆, 柴田 知之, 芳川 雅子
    日本地球化学会年会要旨集
    2002年 49 巻 2P26
    発行日: 2002年
    公開日: 2004/01/08
    会議録・要旨集 フリー
    表面電離型質量分析計(TIMS)による鉛同位体比測定において使用する
    シリカゲル
    アクチベーターを, テトラエトキシシランの加水分解を利用した新しい方法により作製することに成功した。新しい
    シリカゲル
    アクチベーター使用した標準試料のくり返し測定の結果, 新しい
    シリカゲル
    アクチベーターの使用はイオンビーム強度と同位体比再現性の向上に有利であることが明らかとなった。
  • 雨宮 登三, 黒川 広三
    燃料協会誌
    1957年 36 巻 2 号 52-60
    発行日: 1957/02/20
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    石油溜分中の芳香族炭化水素を吸着分離するのに適した, 選択的吸着能にすぐれた
    シリカゲル
    の調製法についで研究し, Davison18-08-08-226 にもまさる優秀な
    シリカゲル
    を得ることができた。この
    シリカゲル
    は, プラットフォーメートその他の石油溜分からアロソープ法に準じた操作によつて芳香族炭化水素を分離するのに役立つのみでなく, パラフィン性石油溜分の脱硫処理にも利用し得ることが示された。
  • 藤井 欽二郎, 石堂 善彦
    窯業協會誌
    1965年 73 巻 832 号 113-116
    発行日: 1965/01/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    高温における純
    シリカゲル
    の変化を再検討した. テトラエチルオルソシリケートから調製した微粉状
    シリカゲル
    (I) を圧縮成形してつくった円板は, 石英ガラス容器中, 約1150℃の加熱でガラス化して半透体になる. 白金容器中では, このゲルはクリストバライトに変りやすい. 4塩化珪素を加水分解して塊状に乾燥した
    シリカゲル
    (II) は, 上記より多少低温, 1050℃で透明になり, 1100℃では, 少量成分おそらく内包された水分を放出してポッピングを起し始める.
  • 薄層クロマトグラフ用シリカゲル中の微量鉄の除去と定量(第2報)
    大田 稔
    分析化学
    1966年 15 巻 2 号 169-171
    発行日: 1966/02/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
    (1)塩酸-メチルイソブチルケトン分配抽出法によれば,振り混ぜ1.5hrで
    シリカゲル
    中の全鉄量(4×10-3%)の約23%が抽出され,さらにメチルイソブチルケトンを取り替えることによって計5回抽出すると約25%が抽出され,それ以上
    シリカゲル
    からは鉄は出てこない.この量が表面付着の鉄量であるとみなされる.
    (2)本法によれば,
    シリカゲル
    に添加した鉄はほとんど全部回収され,したがって,
    シリカゲル
    の表面に付着している鉄はほとんど完全に除去できることとなる.
  • 村田 敏, 宮内 樹代史, 榎本 敏夫
    農業機械学会誌
    1991年 53 巻 Supplement 号 299-300
    発行日: 1991/04/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 杉田 創, 松永 烈, 山口 勉, 青木 一男
    日本地熱学会誌
    2001年 23 巻 4 号 243-250
    発行日: 2001/10/25
    公開日: 2009/08/07
    ジャーナル フリー
    Experiments on the polymerization reaction of silicic acid were carried out at pH7 and the effect of temperature (nearly 313, 333 and 353 K) was experimentally examined on the polymerization of silicic acid, particularly on the maximum polymerization rate, in supersaturated silicic acid solutions (the initial silicic acid concentration was approximately 500, 700 and 900 mg/l). In the case of 700 and 900 mg/l of the initial silicic acid concentration, the polymerization rate increased with increasing temperature. In the case of 500 mg/l, the polymerization rate decreased with increasing temperature and the polymerization reaction did not occur at 353 K. At the fixed temperature, the polymerization rate of silicic acid was higher as the initial silicic acid concentration was higher. Regardless of both initial silicic acid concentration and temperature, the polymerization rate of silicic acid became maximum when the supersaturated silicic acid concentration decreased by 20∼30%. The maximum polymerization rate of silicic acid Rmax is represented by the following equation:log Rmax=k1·pH+k2·log{(C0-Ce)/Ce}+k3T+k4where Rmax, pH and T are the maximum polymerization rate of silicic acid [mg 1-1 min-1], the pH and the temperature of solution [K], respectively. C0 and Ce are the initial concentration and the equilibrium concentration of silicic acid [mg/l]. From the experimental results in this study and Sugita and Yamamoto (1999), the above equation will be able to be useful at the range of the following conditions : pH=6.4∼7.9, (Co-Ce) /Ce=1.25∼4.59 and T=308∼353 K. Then, k1=0.632±0.002, k2=3.73±0.01, k3=0.0385±0.0014, k4=-17.1±0.5.
  • 宇津木 弘
    材料
    1978年 27 巻 298 号 647-652
    発行日: 1978/07/15
    公開日: 2009/06/03
    ジャーナル フリー
    The silica gels were chemically treated with several kinds of alcohol or with tartaric acid dibutyl ester. Most of the surface silanols on these silica gels were confirmed to be substituted by the corresponding alcoxy group of the alcohol used or by tartaric acid diester group by means of their ir-spectra and the number of surface group estimated from the results of the microanalysis. Both original and surface-treated silica gels were used as the supports to investigate the gas chromatograph. The solutes used were the isomer of dimethyl cyclohexane, the mixture of n-heptane, n-hexene and benzene and the mixture of cyclohexane, cyclohexane and benzene. The following results were obtained:
    (1) The gas chromatograph using the original silica gels showed an appreciable tail in the shape of peak and a long retention time. These were attributed to the strong interaction between the surface silanols and solutes.
    (2) The gas chromatograph using the silica gels treated with linear chain alcohols showed that the longer carbon chain (increasing hydrophobic nature) causes more effective separation of the solutes mixture and symmetric shape of the peak. These were attributed to the low energy surface of these supports.
    (3) The silica gels with the surface group containing the hydrophilic functional groups such as _??_C=O and _??_C=O-O- dispersed well into water, and showed hydrophilic nature. However, in the gas chromatograph of the mixture of the non-polar solutes these supports behaved like the ones with low energy surface (symmetric peak shape and the short retention time.). The heat of adsorption obtained from the plots of logtR/T against 1/T supported these results.
  • 松下 秀鶴, 嵐谷 奎一
    分析化学
    1971年 20 巻 1 号 78-83
    発行日: 1971/01/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
    二層二次元薄層クロマトグラフィーにより,フタロジニトリルとその代謝関連物質を分離する条件を調べた.吸着剤や展開剤の選定,移動速度の調整などを検討した.
    薄層プレートは(a)下部をくし状に削った
    シリカゲル
    層の両側にアセチル化セルロース層をもつもの,または(b)
    シリカゲル
    -微結晶セルロース(1:1,w/w)層の両側にアセチル化セルロース層を有するものを用いる.110℃,1時間加熱活性し,試料を
    シリカゲルまたはシリカゲル
    -微結晶セルロース層上に塗布する.そして
    シリカゲル層またはシリカゲル
    -微結晶セルロース層上,四塩化炭素-酢酸エチル-酢酸(7:2:0.5,v/v)を用いて一次元展開を行なったのち,メタノール-エーテル-水(7:2:0.5,v/v)を用いてアセチル化セルロース層上で二次元展開を行なう.スポットの検出は短波長紫外線照射下で行なう.以上の方法によりフタロジニトリルとその代謝関連物質は比較的よく分離することを認めた.
  • 田淵 浩平, 山下 耕生, 新妻 成一, 小林 新
    日本土壌肥料学雑誌
    2018年 89 巻 1 号 26-30
    発行日: 2018/02/05
    公開日: 2018/06/08
    ジャーナル フリー

    シリカゲル
    肥料を含めたケイ酸質資材をトリス緩衝液カラム浸出法により溶出させ,溶出したケイ酸について調査した.トリス緩衝液カラム浸出法による各ケイ酸質資材の144時間に溶出する累積ケイ酸溶出量は,①
    シリカゲル
    肥料を除き,水–弱酸性陽イオン交換樹脂抽出法によるケイ酸抽出量と高い相関関係が認められ,②
    シリカゲル
    肥料を含め,ポット栽培試験で求めた水稲のケイ酸吸収量と高い相関関係があることから,ケイ酸質資材の可給態ケイ酸の評価法として有効であると考えられた.

  • 杉田 創, 坂東 芳行, 安田 啓司, 中村 正秋, 山口 勉, 松永 烈
    日本地熱学会誌
    2000年 22 巻 1 号 1-8
    発行日: 2000/01/25
    公開日: 2009/08/07
    ジャーナル フリー
    The seeding method using silica gel particles has been suggested as a prevention method of silica scale. In this study, in order to be effectively utilized the seeding method, the reactor with the silica gel fluidized bed is suggested as the apparatus for the silicic acid removal. The seeding method was applied to a heat exchanger and the results of some preliminary experiments are reported Firstly the height of fluidized bed of the silica gel seeds against the superficial velocity of the liquid was examined experimentally and theoretically. As the results, in the case of using the silica gel seeds as fluidized particles, it is found the appropriate superficial velocity is in the range from 0.05×10-3 to 3.7×10-3m·s-1. Next the experiments on the silicic acid removal were carried out using the sodium silicate solution as a supersaturated silicic acid solution. The removal quantity of silicic acid increased with seed quantity and was in inverse proportion to the superficial velocity of the liquid. The removal ratio of silicic acid was in proportion to the temperature of the effluent but the removal quantity of silicic acid did not be apparently affected by the temperature of the effluent. Therefore it is considered that the prevention of silica scale formation is achieved as the temperature of the effluent is higher. The using the seed quantity per unit of flow rate is possible to be relatively estimated the data on the silicic acid removal in the different seed quantity and superficial velocity.
  • 早坂 剛, 藤井 弘志, 安藤 豊, 生井 恒雄
    日本植物病理学会報
    2000年 66 巻 1 号 18-22
    発行日: 2000/04/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    化学合成農薬の使用量を減らしたイネいもち病防除法を開発するために,本病の第一次伝染源として重要な苗いもちの発生に及ぼすケイ酸資材としての
    シリカゲル
    の効果を検討した.
    シリカゲル
    250∼1000gを育苗土3000gに混和し,本病自然感染籾を播種し,育苗期の苗いもちの発生と苗のケイ酸含有量の関係を調査した.その結果,
    シリカゲル
    施用により苗いもち発生は無施用区と比較し著しく抑制され,その後の育苗箱における二次感染も顕著に抑制された.苗のケイ酸含有率は播種5日後から対照区に比べて有意に高くなり,7日後には500g施用区では対照区の2.37倍になった.また,既存の3種のケイ酸資材を施用し,苗のケイ酸含有率,窒素含有率をおよび土壌pHの変化を比較検討した結果,ケイ酸含有率は
    シリカゲル
    施用区で最も高くなったが,窒素含有率は資材間で差が認められなかった.土壌pHは
    シリカゲル
    以外の資材施用では,いずれもイネの育苗に不適当なPH範囲まで上昇した.これらのことから,
    シリカゲル
    の施用は育苗土のpHを変化させずに育苗初期から苗のケイ酸含有率を高め,苗いもちの発生を抑制できる有効な方法であることが明らかになった.
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