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クエリ検索: "ハチ"
12,368件中 1-20の結果を表示しています
  • 小林 淳
    安全工学
    2004年 43 巻 6 号 427-431
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2016/12/30
    ジャーナル フリー

    化学系産業廃棄物は扱い方を一つ間違えただけで大災害の起こる可能性は極めて高くなる.そのため,内容物の情報伝達や適切な容器の選択など排出する側と処理する側の連携や廃棄物への意識改革が必要となる. 廃棄するものに時間や経費をかけたくないのが人情だが,廃棄物災害が引き起こす環境負荷やリスク,また後始末を考えれば現在の常識を見直し,できるだけリスクを軽減できるよう排出者と処理業者が相互に協力する事が必要である.

  • 大黒 稔
    廃棄物学会誌
    1999年 10 巻 6 号 399-403
    発行日: 1999/11/30
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    家庭から排出される化学系有害廃棄物は, 自治体の現行処理システムにはうまく吸収することができない。今は, 暖昧な形で通常廃棄物に混合排出されていると推定される。これを分別回収し, 化学系産業廃棄物専門の処理工場で処理するシステムを企画した。
    立案にあたって「家庭廃棄物についての有害概念が十分オーソライズされていない。」という, 大きな問題にぶっかった。処理費用の性格付けや, 自区内処理原則などいくつものハードルがあった。受け皿となる化学系産業廃棄物の処理工場が, 自治体以上に受け入れ容量や慢性的な住民問題に悩んでいる状況もある。しかしそれらの障壁を越えて実現してゆく意義がある。PRTR制度の趣旨からみても, 家庭から廃棄物として排出される化学物質は, 決して無視できる量ではないからである。これらの状況を踏まえて, 呼び名を家庭有害廃棄物ではなく「特定家庭廃棄物」とした。
  • 下村 理雄, 磯野 正太郎, 船瀬 新王, 内匠 逸
    生体医工学
    2022年 Annual60 巻 Abstract 号 147_2
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

    集中力の向上を目的として,

    ハチ
    マキを頭部に装着することがある.しかし,
    ハチ
    マキによる集中力への影響は未だ解明されていない.そこで我々は
    ハチ
    マキが集中力へどのような影響を与えるのかについて研究を行ってきている.本研究においては,集中力は課題への作業効率と正確性に反映されると仮定する.本稿は連続加算課題を行った際の
    ハチ
    マキが作業効率及び正確性に影響を与えるか明らかにする.連続加算課題とは,2つの数字を画面に表示し,それらの和の一の位を連続して解答するものである.本課題では作業効率は課題の解答数及び正答数,正確性は課題の誤答率と定義する.本実験では被験者8名に対し,連続加算課題を6回行う.作業効率について,
    ハチ
    マキの有無を分類し全被験者の全6回の課題中の解答数と正答数の平均に対してt検定を行った結果,
    ハチ
    マキ有の方が有意に高いことを確認した.また,各被験者の全6回の課題の結果より,
    ハチ
    マキに対して好影響または悪影響を受ける群に分類した.
    ハチ
    マキに対して好影響を受ける群は,課題の序盤において
    ハチ
    マキの影響を受けるが,終盤においては
    ハチ
    マキの影響を受けないことを確認した.正確性について,
    ハチ
    マキの有無を分類し,全被験者の全6回の課題中の誤答率に対してt検定を行った結果,
    ハチ
    マキ有の方が有意に低いことを確認した.本結果は
    ハチ
    マキの装着により作業効率と正確性が向上することを示唆している.

  • 真の排出者は“試験・研究者”―
    藤井 良仁, 丸山 健一
    安全工学
    2011年 50 巻 4 号 226-230
    発行日: 2011/08/15
    公開日: 2016/08/31
    ジャーナル オープンアクセス

    誤った取扱いにより有毒ガスの発生や火災・爆発等の事故を引き起こす危険性を持つ化学薬品や試験・研究系廃棄物は,適切な管理のもと安全に廃棄処分されるべきであるが,試験・研究機関内外において,未だ事故やトラブルが後を絶たない.その原因は排出者の安全に関する自覚不足や後工程である廃棄物処理業者への廃棄物に関する情報伝達の不十分さに起因している. これらの安全や情報伝達の責任は廃棄物の化学的危険性をもっとも熟知している当該廃棄物を排出する試験・研究者にあると考える.しかし,その責任所在や廃棄の際の注意事項,何を情報として伝えなければならないのかが,十分に周知されていない.そのため事故等を予防するためには,排出事業者と廃棄物処理業者が連携し,情報伝達をシステム化することが不可欠である. 本稿では廃棄物処理業者から見た試験・研究系廃棄物の抱える安全,情報伝達などの諸問題を述べる.

  • (株)
    ハチ
    オウ
    環境技術
    1990年 19 巻 12 号 761-762
    発行日: 1990/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • デカンディド ロバート, アレン デボラ, ヨゼフ ルーベン
    山階鳥類学雑誌
    2004年 36 巻 1 号 15-21
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    マレーシア西部,海岸近くの渡り鳥観察地であるタンジュントゥアンにおいて,2001と2002年の3月に,渡り途中のハリオ
    ハチ
    クイ Merops philippinus とルリノド
    ハチ
    クイ M.viridis の個体数をカウントした。両年合わせて26日間で計2,226羽(12.9羽/h)のハリオ
    ハチクイとルリノドハチ
    クイが出現した。そのうちの60.8%(1,353羽)がハリオ
    ハチ
    クイ,10.0%(222羽)がルリノド
    ハチ
    クイであった。両種の
    ハチ
    クイは,他の風向きと比べて西方向(北西,西,南西)の風が吹いたときに,多く出現した。タンジュントゥアンでは,渡り途中の
    ハチ
    クイが春期に定期的に出現し,今後も出現すると予測されることから,この東南アジアの渡り鳥観察地において,春期のカウントを今後も行いたい。
  • 高橋 純一
    日本栄養・食糧学会誌
    2022年 75 巻 3 号 113-118
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/06/17
    ジャーナル フリー

    ニホンミツバチApis cerana japonica

    ハチ
    ミツは, 自然発酵することが知られている。しかし, 発酵した
    ハチ
    ミツは, 販売されることがほとんどない未利用資源となっている。本研究では, 発酵したニホンミツバチの
    ハチ
    ミツを食品として利用するため一般成分と25種の遊離アミノ酸を分析した。発酵した
    ハチ
    ミツは, グルタミンやGABA, シスチン, フェニルアラニン, プロリンの5種で大幅な含有量の増加が確認された。さらに, 未発酵の
    ハチ
    ミツでは未検出であったヒスチジンやシトルリン, テアニン, シスチン, メチオニン, トリプトファンの6種が発酵した
    ハチ
    ミツのみに確認された。一方で, 一般栄養成分には大きな相違は見られなかった。発酵した
    ハチ
    ミツのみで増加していた遊離アミノ酸の存在が, 今回はじめて確認された。これらのアミノ酸は, ヒトやミツバチにとって有用であることから, 未利用資源である発酵
    ハチ
    ミツの利用が期待できる。

  • 磯野 正太郎, 下村 理雄, 船瀬 新王
    生体医工学
    2020年 Annual58 巻 Abstract 号 472
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/08/05
    ジャーナル フリー

    日本において運動会の生徒や学校の入学試験の受験生はしばしば頭部に

    ハチ
    マキを装着する.
    ハチ
    マキの装着する行為は「精神の統一」や「気合いの向上」等の精神的な効果や,「額から出る汗を
    ハチ
    マキに吸収させ顔に垂れてこないようにする」という実用的な効果があると言われている.我々はさらに
    ハチ
    マキには装着者への運動や認知の能力の向上を促す効果があると考えている.そこで本研究では認知能力の向上に着目した実験タスクを構築し,
    ハチ
    マキの有無で成績に差違があるかどうかを検証する.本稿では,参考の二次方程式を呈示し表示された第二項の符号と第三項の符号が同符号か異符号かを判別する実験タスクを行う.その際,二次方程式の上部に「同符号」ないしは「異符号」と表示される.二次方程式に上部に表示された符号の状態と二次方程式の符号の状態が同一である場合に被験者は即座にボタンを押す.本実験課題を行った際の正答率と反応速度に着目する.本実験タスクの結果,
    ハチ
    マキをしなかった場合の正答率が97.08%であるのに対して,
    ハチ
    マキをした場合の正答率が98.98%と正答率が向上した.
    ハチマキをしなかった場合の正答率とハチ
    マキをした場合の正答率をt検定にて検定を行ったところ,p<0.01で有意差を得た.本結果より,頭部に
    ハチ
    マキを装着すると「規則に従って物事を正確に判別するための認知能力」が向上することが示唆された.

  • ―ゼリー加工時の加熱が抗酸化活性に及ぼす影響―
    菅野 友美, 三宅 義明
    日本調理科学会誌
    2024年 57 巻 2 号 100-106
    発行日: 2024/04/05
    公開日: 2024/04/12
    ジャーナル 認証あり

     数種の

    ハチ
    ミツの抗酸化活性とミネラル含量および色調を測定し,抗酸化活性との関連を検討するとともに,
    ハチ
    ミツゼリーを調製し,加工によるラジカル消去活性の影響を検討した。
    ハチミツの抗酸化活性はハチ
    ミツの種類により異なった。供試した
    ハチミツ中でソバハチ
    ミツが最も高い抗酸化活性を示した。加熱処理した
    ハチ
    ミツゼリーの抗酸化活性は,加熱前の
    ハチ
    ミツに比べて有意に低下した。
    ハチミツの色調はハチ
    ミツの種類により異なった。抗酸化活性とL*値との間に有意な負の相関が認められた。
    ハチ
    ミツ中のミネラル(Ca,Cu,Fe)含量は
    ハチ
    ミツの種類により異なることがわかった。抗酸化活性とCa含量およびCu含量との間に有意な正の相関が認められた。

  • 下村 理雄, 磯野 正太郎, 船瀬 新王
    生体医工学
    2020年 Annual58 巻 Abstract 号 471
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/08/05
    ジャーナル フリー

    我々日本人は集中力を高めるためや作業効率を向上させる目的で

    ハチ
    マキを頭部に巻くことがしばしばある.しかしながら,実際に集中力や単位時間あたりの作業量を向上させるかを検討した研究は未だない.そこで我々は本稿において
    ハチ
    マキを巻くことによって集中力と作業効率を上昇させる効果があるかを検討する.本研究においては二種類のタスクを
    ハチ
    マキのあるなしで成績に変化があるかを検討する.一種類目のタスクとして内田クレペリン検査を行う.これは
    ハチ
    マキが集中力に影響を与えているかを検討するために行う.このタスクにおいては,一行あたりの回答数と正答数,正答率に着目する.二種類目のタスクとしてペグボードテストを行う.これは
    ハチ
    マキが指先の作業量に影響を与えているかと検討するために行う.このタスクにおいては一定時間内にペグをボードに挿入することができた数を成績とする.結果として,内田クレペリン検査の成績は
    ハチ
    マキの有無で大きな差をみることができなかった.回答数,正答数及び正答率を
    ハチ
    マキの有無でt検定を行ったところ,回答数,正答数,正答率において有意差をみることができなかった.ベグボードテストの成績も
    ハチ
    マキの有無で大きな差をみることができなかった.挿入数を
    ハチ
    マキの有無でt検定を行ったところ,有意差をみることができなかった.本結果は,
    ハチ
    マキによって集中力や作業効率は変化しないことを示唆していると考える.

  • 藤林 哲男, 安田 善一, 石本 雅幸, 鈴木 久人, 福田 悟, 内木 宏延
    日本集中治療医学会雑誌
    2001年 8 巻 3 号 171-176
    発行日: 2001/07/01
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    スズメバチ刺傷後に多臓器不全をきたした症例を経験した。治療経過と剖検所見を報告した。症例は74歳,男性で,スズメバチに襲われ,約50ヵ所刺され,近医に入院した。受傷12時間後より乏尿となり,翌日(受傷24時間後)に当院ICUに収容となった。収容時,意識清明。血圧190/130mmHg,脈拍113min-1。血液生化学検査では,腎機能障害(BUN:38mg・dl-1,Cr:2.5mg・dl-1),肝機能障害(GOT:10,120IU・l-1,GPT:2,550IU・l-1)および横紋筋融解(CPK:86,290IU・l-1)を認めた。急性腎不全に対し持続血液濾過を,
    ハチ
    毒除去の目的と肝障害に対して血漿交換を計5回施行した。総ビリルビン値は漸増し,第6ICU病日頃より意識レベルが低下(Japan Coma ScaleでIII-100,Glasgow Coma Scaleで6点)し,播種性血管内凝固進行のため大量下血をきたし第16ICU病日に死亡した。病理所見では,骨格筋,心筋および脳の散在性融解壊死,肝臓および腎の変性壊死が確認された。
    ハチ
    毒には細胞破壊に関与する高分子蛋白質が多数が含まれていることから,救命にはより早期の血漿交換が必要と考えられた。
  • 32症例の治療経験より
    太田 孝一, 岩崎 寛, 並木 昭義
    日本救急医学会雑誌
    1993年 4 巻 1 号 33-37
    発行日: 1993/02/15
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    ハチ
    刺症にて入院加療した32症例を対象として,
    ハチ
    刺症の症状,治療法について検討した。
    ハチ
    刺症には,局所反応型,アナフィラキシー型,アルサス型の3つのタイプがある。今回検討した症例を,上記の3群すなわち,局所反応群(8例),アナフィラキシー群(18例),アルサス群(6例)に分けた。局所反応群は,
    ハチ
    刺部の腫脹と疼痛を特徴とし,局所冷却とステロイド塗布を行った。アナフィラキシー群は,
    ハチ
    刺部以外の部位に発赤や皮疹が出現した症例で,点滴とステロイド投与が有効であった。局所反応群,アナフィラキシー群は上記の治療により,24時間以内に完治した。一方アルサス群は,
    ハチ
    刺後6時間以上経過しても,
    ハチ
    刺部周囲の腫脹が強度のものでも,点滴およびステロイド投与に反応したが,完治には48時間以上必要とした。アルサス型の
    ハチ
    刺症は,アナフィラキシー型の
    ハチ
    刺症発症頻度の約1/3と低いものの注意が必要である。
    ハチ
    刺症では,アナフィラキシー型のみならずアルサス型も念頭に入れて,12~24時間の経過観察と早期より適切な治療を行うことが重要である。
  • 上野 武美
    品質
    1997年 27 巻 3 号 27-33
    発行日: 1997/07/15
    公開日: 2019/01/26
    ジャーナル 認証あり
  • 後藤 明, 大谷 道広
    RADIOISOTOPES
    1983年 32 巻 9 号 404-410
    発行日: 1983/09/15
    公開日: 2010/09/07
    ジャーナル フリー
    ハチ
    アレルギーの軽症群および重症群, 養蜂家群, 対照群 (
    ハチ
    に刺されたことのない人) の4群を対象に血中
    ハチ
    特異IgG抗体を定量するとともに,
    ハチ
    特異IgE抗体ならびに総IgEを測定し,
    ハチ
    アレルギーにおける各抗体との関連性について検討した。その結果
    (1) 対照群の
    ハチ
    特異IgG抗体を測定し60U/ml以下を正常値とした。
    (2)
    ハチアレルギーの軽症群は重症群に比ベハチ
    特異IgG抗体は高く,
    ハチ
    特異IgE抗体は低い傾向を示した。
    (3) 養蜂家群は
    ハチ
    特異IgE抗体および
    ハチ
    特異IgG抗体を多量に保有していた。
    ハチ毒抗原の侵入に対し十分阻止できるハチ
    特異IgG抗体があればアレルギーの発症を未然に防ぐことができるものと推測する。
  • 寺本 祐司
    日本醸造協会誌
    2001年 96 巻 5 号 314-318
    発行日: 2001/05/15
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
    日本では,
    ハチ
    ミツ酒を口にする機会は少ないが, その歴史は古くヨーロッパの神話や伝説にも登場する。
    ハチミツ酒はハチ
    ミツを単純に水で薄めてアルコール発酵させるだけでなく, ホップ, ハーブ, 薬草やスパイスなどを加えて作り, 機能性を有する嗜好飲料である。市販されている各国の
    ハチ
    ミツ酒も紹介してもらった。
  • 権東 容秀, 松村 一, 今井 龍太郎, 小宮 貴子, 小野 紗耶香, 渡辺 克益
    創傷
    2011年 2 巻 4 号 154-159
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
     
    ハチ
    ミツは日本では食用品以外でのイメージは乏しいのが現状であるが,ヨーロッパやニュージーランドなどで古くから熱傷や創傷に使用され,近年さまざまな創傷被覆剤として開発も進んでいる。今回われわれはこの
    ハチ
    ミツを通常の軟膏治療や物理的治療に抵抗した症例に使用し,wound bed preparationに有効か検討した。術後感染創で難治性となった5名と顔面新鮮熱傷の1名に対して
    ハチ
    ミツを使用した。すべての症例で
    ハチ
    ミツ使用後に滲出の量が減少し,不良肉芽であった創は良好な肉芽となり,細菌量が減少した。
    ハチ
    ミツは (1) 高浸透圧,(2) hydroxy peroxide を含む,(3) 酸性である,(4) 適度な湿潤環境を作る,等の作用により創治癒に有効であるといわれている。今回の経験でも不良肉芽を良性肉芽にかえ,滲出液をコントロールでき,細菌量も減少した。
    ハチ
    ミツはwound bed preparationに有効であると考える。
  • 柿原 仁志
    地学教育と科学運動
    1997年 28 巻 37-46
    発行日: 1997/10/25
    公開日: 2018/03/29
    ジャーナル フリー
  • 井上 重紀
    日本林学会誌
    1981年 63 巻 6 号 213-215
    発行日: 1981/06/25
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
  • 13年間の統計より
    安藤 幸穂
    日本農村医学会雑誌
    1993年 42 巻 4 号 949-955
    発行日: 1993/11/30
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    1979年から91年の13年間に, 当院皮膚科および救急外来を受診した蜂刺症患者は, 1,711名 (男1,027名, 女684名) で, 年平均130名前後である。受傷者は7~10月の蜂の活動がもっとも盛んな時期に多く, 9歳以下の男児と30~50歳代の男性が大部分である。蜂の種類はアシナガバチとスズメバチが, 蜂刺症患者の70%を占めており, 蜂刺部位は手, 顔, 上肢, 頭の順に多く, すべて身体露出部である。蜂刺傷時の全身症状は23.3%に認められ, 重篤な意識障害は3.3%にみられ, 全身症状出現者は男性の方が有意の差で多い。また頭部刺傷者は, 手・上肢刺傷者と比較して全身症状の出現頻度が高率である。
    1991年の蜂によるアナフィラキシーショック症例は8例である。その男女比は7: 1で, すべて中高年者である。発生は8~9月で, 刺傷部位は頭頸部が多く, 症状発現まで数分から15分ときわめて短時間であった。7例がIgE RAST陽性であり, アレルギー的機序により発症したものと考えられた。
  • 田島 正啓, 佐々木 研, 河村 嘉一郎, 岡田 滋
    日本林学会誌
    1984年 66 巻 10 号 421-426
    発行日: 1984/10/25
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    From the result of measuring the number of damaged trees, the number of damaged portions per single tree, the number of galleries in xylem and their length, and the number of emergence holes, sanbusugi was superior to kumotooshi in resistance to the Cryptomeria bark borer (Semanotus japonicus LACORD.). It is possible to estimate the length of galleries in the xylem by observation of gallery traces in the bark and from the correlation coefficient between the length of gallery traces in the bark and the length of galleries in the xylem. The mean age of trees attacked by the Cryptomeria bark borer was 12.7 years. When a tree was damaged before it was 13_??_14 years old, the extent of the attacked portion was greater than in trees older than this. The width, depth, length, and volume of colored or decayed parts in the xylem of kumotooshi were larger than those of sanbusugi. Futhermore, the colored or decayed parts below 6m in kumotooshi overlapped each other and were distributed continuously up and down the trunk.
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