全文: "ツキノワグマ"
788件中 1-20の結果を表示しています
  • 吉田 洋, 林 進, 北原 正彦
    2014年 125 巻 K02
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/16
    会議録・要旨集 フリー
  • 高橋 春成
    1979年 52 巻 11 号 635-642
    発行日: 1979/11/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    The Japanese black bear (Selenarctos thibetanus japonicus) is a representative large wild mammal which has had close relations with the life of the Japanese. The animal has been an object of hunting from ancient times, because it is believed to have certain medicinal value. However, few studies have been done on the ecology of the Japanese black bear, or on its habitat distribution, both of which may be much affected by changes in man's life style.
    The purpose of this study is to ascertain primarily changes in the distribution of the Japanese black bear in the West Chugoku Mountains since the Taisho era (1912_??_1926). The location, which remained uninvestigated until this study, marks the western fringe of the animal's habitat in Japan. The findings are as follows:
    1) From the Taisho era to early Showa (1926_??_1944), the Japanese black bear maintained its habitat in virgin broadleaf deciduous forests containing beeches (Fagus crenata Blume), horse chestnuts (Aesculus turbinata Blume), varieties of Japanese oaks (Quercus mongolica Fischer var. grosseserrata Rehd, et Wils; Quercus serrata Thunb), etc. Such forests supplied Japanese black bear's food (nuts, berries, buds, leaves, stalks, etc.) as well as provided tree hollows for hibernation. Thus, the bears seldom appeared in villages. At that time, the Japanese black bear commanded good prices mainly as material for medicine, and its hunting constituted one of the important side jobs in the winter season.
    2) From around 1960, the virgin broadleaf deciduous trees have been replaced by Japanese cedar trees (Cryptomeria japonica D. Don) through afforestation. As a result, Japanese black bears, losing source of food and places for hibernation, have been driven out of their former habitat. They have thus started to hibernate in the vicinity of villages, or damaging crops and becoming a nuisance to the villagers. After World War II, hunting for Japanese black bears has declined due to the increased availability of synthetic medicine, but in contrast hunting for ellmination has increased.
  • 早川 美波, 林 秀剛, 岸元 良輔, 伊藤 建夫, 東城 幸治
    霊長類研究 Supplement
    2013年 29 巻 P-189
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/02/14
    会議録・要旨集 フリー
     ツキノワグマ Ursus thibetanusは,アジア広域に生息する中型のクマで,日本には,固有亜種,ニホンツキノワグマ Ursus thibetanus japonicusが,本州と四国に生息している.中でも,本研究の対象地域である長野県は,日本アルプスを含む中部山岳域に囲まれていること,長野県におけるツキノワグマの推定生息数が約 3600頭 (長野県 2011年) であることからも重要な生息地の 1つであると考えられる.一方,長野県には独立した山塊がいくつかあり,盆地には都市が広がっているため,ツキノワグマの生息地が必ずしも連続しているとは言えず,また,山塊間の移動の程度や遺伝的多様性の評価などの研究が十分行われていないことから,一概にも安定した個体群が維持されているとは言えない.本研究では,2006年から 2012年に捕獲されたツキノワグマ約 200個体を用いて,mtDNA制御領域 626-bp及び,核 DNA MHC クラスター Ⅱベータ遺伝子 2領域 270-bpを解析し,長野県ツキノワグマ個体群における遺伝的構造の究明を行った.
  • 小池 伸介
    霊長類研究 Supplement
    2013年 29 巻
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/02/14
    会議録・要旨集 フリー
     ツキノワグマの生態研究は GPS受信機の登場などでこの数十年で大きく発展してきた.一方で,ツキノワグマは多くの人間活動との軋轢を発生させることから,その科学的な管理が急務とされている.しかしながら,依然として,その生態には多くのブラックボックスが存在しているのも事実である.このような状況を打開するには,明確なビジョンを持った長期研究が欠かせない.
     本講演では,これまで発表者が行ってきたツキノワグマの生態研究,特に採食生態に注目した内容を中心に構成する.具体的には,これまで短期的にしか行われてこなかった食性研究を長期的・多角的におこなうことで,その長期変動を明らかにするとともに,変動要因としての果実やシカの増加の影響を評価した.また,果実類の結実変動が食性だけでなく行動にも影響する点を,複数の個体に GPS受信機を装着し追跡することで,その関連性も明らかにしてきた.さらに特定の食物に焦点を当て,栄養分析や直接観察を取り入れることで採食効率を検討することで,ツキノワグマの食性研究の新たな扉を開いてきたこれらの成果を紹介する.
     また,受賞者らの研究グループがこれまで行ってきているツキノワグマの長期研究プロジェクト(Asian Black Bear Research Group:http://www.tuat.ac.jp/~for-bio/top_bear.html)で得られはじめた成果を紹介するとともに,欧米でのクマ類の長期研究プロジェクトと比較することで,これからの日本でのツキノワグマの長期研究システムに求められる姿や成果についても発表したい.
  • 山﨑 晃司, 稲葉 修
    2009年 49 巻 2 号 257-261
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/01/14
    ジャーナル フリー
  • 山﨑 晃司, 小池 伸介, 小坂井 千夏, 根本 唯, 中島 亜美
    2009年 49 巻 1 号 169-172
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/07/16
    ジャーナル フリー
  • 土屋 公幸
    哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan
    1967年 3 巻 6 号 167-168
    発行日: 1967/11/30
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 大井 徹
    2013年 29 巻 2 号 123-135
    発行日: 2013/12/20
    公開日: 2014/02/28
    [早期公開] 公開日: 2013/12/18
    ジャーナル フリー
    Asiatic black bears and Japanese macaques are sympatric in cool temperate forests in Japan. The two species utilize similar food resources both on the ground and in trees; their major foods in spring are young leaves and shoots, and the proportion of plant fibers consumed decreases with the increase of consumption of fruits. Both species prefer fruits; however Japanese macaques adapt to consumption of fibrous foods more than Asiatic black bears, which means survivorship of Japanese macaques is secured by more fallback foods than black bears. This idea is also supported by investigation of the morphology of mastication and digestive organs, abundance of pepsinogens, and characteristics of home range utilization. The two species might compete in a scramble manner for fruits which are preferred by both species and are rare food resources. Macaques might avoid direct interference over food resources because the black bears can be a predator of macaques. The idea of preferred and fallback foods is useful to discuss phylogenetic inertia and adaptation of two species as well as conservation of them.
  • 田中 俊久, 出口 善隆, 小野 康, 辻本 恒徳, 岩瀬 孝司
    2008年 44 巻 1 号 56-57
    発行日: 2008/03/25
    公開日: 2017/02/06
    ジャーナル フリー
  • 高田 靖司
    哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan
    1979年 8 巻 1 号 40-53
    発行日: 1979/06/30
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    長野県中央山地にある, カモシカ特別保護区と旧扉入山辺休猟区において主に調査をした。1975年8月下旬から1977年12月初旬までに得られた, 135個のツキノワグマの糞の内容と採食活動痕を分析し, 6月中旬から12月初旬までの食性を明らかにすることができた。
    ツキノワグマは雑食性であるが, 植物性食物に強く依存している。6月から7月には動物性食物が重要であるが, 8月から10月には動物性食物とともに植物性食物に強く依存するようになり, 11月から12月には一層植物性食物に強く依存する。
    動物性食物の大半は昆虫類で占められ, アリ類 (Formicidae) , 特にアカヤマアリの成虫が重要である。次いでハチ類 (VespidaeとApidae) の成虫がよく利用された。アリ類は全期間に出現し, 最も基本的な動物性食物である。ハチ類は9月~12月まで出現した。哺乳類では, ノウサギとニホンカモシカが食べられたが, 出現頻度は低い。
    植物性食物では, 液果・核果類と堅果類が重要である。液果・核果類は, 8月から12月初旬まで出現し, 10月中旬までは重要な地位を占めるが, それ以後その地位を失う。堅果類は9月下旬から12月初旬まで出現し, この時期のツキノワグマにとって最も重要な食物である。液果・核果類では, アケビ類, 次いでタラノキが, 堅果類ではミズナラが最もよく利用された。
    この3年間ではミズナラに隔年結果現象がみられ, 1976年秋は不作であったが, 1977年の秋は豊作であった。この現象はツキノワグマの食性に影響し, 1976年にはミズナラがほとんど利用されなかったが, 1977年にはよく利用された。
    ツキノワグマを保護するためには, ミズナラを初め, 多様な構成樹種をもった広葉樹林を維持する必要がある。
  • 亀井 幹夫
    2014年 125 巻 P2-208
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/16
    会議録・要旨集 フリー
  • 大井 徹, 中下 留美子, 藤田 昌弘, 菅井 強司, 藤井 猛
    2012年 52 巻 1 号 1-13
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/18
    ジャーナル フリー
  • 米田 政明, 大泰司 紀之
    1981年 23 巻 1 号 134-140
    発行日: 1981/03/20
    公開日: 2010/10/28
    ジャーナル フリー
    ヒグマでは中間位の前臼歯に高い欠如率が見られるが, ツキノワグマでは欠如率は低い。この2種の前臼歯欠如率を比較し, クマ科における歯数減少傾向問題について検討を行なった。材料として北海道産ヒグマ151例, 本州産ツキノワグマ36例を用いた。前臼歯の欠如は肉眼的観察によったが, 存在する場合をさらに正常, 破折, 歯槽骨による包埋に分けた。また, 犬歯歯根セメント層板により年齢査定を行ない, 前臼歯の欠如率, 破折・包埋率の加齢変化を検討した。その結果, 前臼歯の先天的欠如率はツキノワグマにくらべヒグマが有意に高いこと, 破折・包埋前臼歯の出現率がツキノワグマ, ヒグマとも加齢に伴って増加することが明らかになった。両種の前臼歯欠如率の差は, クマ科の系統・進化の方向を示しているものと考えられた。
  • 關 義和, 鈴木 貴大
    2018年 58 巻 2 号 247-252
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/30
    ジャーナル フリー

    ツキノワグマUrsus thibetanusは,神奈川県レッドリストにおいて絶滅危惧I類に指定されている.本研究では,これまで体系的な調査が行われてこなかった神奈川県南西部におけるツキノワグマの生息状況を明らかにするために,箱根町と湯河原町の境界周辺に位置する玉川大学箱根自然観察林において自動撮影カメラを用いた調査(2,122カメラ日)を実施した.2017年の5月から10月にかけて15地点に自動撮影カメラを設置した結果,6地点でツキノワグマが延べ10回撮影された(撮影頻度0.47/100カメラ日).1945年以降に,箱根町南部や湯河原町においてツキノワグマの確実な生息が確認されたのは本研究が初めてである.撮影月についてみると,5月と8月を除く複数月で撮影された.また,体の特徴から個体識別を行った結果,少なくとも3個体が本地域に生息していたと推測された.これらの結果から,本地域にツキノワグマが恒常的に生息している可能性は高いと考えられる.今後,神奈川県のツキノワグマの保護管理を適切に実施していくためには,箱根町から湯河原町にかけても保護管理の対象とし,個体数や分布に関する継続的なモニタリングを実施していくことが求められる.

  • 田戸 裕之, 藤井 猛, 澤田 誠吾, 中村 朋樹, 静野 誠子, 金森 弘樹
    霊長類研究 Supplement
    2013年 29 巻 MS-7
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/02/14
    会議録・要旨集 フリー
     西中国地域のツキノワグマは,本州最西端の孤立個体群であり,生息数が少ないことから「絶滅のおそれがある地域個体群」として,1998年に環境省のレッドデータブックに掲載された.そのため,広島県,島根県および山口県では 1993年以降順次に「ツキノワグマ保護管理計画」を策定するなど,全国的にみても比較的早い段階から保護管理の取り組みが始まった.また,生物学的な単位である個体群を管理するために,個体群の分布域を共有する三県が一体となって保護管理に取り組んでいる.本ミニシンポジウムでは,三県の協力体制を作るに至った行政および研究者の立場からの経緯,また地域の研究者,行政の担当者の活動を報告し,西中国地域におけるツキノワグマ保護管理対策の現状と課題,および今後の展望について議論する.

    演題1 西中国個体群の保護管理の歴史と特定鳥獣保護管理計画の概要
      藤井 猛(広島県自然環境課)
    演題2 鳥獣専門指導員及びクマレンジャーの活動
    演題3 鳥獣専門指導員の現場活動
    演題4 西中国山地におけるツキノワグマの餌資源について
    演題5 時期特定計画へ向けた取組み
      藤井 猛(広島県自然環境課)
  • 若山 学
    2018年 129 巻 P2-228
    発行日: 2018/05/28
    公開日: 2018/05/28
    会議録・要旨集 フリー


  • 佐藤 至, 辻本 恒徳, 世良 耕一郎, 二つ川 章二, 津田 修治
    2003年 56 巻 12 号 825-830
    発行日: 2003/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    平成11年11月から平成14年8月までに狩猟等によって岩手県内で捕獲されたツキノワグマ計42頭 (雄24頭, 雌18頭) の肝臓, 腎臓および被毛についてPIXE分析を行い, 鉛等の重金属による汚染状況を調査した.その結果これらの組織からは, クロム, マンガン, 鉄, コバルト, 銅, 亜鉛, セレン, モリブデン, カドミウム, 鉛等が検出された.このうちコバルトは人などで知られている濃度の10倍以上の高値を示した.また2頭の亜鉛濃度が異常な高値を示し, 何らかの亜鉛暴露を受けていた可能性が考えられた.肝臓, 腎臓および被毛におけるカドミウムの平均濃度はそれぞれ0.20, 9.16, 2.10mg/kgであり, 日本人の正常範囲を超える個体はみられなかった.肝臓の鉛濃度の多くは1mg/kg未満であったが, 3頭が2mg/kgを超え, ツキノワグマにおいても鉛汚染が存在する可能性が示唆された.
  • 鳥居 春己
    1989年 71 巻 10 号 417-420
    発行日: 1989/10/01
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    The food habits of the Japanese black bear, Selenarctos thibetanus, were studied by scat content analysis in the headwaters of the Ohwi River in Shizuoka Prefecture, central Japan. Fifty scats were collected from May to December from 1981 to 1984 in the low mountainous zone (about 1, 000_??_1, 600m in altitude). The contents were classified into six categories: namely, seeds and fruits, leaves, branches and wood fragments, other vegetable matter, insects, and the other items. The black bear was omnivorous mainly depending on vegetable foods; it amounted to 98.5% of the total dry weight of the contents. Seeds and fruits were detected in summer through fall, and buna (Fagus crenata) and mizunara (Quercus mongolica) were staples of the diet in the period before hibernation. Most of leaves were detected in spring and summer. Branches and wood fragments were detected in all seasons. Other vegetable matters were small both in amount and frequency. All animal matter consisted of adult insects were of some importance in the diet during summer and fall. The nests of Hymenoptera sp. were detected in summer.
  • 土光 智子, 陳 文波, 一ノ瀬 友博
    2011年 ceis25 巻
    発行日: 2011年
    公開日: 2014/05/08
    会議録・要旨集 フリー
    ツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)の生息予測分布モデルは有効な生息地管理に役立つ。本研究では,丹沢地域個体群に対するモデルの適用可能性を論じた。モデルの精度検証のため3 種類の現地の在データを集めた。全般的なモデル精度は,正判率が67%~85%であり,これは,本モデルが許容できる転送性を持っており,他の地域個体群にも外挿できることを示唆している。サンプリング方法によって精度が異なったが,1種類のサンプリング方法によって生じたバイアスが原因であると解釈した。モデルには,実際にクマが生息する場所を過小評価する傾向があり,本地域個体群特有の生息地の特性による影響と,里グマと比較して山グマへの高い予測能力があるためと思われた。
  • 坪田 敏男
    2013年 66 巻 2 号 131-137
    発行日: 2013/02/20
    公開日: 2013/04/18
    ジャーナル フリー