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1,687件中 1-20の結果を表示しています
  • チーク
    A.S.

    1967年 18 巻 83 号 165-173
    発行日: 1967/03/20
    公開日: 2009/02/26
    ジャーナル フリー
    1964年8月9~23日に北海道東部地方を旅行する機会があって,鳥類を観察した。その際に日本鳥類目録(1958)及び山階(1961)の記述に一致しない種類が多少見られたので,それについて観察の模様を簡単に記し,併せて旅行中に観察された鳥種を表にして示した。
  • チーク
    アントニーエス
    山階鳥類研究所研究報告
    1964年 4 巻 2 号 118-120
    発行日: 1964/12/31
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    オオミズナギドリは8月に台湾以北日本までかなり一様に分布していた。台湾以南では僅か1羽をみたに過ぎない。その他,ハシボソミズナギドリ,ミズナギドリ,アナドリと思われるもの,アジサシ類,カツオドリを熱帯海域でみた。
  • 造林後100年間の植生動態からみたチーク人工林の生態学的問題点
    *鈴木  玲治, 竹田  晋也, 神崎 護, ソーケルビン ケー, フラマウン テイン
    日本林学会大会発表データベース
    2004年 115 巻 F01
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめにミャンマーでは、19世紀半ばよりタウンヤによる
    チーク
    造林が継続的に営まれてきた。タウンヤとは、樹木の植栽と同時に農作物を間作し、林冠閉鎖後は樹木の保育のみを行って人工林を造成する、造林主体のアグロフォレストリーである。ミャンマーの
    チーク
    人工林では、造林後5年、10年、20年、30年、40年目の計5回、間伐が行われる。当初の計画では、
    チーク
    人工林は40年目の最終間伐以降は天然林と同様に扱い、ビルマ式択伐法により
    チーク
    を産出する予定であったが、造林後長期を経ても、
    チーク
    人工林の植生は天然林のものとは大きく異なっていた(Saw Kelvin Keh 1996)。しかしながら、ミャンマーの
    チーク
    人工林の植生に関する定量データの蓄積は乏しく、また、
    チーク
    人工林の植生動態に関するデータはほとんどないのが現状である。本報告では、造林初期から造林後100年近くが経過した林分まで様々な林齢の
    チーク
    人工林の植生データを用い、
    チーク
    人工林の植生動態について論じる。また、
    チーク人工林とチーク
    天然林の植生の違いが、
    チーク
    造林の長期的な持続性に及ぼす影響について論ずる。2.方法ミャンマー・バゴー管区のToungoo district, Oktwin Townshipにおいて、林齢4-96年の
    チーク
    人工林に30m×30mの試験区を計9プロット設置し、DBH1cm以上の木本種を対象に毎木調査を実施した。また、比較対照のため、周辺の
    チーク
    天然林に1haの調査区を設置し、同様の調査を実施した。3.結果と考察 
    チーク人工林ではいずれの林齢においても胸高断面積の大部分をチーク
    が占めていた。
    チーク
    以外の木本種の胸高断面積の割合は、林齢35年以下の林分では全体の3-8%程度、林齢80年以上の林分でも1試験区を除き9-10%程度で、
    チーク
    人工林内への木本種の旺盛な侵入・生長はあまり認められなかった。一方、
    チーク天然林ではチーク
    以外の木本種の胸高断面積合計は全体の76%であり、人工林に比べ非常に高い割合を占めていた。 また、
    チーク
    人工林における木本種の林齢別の胸高直径階分布から、年数の経過に伴う
    チーク
    の肥大成長と、間伐等による
    チーク
    の個体数減少の様子がわかる。また、いずれの林齢においても
    チーク
    は特定の胸高直径階に集中し、造林後80年以降の林分でDBH40cm未満の
    チーク
    が認められておらず、
    チーク人工林ではチーク
    の天然更新はほとんど起こっていない。一方、
    チーク天然林ではチーク
    の胸高直径階分布はL字型を示しており、
    チーク
    は順調に更新しているものと思われる。また、
    チーク人工林内のチーク
    以外の木本種は、いずれの林齢においてもDBH30cm以上の個体は稀であり、年数の経過に伴うDBHの増大はほとんど認められなかった。人工林内に侵入した木本種の生長を妨げている要因は定かではないが、野火による幼木の焼失、不法伐採等の人為的攪乱、タケ類による被圧等の可能性が考えられる。また、間伐作業の妨げとなる個体は必要に応じて除伐されるため、林齢40年以下の人工林ではその影響も無視できないものと思われる。ミャンマーの
    チーク
    造林は、一斉林を造るシステムとしては一定の成果を挙げてきたように思われれる。しかし、人工林では天然林に比べ
    チーク
    の後継樹がほとんど育っていないため、人工林での継続的な
    チークの産出にはチーク
    の再造林が必要であると思われる。特に、ミャンマーの
    チーク
    造林の主幹をなすタウンヤ法を行うには、
    チーク
    主伐後に残存する樹木を伐採・焼却して農作物間作を行う必要があるが、人工林内に侵入・定着した木本種がわずかであれば、火入れのための材料が不足し、間作物の良好な生育に必要な焼土効果、焼却灰の施肥効果、雑草抑制効果等が期待できない可能性がある。以上のように、
    チーク
    人工林において、1)
    チーク
    の天然更新が稀であること、2)木本種の侵入・生長が旺盛でないことは、タウンヤ式
    チーク造林による持続的なチーク
    の産出に悪影響をもたらす可能性があることが示唆された。今後は、タウンヤ造林2サイクル目以降の植生・土壌に関する実証的調査が必要とされる。
  • *香山 雅純, 米田 令仁, Suchat Nimpila, Sutjaporn Hongthong, Woraphun Himmapan, Wilawan Sichiennopparat, Tosporn Vacharangkura, 野田 巌
    日本森林学会大会発表データベース
    2015年 126 巻 P2B042
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/23
    会議録・要旨集 フリー
    チーク
    (Tectona grandis) はタイにおける有用郷土樹種で、
    チーク
    の植栽もタイ全土で実施されている。しかし、保水性が低い砂質土壌が広く分布するタイ東北部では、
    チーク
    の成長の悪い造林地も多い。そこで、砂質土壌の保水性を改良し、
    チーク
    の成長を促進する効果のある土壌改良資材を検証する実験を行った。本実験は、タイ東北部のコンケン県にある東北タイ樹木種子保全センターにおいて、過去の文献から保水性の改善効果の見られた炭・ベントナイト・トウモロコシの芯を4%添加したポットに
    チーク
    の苗を植栽し、成長や水分特性を比較し検討した。なお、対照として土壌改良材を添加しない処理区も用意した。
    本実験結果から、ベントナイトの処理区では成長は促進されなかったが、土壌の保水性が向上し、植栽した
    チーク
    は水分不足になりにくかった。炭の処理区では、ベントナイトの処理区と比較すると水分不足になりやすいが、特に根の成長が促進された。一方、トウモロコシの芯の処理区では土壌の含水率が低下し、
    チーク
    の成長は抑制された。このことから、炭とベントナイトは砂質土壌に植栽した
    チーク
    の成長を改善する効果があると考えられる。
  • 香山 雅純, ニムピラ スチャー, ホントン サジャポン, 米田 令仁, ヒマパン ワラパン, 野田 巌
    森林総合研究所研究報告
    2022年 21 巻 1 号 73-81
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/02
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    タイ東北部には砂質土壌が広範囲に分布し、砂質土壌に植栽された
    チーク
    (Tectona grandis L. f.) 苗は、養分欠乏と乾燥ストレスによって成長が抑制される。ポットを用いた野外環境下での予備試験では、炭の添加によって
    チーク
    苗の根の成長は増加した。炭の効果を野外の圃場において検証するために、1 kgの炭 (2.5 Mg ha-1) を添加して育成する
    チーク
    苗の植栽試験を実施した。
    チーク
    苗は2014年7月に植栽し、2015年11月まで育成した。
    チーク
    苗のバイオマス、光合成速度および土壌と植物体中の元素濃度を炭処理区と炭を添加しない対照区で比較した。炭には窒素・カルシウム・カリウムが含まれ、これらの元素は養分の役割を果たしていた。炭の添加は、光合成速度・クロロフィル濃度・カルシウム濃度の増加に貢献し、その結果
    チーク
    苗の成長は促進された。本試験結果から、炭は砂質土壌の改良に有用な資材であり、
    チーク
    苗の成長促進効果をもたらすことが明らかになった。
  • 王 詩洋, 若田 忠之, 齋藤 美穂
    日本色彩学会誌
    2018年 42 巻 6+ 号 62-
    発行日: 2018/11/01
    公開日: 2019/01/29
    ジャーナル フリー

     近年,中国では若年女性が化粧に対する関心度が高まり,化粧習慣のある女性が増えていることが報告され,一方で,

    チーク
    に対する関心度が日本より低いという現状がある.そこで本研究は日本在住中国人留学生と中国在住中国人大学生を対象にし,住む環境や地域による
    チーク
    メイクに対する印象に違いがあるかを検証するため,平均顔を用いて色(5色),濃度(高濃度・低濃度),仕方(丸形・細長型)を変化させた
    チーク
    メイクを施した刺激に対して,SD法印象評価を行った.因子分析の結果,「魅力因子」,「華やかさ因子」の2因子が得られた.因子得点に対して,地域と
    チーク
    メイクの色,仕方・濃度の3要因分散分析を行った結果,各因子において“地域と色,濃度・仕方”の2次交互作用および“地域と色”,“地域と仕方・濃度”の1次交互作用は見られなかったが,“仕方・濃度と色”の交互作用が認められた.下位検定および多重比較の結果から,低濃度で丸形及びピンク系の
    チーク
    メイクがより魅力的,好ましいと評価され,高濃度の
    チーク
    メイクは低濃度より明るい,派手の評価が高いが,色についてはオレンジ系の
    チーク
    メイクは他の色より暗い,地味と評価された.

  • 藤原 敬大
    林業経済研究
    2016年 62 巻 1 号 63-74
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/08/28
    ジャーナル フリー
    チーク
    は,最も経済的価値が高い熱帯広葉樹の1つであり,その材質は,高密度,高い耐朽性や寸法安定性,装飾性によって特徴付けられる。インドネシアは,
    チーク
    の世界三大生産地の1つであるが,主要な生産者であった林業公社によるジャワの国有林での生産量が減少している。一方で拡大する私有林が,新たな
    チーク
    材供給源として期待されている。本稿は文献調査を通じて,(1)国有林と私有林の特徴や現状について整理し,(2)新たな
    チーク
    材の供給源としての私有林の可能性ついて検討し,(3)
    チーク
    材の安定供給に向けて国有林と私有林が取り組むべき課題について提示した。伝統的な国有林管理は,功利主義と科学林業で特徴付けられる。一方で一般的な私有林管理では,共同管理のための森林計画や管理組織が存在せず,また樹木は地域住民の生活の必要に応じて伐採される。国有林と私有林の管理の実態は大きく異なり,それゆえ生産される
    チーク
    材の材質にも大きな差がある。
    チーク
    材の安定供給のためには,国有林では地域住民と協働して長期間安定的に
    チーク
    林を管理していくこと,私有林では
    チーク
    材の「質」と「量」の課題に取り組むことが必要である。
  • 地学雑誌
    1902年 14 巻 12 号 856a-858
    発行日: 1902/12/15
    公開日: 2010/12/22
    ジャーナル フリー
  • 王 詩洋
    日本色彩学会誌
    2018年 42 巻 3+ 号 122-
    発行日: 2018/05/01
    公開日: 2018/07/17
    ジャーナル フリー

     

    チーク
    は歴史のある化粧品の一つであり,多くの女性に使用されている.近年,日本において
    チーク
    商品の市場が拡大し,若い年齢層での使用率も非常に高いと言われた.一方,中国若年層女性の化粧習慣において
    チーク
    メイクの重要度が日本よりかなり低いと見られた.本研究は両国間では使用度の差異が見られた化粧アイテムに注目した.色,仕方,濃度という3要素を変化させ,日本人と中国人女性の顔写真から合成した平均顔を用いて,21枚の刺激画像を作成した.各種類の
    チーク
    メイクが顔の印象形成に及ぼす影響を明らかにするため,日本在住中国人留学生を対象にし,12形容詞対を用いた印象評価を行った.結論として
    チーク
    メイクの印象を表す「魅力因子」,「活動因子」,「力量因子」が抽出された.因子得点の平均値を用いて3要因の分散分析を行った結果,魅力因子と活動因子において
    チーク
    メイクの各要素単独より色,仕方,濃度の組み合わせが印象に与える効果が大きいと示した.力量性に関する印象が色のイメージと強く関連している.クラスター分析の結果より,21刺激が4つのクラスターに分類され,クラスターごとに異なる
    チーク
    メイクの印象が認められた.

  • *香山 雅純, Suchat Nimpila, 米田 令仁, Sutjaporn Hongthong, Woraphun Himmapan, Wilawan Wichiennopparat, Tosporn Vacharangkura, 野田 巌
    日本森林学会大会発表データベース
    2016年 127 巻 P2-104
    発行日: 2016/07/08
    公開日: 2016/07/19
    会議録・要旨集 フリー
    タイ東北部に分布する砂質土壌は、
    チーク
    の成長が抑制される立地環境である。この地域の農家には
    チーク
    の植栽に高い需要があることから、
    チーク
    の成長促進に効果のある土壌改良資材をポット植栽試験で検証した結果、炭とベントナイトが有効であった。このことから、実際の畑に炭とベントナイトを用いて
    チーク
    を植栽し、
    チーク
    の成長促進効果を検討した。 本実験は、タイ東北部のコンケン県にある東北タイ樹木種子保全センターにおいて実施した。ベントナイトは養分を保持する効果があることから、施肥も併せて実施した。具体的な試験区は施肥区、施肥+ベントナイト区、施肥+炭区、無添加区、ベントナイト区、炭区の6処理区を設定した。
    チーク
    苗の植栽は2014年7月に実施し、植栽時に炭またはベントナイトは1kg、化学肥料は100g添加した。 実験終了時(2015年11月)における
    チーク
    苗は、施肥+ベントナイト区と炭区で高い成長量を示した。ベントナイトを用いた処理区は、単独の処理より施肥も行った処理の方が有意に高い成長量を示し、相乗効果を示した。一方、炭と施肥を行った処理区では、炭単独の処理と比較して有意な成長量を示さなかった。
  • *今矢 明宏, Simone Vongkhamho
    日本森林学会大会発表データベース
    2018年 129 巻 P2-204
    発行日: 2018/05/28
    公開日: 2018/05/28
    会議録・要旨集 フリー

    チーク
    生育について立地環境や土壌の面から好適条件が示されているが、これらの条件のうちどの要因の効果が高いかは対象となる地域の大きさや気候、地質条件等によって異なる。調査対象としたラオス北部山地は、
    チーク
    の天然分布域であるインドからインドシナ半島西部と隣接した地域であるものの、その適地から外れている。これらの地域においてより高い生産性を得るためには最適な立地および土壌条件を導き植栽地を選定する必要がある。ラオスにおける最大の
    チーク
    産地であるルアンパバーン県において
    チーク
    人工林32林分を調査し、
    チーク
    生長と立地および土壌条件の関係について解析した。広域的に比較した場合、
    チーク
    の生長に対し、標高や傾斜、気温等の立地条件は明瞭な関係性が認められなかった。一方、土壌の化学性とは関係性がみられ、特に交換性カルシウム濃度が高いほど成長が良いという結果が得られた。調査地域は石灰岩と堆積岩が互層を成す地質構造をしており、交換性カルシウム濃度は石灰岩塊の山体を中心として高く、堆積岩からなる盆地に向かって低くなる傾向がみられた。立地条件と
    チーク
    成長との関係の不明瞭さもこの土壌条件によるものと考えられた。

  • *香山 雅純, Nimpila Suchat, Hongthong Sutjaporn, Woraphun Himmapan
    日本森林学会大会発表データベース
    2017年 128 巻 P2-148
    発行日: 2017/05/26
    公開日: 2017/06/20
    会議録・要旨集 フリー

    タイ東北部に分布する砂質土壌は、

    チーク
    の成長が抑制される立地環境である。この地域の
    チーク
    の植栽に有効な土壌改良資材である、炭またはベントナイトを添加して
    チーク
    の植栽試験を実施した結果、ベントナイトと施肥を同時に実施した処理区で
    チーク
    の成長が促進された。
    チーク
    の成長が促進された原因について、植物体中の元素濃度を分析して養分動態を検討した。 葉内と根内の窒素濃度は、ベントナイトと施肥を実施した処理区で高い値を示し、窒素の吸収によって成長が促進されたと考えられた。一方、葉内と根内のリン濃度は、施肥を実施した処理区、炭と施肥を実施した処理区、ベントナイトと施肥を実施した処理区のいずれも高い値を示した。
    チーク
    の成長は施肥を実施した処理区、炭と施肥を実施した処理区では促進されなかったことから、成長に対するリンの吸収の効果は低いと考えられる。また、
    チーク
    の成長が著しく抑制された無添加の処理区では、葉のカルシウム濃度が低く、マグネシウム濃度が高い傾向を示した。マグネシウムはカルシウム欠乏の状態で吸収すると過剰害を生じることから、マグネシウムの吸収によって生理活性が低下した可能性が示唆された。

  • *田中 亘, Wilawan Wichiennopparat, 野田 巌
    日本森林学会大会発表データベース
    2015年 126 巻 P1A006
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、タイ国において伝統的および経済的に重要な林産物である
    チーク
    材家具に対する消費者の今日的な選好を把握するため、バンコク都内で一般消費者を対象にアンケート調査を実施した。
    チーク
    材を他の原材料と比較した上で購入を検討すると回答した者に絞って分析した結果、以下の点が明らかになった。すなわち、(1)
    チーク
    と比較検討する原料として木質系材料および他樹種木材を選択する者が多いこと、(2)原材料の特性把握に関して、家具店の店頭や口コミからというように情報提供者から直接的に得るケースが多いこと、(3)家具の価格以外に必要と考える情報は、原材料の特性、使用材の生産地、使用材の合法性であり、原材料の
    チーク
    そのものに対して高い関心が示されること、(4)
    チーク
    材家具を若年層にとってより魅力的なものにするためには、現代的なデザインを意識した商品開発、店舗における多様な品揃え、より安価な商品提供が必要と考えられていること、である。今後、
    チーク
    材家具の需要を中長期的に拡大させるためには、これらの結果に沿った商品開発と情報発信が有効的と考えられる。
  • 野田 巌
    海外の森林と林業
    2015年 94 巻 25-
    発行日: 2015/10/25
    公開日: 2020/12/02
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 淺野 悟史, 水野 啓, 小林 愼太郎
    システム農学
    2014年 30 巻 1 号 1-8
    発行日: 2014/01/10
    公開日: 2015/06/04
    ジャーナル フリー
    本研究は、貧困削減と森林回復を目指しラオス南部に導入された、
    チーク
    林業の拡大に伴う課題を整理する目的で行われた。筆者らは2009年以降、ラオス南部チャンパサーク県内の対象村で調査を行い、(1)農村住民の世帯所得、(2)土地利用および林産資源利用という視点から、タウンヤ式
    チーク
    林業拡大の課題を整理した。その結果、(1)主幹となる現金獲得手段として期待され導入されたにも関わらず、ほとんどの
    チーク
    林所有者が小額の収入を目的とした択伐に基づく販売を行っており、世帯所得に与える効果は非常に小さいことが明らかになった。これは対象地域の住民が複合型生業に依存していることを示唆している。(2)2009年以降の
    チーク
    林分布図では土地利用規制上、農林業が禁止されている保護林に侵入した
    チーク
    林の存在や、村の土地として割り当てられた場所以外への
    チーク
    林の拡大が確認された。また、自然林への負荷を減じることが期待されていた
    チーク
    林所有者でも林産資源への依存度が変わらないことが示された。このような課題の解決のために、所得向上を達成しながらも自然林減少と質の低下を防ぐため、地域資源の連関性に着目した新たな複合型生業を確立させる支援施策が望まれる。
  • *香山 雅純, Suchat Nimpila, Hongthong Sutjaporn, Himmapan Woraphun
    日本森林学会大会発表データベース
    2018年 129 巻 P2-097
    発行日: 2018/05/28
    公開日: 2018/05/28
    会議録・要旨集 フリー

    タイ東北部に分布する砂質土壌は、

    チーク
    の成長が抑制される立地環境である。この地域の
    チーク
    の植栽には、炭とベントナイトの添加が有効であることが過去の植栽試験から解明された。また、以前の植栽試験の結果より、カルシウムの添加は
    チーク
    の育成には必要不可欠であることが分かった。しかし、砂質土壌は陽イオン交換容量 (CEC) が低く、一般的なカルシウムの資材を添加しても、溶脱しやすい特徴がある。このことから、CECを増加させ、カルシウムを保持する効果のあるカルシウムベントナイト (以下ベントナイト) と炭を添加する植栽試験を実施した。炭の添加は植栽区全体に実施し、添加量は4t/ha, 2t/ha, 1t/ha, 0t/ha の4処理区を3反復設定した。ベントナイトは各炭の処理区において 1kg, 0.5kg, 0kaの3処理区とした。
    チーク
    の植栽は2016年7月に開始した。 ベントナイトの添加は
    チーク
    苗の成長を促進させるだけでなく、光合成速度やクロロフィル濃度を増加させた。ベントナイトの添加量の違いは成長に反映されなかった。一方、炭の添加は明確な成長促進効果を示さなかったが、苗木の枯死は減少した。

  • *米田 令仁, Woraphun Himmapan, 野田 巌
    日本森林学会大会発表データベース
    2015年 126 巻 P2B109
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/23
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】タイ国内で材質の良さ、耐久性の高さから、広域で植栽されている
    チーク
    Tectona grandis)について、なるべく限られた変数で現存量を推定できないか研究を進めてきた。地上部現存量と胸高直径(DBH)に高い相関関係が見られたが、同じDBHでも樹高(H)は異なることがあることから、本研究ではその妥当性を検討するために、
    チーク
    の地上部現存量の各器官の割合を比較し成長により枝や幹の割合が変化するか調べた。
    【方法】タイ国内の北部、西部、中央部の6県の
    チーク
    人工林15か所から選定・伐倒した85個体についてDBH、H、ならびに葉、枝、幹の部位別乾燥重量を解析に使用した。
    【結果】地上部における枝の割合は約5~30%の範囲で変化したほか、形状比(=H / DBH)との間に負の相関関係が見られた。つまり、
    チーク
    人工林では細長い樹形であれば枝の割合が低く、太いDBHで低いHの
    チーク
    では枝の割合が高くなることが認められた。したがって、同じDBHでも異なるHでほぼ同じ現存量を示したのは成長に応じて幹と枝の割合が変化するためで、そのことが地上部現存量とDBHの高い相関関係に作用していると考えられた。
  • 地学雑誌
    1910年 22 巻 8 号 634-635
    発行日: 1910/08/15
    公開日: 2010/12/22
    ジャーナル フリー
  • __-__インドネシア西ジャワ チアンジュール県を事例に__-__
    *加藤 顕, 露木 聡, Budi Prasetyo Lilik
    日本林学会大会発表データベース
    2003年 114 巻 P1016
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/03/31
    会議録・要旨集 フリー
    インドネシアでは年間1万km2ずつ森林が減少している。熱帯林保全の見地からインドネシアでは近年、天然林伐採を制限し、林業省から伐採権を取得した企業に限り森林伐採を行うようになってきている。インドネシアジャワ島の森林伐採を行う最大の企業はPerhutani(林業公社)である。Perhutani施業地における全施業面積の55%を占める主要造林樹種は、Teak(Tectona grandis)であり、本研究はTeak(
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    )に注目した。本研究では、衛星リモートセンシング技術とGIS技術を用い、チアンジュール県における
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    造林地の判別、分布特性の把握を行い、
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    造林地選定に資することを目的とした。
     使用した衛星データはLandsat ETM+2001年,TM1989,91,92,97,98年,MSS1976,83年の計12シーンである。解析を行う前処理として、より正確な
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    林抽出を行うために衛星画像はすべて修正ミンナート関数により地形補正を行い、陰の影響を低減した。最尤法により土地被覆分類と植生指数を用いて
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    林を抽出した。また1976年__から__2001年の土地被覆分類図から経年的土地被覆変化の傾向を解析した。判別した
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    林分布域においてPerhutaniの森林簿に記載されている地位情報に、地形要因、地質要因、水分条件などのレイヤを、GISを利用して重ね合わせ、
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    造林地の分布特性を解析した。
  • *今矢 明宏, Simone Vongkhamho, Phutthavong Sikhot
    日本森林学会大会発表データベース
    2020年 131 巻 P2-260
    発行日: 2020/05/25
    公開日: 2020/07/27
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    ラオスにおける

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    造林は歴史が浅く、農家や小規模な民間組織が経営主体であるため、育林管理技術の十分な集積がなされていない。また、急峻な山地に囲まれているため、利用できる土地が少ない。このような小規模な生産体制において、リスクを軽減し林業経営の安定を図るためには、不適地への植林を抑制することが重要である。
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    植栽適地の知見は多いものの、ラオス、特に急峻な地形で、それらの知見が適用可能か、どの因子が寄与しているのかは明らかでない。そこで、ラオス北部のルアンパパン県ルアンパパンおよびシエングン郡を北西から南東に走る約40㎞のトランセクトを設定し、63地点の
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    人工林および47地点の他の土地利用における調査から、地位指数による
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    成長評価と、その土壌および地形条件との関係を解析し、植栽適地図の作成を試みた。土壌条件では交換性カルシウムなど塩基類の飽和度が正の、交換性アルミニウム含量が負の、地形条件では水分環境に影響を与える因子が
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    成長に影響を及ぼしていたが、様々な因子によりその関係が不明瞭であることから、機械学習を用いた解析により、植栽適地判定モデルの構築を試みた。

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