日常の生活環境のなかで、歩行者と自動車が交錯する場所である横断歩道は、非常に交通事故の起こりやすい場所である。そこで右折車両を感知し、横断歩道の歩行者を照らし出すシステムを長野県警·愛知県警殿と共同開発した。特徴は、夜間右折をする車両をセンサーで感知した場合に照明が点灯するシステムで、常時点灯している場合と比較しドライバーに対するサイン的な効果が高まる利点がある。また必要時にのみ点灯させることで省エネにも考慮している。投光器にはセンサーによる瞬時点灯に対応出来るようにハロゲン電球(
シールドビーム
)を使用している。様々な横断歩道を想定したトータル的なシステムの検討が今後必要である。
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