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全文: "バセット・ハウンド"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 村山 信雄, 永田 雅彦
    獣医臨床皮膚科
    2010年 16 巻 3 号 125-132
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/12/28
    ジャーナル フリー
    犬のマラセチア皮膚炎における2%硝酸ミコナゾール・2%グルコン酸クロルヘキシジンシャンプー(Malaseb™, Dermcare-Vet Pty Ltd., Springwood, Australia)の局所療法に関する効果を,対照薬に1%二硫化セレンシャンプーを用いた無作為試験者盲検比較試験により検討した。マラセチア皮膚炎を有する126頭をランダム表に基づき試験薬群および対照薬群に振り分けた。試験者により治療前後の紅斑,鱗屑,脂漏,痒みをスコア化した。また Malassezia spp.およびStaphylococcus spp.の評価として治療前後に培養検査を実施した。両群とも試験終了時の総スコアと各皮疹スコアは,試験開始時より有意に減少した(P≦0.001)。試験終了時の総スコアは,試験薬群が対照薬群より有意に低かった(P≦0.001)。 Malassezia spp.およびStaphylococcus spp.の菌数は,両群とも試験終了時に有意に減少し(P≦0.001),両群間で有意差はなかったが試験薬群が対照薬群よりも低かった。本試験において試験薬群の有害事象は7.1%であったが,いずれも軽度であり対照薬群と有意差を認めなかった(P=0.718)。以上より2%硝酸ミコナゾール・2%グルコン酸クロルヘキシジンシャンプーは,犬のマラセチア皮膚炎の局所外用療法として有効かつ安全であることが示唆された。
  • 永田 雅彦
    日本獣医師会雑誌
    1999年 52 巻 10 号 658-660
    発行日: 1999/10/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    アトピー性皮膚炎 (以下, AD) の犬60頭と癈痒を有する非AD犬53頭に皮内反応および血清特異IgE抗体測定 (以下, 血清検査) を実施した. AD犬の皮内反応陽性率はノミ40.0%, チリダニ (以下, ダニ) 96.7%, 花粉18.2%, 血清検査陽性率はノミ13.3%, ダニ83.3%, 花粉33.3%であった. 非AD犬の皮内反応陽性率はノミ15.1%, ダニ5.7%, 花粉6.7%, 血清検査陽性率はノミ9.4%, ダニ23.7%, 花粉6.7%であった. AD犬におけるダニ陽性抗原の内訳は, 皮内反応がコナヒョウヒダニ (以下, Df) 85.2%, ヤケヒョウヒダニ (以下, Dp) 29.6%, 血清検査がDf83.3%, Dp22.2%であった. 非AD犬におけるダニ陽性抗原の内訳は, 皮内反応がDf7.9%, Dp0%, 血清検査がDf23.7%, Dp7.9%であった. 本邦のAD犬に関与する抗原として, Dfを中心としたダニがきわめて重要であることが明らかになった.
  • 伊藤 直之, 村岡 登
    日本獣医師会雑誌
    2002年 55 巻 1 号 21-25
    発行日: 2002/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    一般家庭で飼育されている犬1, 542頭 (1カ月齢~17歳; 雄709頭, 雌833頭; 38品種) を対象に, Isospomのオーシスト検出状況を年齢, 飼育環境, 由来, 性別, 品種および糞便の性状とともに調査した. その結果, 1, 542頭中96頭 (6.2%) でIsospomオーシストが検出された. Isospora オーシスト検出率は, 1~6カ月齢群, 室内飼育群およびペットショップ・ブリーダー由来の犬で高かった. 性別による検出率の違いは認められなかった.品種では雑種において検出率が低く, チワワおよびパピヨンで高かった. 糞便の性状に関しては軟便ないしは下痢便の犬で検出率が高かった. さらに, 粘液や血液が混入した糞便を排泄している犬でも高い検出率が得られた.検出されたオーシストはその大きさから, I. canisおよびI. ohioensisであると考えられた.-
  • 和田 悠佑, 山本 亮平, 北村 憲彦, 秋吉 秀保, 長谷川 貴史, 嶋田 照雅, 大橋 文人, 久保 喜平
    日本獣医師会雑誌
    2015年 68 巻 7 号 441-446
    発行日: 2015/07/20
    公開日: 2015/08/20
    ジャーナル フリー
    2009~2012年に大阪府立大学獣医臨床センターで,高エネルギーX線による放射線治療を行った鼻腔内腫瘍の犬24例について回顧的調査を行った.4MVのX線を用い,1回線量5.0~5.9 Gy,週1.9~3.3回,照射回数7~8回,総線量35.0~47.2 Gyの治療(TDF値87~120)を実施した症例について検討を行った.併用治療を行った症例を含む全例の生存期間中央値は260日で,篩板構造が維持されている症例では生存期間が有意に長かった.照射前の外科手術や対症療法により症状が改善していた症例を除く19例中15例(79%)で改善がみられ,確認した放射線障害は軽度であった.これらの結果はTDF値を基に立案する治療計画の有効性を示唆しており,治療計画に制限のある症例に対し,有効な選択肢となりえる.
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