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全文: "スプツニ子!"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 瀬筒 秀樹
    表面科学
    2017年 38 巻 3 号 135-137
    発行日: 2017/03/10
    公開日: 2017/03/24
    ジャーナル フリー

    カイコ(蚕)がつむぐシルク(絹)は,古来より衣服の材料として人間に利用されてきた。シルクは,肌に優しく,低CO2排出量の天然タンパク質長繊維として見直されつつある素材である。カイコを育てて繭からシルクをとる「養蚕」は,明治時代以降の日本の主要な外貨獲得産業となり,日本の近代化を支えた。しかし,世界恐慌や代替品の化学繊維の登場,さらに国際価格競争の激化や農家の高齢化により,日本の養蚕業は深刻な存亡の危機に立たされている。そこで近年,日本に蓄積された高度な養蚕技術と,遺伝子組換え等の新たなバイオテクノロジー技術を組み合わせることで,従来の養蚕業を新たな産業(新蚕業)に転換する試みが進められている。その象徴が,「ひかるシルク」である。ひかるタンパク質=蛍光タンパク質をシルクに組み込んで,ひかるシルクをつくる技術は,これまでにないシルクと新素材をつくり出すことができるだけでなく,カイコを医薬品の製造工場として利用可能にする技術であり,「蚕業革命」を起こしうる技術である。表面科学やナノテクノロジーの研究は,今後のシルク新素材・新デバイスや新利用法の開発において,非常に重要な役割を果たしていくことが期待される。

  • 江口 徹
    日本物理学会誌
    2018年 73 巻 3 号 172-173
    発行日: 2018/03/05
    公開日: 2018/10/30
    ジャーナル フリー

    PTEPの最近の招待・特集論文から

    2017年12月号より

  • 小島 桂
    化学と生物
    2016年 54 巻 12 号 915-919
    発行日: 2016/11/20
    公開日: 2017/11/20
    ジャーナル フリー
  • 金光 淳
    理論と方法
    2018年 33 巻 1 号 114-131
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/02/01
    ジャーナル フリー

     近年日本各地で開催されているアート・フェスティバルはアートによる「観光のまなざし」を地域に内省化することで,観光客の側にも住民の側にも新たな地域表象を結像させている可能性がある.それはどのように地域イメージの形成に貢献しているのか,またそれは地域社会の問題をどのように可視化しているのかを瀬戸内国際芸術祭で探った.小豆島と豊島で行われた島ブランド・イメージ連想調査データのネットワーク分析は,1)産業が盛んで伝統的な地域イメージが形成されている小豆島では,アートはそれにほとんど貢献しておらず,産物,観光とメディア・コンテンツの連想イメージが前面化している;2)これとは対照的に産業が衰退し確固たる地域イメージが形成されていない豊島においては,地域表象形成におけるアートの役割は大きい.アート・フェスティバルは感覚的反応,他地域の連想を伴ないつつ,美しい瀬戸内の風景に助けられ豊かな美的空間を形成するのに貢献している;3)豊島では産業廃棄物問題は大多数の観光客には見えていないものの,地域の記憶を伝承するアート作品やシンボリックな豊島美術館を通してこの問題が観光客の一部にも連想されており,アート・フェスティバルは観光客の産業廃棄物問題の可視化にある程度貢献している,ことが明らかになった.これらの知見を基に瀬戸内国際芸術祭の課題が論じられた.

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