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全文: "ステップ" 植生
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  • 李 雲慶, 大沼 一彦, 安田 嘉純
    写真測量とリモートセンシング
    1990年 29 巻 1 号 4-12
    発行日: 1990/02/28
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    After April 1982, weekly global Normalized Vegetation Index (NVI) image data are supplied from NOAA/NESDIS of U.S.A, using Advanced Very High Resolution Radiometer (AVHRR) channel 1 and 2.
    In this paper, the NVI data with coarse spatial resolution and high temporal frequency are used to investigate seasonal dynamics of NVI in some typical vegetation areas of China. We found that monthly changes of NVI had a close relation with vegetation growth in their area, it is possible for vegetation monitoring using these data. Further, this paper presents that the yearly difference of NVI pattern related with growing condition of crop and has a little connection with the yield of crop in these agricultural area. This is useful to find unusually crop growing in an early stage.
  • 本多 嘉明, 村井 俊治, 加藤 喜久雄
    写真測量とリモートセンシング
    1992年 31 巻 1 号 4-14
    発行日: 1992/02/28
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    The objectives are to develop a methodology fo gloabal mapping of vegetation with NOAA Global Vegetation Index and geoinformation and to monitor the globala change of bioshere.
    The methodology wich has been developed by the authors is based on multi-temporal analysis in which monthly vegetation activity cycles of NVI (Normalized Vegetation Index) were recognized by pattern of vegetation types together with geoinformation such as DEM (digital elevation model) .
    As the result of the study, a global vegetation map with eight vegetation types which were defined by multitemporal pattern was produced using three years average of NOAA GVI for 1985 to 1987.
  • 田村 岳, ニャムサンジャ フラン, 渡邊 眞紀子, ボロルマ オユンツェツェク
    日本地理学会発表要旨集
    2020年 2020s 巻 P155
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/03/30
    会議録・要旨集 フリー

    モンゴル国の首都ウランバートル北部の森林ステップ帯において、放牧圧のないズスランのエコトーンを調査対象とすることで、人為圧が都市部近郊の自然環境にどのような影響を及ぼしているのかを調査した。調査では100m×3mのトランセクトを設定し、植生調査と土壌調査を行った。毎木調査の結果から、調査対象地が100年以内に生じた数回の森林火災により植生が変化していることが判明した。また、伐採、火災、レジャーといった人為圧の影響も受けており、ヨーロッパアカマツとシラカンバの林分境界や、森林/草地の境界(エコトーン)が数十年スケールで揺らいでいるということが判明した。さらに地上景観と土壌は、土層厚や水分含有率で少なからずの対応を示しているということも分かった。

  • その景観生態学への展開
    大野 啓一
    景観生態学
    2006年 11 巻 1 号 39-52
    発行日: 2006/10/31
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    本総論では, 植生図の正しい利活用の基盤となる相観的基準と種組成的基準について比較・検討を行った.群集など種組成的基準により分類体系化された植物社会学的植生単位には, 階級的属性だけでなく, 群落地理, 群落形態, 群落動態といった属性もあり, それらについても考慮する必要がある.また, 植物社会学的植生単位を凡例として作成された植生図を利用して植生診断や立地評価を行う場合, 植生単位がもつ様々な属性の生態的特質についての理解が必要なことを述べた.しかし, 植生図を利用する側が, 植生単位がもつ生態的特質を必ずしも理解していないのが実情である.この問題は, 植生図の有効利用を図るうえで解決すべき課題でもある.さらに本論では, 植生図を利用した植生景観の類型区分にかかわる景観生態学的研究について論じた.すなわち, 植物社会学から発展した群植物社会学あるいは群植生学における植生複合単位の分類基準を示すとともに, 植生景観の基本単位である総和群集区について解説した.また, 筆者らがこれまで行った, 植生景観の空間構造や相互関係の解析にかかわる景観生態学的研究成果の幾つかを示した.
  • 菅野 一郎
    森林立地
    1984年 26 巻 1 号 10-15
    発行日: 1984/06/30
    公開日: 2017/10/31
    ジャーナル フリー
  • 押野 昭生
    人文地理
    1959年 11 巻 1 号 93a
    発行日: 1959/02/28
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
  • 松冨 英夫, 舟木 真智, 今井 健太郎
    海岸工学論文集
    2006年 53 巻 181-185
    発行日: 2006/10/10
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    津波や洪水の氾濫流のように長波 (静水圧) 近似が可能な流れを対象として, 植生域に限らず, 住宅域などにも適用可能な氾濫流の基礎式を誘導している. 基礎式は力学的にばかりでなく幾何学 (体積) 的にも植生や住宅などの存在を考慮しており, 従来のものより近似度が高いものとなっている. 基礎式が安定的に解け, 計算結果が改良され, 良好であることを植生域氾濫流の実験値と計算値の比較を通して示している. さらに植生の抗力, ひいては氾濫浸水深などに大きく影響する植生の投影面積評価に関しても, より一般的で簡単なものに改良しており, 植生域氾濫流の数値計算法の進歩に貢献している.
  • 宮脇 昭
    地図
    1968年 6 巻 2 号 1-9
    発行日: 1968/06/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
  • 菅野 一郎
    森林立地
    1983年 25 巻 2 号 38-44
    発行日: 1983/12/30
    公開日: 2017/10/31
    ジャーナル フリー
    中国に存在する多種多様の群落類型を検討してきたが,いまここでは960万余km^2の祖国の土地においてそれらが如何に分布しているか,それらの分布はどのような地理的規則に従っているかを検討しよう。周知のように,植生の地理的分布を決める二大要因は熱量と水分である。地球表面で熱量は存在する緯度の位置につれて変化し,水分は海洋からの距離の遠近と大気大循環や海洋流の特徴によって変化する。水分と熱量の結合は気候・植生・土壌などの地理的分布を導き,一面では緯度の方向に沿って帯状をなし規則的に交替し,別の面では沿海より内陸の方向に帯状をなし規則的に交替している。前者を緯度的成帯性と呼び,後者を経度的成帯性と呼ぶ人もいる。このほか場所の高度が増すにつれて気候・土壌と動植物もまた規則的に変化し,これが垂直成帯性である。外国のある人は,緯度的成帯性・経度的成帯性と垂直成帯性の三者が結合して一地区の基本的特徴を決定すると考えており,これがいわゆる"3方向成帯性学説"である。
  • 川鍋 祐夫, 押田 敏雄, 南 寅鎬, 冦 振武, 蒋 徳明, 魏 均, 甲斐 崇
    日本草地学会誌
    1996年 41 巻 4 号 325-328
    発行日: 1996/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    羊草(Aneurolepidium chinense)には緑型と灰型の2生態型があり,灰型は緑型より耐塩性と耐乾性が強いとされる。2生態型の生育地土壌のアルカリ度を2草地A)およびB)で比較した。A草地ではアルカリ・スポットの周辺に形成された灰型羊草植生とそれの外側に隣接して分布する緑型羊草植生の土壌を調査した。深さ10cmの灰型および緑型羊草の土壌は,pHがそれぞれ9.5および8.2,EC(mmho/cm)が0.222および0.105であった。B草地では深さ10cmの灰型および緑型羊草植生の土壌pHはそれぞれ9.8および9.6,同じくECはそれぞれ0.098および0.052であった。このように,灰型羊草は緑型羊草より理化学性の著しく劣化した土壌に生育していることが確かめられた。
  • 勝呂 博之, 橋田 欣一, 矢島 崇, 新谷 融
    日本林學會北海道支部講演集
    1980年 28 巻 54-56
    発行日: 1980/02/28
    公開日: 2018/04/04
    ジャーナル フリー
  • Shuang GAO, 石川 忠晴
    土木学会論文集B1(水工学)
    2013年 69 巻 4 号 I_859-I_864
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/31
    ジャーナル フリー
    Quasi-3D model and SDS (sub-depth scale) turbulence model are combined to simulate the horizontal shear layer development along the interface of bank vegetation. Turbulence productions caused by bottom friction and vegetation drag are formulated based on previous experiments on turbulence intensity in flows in an open channel and through model vegetation (cylinder arrays). Computations are made for two flow conditions of flume experiment with vegetation model published in literatures. Good agreements are obtained for transverse and streamwise velocity profiles in the developing shear layer containing horizontal coherent vortices. The characteristics of turbulence components are also predicted well. Furthermore, simulation results suggest that strong SDS turbulence is generated near vegetation boundary and transported to vegetation zone and main channel by horizontal coherent vortices.
  • 岩崎 理樹, 清水 康行
    応用力学論文集
    2008年 11 巻 745-752
    発行日: 2008/08/25
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    In this paper, eco-morphological model is proposed to simulate morphology at tidal environment with vegetation growth. Two numerical experiments such as vegetated scenario and unvegetated scenario were performed to clarify influence of vegetation on morphological evolution. This model was applied to a square tidal flat and calculations were conducted for 350 days. Computational results show that a complicated channel network is formed on tidal marsh and natural levees were appeared around the channel network in both cases. In addition, the vegetation propagated along the natural levees. In vegetated scenario, sediment deposition was enhanced by effect of vegetation on natural levee in comparsion with unvegetated scenario. Therefore, these results indicated that tidal channels are formed more clearly due to vegetation.
  • 鈴木 康平, 上條 隆志, JAMSRAN Undarmaa, 小長谷 有紀, 田村 憲司
    植生学会誌
    2015年 32 巻 1 号 37-48
    発行日: 2015/06/25
    公開日: 2015/08/07
    ジャーナル フリー
    1. モンゴルの森林ステップ域と典型ステップ域における耕作放棄後の植生回復について評価するために,それぞれの植生帯で2 年間休耕されている耕作地,20 年間以上放棄されている耕作放棄地,自然度の高い放牧地の種組成を近傍する地点で比較した.また両植生帯の植生変化プロセスを比較することにより耕作放棄後の植生回復を妨げる要因について考察した.
    2. 森林ステップ域に位置するセレンゲ県北部において,休耕地で7 スタンド,耕作放棄地で6 スタンド,放牧地で5 スタンド,典型ステップ域に位置するトゥブ県中部において,休耕地で17 スタンド,耕作放棄地で5 スタンド,放牧地で8 スタンドを設定し植生調査を行った.
    3. 耕作停止後の種組成変化,その変化プロセスにおける地域的な差異を検証するために,NMDS による序列化およびPermutational MANOVA を行った.耕作放棄後の種組成変化が同地域の自然度の高い放牧地に近づく変化であるかを評価するために,各地域の放牧地のスタンド群についてどの既存群集との類似性が高いのかを明らかにし,類似性が高いと判断された既存群集の標徴種群が放棄地と放牧地の種組成の類似に寄与しているのかについて判断した.
    4. セレンゲ県のステップ植生はPoo attenuatae-Stipetum grandis に類似し,トゥブ県のステップ植生はCymbario dahuricae-Stipetum krylovii に類似していた.NMDS による序列化とPermutational MANOVA の結果より,トゥブ県に比べセレンゲ県の方が休耕地と放棄地間の種組成の相違が大きく,かつ放牧地に種組成が類似していることが示された.また,セレンゲ県の放棄地では群集標徴種,群団標徴種,クラス標徴種が出 現していたが,トゥブ県の放棄地では群団標徴種とクラス標徴種は出現していたものの群集標徴種は出現していなかった.
    5. セレンゲ県の放棄地の種組成は20 年かからず放棄直後から大きく変化し,調査地点周辺のステップ植生を特徴づける標徴種群も再定着するが,トゥブ県の放棄地の種組成は約20 年程度では放棄直後からあまり変化せず,耕作により失われた標徴種群の再定着も困難であった.セレンゲ県では耕作放棄後に植生回復しないリスクが低く,トゥブ県では耕作放棄後に植生回復しないリスクが高いと評価された.
    6. セレンゲ県の放棄地では,降水量が多いため耕作放棄地に散布された種子の発芽・定着の機会が多く,一方で,トゥブ県の放棄地では,降水量が少ないため放棄地に散布された種子の発芽・定着の機会が少なく,植生回復プロセスに違いが生じた可能性がある.
  • 平田 吉成, 真野 明, 有働 恵子, 呉 修一
    土木学会論文集B1(水工学)
    2014年 70 巻 4 号 I_859-I_864
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/05/18
    ジャーナル フリー
    Vegetated flow in open channel is studied by many researchers. However, there are few studies about steep slope flows with vegetation. This study aims to predict turbulence property of this flow so as to estimate the degree of erosion at levees when flood flow occurs. Two models and two coefficients are used in this study. There are significantly different results due to the difference of coefficients which is not optimized from those which is optimized. Therefore, it is important to optimize coefficients to be applied. The prediction of turbulence property was improved by optimized coefficients in this study.
  • 中矢 哲郎, 池田 駿介, 戸田 祐嗣, 古賀 智之
    水工学論文集
    2004年 48 巻 1627-1632
    発行日: 2004/02/01
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    Laboratory experiments on the flow with very flexible submerged vegetation was performed, in which the flow velocity, velocity fluctuation, fluctuation and deformation of plants were measured by using various method. It was found that the wavy motion of the vegetation termed honami was observed and the deformation of plant is closely associated with the turbulent flow structure, which yields the larger Reynolds stress near the top of vegetation layer. Numerical simulation was performed to predict the flow and the motion of vegetation. Turbulent flow was computed by 2D LES model, and the motion of vegetation was calculated by using the vibration equation taken into account the higher modes of vibration. The model can predict the flow field and the deformation of subemerged vegetation well.
  • 本多 嘉明, 村井 俊治
    地学雑誌
    1992年 101 巻 6 号 514-527
    発行日: 1992/12/05
    公開日: 2009/11/12
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  • 布和 宝音, 近藤 昭彦
    日本地理学会発表要旨集
    2013年 2013a 巻 604
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/14
    会議録・要旨集 フリー


    はじめに

    中国、内モンゴル自治区は黄砂の発生源として注目され、土地利用・土地被覆に関する多くの研究がある。衛星データを用いた解析では1980年代から1990年代にかけてNDVI(植生指数)が増加した地域が減少した地域より多かったことが明らかにされている(額尓徳尼2009)。中国では1990年代から持続可能な発展を目指し、2000年以降は砂漠化・環境問題を重視するようになった(梁2010)。2000年以降、内モンゴル自治区では、生態移民、退耕還林還草、新三牧などの環境政策が実施されているが、一方で内モンゴル全域が西部大開発の対象地域となっている。よって、近年の土地被覆変化は大きいと考えられる。

    本研究は近年、特に2000年以降の内モンゴル自治区における植生変動とその要因解析を行うことを目的とする。

    対象地域

    内モンゴル自治区は、中国の北部に位置し、全域の面積は、118.3㎢である。気候帯は、乾燥・半乾燥地域が大部分を占める。年降水量は、50㎜から400㎜ほどであるが、東部で400㎜以上と多く、西部では50㎜を下回る。森林は主に東北部の大興安嶺山脈に位置し、ステップは主に中部地域のシリンゴルと東部地域のホルチンに集中し、沙漠は主に西部に位置している。

    使用データ

    ・SPOT VEGETATION (1999年~2012年)   

    フランスが打ち上げた衛星に積まれた地球観測センサーである。青、赤、近赤外、中間赤外の4バンドを持っている。

    ・内蒙古統計年鑑(1999年~2012年)

    内蒙古の社会、経済および科学技術の発展状況を表す基本データが収録されている。

    ・世界気象資料 (1999年~2012年)

    世界各地の地上気象観測データを統計処理した日統計値と月統計値、累年平均値地点情報および解説が収録されている。

    ・ランドサットデータ TM、ETM

    米国NASAが打ち上げた地球観測衛星で、可視から熱赤外まで複数のバンドを持っている。

    ・中華人民共和国植生図(1:1000000)

    1980年代から1990年代中期の植生分布状況を示す。

    手法

    10日コンポジットで作成されているSPOT/VEGETATIONの正規化植生指数NDVIを用いて、ピクセル毎に一年36旬の最大NDVI(NDVImax)と年間積算値(ΣNDVI)を計算し、Mann-Kendall rank statistic法を用いて1999年から2012年の間のトレンド解析を行った。トレンド解析結果の検証にはランドサットデータを用いた。また、植生増減要因の検討には内蒙古統計年鑑を用いた。

    結果とまとめ

    NDVImaxとΣNDVIのトレンドは概ね同じ分布となった。NDVI増加地域は西のオルドス高原の東部、ホルチン周辺地域、東北のフルンベール地域である。NDVI減少地域は巴彦淖尔市の烏拉特後旗と烏拉特中旗に多く分布していることがわかる。

    NDVIトレンド図に中華人民共和国植生図を重ね合わせた結果、NDVIが減少傾向にある地域は荒漠からステップ地域に変わる地域であることが分かった。荒漠地域が解析期間の14年間で拡大している可能性を示唆している。

    NDVI増加傾向を示したオルドス高原とホルチン周辺地域について統計データと併せて検討した結果、これらの地域では植林が非常に活発であった。また部分的に耕地面積が増加しており、灌漑面積も増加していることが確認できた。つまり、これらの地域のNDVI増加傾向は植林、耕地面積の増加、灌漑面積の増加によるものと考えられる。

    東北部のフルンベール地域のNDVI植生増加地域の植生カテゴリーを検討した結果、沼地(湿地)でNDVIが増加していることが分かった。同地域をランドサットデータで判読した結果からも明瞭な植生増加があることが分かった。他のホルチン地域、オルドス地域と巴彦淖尔市のNDVI減少地域についてもランドサットデータで確認した結果同じ結果が得られた。よって、広域の植生変動解析の結果はより一層信頼性が上がると考えられる。
  • 武内 和彦, 大森 博雄
    地理学評論 Ser. A
    1988年 61 巻 2 号 124-142
    発行日: 1988/02/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    オーストラリア半乾燥地域,とくに南部半乾燥地域で,植生に重点をおいて人為的な環境変化過程を分析した.丘陵地帯では,開墾によって林地が極度に減少し,顕著な土壌侵食塩類集積・過湿化が進行していた.海岸砂丘地帯では,放牧などによる大規模な砂丘の再活動がみられた.化石砂丘が卓越するマレー・マリー地域でも,砂層の厚いところで,入植・開墾による植生破壊を契機とした砂丘の再活動が活発であった.ここでは,ユーカリのリグノチューバーが残されていれば植生の復元は可能であるが,それが除去された地域では自然植生の再生は困難である.また,植生が回復する場合も本来内陸の乾燥地域に出現するはずの乾生草原やアカシアの妨害極相が出現する.そうした植生が半乾燥地域に出現することは,植生からみた「砂漠化」がこの地域で進行していることを意味する.こうした「砂漠化」現象を緩和させるためには,土地自然の特性を踏まえた適正な植生管理計画の策定が必要である.
  • ―国際草原植生シンポジウム報告―
    斎藤 元也
    写真測量とリモートセンシング
    1988年 27 巻 1 号 54-57
    発行日: 1988/03/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
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