詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する:
全文: "ナルコレプシー"
346件中 1-20の結果を表示しています
  • 戸野倉 雅美, 田熊 大祐, 島田 雅美, 馬場 亮, 井原 麻里子, 杉本 洋太, 難波 直, 藤原 香, 笹原 沙衣子, 鴇田 真弓, 藤田 桂一, 西野 精治
    動物臨床医学
    2007年 16 巻 3 号 71-76
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/02/13
    ジャーナル フリー
    犬のナルコレプシーは食餌や遊技などの感情的な刺激により,覚醒時に筋トーヌスの突然の喪失すなわちカタプレキシーを示すことが特徴である。また,モノアミン系神経伝達を活性化させる薬剤がカタプレキシーを軽減させることが示されている。今回,ヒポクレチン欠乏性ナルコレプシーと診断されたチワワにおいて4年間以上にわたり種々の抗カタプレキシー薬により治療を行ってきた。イミプラミン(三環系抗うつ剤),ヨヒンビン(α-2拮抗薬),スルピリド(D2/D3拮抗薬)ならびに塩酸ミルナシプラン(選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)を用い,本症例において治療効果を判定した。その結果,スルピリドを除く全ての薬剤においてカタプレキシーの抑制作用が認められた。また,これらの薬剤のうちヨヒンビンが本症例にとって最も適した薬剤であることを示した。ヨヒンビンの抗カタプレキシー効果は長期にわたり安定しており,さらに日中の眠気の抑制作用もみられた。日常臨床において,抗カタプレキシー薬の効果は症例によって著しく異なる可能性があるため,個々の症例にとって最も効果的な薬剤を見出すことが必要である。
  • 塚本 東子, 石川 達也, 張 尚美, 水野 久美子
    脳と発達
    2001年 33 巻 6 号 523-527
    発行日: 2001/11/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    歳で発症したナルコレプシーの1男児例を報告した. 症例は, 昼間の眠気過剰・睡眠発作で発症し, その後, 情動性脱力発作および夜間睡眠分断を呈した.睡眠ポリグラフ検査では, 入眠時REM睡眠期 (sleep-onset REM period, SOREMP) が出現し, ヒト主要組織抗原 (HLA) は, DR2およびDQB1*0602が陽性であった. 治療は, 昼間の眠気に対しmethylphenidate, 情動性脱力発作に対しclomipramineを用い有効であった. 思春期前発症のナルコレプシー患者は行動異常を伴うことが多く, てんかん, 注意欠陥多動性障害と誤診されたり, 周囲から怠け者とみられることもあり, 特に本症例のような就学児の場合は, 早期診断治療と周囲の理解, 援助が必要である.
  • 井上 雄一, 作田 慶輔
    ファルマシア
    2010年 46 巻 11 号 1026-1030
    発行日: 2010/11/01
    公開日: 2018/08/23
    ジャーナル フリー
  • 藤井 幸晴, 福水 道郎, 須貝 研司, 神林 崇, 大山 和成, 亀井 淳
    脳と発達
    2003年 35 巻 6 号 505-510
    発行日: 2003/11/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    歳のナルコレプシー患者を報告した.臨床症状 (日中の過度の眠気, 情動性脱力発作), 終夜睡眠ポリグラフィ (PSG), 反復睡眠潜時測定検査 (MSLT), 髄液中オレキシン濃度, humanlukocyte antigen (HLA) により診断した.PSGでは頻回の覚醒によりStage1と2の睡眠量の増加を認めた.MSLTは入眠時REM睡眠期を5回中すべてに認めた.HLAはDRB11501, DQB10602であった.早期発症例であったが, 臨床症状, 検査所見とも従来の成人報告例のそれと矛盾しなかった.髄液中オレキシン (orexin) 濃度はコントロール群と比べて有意に低く, 髄液中オレキシン濃度の測定が今後は本症の補助診断に有用になると考えられた.
  • 鈴木 圭輔
    神経治療学
    2018年 35 巻 6 号 S124
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/11/12
    ジャーナル フリー
  • 王 傳育, 河島 尚志, 高見 剛, 山田 直人, 宮島 祐, 荻原 正明, 武隈 孝治, 星加 明徳
    脳と発達
    1998年 30 巻 4 号 300-306
    発行日: 1998/07/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    睡眠発作, 入眠時幻覚, sleep onset REM等のナルコレプシーの症状を認めた多発性硬化症の13歳男児例を経験した. 本例は視神経炎にて発症し, ステロイド治療で軽快後2カ月でナルコレプシーの症状が出現した. 髄液ではオリゴクローナルバンド陽性, 抗麻疹抗体陽性を示し, 画像診断で両側内包に脱髄性の多発性病巣を認めた. ナルコレプシーの出現時期に施行した終夜睡眠ポリグラフにおいて突然出現する全般性の平坦化とそれに引き続く限局性突発性異常波が繰り返し認められた. ステロイド療法後, 急速にナルコレプシーの症状と脳波異常は消失した. 本例では脳幹網様体から視床, 大脳皮質に至る経路が障害され, 覚醒維持機構が破綻し, ナルコレプシーを引き起こしたものと考えられた.
  • 宮川 卓, 徳永 勝士
    日本組織適合性学会誌
    2009年 16 巻 1 号 39-48
    発行日: 2009年
    公開日: 2017/03/30
    ジャーナル フリー

    ナルコレプシーは代表的な過眠症であり, 遺伝素因や環境素因といった複数の因子が作用し, 発病に至る多因子疾患である. これまでのナルコレプシー研究において注目すべき点は, 日本人ではほぼ全てのナルコレプシー患者がHLA-DRB1*1501-DQB1*0602ハプロタイプを保有すること, およびオレキシン神経系の機能低下がナルコレプシーの病態に関わることである. しかしながら, 依然として不明な点が多く残されているため, 我々はナルコレプシーの新たな遺伝素因を解明すべく, 研究を進めており, その内容についても本稿で紹介する. 「ナルコレプシーについて」ナルコレプシーは, 睡眠発作, 情動脱力発作(カタプレキシー), 睡眠麻痺および入眠時幻覚を主症状とする過眠症である. 睡眠発作は耐え難い眠気により, 通常であれば居眠りをしないような場面(例えば, 試験中や歩行中など)で眠り込む発作である.

  • 柳沢 正史
    日本内科学会雑誌
    2016年 105 巻 9 号 1682
    発行日: 2016/09/10
    公開日: 2017/09/10
    ジャーナル フリー
  • 近藤 英明, 神林 崇, 清水 徹男
    日本内科学会雑誌
    2006年 95 巻 4 号 748-755
    発行日: 2006/04/10
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    覚醒機構と摂食行動とは密接に関わっている. オレキシンは両者に関わる神経ペプチドである. 1998年桜井らにより発見され食欲を増進させることよりorexinと命名された. ほぼ同時期にde Leceaらは視床下部に特異的に産生されるペプチドとして同じペプチドを発見しhypocretinと命名した. 2000年にはオレキシン神経系の脱落がヒトのナルコレプシーで確認され, ナルコレプシーに特徴的なREM関連症状とオレキシン神経系との関わりについて明らかにされてきた. その後ナルコレプシー以外の神経疾患でも視床下部の障害によりナルコレプシー類似の症状をきたす症例が報告されるようになった. オレキシンがエネルギーバランス, ストレスと関連することより内分泌代謝, ストレス関連領域でもオレキシンに注目した研究がすすめられてきている. 本稿ではオレキシン神経系の生理的な役割とナルコレプシーの病態への関わりについて概説する.
  • 糖尿病
    2010年 53 巻 Suppl 号 S-1-S-4
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/09/12
    ジャーナル フリー
  • 神林 崇, 有井 潤子, 久保田 博昭, 矢野 珠巨, 柏木 充, 吉川 聡介, 遠山 潤, 沢石 由記夫
    脳と発達
    2006年 38 巻 5 号 340-345
    発行日: 2006/09/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    ナルコレプシーは日中の過度の眠気と情動脱力発作等のREM関連症状を特徴とする疾患である.最近,本態性のナルコレプシーの病態生理が明らかになり,脳組織と髄液中でオレキシンが脱落していることが判明した.オレキシン神経は後部視床下部に存在しているが,この場所は1920年代にEconomoが覚醒中枢と考えた部位である.オレキシン神経が障害されたための症候性の過眠症は視床下部に病変がある腫瘍,脳症,脱髄性疾患などの神経疾患でも起こることがある.我々は小児・思春期で計8例の症候性の過眠症を経験した.これらの症例においてはオレキシンが低値であるので,ナルコレプシーの合併を除外するのは容易ではないが,過眠症状と原疾患の消退など, 経過を検討すれば確定可能であった.症候性の過眠症の大部分では,延長した夜間睡眠に加えて長めの日中の睡眠をも認めており,夜間の睡眠と眠気の特徴はナルコレプシーよりもむしろ特発性過眠症の特徴に近いと考えられた.
  • 舟橋 節夫
    日本東洋医学雑誌
    1995年 46 巻 1 号 101-103
    発行日: 1995/07/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    ナルコレプシーの患者に釣藤散を投与し, 4日後に, 睡眠発作, 情動性脱力発作, 入眠時幻覚などの症状の消失をみた。
    ナルコレプシーの漢方治療では葛根湯, および補中益気湯加味方の使用で症状が著明に軽減した報告があるが, 今回のように釣水藤散で極めて短時日のうちに症状の消失をみた報告はない。
  • 岩田 朋晃, 鈴木 直輝, 水野 秀紀, 中島 一郎, 神林 崇, 糸山 泰人
    臨床神経学
    2009年 49 巻 7 号 437-439
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/08/29
    ジャーナル フリー
    遺伝子診断で確定した筋強直性ジストロフィー1型の60歳女性においてナルコレプシーを合併した症例を経験したので報告する.DMPK遺伝子の3'側非翻訳領域のCTGくりかえし配列は1,800∼2,400回と著明に延長していた.脳MRIでは脳幹・視床下部に異常をみとめなかった.終夜睡眠ポリグラフ検査では睡眠時無呼吸と肺胞低換気をみとめた.睡眠潜時反復検査では入眠時レム睡眠はみとめなかったが,髄液オレキシン(またはヒポクレチン)濃度が測定感度以下と著明に低下しており,身体疾患によるナルコレプシーと診断した.睡眠時無呼吸は突然死の原因にもなり,ナルコレプシーも生活の質の低下も招くことから筋強直性ジストロフィーの睡眠障害の内容を評価し,症例の社会環境を考慮し適切に対応することが重要と考えられた.
  • 桜井 武
    日本疾患モデル学会記録
    2005年 21 巻 72a-73
    発行日: 2005/07/05
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 本多 和樹
    日本薬理学雑誌
    2007年 129 巻 6 号 413-417
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/06/14
    ジャーナル フリー
    睡眠異常を持つ動物モデルの存在が睡眠研究を飛躍的に進展させる場合がある.睡眠研究はおよそ100年前に断眠したイヌの脳から睡眠物質を抽出したことに始まるが,睡眠覚醒の液性調節機構および神経調節機構に関する研究では,多くの動物モデルが利用されてきた.また,近年の分子生物学の進歩から睡眠覚醒調節が分子レベルで理解されるようになり,ヒトと同様の睡眠異常を示す遺伝子変異動物モデルが利用できるようになってきた.特にナルコレプシーや睡眠呼吸障害の動物モデルとしてイヌ,サル,ブタ,マウス等が利用されている.一方,イルカのように生存環境や内部環境によって睡眠様式を変化させた動物モデルも存在している.睡眠研究において様々な動物モデルが利用されることで,多くの新知見が集積され,睡眠覚醒調節機構や睡眠障害がさらに明らかされることが期待される.
  • 加藤 成樹
    化学と生物
    2004年 42 巻 12 号 814-815
    発行日: 2004/12/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 篠崎 和弘
    日本生物学的精神医学会誌
    2013年 24 巻 4 号 177
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/02/16
    ジャーナル オープンアクセス
  • 筒井 幸, 神林 崇, 田中 恵子, 朴 秀賢, 伊東 若子, 徳永 純, 森 朱音, 菱川 泰夫, 清水 徹男, 西野 精治
    総合病院精神医学
    2012年 24 巻 1 号 40-50
    発行日: 2012/01/15
    公開日: 2015/08/26
    ジャーナル フリー
    近年,統合失調症の初発を想定させる精神症状やジスキネジア,けいれん発作,自律神経症状や中枢性の呼吸抑制,意識障害などの多彩な症状を呈する抗NMDA(N-メチルD-アスパラギン酸)受容体抗体に関連した脳炎(以下,抗NMDA受容体脳炎と略する)の存在が広く認められるようになってきている。若年女性に多く,卵巣奇形腫を伴う頻度が比較的高いとされている。われわれは合計10例の抗NMDA受容体抗体陽性例を経験し,これを3群に分類した。3例は比較的典型的な抗NMDA受容体脳炎の経過をたどり,免疫治療が奏効した。他の7例のうち3例は,オレキシン欠損型のナルコレプシーに難治性の精神症状を合併しており,抗精神病薬を使用されていた。また,残り4例に関しては,身体症状はほとんど目立たず,ほぼ精神症状のみを呈しており,病像が非定型であったり薬剤抵抗性と判断されm-ECTが施行され,これが奏効した。
  • 神林 崇, 今西 彩, 佐川 洋平, 筒井 幸, 竹島 正浩, 大森 佑貴, 高橋 裕哉, 小野 太輔, 佐藤 雅俊, 清水 徹男
    神経治療学
    2016年 33 巻 5 号 S101
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/10/31
    ジャーナル フリー
  • 中村 真樹, 井上 雄一
    臨床神経生理学
    2014年 42 巻 1 号 11-20
    発行日: 2014/02/01
    公開日: 2015/02/27
    ジャーナル フリー
    ナルコレプシーは, 視床下部に存在するオレキシン神経の脱落・変性がその病態の中心にあることが確認されて以来, これを視野に入れた多くの脳機能・形態画像研究がなされている。情動脱力発作を伴うナルコレプシーのPET/SPECTによる機能画像研究では, 安静覚醒時においては視床下部をはじめ広範囲での脳血流低下・代謝低下が示唆されており, 一方, 情動脱力発作時には帯状回や扁桃体での局所的な血流増加が確認されている。また, fMRIを用いた研究では, 情動脱力発作時の視床下部の活動低下と扁桃体の過活動が報告されている。一方で, 構造画像研究であるVBMでは一貫した結果を得るにはいたっておらず, この理由として, MRIの撮像条件や, 解析プログラムの精度が影響している可能性が指摘されている。しかし, DTI拡散テンソル画像を用いた構造画像研究では, 情動脱力発作に扁桃体が重要な役割を果たしている可能性が示唆されている。
feedback
Top