詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "ソライロアサガオ"
17件中 1-17の結果を表示しています
  • 栗原 渉, 韓 旭, 串山 久美子
    芸術科学会論文誌
    2023年 22 巻 3 号 5_1-5_17
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/12
    ジャーナル フリー

    コンピュータの発達により植物を用いたシステムについての研究が多く行われてきたが,植物の魅力の1つである花に着目したものは多くない.そこで,本研究では花色が変化する特徴を持つ

    ソライロアサガオ
    に着目し,二酸化炭素を添加することで
    ソライロアサガオ
    の花色が変化するインタラクティブなフラワードームを制作した.また,一般に
    ソライロアサガオ
    の花色が変化することは知られているものの,変化に必要な条件について調査はされていなかった.そのため,本稿では
    ソライロアサガオ
    の花色が変化する条件の調査と検討も行った.その結果,容量約900mlの容器に対して100ml/10秒の二酸化炭素を1分間および2分間添加し,前者は3分間,後者は1分間待機することで花色が赤く変化することがわかった.また,変化後約20分間待機することで花色が青色に戻っていくこともわかった.加えて,色差の比較により,変化させた赤色の状態,変化させた青色の状態の区別が可能であることが示された.

  • 清水 文一, 藤森 明日香, 宮川 恒, 上野 民夫, 渡邊 健, 小川 奎
    Journal of Pesticide Science
    2000年 25 巻 4 号 365-372
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    サツマイモつる割れ病菌 (PF; F. oxysporum f. sp. batatas) は
    ソライロアサガオ
    (Ipomoea tricolor) に対して病原性を示し, 播種後7日後の幼苗に黄化を引き起こした. 子葉内に含まれる葉緑素量を定量することにより黄化を定量的に評価した. この子葉の黄化は非病原性 Fusarium (NPF; F. oxysporum 101-2) の胞子の前処理によって強く抑制されることを見出した. またこの黄化の抑制にともなって子葉や葉柄への菌の侵入も抑制されていた. 黄化の抑制はNPF培養濾液から菌体を遠心で除いた上澄み液によっても誘導されたが, 熱処理した上澄み液では誘導されなかった. また死菌胞子を処理しても黄化の抑制は誘導されなかった. このNPFが有する黄化抑制の誘導に関わる因子は熱に不安定な物質であると考えられた. この
    ソライロアサガオ
    を用いた抵抗性誘導の評価系は扱いやすく, PF,
    ソライロアサガオ
    およびNPFの関わる生物間の相互作用の化学的な解析に有用であると考えられた.
  • *星野 敦, 朴 慶一, 崔 丁斗, 飯田 滋
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2011年 2011 巻
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/12/02
    会議録・要旨集 フリー
    生物の模様には、しばしばエピジェネティクスが関与する。
    ソライロアサガオ
    pearly-vは「刷毛目絞り」と呼ばれる模様の花を咲かせる自然突然変異である。我々は、pearly-vがアントシアニン色素生合成系のDFR-B遺伝子の上流にDNA型トランスポゾンが挿入した変異であることを見いだした。花の絞り模様は、トランスポゾンの転移による体細胞変異が遺伝子発現を変化させて生じることが知られている。しかし、pearly-v遺伝子座に挿入されたトランスポゾンは安定で転移は確認できず、刷毛目絞りの形成に体細胞変異は関与していなかった。そこでpearly-v遺伝子座のDNAメチル化を調べたところ、DFR-B遺伝子のプロモーター領域内の特定の配列が花弁の非着色細胞では特異的にメチル化されているが、着色細胞では低メチル化状態にあることを見いだした。以上の結果は、刷毛目絞りもエピジェネティクスが関与する現象であり、体細胞レベルでの高頻度なDNAメチル化の変化がDFR-B遺伝子の発現を制御して生じることを強く示唆している。
  • 中村 拓, 松中 昭一
    日本作物学会紀事
    1974年 43 巻 4 号 517-522
    発行日: 1974/12/30
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    アサガオを光化学オキシダントにたいする指標植物として利用するため, 自然発生した光化学オキシダントおよび人工的に製造したオゾンガス曝露により, アサガオの品種等感受性に影響する要因を検討した. (1) アサガオ品種間の感受性は,
    ソライロアサガオ
    に属するヘブンリーブルーとパーリーゲイトが最も高く, ニホンアサガオのスカーレットオハラおよびローズクィーンも高い感受性を示した. 同じくニホンアサガオであるが, わい性のキャロルレッドおよびキャロルブルー, うず性の紫獅子は感受性が低かつた. (2) 各生育段階における感受性は, 全葉数10~35葉期が高く, ごく若いか老化した時期では低下した. (3) 光化学オキジダントの被害は, 特定の葉位に発生する. すなわち, 上から数えて10~14番目の成熟した葉は感受性が高く, 展開中の若い葉および老化した葉は感受性が低かつた. (4) 施肥量が少ないと感受性が低下した. (5) 土壌水分が不足した場合も感受性が低下した. アサガオの分類について静岡大学助教授 米田芳秋氏の指導を受けた. また本研究の遂行にあたり当研究所生理第5研究室長 太田保夫氏より終始有益な指導と助言を与えられた. ここに両博士に深謝の意を表する. 本研究は昭和47年度より開始された環境庁計上の「農林水産生態系における汚染物質の循環と指標生物に関する研究」の一環として行なわれたものの一部である. 研究設定に尽力された各位に深く感謝するものである.
  • 石黒 紘規, 仁田坂 英二, 大谷 基泰
    植物環境工学
    2019年 31 巻 4 号 216-222
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/01
    ジャーナル フリー

    マルバアサガオ(Ipomoea purpurea)の葉肉プロトプラストの単離と培養条件を検討した.無菌播種後約10日目の実生を供試した.1 % (w/v)Cellulase Onozuka R-10と0.3 % (w/v)Pectolyase Y-23を含む酵素液を用いたところ供試した3系統の葉身からの平均プロトプラスト収量は葉片1 g新鮮重当たり6.3 × 106 - 9.2 × 106 個であった.単離した葉肉プロトプラストの密度を1.0 × 105 個 ml-1に調整した後改変LS液体培地中で培養したところ,2-3日後には第一細胞分裂が開始された.2,4-Dとkinetinを含む培地で約26 %のプロトプラストが分裂した.その後,コロニーや小カルスが形成された.プロトプラスト由来カルスを再分化培地に移植したところ,不定根が再分化した.

  • 2-オキソグルタル酸依存性ジオキシゲナーゼが鍵段階を触媒する
    清水 文一, 甲斐 光輔, 水谷 正治
    化学と生物
    2008年 46 巻 8 号 518-520
    発行日: 2008/08/01
    公開日: 2011/04/18
    ジャーナル フリー
  • *星野 敦, 崔 丁斗, 朴 慶一, 朴 仁淑, 飯田 滋
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2007年 2007 巻
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/12/13
    会議録・要旨集 フリー
    2001年にはじめて報告されたヘリトロンは、真核生物のローリングサークル型トランスポゾンである。他のDNA型トランスポゾンと異なり末端逆反復配列を持たず、自律性因子は複製開始タンパク質のnuclease/ligaseドメインとDNAヘリケース・ドメインを持つRep/Hel転移酵素をコードすると予測されている。さらに植物のヘリトロンは、複製タンパク質AのサブユニットであるRPA70に類似したRPA転移酵素もコードする。多くの植物ゲノム中に大量に存在するが、活性のある自律性ヘリトロンや転移機構は未解明である。
    ソライロアサガオ
    の栽培品種である”Pearly Gates”は、1940年頃に分離された白花変異「pearly-s」を持つ。このpearly-sは、アントシアニン色素生合成系のDFR遺伝子にHel-It1と命名したヘリトロンが挿入した変異であった。さらに一部のpearly-s変異体では、ミトコンドリア・リン酸輸送体遺伝子にもHel-It1が挿入していた。またHel-It1とその類縁因子はゲノム中に30コピーほど散在し、挿入位置が品種間で異なることも示唆された。Hel-It1は、Rep/Hel転移酵素とRPA転移酵素の遺伝子領域に、それぞれナンセンス変異とフレームシフト変異を持つ非自律性因子であったが、野生型のPRA転移酵素をコードすると思われるフレームシフト変異のないmRNAもpearly-s変異体には蓄積していた。以上の結果をもとにHel-It1の転移活性と、その自律性因子について議論する。
  • 星野 敦, 木下 哲
    化学と生物
    2007年 45 巻 2 号 119-125
    発行日: 2007/02/01
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 大橋 淳史
    科学教育研究
    2015年 39 巻 1 号 11-18
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/09
    ジャーナル フリー
    An experiment using a plant of purple sprout and soil of ‘mebae gel’ were developed in order to obtain interdisciplinary teaching materials straddling biological and chemical studies. The improved cultivation method using the gel made it possible to observe the growth of the roots easily and obtain anthocyanin from the plant effectively. Moreover, the hardness of water can be analyzed quantitatively using a solution of anthocyanin. The experiments were undertaken in a junior high school and confirmed that these teaching materials are effective.
  • *中村 亮二, 鈴木 準一郎, 可知 直毅
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 P1-068
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
     土壌養分の空間分布の不均質性と競争が植物個体の成長に及ぼす影響を定量的に評価することを目的に、
    ソライロアサガオ
    を用いて、不均質性と地上部の競争(実験1)、不均質性と地下部の競争(実験2)を主要因とする栽培実験を行った。鉢内の全個体が1本の支柱を共用するか、あるいは支柱を各自で独占するかを地上部の競争の有無とした。地下部の競争では、鉢内の仕切り(ポリプロピレン板または防根シート)の有無を競争の有無とした。同量の遅効性肥料を、鉢内のパッチだけに集中的に与えるか、鉢内に均質に与えるか、あるいはその中間、の3条件を不均質性とした。 不均質性に対する地下部の形態的または生理的反応に個体差があれば、より不均質な条件下では個体サイズのばらつきの増加が予想される。また競争や不均質性が及ぼす個体サイズへの影響は競争下では下位個体ほど強いと予想される。 約6週間の栽培の後に植物体を刈り取り、乾燥重量を比較した。平均個体乾重量には地上部の競争と不均質性による効果が認められた。個体乾重量の全ばらつきへの各要因の寄与率は、地上部の競争下で6.24%、地下部の競争下で0.85%、不均質性下で5.74%(実験1)と4.24%(実験2)だった。同じ鉢内の個体を乾重量で順位づけし、その順位別に競争と不均質性の影響を分散分析で調べた。どの順位の個体でも地上部の競争の影響が認められ、地下部の競争の影響は認められなかった。不均質性の影響は、最上位や最下位の個体では認められず、中間的な順位の個体で認められる傾向があった。 以上の結果から、個体サイズのばらつきに地上部の競争に次いで不均質性が貢献し、異なる不均質性間での個体サイズの違いは中間的な順位の個体のサイズによって決定されること、が示唆された。
  • 堀田 治邦, 髙濱 雅幹
    北日本病害虫研究会報
    2014年 2014 巻 65 号 32-36
    発行日: 2014/12/19
    公開日: 2018/01/30
    ジャーナル フリー

    Stem rot of sweet potato(Ipomoea batatas)was found in Hokkaido, Japan in July 2012. Two Fusarium isolates from a diseased stem were highly pathogenic to sweet potato. Based on morphological observation using synthetic low-nutrient agar(SNA)and potato dextrose agar(PDA)cultures, the isolates were identified as Fusarium oxysporum. From the pathogenicity to Ipomoea tricolor cv. Heavenly Blue, the forma specialis was identified as f. sp. batatas. The susceptibility of fourteen cultivars including lines of sweet potato was evaluated from the percentage of vascular browning length after dipping cuttings of stems into the conidium suspension of the pathogen. The reaction of the cultivars varied from highly resistant(cultivars ‘Beniharuka’ and ‘Tamayutaka’)to susceptible.

  • *朴 慶一, 森田 裕将, 石川 直子, 崔 丁斗, 星野 敦, 飯田 滋
    日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
    2007年 2007 巻
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/12/13
    会議録・要旨集 フリー
    高等植物の表皮細胞では、MYB転写因子、bHLH転写因子、WDR因子の相互作用により、アントシアニンやタンニンによる着色、根毛やトライコームの形成などが支配されている。我々もアサガオと
    ソライロアサガオ
    の変異体の解析から、これらの因子がアントシアニンによる花弁の着色と、未同定な色素による種皮の着色を促進することを明らかにしている。
    マルバアサガオでは花色が薄く、種皮が象牙色となる複数のivs変異が分離されている。その変異体の花弁ではbHLH2遺伝子と、アントシアニン色素生合成に係わるCHSCHIF3HDFRANSUF3GT 遺伝子のmRNA蓄積量が低下していた。これら変異体のbHLH2遺伝子には、いずれもhATもしくはMutatorファミリーのトランスポゾンが挿入していることから、IVS遺伝子がbHLH2転写因子をコードすることが判明した。一方、野生型の黒い種皮にはタンニンと植物メラニンが含まれ、それらの蓄積量が変異体で低下していた。タンニン生合成に係わる遺伝子のmRNA蓄積量を調べたところ、変異体のCHSCHIF3Hは野生型と変わらなかったが、DFRANSは著しく低下していた。以上の結果より、マルバアサガオのbHLH2転写因子は、アントシアニンとタンニンの生合成だけでなく、植物メラニンの蓄積も活性化することが判明した。さらに走査顕微鏡による観察から、種皮ではトライコーム形成を促進することも明らかとなった。
  • 栁下 良美, 原 靖英, 中山 真義
    園芸学研究
    2013年 12 巻 2 号 125-130
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/07/03
    ジャーナル フリー
    日本で施設切り花栽培に用いられる日長反応が中性のスイートピーの冬咲き性品種は,花色などの多様性がヨーロッパで利用されている長日性の夏咲き性品種に比較して小さい.我々は冬咲き性品種の多様性を拡大するために,夏咲き性品種に特有の花弁に斑の入る形質の導入を試みた.最初のステップとして斑入り形質の遺伝様式と着色性や開花習性との連鎖について検討した.斑入り花と全着色花,全白色花との交雑による後代での花弁着色の表現型の分離比から,斑入り形質は劣性の1遺伝子により制御されており,斑入りの表現型は着色性を制御する遺伝子により劣性上位で抑制されていることを明らかにした.また既存の報告と同様に,現在日本で栽培されている冬咲き性も1つの劣性遺伝子により制御されていることを明らかにした.さらに斑入り形質,着色性および開花習性は互いに独立して分離していることを示した.これらのことから,冬咲き性は表現型が発現した世代で固定が完了する一方で,斑入り形質はその自殖後代で全白色花が現れない世代で固定が完了すると考えられる.
  • 土橋 豊
    甲子園短期大学紀要
    2014年 32 巻 57-67
    発行日: 2014/03/25
    公開日: 2020/02/20
    研究報告書・技術報告書 フリー

    要  旨 マバリーの分類体系により整理した結果、日本で栽培される有毒植物として83科、193属、298分類群が抽出できた。最も有毒植物を多く含む科は、属数ではマメ科で14属、分類群数ではナス科とキンポウゲ科において21分類群であった。これらの中には食用植物34種が含まれていた。本報告は、市民園芸、園芸療法、園芸福祉、園芸教育における園芸活動において、有毒植物による事故軽減のための基礎的情報となると考えられる。

  • 青木 考, 藤原 大輝, 清水 皇稀
    日本生態学会誌
    2019年 69 巻 2 号 99-107
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/08
    ジャーナル フリー
  • 百町 満朗, 高橋 英樹, 松原 陽一, 染谷 信孝, 清水 将文, 小林 括平, 西口 正通
    日本植物病理学会報
    2014年 80 巻 100th_Anniversary 号 S179-S187
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/12/27
    ジャーナル フリー
  • 仁田坂 英二
    植物の生長調節
    2005年 40 巻 2 号 146-155
    発行日: 2005/12/20
    公開日: 2017/09/29
    ジャーナル フリー
feedback
Top