詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "ニッチ"
6,272件中 1-20の結果を表示しています
  • ニッチ
    ェ・ライフ

    2013年 1 巻 24-27
    発行日: 2013/09/30
    公開日: 2023/10/02
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • ニッチ
    ェ・ライフ

    2013年 1 巻 2-11
    発行日: 2013/09/30
    公開日: 2023/10/02
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • ニッチ
    ェ・ライフ

    2013年 1 巻 12-23
    発行日: 2013/09/30
    公開日: 2023/10/02
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • クリ
    ニッチ
    セルゲイ
    天田財団助成研究成果報告書
    2023年 36 巻 282-
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/02/26
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • ジュロ シュシ
    ニッチ
    , 石川 康子
    社会学評論
    1969年 20 巻 2 号 58-72
    発行日: 1969/10/30
    公開日: 2009/11/11
    ジャーナル フリー
  • 矢部 琢磨, 西村 岳史, 谷田貝 敦, 増島 博
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    1999年 45 巻
    発行日: 1999/07/25
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • *尾澤 彰, 渡邊 定元
    日本林学会大会発表データベース
    2003年 114 巻 K08
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/03/31
    会議録・要旨集 フリー
    1.目的 地質環境と植物とに関する研究は,高木の生育が困難な高山において主として行われ,森林の成立する低山地での研究は限られている。また,主に植物社会学的な方法で研究が行われ,
    ニッチ
    およびハビタットなど種社会学的な視点からの研究を行ったものはみられない。そこで本研究は,三波川帯に属する構造山地であり,関東平野や丘陵地と隣接している外秩父山地の低山地に焦点を当て,群落の構造を構成種の限界樹高の軸からみた空間的
    ニッチ
    について解析を行った。2.材料および方法(1) 調査地および調査方法  調査は埼玉県外秩父山地の特殊岩立地である蛇紋岩立地(大里郡寄居町釜伏山582m,秩父郡皆野町荻根山591m)および結晶片岩立地(大里郡寄居町花山450m)において行った。なお,本研究における特殊岩立地とは,植物の根系が特殊岩の基岩もしくは,風化したC層に直に接している立地と定義した。2002年6月から8月にかけて毎木調査を行い,群落の最高樹高を一辺とするような方形の調査区を設置した。調査区内に生育する全樹木種について種ごとの最高樹高を持つ個体の樹高と胸高直径を記録した。胸高直径は地上高120cmで計測し,その高さに満たないものに関しては樹高のみ記録した。(2) 順位係数 樹木の空間優占の視点からの
    ニッチ
    をとらえるために,極相(二次林にあたっては限界樹高に達した森林)における調査プロット,または調査ベルト内の最高の樹高を100年,当該調査地内に生育する全樹種について種ごとの最高樹高の当該調査地最高樹高に対する比率と定義される順位係数の概念を用いた(渡邊,1985)。また,限界樹高の判断の際には,調査地ごとに樹高曲線を作成し,樹高曲線の最大値の8割に相当する樹高に達した胸高直径をもって限界樹高に達したものとみなした。(3)
    ニッチ
    に関する統計量の定義横軸に資源変数,縦軸に利用度をとった種1と種2の各々の正規分布において,μ1(平均値)は種1の
    ニッチ
    の位置,ω1(標準偏差)は種1の
    ニッチ
    の幅,d(種1と種2の
    ニッチ
    間距離)は
    ニッチ
    の分化,d/ω(
    ニッチの幅により補正したニッチ
    間の距離,値が大きいほど
    ニッチ
    の重複度は小さい)は種1と種2の
    ニッチ
    の重複と定義する(渡邊,1994)。3.結果および考察 蛇紋岩立地および結晶片岩立地において普遍的にみられたコナラ,リョウブ,ミツバツツジについて,順位係数の軸よりとらえた
    ニッチ
    の解析を行った。蛇紋岩立地における3種の空間分布を図-1に示す。
    ニッチ
    の位置は,コナラ97.1,リョウブ57.6,ミツバツツジ21.3であった。
    ニッチ
    の幅は,コナラ6.7,リョウブ17.0,ミツバツツジ5.6であり,リョウブの
    ニッチ
    の幅が大きい。
    ニッチ
    の分化は,コナラ・リョウブ間が39.5,コナラ・ミツバツツジ間が75.8,リョウブ・ミツバツツジ間が36.3であった。コナラの
    ニッチ
    の重複は,リョウブとの間で5.9,ミツバツツジとの間で11.3であり,リョウブとの重複度が大きい。リョウブの
    ニッチ
    の重複は,コナラとの間で2.3,ミツバツツジとの間で2.1であり,両者との重複度が大きい。ミツバツツジの
    ニッチ
    の重複は,コナラとの間で13.5,リョウブとの間で6.5であり,リョウブとの重複度が大きいことが明らかとなった。 次に,結晶片岩立地における3種の空間分布を図-2に示す。
    ニッチ
    の位置は,コナラ98.5,リョウブ65.8,ミツバツツジ24.8であった。
    ニッチ
    の幅は,コナラ4.2,リョウブ13.6,ミツバツツジ8.6であり,リョウブとミツバツツジの
    ニッチ
    の幅が大きい。
    ニッチ
    の分化は,コナラ・リョウブ間が32.7,コナラ・ミツバツツジ間が73.7,リョウブ・ミツバツツジ間が41.0であった。コナラの
    ニッチ
    の重複は,リョウブとの間で7.8,ミツバツツジとの間で17.5であり,リョウブとの重複度が大きい。リョウブの
    ニッチ
    の重複は,コナラとの間で2.4,ミツバツツジとの間で3.0であり,両者との重複度が大きい。ミツバツツジの
    ニッチ
    の重複は,コナラとの間で8.6,リョウブとの間で4.8であり,リョウブとの重複度が大きいことが明らかとなった。 蛇紋岩立地および結晶片岩立地の空間分布の比較から,結晶片岩立地においてミツバツツジの
    ニッチ
    の幅が大きくなり,コナラおよびリョウブの
    ニッチ
    の幅が小さくなることが明らかとなった。また,リョウブが結晶片岩立地において,より上位の空間を占めることが明らかとなった。上層を占めるコナラ,下層を占めるミツバツツジと比べ,中層を占めるリョウブで空間的な地位に大きな差がみられたことから,空間分布構造の違いは群落の中層部で顕著に現れることが示唆された。
  • 萩原 達也, 谷田貝 敦, 増島 博, 藤井 國博
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2003年 49 巻
    発行日: 2003/08/20
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 荻原 宏康
    低温工学
    2004年 39 巻 3 号 71
    発行日: 2004年
    公開日: 2007/02/16
    ジャーナル フリー
  • 淺田 騰
    臨床血液
    2019年 60 巻 5 号 468-474
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/04
    ジャーナル 認証あり

    全ての血液細胞の祖である造血幹細胞は特定の微小環境である

    ニッチ
    に存在し,細やかな制御を受け活動している。これまでの研究により,骨髄の内外の細胞が
    ニッチ
    を構成する細胞であることが報告されており,最近の研究では,骨髄の中の血管領域に存在する細胞群に注目が集まっている。骨髄イメージング技術や遺伝子改変マウス等の実験手法の進歩により,各
    ニッチ細胞からのニッチ
    ファクターの除去が可能となり,
    ニッチ
    機能の詳細な解析が可能になってきた。本稿では,骨髄内の
    ニッチ
    細胞の中でもとりわけ血管領域に注目し,
    ニッチ
    研究の最近の進行を紹介し,徐々に明らかになりつつある血管性
    ニッチ
    細胞群による複雑な造血幹細胞制御機構について考察する。

  • 北條 寛典
    ファルマシア
    2019年 55 巻 6 号 572
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    造血幹細胞は自己複製能と多分化能を有しており,全ての血球系細胞の供給源であり,
    ニッチ
    と呼ばれる微小環境により制御,維持されている.造血幹細胞
    ニッチ
    には間葉系幹細胞が存在し,CXCL12やstem cell factor(SCF)に代表される
    ニッチ
    因子を産生することで造血幹細胞の制御を担っている.造血幹細胞に影響を与える要因の1つとして加齢が知られる.加齢は,造血幹細胞の老化を引き起こし,これによって感染症や自己免疫疾患などのリスクが増加する.老齢マウスでは間葉系幹細胞数の減少と
    ニッチ
    因子の発現低下が見られることから,加齢は造血幹細胞
    ニッチ
    を変化させることで造血幹細胞の老化を促進すると考えられる.しかしながら,加齢がいかにして造血幹細胞
    ニッチ
    の変化を引き起こすのかはよく分かっていなかった.本稿では,加齢に伴って造血幹細胞
    ニッチ
    への交感神経の投射が減少することで,本
    ニッチ
    の機能低下が生じ,造血幹細胞の老化が起こることを示したMaryanovichらの論文を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Kusumbe A. P. et al., Nature, 532, 380-384(2016).
    2) Maryanovich M. et al., Nat. Med., 24, 782-791(2018).
    3) Lucas D. et al., Nat. Med., 19, 695-703(2013).
  • *吉田 彩舟, 西村 直人, 菅野 尚子, 西原 大翔, 上春 浩貴, 加藤 たか子, 加藤 幸雄
    日本繁殖生物学会 講演要旨集
    2016年 109 巻 OR2-17
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/16
    会議録・要旨集 フリー

    下垂体前葉は,性腺刺激ホルモン産生細胞を含めた5種類のホルモン産生細胞が存在し,個体の恒常性維持に寄与する内分泌器官である。近年,成体下垂体前葉においても,組織幹・前駆細胞が同定され,それらが細胞供給に寄与することが示されて注目を集めている。我々は下垂体前葉の幹・前駆細胞が,Marginal cell layerと前葉の実質層に,密着結合を介した2種類の微小環境(

    ニッチ
    )を形成することを報告しているが,その制御機構に関しては多くの点が不明である。そこで本研究では,下垂体の幹細胞
    ニッチ
    を単離し,遺伝子発現解析ならびにin vitroでの幹・前駆細胞の制御機構の解明を試みた。
    ニッチ
    の単離には,他の組織において
    ニッチ
    が周囲の細胞とは異なる細胞外マトリックスにより維持されている点に着目し,タンパク質分解酵素に対する反応性の違いを利用し組織分散を行った。その結果,下垂体前葉の中に,コラゲナーゼとトリプシンの段階的処理でも分散されない細胞塊を見出した。この細胞塊の性質を解析した結果,細胞塊を形成する全ての細胞は,ホルモン陰性,かつ,幹・前駆細胞マーカーSOX2陽性であった。さらに,実質層
    ニッチ
    で特徴的な因子の発現から,本細胞塊は2種類の
    ニッチ
    のうち,実質層
    ニッチ
    であると結論付けた。次に,単離した幹細胞塊をマトリゲル上で培養し,各種成長因子や低分子化合物を添加することで,低頻度ながら前葉ホルモン産生細胞への分化誘導が可能なことを確認した。以上の結果は,タンパク質分解酵素を用いることで,簡便に実質層
    ニッチ
    が単離可能であり,本細胞塊を用いることで下垂体
    ニッチ
    における幹細胞の制御機構,ならびに多分化能の解析が可能であることを示唆していると考えられる。

  • *早川 健広, 箕口 秀夫
    日本林学会大会発表データベース
    2004年 115 巻 P5046
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    日本海側ブナ林における常緑低木3種の共存パターン早川健広(新潟大 自然)、箕口秀夫(新潟大 農)1 はじめに日本海側多雪地域のブナ林は、林床植生によりササ型林床と低木型林床に区分できる。このうち低木型林床には同じ
    ニッチ
    を占める数種の常緑低木種が同所的に生育している。そのため「同じ
    ニッチを占める多種はニッチ
    分化により共存可能である」と考えると(平衡仮説)、低木型林床を構成する常緑低木の共存パターンは
    ニッチ
    分化によるものと予想される。そこで、本研究では低木型林床を構成する代表的常緑低木種で、特に生活様式の類似したヒメアオキ、エゾユズリハ及びヒメモチを対象とし、この3種の共存パターンについて以下の作業仮説を検証した。〇 大きなスケール(群落スケール)での水平分布における
    ニッチ
    分化により共存〇 小さなスケール(植生パッチスケール)での水平分布における
    ニッチ
    分化により共存〇 階層における
    ニッチ
    分化により共存2 調査地と調査方法調査は、山形県小国町温身平ブナ天然林に設定されている3.3haの生態系長期継続試験地で行った。試験地内に60m_から_90mの調査ラインを20m間隔で6本、計420m設定した。そのライン上に2m×2mの調査枠を230ヶ所設置し、それぞれで植生調査と環境調査を行った。さらに試験地内の任意の場所に4m×4mのコドラートを6ヶ所設置し毎木調査を行った。植生調査は自然高2m以下の出現植物種名を記録し、大きなスケールにおける3種の分布重複度と分布している植生の類似度をそれぞれ野村・Simpson指数とCΠ指数で解析した。環境調査は調査枠の中心で土壌含水率と林冠状態の評価を行い、クラスカル・ウォリスの検定を行った。毎木調査は各コドラートで3種の種名、地際位置、自然高及び樹幹長(2コドラートのみ)を調査し、3種の小さなスケールにおける水平分布様式をIδ指数と集中斑サイズから、分布相関(分布の重複度)をRδ指数で解析した。また、3種の集中班サイズの差異についてクラスカル・ウォリスの検定を行った。そして、3種の階層構造については、自然高、樹幹長、樹幹長比(自然高/樹幹長)の差異についてスティール・ドワースの全群比較を行った。3 結果と考察 3種は分布環境の解析とCΠ指数から大きなスケールでは類似した環境に分布していた。そして、野村・Simpson指数から分布が重複していた。一方、小さなスケールでは3種とも集中分布を示し(図-1,2)、集中班サイズに有意差が認められなかった。しかし、分布相関から3種は概ね独立に分布していた(図-3)ことから、小さなスケールで3種は異所的に分布している傾向があると考えられた。したがって3種の水平分布において、大きなスケールでは
    ニッチ
    分化が生じていないが、小さなスケールでは弱度の
    ニッチ
    分化が生じていると考えられる。階層構造において自然高ではヒメアオキ・ヒメモチとエゾユズリハに有意差が認められた。そして、樹幹長ではエゾユズリハとヒメモチに有意差が認められ、ヒメアオキは他2種と有意差が認められなかった。また、樹幹長比では3種で有意差が認められなかった。ここで自然高を利用階層、樹幹長と樹幹長比を伸長様式と考えると、エゾユズリハとヒメモチには伸長様式、利用階層の違いによる
    ニッチ
    分化が生じていると考えられる。ヒメアオキはエゾユズリハと伸長様式に違いがないものの利用階層の違いによる
    ニッチ
    分化が生じているが、ヒメモチとは利用階層、伸長様式ともに違いがなく
    ニッチ
    分化は生じていないと考えられる。 以上のことから、ヒメアオキ・ヒメモチとエゾユズリハには小さなスケールの水平分布における弱度の
    ニッチ分化と階層におけるニッチ
    分化の複合的共存パターンが存在すると考えられる。しかし、ヒメアオキとヒメモチには小さいスケールの水平分布における弱度の
    ニッチ分化以外に他のニッチ
    をめぐる分化との複合的共存パターンかまたは外的攪乱などによる共存パターン(非平衡仮説)が存在すると考えた。
  • 近藤 康久
    第四紀研究
    2015年 54 巻 5 号 207-218
    発行日: 2015/10/01
    公開日: 2015/12/19
    ジャーナル フリー
    生態
    ニッチ
    モデリング(ENM)は,生物種の既知の生息地点と気温・降水量・標高などの環境因子を入力変数とする機械学習によって,未知の領域における当該生物種の
    ニッチ
    の存在確率を外挿的に推定する手法である.先史人類の行動と
    ニッチ
    構築には環境因子が大きな影響を及ぼしていたとすれば,ENMは考古学に応用可能である.本稿では,後期旧石器時代の人類集団の生態
    ニッチ
    を定量的に評価・可視化し,もってその行動戦略を明らかにするために,関東甲信越地方における後期旧石器時代遺跡の大規模データにENMを適用した.具体的には,石器群のちがいが資源獲得戦略のちがいを反映すると仮定して,当該時期の4つの主要石器群(台形様石器,角錐状石器,ナイフ形石器,細石器)の生態
    ニッチ
    を推定した.
    ニッチ
    確率を空間的に算出するにあたっては,最終氷期最寒冷期(21,000年前)の古気候および古地形データを調製し,入力変数に用いた.モデル計算の結果,4つの石器群すべてにおいて南関東の武蔵野台地・相模野台地・下総台地に
    ニッチ
    確率の高い地域が認められたが,これは都市圏の開発に伴う集中的な緊急発掘調査に起因するバイアスの可能性が高い.また,中部高地の黒曜石産地からの距離が環境因子寄与率の上位を占めることが明らかになった.細かく見ると,角錐状石器,ナイフ形石器,細石器では箱根山地に2か所の
    ニッチ
    高確率域が認められた.これらは富士川沿いに中部高地と箱根地区を結ぶ黒曜石運搬の「回廊」の一部をなしていたことが示唆される.
  • *多賀 洋輔, 加賀谷 隆
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 P1-119
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    競争種が存在する場合、ある種の資源利用パターンが変化し、基本
    ニッチよりも狭い範囲に実現ニッチ
    を制限することで競争を回避する事例はよく知られている。水界においては摂食活動により栄養塩が放出される栄養塩回帰の重要性が指摘されており、食物における
    ニッチ
    シフトが栄養塩回帰の量や質を改変することで、種間競争の影響は群集内の他の種に波及する可能性がある。ニホンアカガエルとヤマアカガエルは生息域が重複し、幼生の生態的特性は類似しているにも関わらず、両種の幼生が同所的に高密度で生息することは珍しくない。両種の間には食物
    ニッチ
    の違いがあることが示唆されており(岩井・加賀谷,第51大会)、
    ニッチ
    シフトにより競争が緩和されている可能性がある。食物の摂取速度や消化力は項目や種で異なり、それにより栄養塩回帰の効果も変化するため、
    ニッチ
    シフトの可能性を検討するのは興味深い。  本研究では、両種幼生をそれぞれ単独、両種混合の2条件、食物としてイトミミズ、藻類のそれぞれ単独、混合の3条件、計6条件で室内飼育し、次の仮説を検討した。(1) 両種幼生の基本食物
    ニッチ
    に違いはあるか? (2) (1)がある場合、食物項目により種間競争の強さに差はあるか? (3) (2)がある場合,両方の餌が混在すると
    ニッチ
    シフトにより種間競争は緩和されるか? 摂食食物は、腸長/体長により評価した。 両種ともミミズ食より藻類食で成長が悪かったが,ニホンアカガエルの方がその傾向は強く、種間で食物
    ニッチ
    の違いが認められた。種間競争の影響は、藻類のみ与えた場合のほうがミミズのみを与えた場合よりも大きく、藻類食のニホンアカガエルは、単独種飼育よりも混合種飼育で成長は有意に低かった。しかしながら、ミミズと藻類の両方を与えた場合には、
    ニッチ
    シフトによる競争の緩和は認められず、むしろ種間競争の影響は大きかった。以上の結果は、食物資源の多様さよりも共通する好適資源の量が、両種の種間競争の結果に影響することを示唆するものである。
  • *Yoshiaki Kato
    日本森林学会大会発表データベース
    2016年 127 巻 P1-102
    発行日: 2016/07/08
    公開日: 2016/07/19
    会議録・要旨集 フリー
    森林の種多様性が炭素固定機能などの生態系機能及びその安定性を高めると推測される理由として、
    ニッチ
    の違いによる資源利用の効率化が提案されている。地下部におけるミネラル・水などの資源利用の
    ニッチ
    分化を考える場合に、資源要求性の違いとともに根系分布の
    ニッチ
    分化、すなわち根の棲み分けの情報が重要である。多様な種が混交する林で、吸収根である細根はすみ分けているのだろうか? 2015年8月に種多様性の高い冷温帯性広葉樹林から90カ所の土壌コアを10cmずつ、50cmの深さまで採取し、サンプル周辺の樹種組成との関連を調べた。ウェットシービング法により細根を抽出し、生重量を測定し、土壌深ごとの細根分布を把握した。また一部の地点においてrbcL遺伝子を抽出しRFLPによる樹種同定を行った。コア周辺の樹種組成と細根分布のパターンおよび、樹種同定された細根の分布から、種多様性と根系の
    ニッチ
    分化の関係を明らかにする。
  • ―株式会社サイトウ製作所を事例にして―
    藤坂 浩司
    イノベーション・マネジメント
    2020年 17 巻 157-170
    発行日: 2020/03/31
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー HTML

    工業製品の設計・開発から製造に至る範囲でデジタル技術が広く利用されている。デジタル技術はその特性から企業経営や製造現場に様々な影響をもたらす。本稿はその特性のうち「技術の平準化」に着目し、中小製造業にどのような影響を及ぼすのかケーススタディから検証し、中小製造業のデジタル技術への対応戦略について考察する。

  • 渥美 一弥
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2008年 2008 巻 B-3
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表はカナダ西岸部に居住する北米北西海岸先住民サー
    ニッチ
    における教育自治と「文化」復興運動についての現状報告である。本発表ではこの運動の源泉となっている長老たちが守ってきた言語や神話等を称揚し、それをもとにサー
    ニッチ
    の学校において様々なカリキュラムがつくられつつある現状を報告する。
  • ―交通部門を事例として―
    上野 貴弘, 木村 宰, 城山 英明
    社会技術研究論文集
    2004年 2 巻 89-99
    発行日: 2004/10/29
    公開日: 2007/12/21
    ジャーナル フリー
    既存技術にはない社会的価値を有する代替技術は, どのようにすれば社会に導入されるのだろうか. この問いに答えるために, ガソリン自動車という圧倒的な支配技術が存在する交通部門における代替技術の導入事例を分析した. カーシェアリング, バイオ燃料, 路面電車についての地域的な取り組みを分析した結果, 事例間に共通する傾向として,
    ニッチ
    創造,
    ニッチ
    管理,
    ニッチ
    拡大の3段階からなる
    ニッチ
    戦略が採用されていることが明らかになった.
  • *山下 潤
    日本地理学会発表要旨集
    2023年 2023s 巻 507
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/04/06
    会議録・要旨集 フリー

    持続可能性移行研究では,技術革新が起こる

    ニッチ
    が最下層の位置づけられるマルチレベルの視点(multi-level perspective)が用いられることが多い.本研究では,運輸部門を対象として,
    ニッチ
    の空間的な分布を把握することを目的とした.この目的のために,OECDの特許データを用いた.分析の結果,
    ニッチ
    が地域的に偏在することを明らかにした.

feedback
Top