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クエリ検索: "トランス" 化学
57,106件中 1-20の結果を表示しています
  • 岡本 隆久, 松崎 寿, 丸山 武紀, 新谷 〓, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1999年 48 巻 12 号 1411-1414,1420
    発行日: 1999/12/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    著者らは先に1990年時点での日本人の
    トランス
    酸摂取量を一日当たり1.8gと推定した。実際の脂質摂取量は供給脂質量より少ないこと, 及び前回は
    トランス
    酸量算出にIR法の結果を用いたことなどから, 1998年に製造された硬化油の
    トランス
    酸をGLC法により分析し, 摂取量を計算した。さらに, 乳, 乳製品, 肉及び精製植物油から摂取する
    トランス
    酸も合計して, 日本人の
    トランス
    酸摂取量を見積もった。
    1) 硬化油使用量から求めた
    トランス
    酸摂取量は, 植物油0.83g, 動物油0.52gの合計1.35gであった。油脂供給量は87.8gであるのに対して油脂摂取量は59.3gであるので, 実際の
    トランス
    酸摂取量は一人一日あたり0.91gと算出された。
    2) 乳, 乳製品, 牛肉及び精製植物油から摂取する
    トランス
    酸は0.65gであり, これを合わせると日本人一人が一日に摂取する
    トランス
    酸量は1.56gと見積もられた。
  • 荒井 豊明, 福島 颯太, 富永 悠希
    エアロゾル研究
    2023年 38 巻 4 号 234-239
    発行日: 2023/12/20
    公開日: 2023/12/20
    ジャーナル 認証あり
  • 荒川 史博, 小園 正樹, 石黒 智子, 山口 耕作, 井原 安洋, 大石 泰之, 森松 文毅
    日本食品
    化学
    学会誌

    2014年 21 巻 1 号 1-7
    発行日: 2014/04/25
    公開日: 2017/01/27
    ジャーナル フリー
    トランス
    脂肪酸は、分子内に
    トランス
    型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸の総称であり、天然では反芻動物のルーメンにて生成し、乳や肉中に移行・蓄積することが知られている。欧米での大規模な疫学的調査から、
    トランス
    脂肪酸の過剰摂取は冠動脈性心疾患のリスクを高めることが示唆されている。本研究では、国内に流通する畜肉の
    トランス
    脂肪酸含量の網羅的調査を行い、畜肉に含まれる
    トランス
    脂肪酸の実態把握を行った。その結果、通常喫食する脂肪を含んだ牛肉の
    トランス
    脂肪酸含量は、0.33〜1.87g/100gであることが明らかになった。また、牛脂では1.43〜9.83g/100gであることが明らかになった。内臓では牛の第一胃(ルーメン)において1.70g/100gと一番高い値を示した。牛肉の調査の結果、同一の部位においても、生産国が異なることにより
    トランス
    脂肪酸含量に差があり、飼料の種類および給餌期間によって蓄積する量に違いが生じることが推察された。一方、豚肉および鶏肉の調査結果から、
    トランス
    脂肪酸量が0.3g/100gを大きく超える部位は無かった。今回の調査から、以前の報告通り反芻動物の食肉中から
    トランス
    脂肪酸が検出された。しかし、最も多く
    トランス
    脂肪酸が存在した穀類を200日以上給餌した米国産のバラ肉で1.87g/100gであり、畜産物の摂取に起因する健康へのリスクは低いと考えられた。
  • 石渡 明弘
    化学
    と教育

    2013年 61 巻 6 号 286-289
    発行日: 2013/06/20
    公開日: 2017/06/30
    解説誌・一般情報誌 フリー
    脂質(Lipid)は,生命維持のために不可欠な栄養素の一つである。本講座では,生体内に存在する脂肪や脂肪酸について少しふれる。不飽和脂肪酸のアルケンの幾何異性はほぼシスであるが,硬化油に変換する過程などで一部
    トランス
    体へ異性化することが知られており,こうして生じる「
    トランス
    脂肪酸」の体への影響が懸念されている。一方,高度不飽和脂肪酸は機能性油脂として期待され,またアラキドン酸は,オータコイドの一種であるプロスタグランジンの生合成の原料になる化合物であり,この生合成経路の阻害機構は,抗炎症薬の開発において重要である。脂肪や脂肪酸に関連する現象について構造を中心として
    化学
    的に説明する。
  • 飯田 泰浩, 髙木 繁行, 深澤 透, 重松 康彦, 板橋 豊
    分析
    化学

    2024年 73 巻 1.2 号 45-52
    発行日: 2024/01/05
    公開日: 2024/02/15
    ジャーナル フリー

    最近の食用植物油に含まれる

    トランス
    脂肪酸の現状把握を目的として,市販植物油中の
    トランス
    脂肪酸の含有量と組成を明らかにし,主に植物油から造られるマーガリン及びファットスプレッドと比較した.分析した食用植物油24銘柄の
    トランス
    脂肪酸含有量は平均1.32 g 100 g−1であり,総脂肪酸に占める割合は1.43% であった.
    トランス
    脂肪酸含有量の特別に多い銘柄が1点認められたが,それを除くと
    トランス
    脂肪酸の割合は平均0.92% であり,最近の家庭用マーガリン(0.88%)及びファットスプレッド(0.90%)と同程度であった.主な
    トランス
    脂肪酸は,リノール酸(9c,12c-18 : 2)とα-リノレン酸(9c,12c,15c-18 : 3)の二重結合の一つが
    トランス
    化した異性体(混合物)であり,その組成はマーガリンとファットスプレッドの
    トランス
    脂肪酸とよく似ていた.このことから,家庭用マーガリン及びファットスプレッドに含まれる
    トランス
    脂肪酸の多くが,原料の植物油由来であることが推察された.

  • 食肉類及び食肉加工品
    松崎 寿, 馬場 明, 丸山 武紀, 新谷 〓, 柳田 晃良, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1998年 47 巻 5 号 495-499,526
    発行日: 1998/05/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    わが国で市販されている肉類 (牛, 豚, 羊, 馬, 鹿, ウサギ, 鶏, 鴨, ウズラ及びハト), 牛副生物 (舌, 胃, 腸, 肝臓, 腎臓, 心臓及び脂身) 及び食肉加工品 (牛肉, 羊肉及び豚肉) に含まれている
    トランス
    酸量について分析した。
    1) 和牛肉の総脂肪酸中の総
    トランス
    酸は1.9~6.8%であった。ばら (4.9%), サーロイン (4.2%) 及びかた (4.1%) の
    トランス
    酸はヒレ (2.7%), もも (3.1%), ランプ (3.4%) よりも高かった。
    2) 牛副生物の総脂肪酸中の総
    トランス
    酸は2.7~9.5%であった。第1胃 (6.7%), 腎臓 (5.5%) 及び舌 (5.5%) の
    トランス
    酸含有量は, 他の副生物 (2.7~4.9%) よりも多かった。
    3) 羊肉及び鹿肉の総脂肪酸中の総
    トランス
    酸は, それぞれ平均10.2%及び5.3%であった。他の動物肉からは少量の
    トランス
    酸が検出された。これらは餌に由来するものであろう。牛及び羊肉加工品の総
    トランス
    酸は平均4.4%及び9.0%であった。
    4) 本分析のデータから, 日本人が反芻動物から摂取する総
    トランス
    酸量は, 1人1日当たり乳脂肪から0.24g, 牛肉から0.13gの合計0.36gと見積もられた。
  • 外国製スナックおよび菓子類
    松崎 寿, 青山 稔, 馬場 明, 丸山 武紀, 新谷 〓, 柳田 晃良, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    2000年 49 巻 6 号 625-630,645
    発行日: 2000/06/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    13カ国で製造された菓子類に含まれる
    トランス
    酸含有率を, ガスクロマトグラフィーと銀イオン薄層クロマトグラフィーを併用して分析した。
    トランス
    酸含有率はアメリカ (27.1%) が最も高く, 次いでカナダ (22.3%), スイス (18.7%) 及びベルギー (15.0%) であった。オランダ, ノルウェー, スウェーデン及びイギリスの総
    トランス
    酸含有率は11~12%であり, デンマーク, フィンランド及びドイツのそれは6~8%であった。オーストラリア及びイタリアの総
    トランス
    酸含有率はそれぞれ3.5%及び3.1%であり, イタリアは最低値を示した。
    菓子類に含まれていた主要な
    トランス
    異性体はC18 : 1
    トランス
    異性体であったが, C20 : 1及びC22 : 1
    トランス
    異性体も7銘柄でみられた。
    菓子類の総
    トランス
    酸含有率と家庭用マーガリンのそれを比較したところ, カナダ, アメリカ及びイギリスでは菓子類と同程度の値であった。対照的に, ベルギー, デンマーク, ドイツ及びオランダでは家庭用マーガリンよりも菓子類が高い値を示した。
  • 岡本 隆久, 堤 崇史, 東海林 茂, 荏原 紘, 丸山 武紀, 新谷 〓, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1999年 48 巻 9 号 877-883,929
    発行日: 1999/09/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    精製植物油の
    トランス
    酸量について精製条件の影響を検討した。さらに日本国内で市販されている食用植物油中の
    トランス
    酸についても分析した。その結果1) 脱臭油中の
    トランス
    酸量は処理温度が高く, また時間が長くなるほど多くなった。
    トランス
    酸は不飽和脂肪酸が多いほど生成量が多かった。2) 大豆油ではトリエンの異性化率はジエンの6.5から16.3倍高く, 精製条件によってトリエンがジエンより異性化されやすいことを示した。3) 市販されている国産植物油と輸入品とではエゴマ油を含むものを除いて,
    トランス
    酸含量には明確な差は見られなかった。4) 焙煎ごま油から検出された
    トランス
    酸は, 焙煎によって生成したものと推定した。5) 日本人一人当たり一日に精製植物油から摂取する
    トランス
    酸量は0.25gと見積もられる。
  • ルー, レトルトパウチ食品およびスープ類
    松崎 寿, 青山 稔, 馬場 明, 丸山 武紀, 新谷 〓, 柳田 晃良, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1999年 48 巻 8 号 787-791,816
    発行日: 1999/08/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    日本で市販されているルー, レトルトパウチ食品及びスープ類中の
    トランス
    酸含有量を, キャピラリーガスクロマトグラフィーと銀イオン薄層クロマトグラフィーを併用して分析した。
    ルー (n=53) における総脂肪酸中の総
    トランス
    酸含有率は平均15.0%, レトルトパウチ食品 (n=62) 及びスープ類 (n=68) ではそれぞれ6.6%及び13.8%であった。全試料中, 総脂肪酸中の総
    トランス
    酸含有率が最も高い値を示したのは輸入品の固形スープの一つであり53.6%にも及んだ。また, いずれの場合も分析した食品中の主な
    トランス異性体はトランス
    -C18 : 1異性体であった。
    ルー, レトルトパウチ食品及びスープの各食品1食分に含まれる総
    トランス
    酸含有量は, それぞれ1.08g, 0.65gおよび0.34gであった。
  • 越智 知子, 木下 葉子, 太田 千穂, 丸山 武紀, 新谷 〓, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1996年 45 巻 3 号 275-283
    発行日: 1996/03/20
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    輸入品及び国産品のビスケット類に含まれている
    トランス
    脂肪酸量について調査した。
    1) 総
    トランス
    酸含量には輸入品及び国産品ともかなりの幅があった。主たる
    トランス
    酸は輸入品及び国産品ともt-18 : 1 であった。また, 輸入品の1銘柄と国産品の3銘柄から魚油硬化油に由来する少量の t-20 : 1, t-22 : 1が検出された。
    2) 輸入品の多くの試料は
    トランス
    酸を20%以上含み, 国産品の多くの試料の
    トランス
    酸は 15% 以下で, トコトリエノールが検出された。このことは輸入品は植物硬化油を多く配合し, 国産品はパーム油と植物硬化油を混合して用いることが示された。
    3) 各試料の1サービング当たりの
    トランス
    酸含有量は輸入品では 0.26~1.78, 国産品では 0, 40~1, 05 と算出された。日本人の1人1日当たりのビスケット摂取量から求めた
    トランス
    酸の摂取量は230 (輸入品) ~140 (国産品) と見積もられた。
  • 渡邊 智子, 佐藤 裕美, 鈴木 亜夕帆, 山口 美穂子
    栄養学雑誌
    2008年 66 巻 2 号 83-91
    発行日: 2008/04/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    The foods listed in “Standard Tables of Food Composition in Japan Fifth Revised and Enlarged Edition-fatty acids section-(Fatty acids table)” announced in 2005 only represent 67% of the foods contained in “Standard Tables of Food Composition in Japan Fifth Revised and Enlarged Edition (Tables of Fifth Revised and Enlarged Edition)”. Tables for the fatty acid and trans-fatty acid contents of the remaining 33% of foods are presented. These two tables are useful for calculating nutrition value and for studies on nutritional science.
  • 松田 文夫
    日本原子力学会誌
    1998年 40 巻 12 号 955-961
    発行日: 1998/12/30
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    This survey offers a complete review concerning the nuclear power plants waste management in France from generation to disposal, as well as future evolutions.
    Fundamental Safety Rule specified by the government defines safety objectives, design bases for surface disposals and preliminary terms for acceptance of waste packages on the surface disposal site.
    A governmental decree authorizes the creation of CSA (Centre de Stockage de l'Aude; French surface repository), and defines the limits of radiological inventory of the disposal facility.
    The national waste agency ANDRA was established in 1979 by government (turned into public in 1991), and ANDRA defines the technical specifications involving acceptance criteria of the waste packages.
    The main feature of the French management includes;
    -Comprehensive quality assurance program that encompasses all area of the management
    -Centralized installation for the melting of contaminated scrap metals and incineration of low level technological wastes
    -Mobile unit for common treatment of ion exchange resin
    -Concrete package assuring the long term containment
    -Complete tracking system of wastes from generation to disposal
    This survey would be useful in the consideration of Japanese waste management including miscellaneous wastes, high βγ wastes, large metallic wastes, etc.
  • 脂肪酸トランスポーターを中心に
    千葉 仁志
    臨床
    化学

    2005年 34 巻 1 号 33-39
    発行日: 2005/03/31
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
  • 出川 拓真
    計測と制御
    2022年 61 巻 11 号 783-784
    発行日: 2022/11/10
    公開日: 2022/11/17
    ジャーナル フリー
  • 松崎 寿, 太田 千穂, 木下 葉子, 丸山 武紀, 新谷 〓, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1998年 47 巻 2 号 195-199,211
    発行日: 1998/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    1996年に購入したポルトガル, ベルギー, オランダ, イギリス, アメリカ及び日本産の家庭用マーガリン類の
    トランス
    型脂肪酸含量について分析した。
    1) ポルトガル及びベルギー産マーガリンは全銘柄とも3%以下, オランダ産のマーガリン類は1銘柄を除き3%以下であった。イギリス産ではカートン包装品は3~17%, カップ包装品は1~18%で, 19銘柄中8銘柄が3%以下であった。アメリカ産ではカートン包装品が20~34%, 平均で24.8%, カップ包装品は6~23%, 平均14.2%であった。日本産マーガリン類の総
    トランス
    酸はマーガリンではハードタイプは15~28%。ソフトタイプでは総
    トランス
    酸が3%以下のものは5銘柄で, 20%を超えるものが1銘柄あった。ファットスプレッドでは総
    トランス
    酸が5.2~17.3%, 平均12.2%であった。
    2) イギリス, アメリカ及び日本産マーガリンの総
    トランス
    酸は, 1990~93年調査時とかわりがなかった。
    3)
    トランス
    酸の少ないマーガリンは飽和脂肪酸が多い傾向を示した。総
    トランス
    酸と総飽和脂肪酸量の総和はいずれの国とも類似した値である。いずれの国においても, カートン包装品の
    トランス
    酸と飽和脂肪酸の合計は, カップ包装品よりも多かった。この合計値は基本的に5カ国において同様であった。
  • バター,チーズ及びその他乳製品
    松崎 寿, 馬場 明, 丸山 武紀, 新谷 〓, 柳田 晃良, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1998年 47 巻 4 号 345-349,387
    発行日: 1998/04/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    わが国で市販されているバター,チーズ(牛,山羊,羊及び水牛),発酵乳,練乳,クリーム及びアイスクリームに含まれている
    トランス
    酸について分析した。
    1) 日本産バター34銘柄の総脂肪酸中の総
    トランス
    酸の平均は4.1% (3.0~5.7%)であった。これらの値は先に報告した日本産牛乳の値とよく一致した。
    2) 牛ナチュラルチーズ88銘柄(日本産32銘柄,輸入品56銘柄)の総脂肪酸中の総
    トランス
    酸の平均は5.7%(4.0~8.9%)であった。輸入ナチュラルチーズのうち,イギリス(6.1%),オーストラリア(6.4%)及びニュージランド(6.8%)産の総
    トランス
    酸は,アメリカ(4.9%)及びカナダ(4.3%)産のものよりも著しく高かった。
    3) 輸入の山羊チーズ(28銘柄),羊チーズ(24銘柄)及び水牛チーズ(3銘柄)の総脂肪酸中の総
    トランス
    酸は,それぞれ平均で4.3%, 6.2%及び6.4%であった。
    4) 発酵乳(12銘柄),練乳クリーム(3銘柄)及びクリーム(16銘柄)の総脂肪酸中の総
    トランス
    酸の平均値は類似した値であった(4.5~4.9%)。日本産アイスクリーム(9銘柄)及び輸入アイスクリーム(12銘柄)の総
    トランス
    酸の平均値は4.4%及び6.4%で,これらは明らかに異なった。
  • 国産牛乳
    松崎 寿, 高橋 淳根, 馬場 明, 丸山 武紀, 新谷 〓, 菅野 道廣
    日本油
    化学
    会誌

    1998年 47 巻 3 号 277-282,293
    発行日: 1998/03/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    国産牛乳に含まれる
    トランス
    脂肪酸含有量について, プロピルエステル化した後, 銀イオンTLC-キャピラリーGLCにより分析した。
    1) 市販の牛乳68銘柄を1994年8~10月にかけて購入した。
    トランス
    -C18 : 1の平均は総脂肪酸に対して3.2% (最低 : 2.1%, 最高 : 4.9%) であった。これはフランスのバターで報告されている文献値と良く一致した。総
    トランス
    酸 (
    トランス
    -C16 : 1, C18 : 2, C18 : 3の合計値) としては2.7~7.5% (平均4.5%) の幅があった。
    トランス
    酸の含有量における乳牛の種類 (ジャージ, ホルスタイン, ガンジー) 及び飼育地域による相違はみられなかった。
    2) 市販の山羊乳5銘柄を1995年4~5月にかけて購入した。総
    トランス
    酸の平均は総脂肪酸に対して5.6% (最低 : 4.4%, 最高 : 6.3%) であった。
    3) 1994年11月から1995年10月にかけて酪農場から得た牛乳の総
    トランス
    酸の季節変化では, 12~2月の冬が最も高く (4.8%), 6~8月の夏が最も少なかった (3.3%) 。
    これらの値はヨーロッパ諸国の値より明らかに低かった。これは飼料組成がヨーロッパと日本とで大きく異なるためと思われた。
  • 佐々木 禎一
    臨床
    化学

    1978年 6 巻 2 号 139-143
    発行日: 1978/02/25
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    The Reitman-Frankel method has been widely used as the laboratory assay method for serum transaminase activities in Japan, and the author deals with outlines of its reaction mechanism and procedure. Furthermore, several problems to be criticized were also pointed out.
    This method has many disadvantages more than advantages, and the essential solution of these problems might be so far away, inspite of many efforts have been carried out. We know also that usuages of this method is not so frequent unlike the case in Japan.
    Therefore, the author hopes to recommend to use the rate assay under the suitable conditions in order to assay the activities of serum GOT and GPT. Our efforts and cooperations for this purpose should be appreciated.
  • トランスポゾンの生物学的意義
    伊藤 秀臣
    化学
    と生物

    2013年 51 巻 9 号 603-608
    発行日: 2013/09/01
    公開日: 2014/09/01
    ジャーナル フリー
    動く遺伝子である
    トランス
    ポゾンは,われわれを含むほとんどの生物がもっている内在性の因子である.科学の進歩とともに,
    トランス
    ポゾンの役割,存在意義が重要視されるようになってきた.というのも,
    トランス
    ポゾンは生物の発生過程で必要な遺伝子発現を調節するなど,生命の存続に重要な役割を果たすことが明らかになってきたためである.では,
    トランス
    ポゾンはいつ,どのように維持,保存されてきたのであろうか? ここでは,環境ストレスが引き起こす
    トランスポゾンの活性化とトランス
    ポゾンの転移がもたらすゲノム進化について解説したく思う.
  • 白砂 尋士
    日本調理科学会誌
    2012年 45 巻 3 号 223-227
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/02/28
    ジャーナル フリー
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