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クエリ検索: "ナクラ"
890件中 1-20の結果を表示しています
  • *白井 直樹, 海老原 充
    日本地球化学会年会要旨集
    2017年 64 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/11/09
    会議録・要旨集 フリー

    放射化分析法を用いて3つの

    ナクラ
    イト(Nakhla, Y 000593とMIL 03346)の化学組成を求めた。MIL 03346のZr/Hf比とSc/V比はNakhlaとY 000593とは異なっており、MIL 03346の母マグマはNakhlaとY 000593とは異なることがわかった。
    ナクラ
    イトで見られるSc/V比は、
    ナクラ
    イトの母マグマが経験してきた酸化還元状態の違いによるものと結論付けた。

  • *三河内 岳
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2016年 2016 巻 R5-04
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/01/15
    会議録・要旨集 フリー
    ナクラ
    イトとシャシナイトはそれぞれ普通輝石とカンラン石を主体とする集積岩であり、火星表層近くの貫入岩体もしくは厚い溶岩流中で形成したと考えられている。NWA 10153
    ナクラ
    イトは、他の
    ナクラ
    イトと同様に普通輝石と小量のカンラン石・メソスタシスから成る。しかし、メソスタシス量はガラス質のメソスタシスを持つ
    ナクラ
    イトと同量であるにもかかわらず、結晶質であり、カンラン石の冷却速度は100度/年でNakhlaなどとほぼ同じ値であった。
    ナクラ
    イトの起源岩体には、層状の集積構造が提案されていたが、NWA 10153については、このモデルがうまく当てはまらず、
    ナクラ
    イトは同時代にマグマから結晶化した複数の岩体を起源とすることが示唆された。一方でシャシナイトについては、均質なカンラン石から主に成る集積岩であるが、3隕石でカンラン石組成は大きく異なるものの、カンラン石の冷却速度は30-100度/年でいくつかの
    ナクラ
    イトとほぼ同じであった。これらのことから、
    ナクラ
    イトとシャシナイトは火星の同じ地域で同時代に形成されたものの、同一岩体中で形成されたものではなく、別々の岩体として形成されたと考えられる。
  • *今栄 直也, 池田 幸雄
    日本鉱物学会年会講演要旨集
    2005年 2005 巻 K9-06
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/09/08
    会議録・要旨集 フリー
     
    ナクラ
    イトは火星起源の火成沈積岩として知られる隕石で、世界で7個が確認されている単斜輝石岩である。岩石学的特徴に差違が認められるが、固化年代と照射年代は、それぞれ13億年と約1千万年であり、
    ナクラ
    イト間で共通している。このことから単一のクレーター形成に伴って地球の異なる地域に落下してきたと考えられている。この
    ナクラ
    イトを作っていた火星表層の火成岩体の起源と形成史を岩石鉱物学的研究から探求していくことが本研究の目的である。 筆者らは最近南極から採集された2つの異なる
    ナクラ
    イトであるやまと
    ナクラ
    イト (Imae et al., 2005) とMIL 03346
    ナクラ
    イト (Imae and Ikeda, 2005) の岩石学的研究についてそれぞれ発表した。ここでは、両
    ナクラ
    イトの比較岩石学的研究について発表する。
  • 吉崎 淳人
    紙パ技協誌
    2013年 67 巻 12 号 1422-1426
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/01
    ジャーナル フリー
    継続的な経済成長を続けるベトナム社会主義共和国で,同国最大の段ボール原紙工場VINA KRAFT PAPER CO., LTD.(以下VKPC)が2009年4月に操業を開始した。1台の抄紙機でライナー,中芯を生産し年間生産量は220千tと同国の需要の約20%を占めている。VKPCはタイのSCG Paper社と日本のレンゴー(株)との合弁会社で,互いの経験を活かしながら安定操業に向けた取り組みを続けてきた。
    VKPCでは,段ボール古紙を主原料として使用しているが,そのうちの80%を占める国内古紙と,アメリカからの輸入古紙は多くの夾雑物を含んでいる。原質工程では異物の除去が大きな課題である一方,古紙価格は日本のそれよりも高いため繊維回収も重要な要素である。操業開始以降,デトラッシュシステムを強化すると共に,分級工程を活用することで繊維の回収及び省エネに取り組んでいる。
    東南アジアでは,紙力剤として安価であるデンプンを多量に使用するため,排水中のCOD濃度が高くなる。また,排水基準も非常に厳しいためVKPCでは嫌気性処理に加え,高次処理も有している。嫌気性処理で副生成物として発生するメタンガスはボイラー燃料として利用し,石炭消費量の削減に寄与している。また,高次処理は加圧浮上と薬品処理を並列で利用することで,厳しい排水基準を順守しつつも薬品費の上昇を抑えている。
    ベトナムでは,経済成長に伴い段ボール原紙の需要も伸びると予想されており,VKPCでも生産量アップと品質の向上を目的とした工事を本年7月に実施する。今後もベトナム市場に高品質の原紙を安定的に供給できるよう努めていく。
  • 小林 勝
    紙パ技協誌
    2011年 65 巻 4 号 364-367
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/05/27
    ジャーナル フリー
    タイのSCGペーパー社(サイアムセメントグループ)とレンゴー株式会社の合弁事業(段ボール原紙製造/販売)であるビ
    ナクラ
    フトペーパー社は,2007年1月に設立後,ベトナムの最大都市である,南部商都のホーチミン市近郊に製紙工場を新設し,2009年4月より営業運転に入った。生産能力220,000t/年の抄紙機1台でライナー及び中芯を製造し,主にベトナム国内のマーケットを中心に販売している同社は,現在同国最大の段ボール原紙会社となっている。
    ベトナムはインドシナ半島の太平洋に面した縦に長い国であり,代表都市は北部ハノイと南部ホーチミンに分かれている。段ボール原紙の市場規模は未だ大きいとは言えないが,人口85百万人超,平均年齢30歳以下と若いこの国は,経済成長と共に今後需要増が見込まれる市場となっている。
    今回,このビ
    ナクラ
    フトペーパー社の会社紹介と共に,海外での合弁事業の一例として,ベトナムでの工場新設及び操業経験について紹介させて頂く。
  • 三澤 啓司
    日本地球化学会年会要旨集
    2006年 53 巻 2C07
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/11/01
    会議録・要旨集 フリー
    火星起源隕石
    ナクラ
    イト-シャシナイト、シャーゴッタイトの形成年代について言及する。特に、シャーゴッタイトの若い年代が、水質変成によるものなのかについて議論する。
  • 岩井 津一
    粘土科学討論会講演要旨集
    1979年 23 巻
    発行日: 1979/10/23
    公開日: 2016/11/27
    会議録・要旨集 フリー
  • *下田 玄, 池田 幸雄, 木多 紀子, 森下 祐一, 今栄 直也
    日本地球化学会年会要旨集
    2004年 51 巻 2D02
    発行日: 2004年
    公開日: 2007/02/23
    会議録・要旨集 フリー
    火星起源の隕石と考えられているSNC隕石(シャーゴッタイト、シャシナイト、
    ナクラ
    イト)の成因について同位体組成、希土類元素組成から考察を行った。その結果、コア_-_マントル境界を起源とするプリュームが異なる深度で融解することで、シャーゴッタイトと
    ナクラ
    イトが形成されて可能性が示唆された。SNC隕石の地球化学的特徴は、火星形成初期に起きた高圧での分別とその後の低圧での融解で整合的に説明できる。
  • 杉浦 孝三
    窯業協會雑誌
    1949年 57 巻 640 号 116-117
    発行日: 1949/10/01
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • *鈴木 慧花, 菅 大暉, 山口 亮, 臼井 寛裕, 新田 清文, 関澤 央輝, 高橋 嘉夫
    日本地球化学会年会要旨集
    2019年 66 巻
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/11/20
    会議録・要旨集 フリー

    火星隕石

    ナクラ
    イトにはIddingsiteという変質脈が存在し、この中の変質鉱物には火星での水の痕跡が残されている。しかし、変質鉱物には炭酸塩と硫酸塩(jarositeなど)という異なるEh-pH条件で形成したと考えられる物質が共存しており、火星でのIddingsite形成環境・過程は不明瞭である。また、これらの関係性を正確に議論した研究は今までにほとんどない。本研究では
    ナクラ
    イト隕石Y000593のIddingsiteを対象とし、微量元素とその化学種に着目した分析を行った。従来の隕石分析に用いるSEM・EPMA分析に、放射光をベースとしたX線顕微分析(μ-XRF-XAFS@BL37XU SPring-8とsemi-μ-XRF-XAFS@BL-15A KEK-PF)から得られる知見を組み合わせることで、変質過程の詳細な解明を試みた。

  • *三河内 岳, Viktor Hoffmann, 宮本 正道
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2012年 2012 巻 R5-06
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/06/10
    会議録・要旨集 フリー
    新しく見つかった
    ナクラ
    イト火星隕石(3つのMIL09南極隕石とNWA5790)の鉱物学的研究を行った結果,3つのMIL09隕石はMIL03346とペアであり,またNWA5790はこれまで見つかっている
    ナクラ
    イトの中で最もメソスタシスの量が多く,強い化学ゾーニングを示すことが分かった。これらの結果,これまでに提案されている
    ナクラ
    イトの起源岩体モデル(オージャイトとカンラン石結晶が深部から浅部にかけて集積しており,下層ほど結晶が密にパッキングして,冷却速度が遅く,上層ほどメソスタシスが多く,化学ゾーニングの度合いが著しい)に,どの試料も当てはまることが明らかになった。NWA5790は,岩体の最も上層部から来たことが示唆されるが,カンラン石の化学ゾーニングを用いた冷却速度の計算では,NWA817,MILとほぼ同じ約0.5度/時間と言う値が得られた。
  • 奥泉 和也, 久保田 信
    日本生物地理学会会報
    2003年 58 巻 39-41
    発行日: 2003年
    公開日: 2006/06/09
    ジャーナル フリー
    山形県沿岸から2002年と2003年に計24個体のハ
    ナクラ
    ゲモドキを観察・採取した. その内の雌1個体の外部形態, 刺胞相, 卵の直径を記載する. 本種の成熟個体の記載は日本からは初めてとなる. この雌個体は, これまで北日本 (2地点) から報告されているどの7個体よりも大きく, 傘径と傘高はともに15.1mmあり, また最大数の触手を備えていた (よく発達した少なくとも80本の触手に加えてほぼ同数の小型の触手). 触手や口唇に装填される刺胞 (無棘型等根体と短床型有鞭体の2種類) と体部位ごとのそれぞれの刺胞の大きさを記載した. また, 放卵された未成熟卵の直径は, 通常104μmであった.
  • *鈴木 慧花, 菅 大暉, 山口 亮, 臼井 寛裕, 高橋 嘉夫
    日本地球化学会年会要旨集
    2018年 65 巻
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/11/21
    会議録・要旨集 フリー

    火星隕石

    ナクラ
    イト中のオリビンには火星での水反応により形成された変質組織Iddingsiteがあり、形成時の水の物理化学情報を保持しているため注目されている。本研究では
    ナクラ
    イトY 000593中のIddingsiteを形成した流体の水質解明を目的として研究を進めた。 Y 000593 のSEM-EDS観察と放射光X線分析から、炭酸塩タイプのIddingsite中でMnCO3とCaCO3が共存していることを確認し、還元的アルカリ性の流体により形成されたことが推測された。また、Iddingsite形成環境と類似したJarosite/Goethiteの層状化学堆積物がある草津での、沈殿鉱物組成と水質のEh-pH条件を比較したところ、実際にはjarositeが沈殿していたにもかかわらず、水質から熱力学的に推定された安定鉱物はgoethiteだった。これは速度論的な理由によると予想される。

  • 加茂 幸介
    火山
    1993年 38 巻 3 号 113-114
    発行日: 1993/08/15
    公開日: 2017/03/20
    ジャーナル フリー
  • *佐藤 久子, 小野 寛太, 吉田 純, クリフ ジョンストン, 山岸 晧彦
    粘土科学討論会講演要旨集
    2004年 48 巻 P22
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    1:1フィロシリケートであるカオリナイトの多形の安定性を密度汎関数による第1原理計算によって算出した。カオリナイト、ディッカイト、
    ナクラ
    イトに関して、単層との比較においてその積層によるエネルギー差を算出し、安定性を調べた。さらに、層間の水素結合の影響を明らかにした。
  • 毛利 博久
    日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報
    2022年 125 巻 9 号 1334-1343
    発行日: 2022/09/20
    公開日: 2022/10/01
    ジャーナル フリー

     新型コロナウイルス感染症 (Covid19) に関して, 2019年12月27日中国湖北省武漢にて原因不明の肺炎が発生し入院患者がいると報じられたことから始まり, 厚生労働省結核感染症課から「擬似症」としてこの疾患が疑われる場合は積極的に検査し患者を見つけるよう通達があり, 感染症サーベイランスが機能し世界的に比較的初期に患者が同定された. 日本の感染症サーベイランス, 感染症の世界的司令塔である WHO と WHO から発せられる “国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態” (PHEIC) とそれを規定する国際保健規則 (IHR), 超高齢社会に対応するための日本 (東京) の医療の流れ, 感染症対策も政治・政策の一つであるため, 官僚主導から官邸主導へと変化し総理大臣や内閣官房長官の権限が増した政治の流れと地方分権の関与, 発生初期からの政治政策の大きなイベントと流れ, 感染症の法律が大きく変わり, さらに2013年新型インフルエンザを契機に設けられた新型インフルエンザ等特別対策措置法など感染症に関する法制度, 2020年第1回緊急事態宣言, 保健所を通さずとも医師の判断で PCR が可能となり PCR センターの設置が普及した新宿モデル, 感染防御に必要なマスクや予防衣などの戦略物質の欠乏とそれに対する一個人の対応や行政の支援までを, 約10年周期に大きな新型感染症に見舞われる現状を踏まえ概説した.

  • *笹川 裕史, 山根 正伸
    日本森林学会大会発表データベース
    2005年 116 巻 PC011
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/03
    会議録・要旨集 フリー
  • 鈴木 伸一
    植生学会誌
    2001年 18 巻 2 号 61-74
    発行日: 2001/12/25
    公開日: 2017/01/06
    ジャーナル フリー
      1.日本のコナラ林について植物社会学的な種組成および分布の検討を行った.各地域から報告された既発表文献と筆者らの報告した合計562の植生調査資料を用い,総合常在度表により広域的に比較した.その結果,日本のコナラ林群落を次の9群集にまとめ,イヌシデ-コナラ群団,コナラ-ミズナラオーダー,ブ
    ナクラ
    スに位置付けた.1)オニシバリ-コナラ群集,2)ノグルミ-コナラ群集,3)アベマキ-コナラ群集,4)ケネザサ-コナラ群集,5)ケクロモジ-コナラ群集,6)クヌギ-コナラ群集,7)クリ-コナラ群集,8)カシワ-コナラ群集,9)オクチョウジザクラ-コナラ群集
      2.コナラ林は各群集の分布状況から,沿岸地域,西南日本地域,中部内陸地域,東北日本地域および日本海地域の5つの分布型にまとめられることを明らかにした.特に西南日本地域と東北日本地域はほぼフォッサ・マグナを境界とし,植物区系上の境界である牧野線に対応していた.
      3.垂直分布では,コナラ林は沿岸低地から海抜1350mまでみられ,2つの分布パタ-ンに大別される.1つはヤブツバキクラス域のみに分布する群集で,自然立地をもたない集約的管理によって形成されてきた二次林である.中国大陸の夏縁性ナラ林との類縁をもつと考えられる.他の1つはヤブツバキラス域から下部ブ
    ナクラ
    ス域まで分布する群集で,二次林だけでなく自然植生としても存在する.ブ
    ナクラ
    スの種群が優勢で,二次林としては下部ブ
    ナクラ
    スの夏縁広葉樹自然林に由来すると考えられる.
  • *今栄 直也, 池田 幸雄
    日本鉱物学会年会講演要旨集
    2004年 2004 巻 k09-13
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/03/10
    会議録・要旨集 フリー
     
    ナクラ
    イト隕石は、オージャイト斑晶から構成されるマフィックな火成沈積岩である.可能な親マグマ組成を用い相平衡実験と冷却実験を、白金ワイヤーループ法を用い、全圧1気圧下でCO2/H2混合ガスを導入できる縦型環状電気炉をFMQ条件に制御して行った.相平衡実験では、チタノマグネタイト、オージャイト、かんらん石、斜長石の順に晶出した.また、相平衡実験で得られた液相温度および固相温度を用いて、液相~固相温度間での冷却実験を行った.冷却実験では、やまと
    ナクラ
    イトで観察された2層からなるオージャイトのリムの化学累帯構造の特徴を定量的によく再現していた.相平衡実験から形成したかんらん石のモードは小さく、不定形であるがオージャイトに比べて粗粒であった.遅い冷却でのみかんらん石1粒子が観察された.
  • 岩井 津一
    粘土科学
    1980年 20 巻 4 号 107-119
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
    Kaolin group clay minerals occur as various degree of crystallinity: the lowest is called allophane and one of the highest is called nacrite. Structural investigations of allophane, halloysite, kaolinite, nacrite and metakaolin reported by the present author have summarized as well as literatures by others.
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