詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "ハーフトップ"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • *川端 博子, 山田 祥子, 鳴海 多恵子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2012年 64 巻 3D-1
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/18
    会議録・要旨集 フリー
    【緒言】衣生活の面から授乳期の女性の負担を減らし、母乳育児がスムーズに続けられるよう支援することを目的に、授乳ブラに焦点をあてた研究に取り組んでいる。本研究では、市場調査・実態調査をふまえ、継続着用による授乳ブラの消費性能に関する資料を提示することを目的とする。
    【方法】(1)インターネットの通信販売サイトに記載されるブラ(5社、97種)について、用途・形状・授乳機能・価格・サイズ表示などを調べた。(2)2011年秋、保育園児の女性保護者など335名を対象とした質問紙調査(価格・枚数・形状・授乳機能などの購買行動、ブラの不都合と耐久性への意識など)を行い、着用実態および問題点を整理した。(3)調査をもとに、授乳機能の異なる
    ハーフトップ
    型のブラ4種を選定した。授乳期の女性7名の着用評価によるブラの特性把握と、使用前と25回使用後でのブラの変化をとらえた。
    【結果】形状ではブラジャー型と
    ハーフトップ
    型、授乳機能ではクロス・フロント・ストラップオープンに分類し、授乳ブラの製品動向と利用の傾向について考察した。質問紙調査からは、サイズの不都合と耐久性が問題点としてあげられた。サイズ表示については、
    ハーフトップ
    型ではトップのみでアンダー記載のないものが多数ある、サイズ範囲がメーカー間で異なる、サイズ展開が十分でないことが分かった。同一製品でも出来上がり差が確認され、これらがサイズの不都合の要因とみなされる。着用評価においても、締め付け感には一定した傾向がとらえられなかった。授乳機能では、フロントオープンではボタンが留めにくい、ストラップオープンではホックの開閉に手間取るといった不便があげられた。25回使用後には、たて方向の収縮、ひもがとれる、縫い目が解ける、外観の低下がみられた。
  • 川端 博子, 山田 祥子, 鳴海 多恵子
    日本家政学会誌
    2013年 64 巻 5 号 243-251
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/06/14
    ジャーナル フリー
      Sales trends were obtained from market research conducted through the Internet. Four types of half top nursing bras were chosen for the research: crossover style, front button style, and a combination type for each with flip clips.
      Fourteen lactating females wore the nursing bras for a continuous period of time and compared them for size fit and ease of breast feeding. Nursing could be easily started when wearing either the crossover style or the front button style, but some found the opening and shutting of the flip clips too inconvenient for use.
      Product tests showed that there was no mention of under busts but only the top bust range on most of the size tags, a lack of uniformity in the size of the individual finished bras, shrinkage after frequent use and laundering, disconnection of straps due to deficiency in sewing, and impairment of tensile strength in the under tape after approximately 15 uses. These results show that the durability of nursing bras is insufficient.
  • 磯野 みなみ, 立岡 弓子
    看護科学研究
    2023年 21 巻 18-28
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/24
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、乳房うっ積を認める授乳婦が快適感を得るブラジャーの特性と乳房緊満への効果について、乳房の引き寄せ距離、引き上げ距離、着用感から明らかにすることである。乳房うっ積を認める産後3日目の女性を対象に、ワイヤー型のブラジャー1点(ブラジャーP orブラジャーQ)、ノンワイヤー型のブラジャー2点(ブラジャーR、ブラジャーS)を着用してもらい、着用感に関するアンケートを実施した。ブラジャーRは乳房の持ち上がり感があるほど、乳房の張り感が軽減したと感じていた(r=0.861 p<0.01)。ブラジャーRは、伸縮性・通気性がよく幅広肩紐で肩への負担が軽減されたノンワイヤーであり、乳体部を圧迫せず乳房を支えるため、乳房うっ積を認める授乳婦に好まれることが明らかとなった。助産師として、ブラジャーの特性と乳房状態を理解したケア用品であるブラジャーの選択について支援していく必要があることが示唆された。
  • 繊維製品消費科学
    2021年 62 巻 10 号 687
    発行日: 2021/10/25
    公開日: 2021/10/25
    ジャーナル 認証あり
  • *平井 千尋, 鳴海 多恵子, 川端 博子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2010年 62 巻 2D-2
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/10/15
    会議録・要旨集 フリー
    (目的)授乳ブラジャーは授乳しやすく締めつけのないことが特徴であるが、デザイン性や機能・衛生面、型崩れなどの面で利用者の満足が得られているかを調査したデータは殆どみられない。本研究では授乳ブラジャーの利用実態と現状を把握し、妊娠期・授乳期の女性が快適な衣生活を送る上での授乳ブラジャーの課題について検討することとした。
    (方法)公立保育園の保護者、保育士を中心とした育児経験者(592名、有効回答数296名)を対象にアンケート調査を行った。調査時期は2009年11月である。
    (結果)授乳ブラジャーは90%以上が利用し、利用開始時期は「妊娠中から」55%、「出産後から」43%であった。形状は
    ハーフトップ
    型の利用が多かった。授乳ブラジャーの価格帯は2000円台、情報源は「マタニティ雑誌」が最も多かった。購入場所は「店頭」と回答した人の割合が高かったが、購入の際に試着しない人が70%を超えていた。重要視する点は「授乳しやすさ」次いで「素材」「価格」と続いた。おしゃれ性について「おしゃれである」「カラーバリエーションが豊富である」「胸の形を整えてきれいにする」については評価が低かった。機能性について「授乳に便利である」「肌触りがよい」「赤ちゃんに優しい」は高評価であった。「乳首がアウターに響く」ではややあてはまる・あてはまるの回答が約半数あり、特に第1子の育児者にあてはまると回答した割合が高かった。型崩れについて「型崩れが起きやすい」「ダメになるのが早くヨレヨレになる」の回答で50%以上がややそうである・そうであると回答していた。以上の結果から、おしゃれ性と耐久性について課題があると考えられる。
  • グンゼ メディキュアと市場創出の取り組み
    上島 進
    繊維製品消費科学
    2022年 63 巻 2 号 85-91
    発行日: 2022/02/25
    公開日: 2022/02/25
    ジャーナル 認証あり
  • 石田 信一
    石油技術協会誌
    1981年 46 巻 5 号 320-326
    発行日: 1981年
    公開日: 2008/03/27
    ジャーナル フリー
  • 鍵山 和香, RÜTHSCHILLING Evelise Anicet
    繊維製品消費科学
    2013年 54 巻 7 号 656-663
    発行日: 2013/07/20
    公開日: 2017/06/30
    ジャーナル オープンアクセス

    多民族を対象とした下着の企画や設計の指針を得ることを目的として,ブラジルの下着の市場調査ならびに,ブラジル人女子大生(17歳~39歳)の下着の着用実態(241名),体つきの意識(229名),所持ブラジャーの実物調査(50枚)を実施した.ブラジル市場で多かったブラジャーのタイプは,ワイヤー入り3/4カップ,シンプルなデザイン,モールドカップ,土台なしタイプであった.女子大生が所持していたブラジャーも同様の傾向を示した.着用していたショーツは,ヒップを包みこまないタイプが83%を占めた.アウターにひびき難く,自然なシルエットになる下着を志向していた.理想とする体型はくびれ型,バストは半球型,ヒップは三角形型であった.バストを理想に近づける方法として,ブラジャー着用に次いで,55%のものが乳房整形手術をあげた.ブラジル人女子大生の体つきの意識を同年代の日本人と比較すると,ブラジル人は日本人より豊満な体格であるが自己を細いと評価し,日本人のような痩身志向は認められなかった.

  • ―ソーシャルデザインの視点から
    遠藤 雅子
    デザイン学研究
    2017年 64 巻 2 号 2_11-2_20
    発行日: 2017/09/30
    公開日: 2017/12/22
    ジャーナル フリー

     本稿は、ソーシャルデザインの視点から「授乳服」のデザインを取り上げ、それが登場した背景や、社会にいかに受容され、女性や女性を取り巻く人びとの意識・行動がどのように変化し、新たな生き方が生起し得ているかなどを検証したものである。
     労働力不足を背景に女性に対する期待は高まったものの、仕事と家庭の両立は今も大きな課題である。多様な女性の“生き方・働き方”を踏まえ、緩やかな就業継続、或いは中断再就職を希望する女性たちのライフコースに沿った支援は、家庭や社会における女性の位置づけに関する視点と無縁では語れない。今回は、「授乳服」の製作者および使用者へのインタビュー等を通して、「授乳服」の開発がもたらした女性の生活行動の変化について考察し、以下を明らかにした。
     ①授乳中の女性の行動を制約していたもの、②授乳服普及の経緯、③授乳服がもたらした生活様式の変化、④多様な視点からの製品開発が新たな生き方を創出する可能性。

feedback
Top