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クエリ検索: "ニューハーフ"
32件中 1-20の結果を表示しています
  • 三橋 順子
    学術の動向
    2019年 24 巻 12 号 12_23-12_26
    発行日: 2019/12/01
    公開日: 2020/04/24
    ジャーナル フリー
  • 報告
    栗原 誠
    FIA研究懇談会会誌
    2010年 27 巻 1 号 63-
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/08/25
    ジャーナル フリー
  • ――交流イベントの成立過程と女装者たちの自己語り――
    宮田 りりぃ, 石井 由香理
    社会学評論
    2020年 71 巻 2 号 266-280
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/09/30
    ジャーナル フリー

    本稿では,2016 年から大阪新世界エリアの女装コミュニティにおいて不定期開催されている,当事者主体の交流イベントに着目する.そこで,一連のイベントに関わった人々へのインタビューから,イベントの成立過程および当事者たちの自己語りについて描き出す.その上で,そこでは女装の逸脱的意味づけがどう組み替えられているのかを考察する.第1 に,この交流イベントは,当事者同士の連帯と結びついた「楽しみの増加」を目指す女装者たちと,長期的観点からの「売り上げの増加」を目指す商業施設側との間の利害や合理的判断が一致するかたちで成立していた.第2 に,女装者たちが語る自らの性別越境とは,女装と男性とを自由に往来するような可逆的なものであり,また気軽に実践できるような楽観的なものでもあった.これらの結果から,一連のイベントは,女装という行為に対する娯楽化と経済化という異なる逸脱的意味づけの組み替えが共存することで支えられており,さらに逸脱の娯楽化は当事者たちによる固定的な性別越境のあり方との差異化によって可能となっていることがわかった.以上の知見は,これまで医療化によって支援から周縁化されたり,犯罪化によって差別的扱いを受けたりする傾向にあった女装という行為を捉え直すための,新たな視角を提起するものである.

  • 阿部 輝夫
    順天堂医学
    2006年 52 巻 1 号 55-61
    発行日: 2006/03/31
    公開日: 2014/11/12
    ジャーナル フリー
    この10年間に, 日本の性同一性障害を取り巻く環境は大きく変化した. 1997年に日本精神神経学会が性同一性障害 (GID) の診断と治療のためのガイドラインを策定し, 1998年には日本最初の公に認められた性別適合手術が行われた. そして, 2003年に新たな法律が制定され, 性別適合手術 (SRS) が終了しており, 一定の条件が整っていれば戸籍の性別変更が可能となった. この結果, それまで自己判断でホルモン療法や外科的手術を受けていた人達も, 性別を変更する目的で, そのために必要な精神科医2名からの診断書を得るため受診するようになった. この当事者達のニードの激しい増加を受けて, 各地の大学病院などでも対応の準備が始まっているが, その数はまだまだ十分な状況とは言えない. ここでは, 約1500例のGIDの自験例を基に, まずGIDに関する基本的概念を述べる. つまり, primary GIDとsecondary GIDの違い, 同性愛とGIDの概念の相違, および今後の問題などについて. そして, 実地医家がGIDの診断と治療を進めて行くうえでの留意点について述べたいと思う. ・Diamondら曰く, 「GIDは自分で診断でき, 治療法を選択できる唯一の疾患である」と. ・GIDと同性愛は, 概念が異なる. ・MTFが男性を好きになるのはあたりまえの〈指向〉であり, 〈嗜好〉でもなければ〈志向〉でもない. ・『ガイドライン』への不一致例も, それまでの治療を再評価し, 再構築することができる. ・特例法の成立により, 条件が整えば戸籍の性別が変更できる.
  • 柳瀬 佳子
    日本教科教育学会誌
    1995年 18 巻 2 号 9-17
    発行日: 1995/09/30
    公開日: 2018/05/08
    ジャーナル フリー
    現代社会での女子青年の道徳意識を知るために,向社会性及び慣習性を含む質問紙調査を行った。向社会性については他者が援助を求めてきた時に応じる援助行動を行うと答える割合が多く,積極的に向社会的行動を起こすと答える割合が少なかった。能動的な向社会性の中でも「バスや電車の中でお年寄りに席をゆずる」という事柄には8割の女子学生がかかわると答えているが,それ以外の事柄についてはそれほどかかわる比率は高くない。受動的な向社会性の各項目についてはどれもかなり高い比率でかかわると答えていた。同じ向社会的行動であっても援助を求められるという状況のときの方が援助行動が行われやすい。慣習性については,男性の職業や女性の職業と昔のように性別で職業が分類されないことや,
    ニューハーフ
    のような性転換をした人もそれほど不思議だとは思われなくなっている。社会の変化に伴った道徳意識があるようである。
  • —その過去と現在—
    三橋 順子
    女性心身医学
    2024年 28 巻 3 号 313-316
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/04/05
    ジャーナル フリー
  • 石井 達朗
    舞踊學
    1998年 1998 巻 21 号 81
    発行日: 1998年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 青木 幸子
    文化経済学
    2007年 5 巻 3 号 135-144
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2009/12/08
    ジャーナル フリー
    高校における表現教育のアポリアの1つに、何を表現していいかわからないという生徒の反応がある。生徒が自己の見方に自信を持ち、想いを言葉にして他者に届けるにはどうすればよいか? ラジオドラマ制作を通して生徒に反映された効果を分析したところ、(1) 物語創出能力 (2) 物語構築能力 (3) 物語表現能力 (4) 物語共感能力が検証された。その4つの能力を表現教育に敷術化する試みの中で、生徒は想いを言語化することが可能となった。
  • 武内 今日子
    年報社会学論集
    2020年 2020 巻 33 号 133-144
    発行日: 2020/07/31
    公開日: 2021/08/24
    ジャーナル フリー

    Through narratives from magazines and 14 interviews, this paper examines how, from the late 1990s, a gender identity category, X-jendā, was formed and spread with self-enforcing abilities. We clarified how X-jendā was utilized in the sexuality mixed self-help group as a transgender subcategory to enable differentiation from the norms of existing categories. In addition, the abilities of X-jendā seemed to be changed in the process of spreading, partly separated from the usage of transgender categories. These results show that the abilities of self-enforcement were regulated differently in the local settings of the self-help groups and in the internet sphere.

  • ― 中国華東地域の日本語学習者を例に ―
    張 婧禕, 玉岡 賀津雄, 早川 杏子
    日本教科教育学会誌
    2014年 36 巻 4 号 23-32
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/26
    ジャーナル フリー
    本研究では,中国人日本語学習者の和製英語の理解に,英語および日本語の語彙知識が,どのように影響しているかを検討した。そのために,歴史的に中国の国際的な経済活動の拠点である中国華東地域(上海周辺)に住む日本語学習者99名を対象に,和製英語の理解テスト,英語および日本語の語彙テストを実施した。英語と日本語の語彙テストの下位尺度をもとに,和製英語の既知度および理解度を予測する重回帰分析を行った。その結果,英語の名詞の知識が,和製英語の既知度を阻害する方向で有意に影響していた。また,英語の動詞の知識は和製英語の理解度に対して促進的に,また英語の形容詞の知識は阻害的に影響した。日本語の知識は,和製英語の既知度および理解度にまったく影響しなかった。さらに,28語の和製英語を階層的クラスタ分析した結果,3つの分類を得た。そして,これらの分類に従って和製英語の特徴を考察した。
  • 日本・韓国表象とともに
    平松 秀樹
    地域研究
    2013年 13 巻 2 号 289-298
    発行日: 2013年
    公開日: 2020/10/28
    ジャーナル フリー
  • 大島 俊之
    九州法学会会報
    2010年 2010 巻
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/08/10
    会議録・要旨集 フリー
  • 荻野 美穂
    Antitled
    2023年 2 巻 89-100
    発行日: 2023/03/27
    公開日: 2023/04/04
    ジャーナル フリー
  • 「若者の労働運動」の事例研究
    橋口 昌治
    社会学評論
    2014年 65 巻 2 号 164-178
    発行日: 2014年
    公開日: 2015/09/30
    ジャーナル フリー
    企業社会が揺らぐなか, 若年層はさまざまな困難を抱えつつも, それを社会的・構造的な問題として捉え, 集合的に異議申し立てを行うことが難しくなっている. なぜなら, 個人化が進んだ社会において人々が「集まる」ことすら難しいからである. また先行研究では, 共同性が政治的目的性を「あきらめ」させるという主張がある. その一方で, 「若者の労働運動」に参加している若者もいる. 本稿では, 「若者の労働運動」における抵抗のあり様を明らかにした. その際, エージェンシー性の高いと思われる組合員にインタビューを行った. エージェンシー性の高い人物ほど, 現在の地位が構造的要因に規定されたものなのか, 個人の選択や努力の結果なのかが判別しがたいという, 揺らぐ労働社会における矛盾が現れやすいと考えられるからである.
    その結果, まず, ユニオンが労働相談にのることで, インタビュー対象者が個人的な問題として捉えていたものを社会的・集団的に解決すべき問題へと転換させていたことがわかった. 次に, 「あきらめ」, つまり上昇アスピレーションの冷却や「私」を受け入れていくことを通じて, 「政治的目的性」は加熱されていたことがわかった. 先行研究においては, 政治的目的性や自分探し, 上昇アスピレーションが加熱か冷却かの二項対立で捉えられていたが, 2人の事例からは, 「あきらめ」の相互関係は二項対立では捉えきれず, また抵抗につながりうることが明らかになった.
  • 『白雪姫』コンプレックスの観点からの考察
    生島 博之
    箱庭療法学研究
    2020年 32 巻 3 号 67-79
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/06/05
    ジャーナル 認証あり

    本論文では,夫や実母や娘(B子)との関係に苦悩する35歳女性Aのカウンセリング過程と箱庭を報告し,夫や実母や娘とAとの関係を『白雪姫』コンプレックスの観点から考察した。Aは来談当初,B子がどうして登校しぶりをするのか理解できずに苦しんでいたが,カウンセリングを受ける中で,実母との歪んだ関係がAとB子との母娘関係に影響をおよぼし,登校しぶりを生じさせていると自覚するようになった。そして,B子が登校することが出来るようになると,Aは,夫婦関係を見つめだし,嫌いな実母から逃れるために結婚したものの,上手く結婚生活を送れず嫌悪感を抱き続けている夫との間に少し距離感を保つことができるようになる。するとAは,本来自分がやりたかった仕事に積極的に取り組むことができるようになり,まだまだ課題は残されているものの将来に向けて自立への道を歩みだしたと考えられる。

  • タイの性的マイノリティ学生へのインタビュー調査に基づく実践から
    杉野 知恵
    国際理解教育
    2021年 27 巻 39-43
    発行日: 2021年
    公開日: 2024/01/15
    ジャーナル フリー
  • 高木 千恵
    日本語の研究
    2016年 12 巻 3 号 91-98
    発行日: 2016/07/01
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 再名づけの実践とイデオロギーの戦略
    木場 安莉沙
    年報カルチュラル・スタディーズ
    2019年 7 巻 117-142
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/21
    ジャーナル フリー
     本研究は言語的/パラ言語的情報をマルチモーダルに分析し、哲学的知見と言語学的知見の交錯するところに位置づけられるものである。本研究ではメディアに見られる性的少数者の表象を対象とし、バトラーやフーコーの知見を援用しつつディスコース分析の手法を用いて、セクシュアリティの表象に見られる特徴や、表象と関連して動的に産出されるパワーおよびイデオロギーについて考察する。データとして子供向けアニメ映画やバラエティ番組を扱い、そうしたフィクションおよびノンフィクションにおける表象の間に関連性が見られるかどうか、また表象に働きかける「イデオロギーの戦略」や「攪乱」の可能性について明らかにすることが本研究の目的である。分析の結果から、ノン/フィクション間には表象上の類似点が見られるものの両者ともに新しいキャラクラーの登場によって表象の揺れが見られること、このことが攪乱の現れであるとともにその契機となること、さらに、一貫して変わらないように見える表象も異なる(そして多層的な)イデオロギーの戦略から産出されていることが明らかとなった。
  • Trans-Net Japan (TSとTGを支える人々の会) の活動史から
    野宮 亜紀
    日本ジェンダー研究
    2004年 2004 巻 7 号 75-91
    発行日: 2004/09/01
    公開日: 2010/08/04
    ジャーナル フリー
    In the middle of the 1990's, Japanese transgenders started self-help activities to improve their lives and social status. Trans-Net Japan (TNJ) is a self-driven group founded by Honoho Morino. The activities of TNJ vary greatly and include; providing a place for transgenders to study and communicate, publishing documents, holding symposiums for the public, and responding to the media to enhance public awareness of their issues. There have always been problems with running this group because all the programs are staffed by unpaid volunteers due to the lack of public funding for the transgender groups. This lack of funding makes certain programs and activities, such as peer counseling, more difficult to maintain. However, TNJ has held more than one hundred events as of January 2004.
    During the past ten years, TNJ, other groups and professionals have actively worked together to improve the social situation surrounding transgenders This collaboration has lead to major changes: the Japanese Association for Psychiatry and Neurology established guidelines for the diagnosis and the treatment of GID (1997), the first publicly announced SRS was conducted with recognized justification by the medical ethics committee (1998), a transgender was elected to the Setagaya Ward Congress (2003) and a law allowing transgenders to change the gender on their family registration (equivalent to birth certificate) passed the diet (2003).
    In the processes of changing the social system, the public view towards transgenders has shifted from
    “som ething about sex cultures” to “something about medical and human rights issues.” The concept of the mental disorder, GID, was spread in our society as a term to describe transgender individuals. This situation generated a debate in the transgender community about whether the purpose of transgender activities is to acquire the welfare as handicapped people depending on the concept of GID or to deconstruct social norms based on the male/female gender dichotomy.
    One answer is that the primary purpose of the self-driven activity is empowerment of the community. TNJ provides opportunities for the empowerment in their activities; the participants share a common problem, learn from each other and find strength in themselves. If all transgenders make the transition from passivity to self-reliance, they can confront the psychological and social issues in order to change their own lives and break discrimination based on gender issues.
  • 粟野 隆
    日本庭園学会誌
    2006年 2006 巻 14-15 号 7-14
    発行日: 2006/03/31
    公開日: 2011/05/20
    ジャーナル フリー
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