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クエリ検索: "バッタ"
6,198件中 1-20の結果を表示しています
  • 標 輝人
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2007年 21 巻 5 号 35-40
    発行日: 2007/02/17
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ウマオイは俗に「スイッチョン」とも呼ばれ、夏の夜の風物詩として古くから日本人に親しまれてきた。しかし現代の子ども達の間では年々ウマオイの認識率が低下している。その原因のひとつに「シチョ」と短く鳴く、全く同形態の別種が棲息範囲を広めている事実がある。現代の大人達にはその認識がなく、子ども達が身近な生き物として興味を持っても名を教えることができない。生物教育に携わる者こそ多くの情報交換を行い、子ども達に確かな情報を発信していきたい。本研究では山梨県内のウマオイ属2種の生態分布と、高校生の認識度を5年毎に調査し、その変遷を報告する。
  • 藤井 淑子, 久山 純子
    日本食品工業学会誌
    1992年 39 巻 6 号 524-530
    発行日: 1992/06/15
    公開日: 2011/02/17
    ジャーナル フリー
    ケーキ
    バッタ
    ーの膨脹の可能性を減圧膨脹法によって測定した.小麦粉あるいは小麦澱粉で調製したスポンジケーキ
    バッタ
    ー(25℃)の気泡の内部圧の増大による膨脹は,小麦粉
    バッターより小麦澱粉バッタ
    ーのほうが顕著に大きかった.これらのスポンジケーキ
    バッタ
    ーをオーブン内で60℃あるいは70℃に加熱したとき,ケーキ
    バッター成分の熱変性による気泡の膨脹の抑制は小麦澱粉バッターより小麦粉バッタ
    ーのほうが顕著であった.におけるより小麦澱粉
    バッタ
    ーのほうが,より顕著に高その結果,ケーキ
    バッターの膨脹挙動は小麦粉バッタ
    ーく安定で,継続的であった.
  • 林 憲玉, 石原 敬介, 小池 雄一, 神保 宏一
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2003年 2003 巻
    発行日: 2003年
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,
    バッタ
    の行動解析を行うために
    バッタ
    型ロボットの開発・研究を行う。歩行・跳躍が可能な
    バッタ
    型ロボットのメカニズムおよび制御システムについて議論し, 基本的歩行・跳躍実験による評価を行う。
  • —ドウとバッター調製時における卵添加の影響—
    *中本 恵子, 徳永 みな子, 中谷 梢, 野口 聡子, 八木 千鶴, 山本 悦子, 米田 泰子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2023年 34 巻 1P-5
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/09
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】微細米粉を用いたケーキ類やパイクラストの調製条件と製菓特性を明らかにする過程で,米粉における換水値や副材料の影響を知るために,本報では米粉(米)のドウと

    バッタ
    ーに水または卵を加え,薄力粉(薄)・強力粉(強)のドウと
    バッタ
    ーとの違いを比較した。

    【方法】ドウの配合割合を米:水または卵=1:0.61:0.71:0.8とし,薄または強:水または卵=1:0.51:0.61:0.7として,水分含有率,水分活性,圧縮試験を行った。

    バッタ
    ーの配合割合を粉:水または卵=1:11:1.51:21:2.51:3として,水分含有率,水分活性,粘度,AST値測定を行った。

    【結果】ドウについて,水分活性は配合割合,水または卵の違い,粉の違いによる差は小さかった。応力とエネルギーは水or卵の増加により低くなった。水と卵の差は卵ドウ>水ドウだが,1:0.6では差がなかった。粉の違いでは米>強>薄であった。

    バッタ
    ーについて,水分活性は配合割合,水または卵の違い,粉の違いによる差は小さかった。粘度は水or卵の増加により低くなった。水と卵の差は卵
    バッタ
    ー>水
    バッタ
    ーであった。粉の違いでは米<薄<強であった。米卵
    バッタ
    ー1:2は薄水
    バッタ
    ー1:1.5と強水
    バッタ
    ー1:2.5に,米卵
    バッタ
    ー1:2.5は薄水
    バッタ
    ー1:2と強水
    バッタ
    ー1:3と近似値であった。AST値は卵の増加により高くなる傾向で,水と卵の差は卵
    バッタ
    ー<水
    バッタ
    ーであった。粉の違いでは米>薄>強であった。米卵
    バッタ
    ー1:1.5は薄卵
    バッタ
    ー1:1.5と強水
    バッタ
    ー1:1.5に,米卵
    バッタ
    ー1:3は薄水
    バッタ
    ー1:1.5と強水
    バッタ
    ー1:2と近似値であった。

  • テンシプレッサーを用いた多重バイト試験による小麦粉の品質と加工特性の検討 (第2報)
    辻 昭二郎
    家政学雑誌
    1986年 37 巻 1 号 33-36
    発行日: 1986/01/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    既報の小麦粉の
    バッタ
    ーの多重パイト試験法を改良して等速運動とし, バイト数も増加し,
    バッタ
    ー濃度, 添加物の影響,
    バッタ
    ーの放置にともなう変化などについて数値的に検討した.
    1) 一般に, 小麦粉の
    バッターの多重バイト試験においてバッタ
    ー濃度が大となるほどa, bの経過曲線の勾配の変化は小となった.
    2) 多重バイト試験におけるノミイトにともなう経過曲線の最初の変曲点は, 小麦粉の粘弾性特性の変化と関連していることが認められた.この関係を示す4値は強力粉ほど大で薄力粉では小であった.
    3) 小麦粉の多重パイト試験のパラメーターam, bm, cm/am, 4などで小麦粉の特性の差を数字的に示すことができる.
    4) 既報の1/100N酢酸液
    バッタ
    ーによる多重バイト試験はとくに強力粉の粉質問の差をよく示した.
    5) 小麦粉の
    バッタ
    ーを長時間放置するとその加工性が低下するが, この変化も多重バイト試験のパラメーターの変化で示すことができる.
  • 城塚 可奈子, 金子 修治
    関西病虫害研究会報
    2021年 63 巻 159-161
    発行日: 2021/05/31
    公開日: 2021/09/01
    ジャーナル フリー

    In 2020, we surveyed the relative abundance of a native grasshopper, Atractomorpha lata (Motschoulsky), and an exotic congener, A. sinensis sinensis Bolívar, on agricultural crops, including eggplant, cockscomb, Chinese cabbage, and crown daisy, in Habikino City, Osaka Prefecture, and found that A. sinensis sinensis was predominant on all investigated crops. In addition, we assessed the toxicity of nine insecticides against A. sinensis sinensis adults collected in Habikino City using the cabbage leaf-dipping method, which revealed that MEP, fipronil, and tetraniliprole are the most effective insecticides against this grasshopper species.

  • 吉村 文, 小原 良孝, 安藤 喜一
    昆蟲.ニューシリーズ
    2003年 6 巻 4 号 167-175
    発行日: 2003/12/25
    公開日: 2018/09/21
    ジャーナル フリー
    日本に生息するヒナ
    バッタ
    亜科のうち,ヒナ
    バッタ
    属2種(ヒナ
    バッタ
    ,チシマヒナ
    バッタ
    )とヒロバネヒナ
    バッタ
    属1種(ヒロバネヒナ
    バッタ
    )の核型について,通常染色とC-バンド染色を用いて分析した.3種とも2n=16+XO♂/XX♀であり,3対の大型両腕性染色体を含んでいた.C-バンド染色によって,3種ともすべての染色体を識別することができた.3種はそれぞれ種特異的なバンドパターンを示した.ヒロバネヒナ
    バッタ
    のみで観察された第4から第7およびX染色体の小さな短腕はユークロマチンで構成されていることが判明した.3種の比較核型研究からヒロバネヒナ
    バッタは日本産ヒナバッタ
    属の種とは異なる染色体進化を経てきたことが示唆された.
  • ―秋虫の声を聴く会(昆虫の観察活動と昆虫標本の製作)において―
    佐伯 英人
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2020年 34 巻 9 号 19-22
    発行日: 2020/05/30
    公開日: 2020/05/27
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本研究では,「秋虫の声を聴く会」を1泊2日で実施し,活動①「各家族(子どもと保護者)で昆虫の鳴き声を聴いて探し,採集する活動」と活動②「プラスチィク封入標本をつくる活動」を実施した.本研究の目的は,参加した児童の意識(「おもしろかった」,「よく分かった」)とその要因を明らかにすることであった.調査・分析の結果,各活動に対する児童の意識が良好であった.各活動に対する児童の意識の要因についても,そのいくつかが明らかになった.

  • S.
    バッタ
    ライ, S. B. マルラ
    植物研究雑誌
    1993年 68 巻 5 号 274-276
    発行日: 1993/10/20
    公開日: 2022/10/20
    ジャーナル フリー
  • 多重バイトの基礎実験
    辻 昭二郎
    家政学雑誌
    1985年 36 巻 2 号 102-106
    発行日: 1985/02/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    テンシプレッサーを用いた多重バイト試験により, 小麦粉の品質特性および小麦粉
    バッタ
    ーの特性と加工性などについて基礎的な検討を行った.
    1) 小麦粉
    バッタ
    ーの多重バイトの経過曲線は, グルテンの質と量の異なる小麦粉の差をよく示した.
    2) 小麦粉
    バッタ
    ーへの食塩およびビタミンCなどの添加の影響は, 小麦粉の粉質により若千異なった.
    3) 小麦粉の1/100N 酢酸液
    バッタ
    ーの多重バイトの経過曲線は小麦粉の特性の差をよりよく示した.
  • 川染 節江, 山野 善正
    日本家政学会誌
    1987年 38 巻 7 号 559-566
    発行日: 1987/07/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    卵200g, 砂糖100g, 薄力粉100g, ベーキングパウダー0.5g, 融解バター80gのバタースポンジケーキの
    バッタ
    ー攪拌時間を10~120秒までとする6種類の試料を用い製品のテクスチャーに及ぼす影響を検討し, 次のような知見が得られた.
    1)
    バッタ
    ーの比重と見かけの粘度は, 攪拌時間が長くなるほど増大し, 正の相関性が強かった.この見かけの粘度は
    バッタ
    ー20gが10秒間に8mmのセルの孔から流動する量で表した.
    2) ケーキの比容積は, 30秒の試料が最大で
    バッタ
    ー攪拌時間が長いほど小さくなり,
    バッタ
    ーの消泡作用が生じたことが明らかである.その変化は30~45秒および90~120秒の間で著しかった.
    3) ケーキの硬さ, ガム性およびそしゃく性の3物性値は,
    バッタ
    ー攪拌時間が長いほど増大し, 比容積との間にそれぞれ有意な負の相関性が得られた.
    4) 官能評価の「口あたり」の評点と攪拌時間との間には負の相関性が得られた (r=-0.913, α=0.05).また, 「口あたり」と比容積の間には正の相関が得られ, 「口あたり」と硬さ, ガム性およびそしゃく性との間に負の相関性が強かった.
    5) 攪拌時間の短い30, 45, 60秒の3試料の「好ましさ」は, クレーマー検定により30秒が有意に好まれ, 45秒と60秒には差がなかった.
    以上の結果から, バタースポンジケーキのテクスチャーと官能性には
    バッタ
    ーの攪拌時間の影響が大であり, 小規模の場合, 30秒前後の攪拌が口あたりのよい製品を得るために適当であると判断された.また, 今回新たに考案した,
    バッタ
    ーの流動量の測定法は見かけの粘度の指標になりうると考えられる.
  • −バッター調製時におけるショ糖添加の影響−
    *中谷 梢, 徳永 みな子, 中本 恵子, 野口 聡子, 八木 千鶴, 山本 悦子, 米田 泰子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2021年 32 巻 P-17
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/07
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】微細米粉(以下米粉)を用いたケーキ類やパイクラストの調製条件と製菓特性を明らかにする過程で、米粉における換水値や副材料添加の影響を知る必要が認められた。そこで第一報では、水または卵で調製した

    バッタ
    ーについて、米粉生地と強力粉生地、薄力粉生地の特性を比較した。本報では米粉
    バッタ
    ー調製時におけるショ糖添加の影響を知ることを目的に、米粉
    バッターと薄力粉バッタ
    ーの特性を比較した。

    【方法】米粉または薄力粉と水の配合割合は1:1(150g:150g)とした。ショ糖(グラニュー糖)量は粉の0%、33%、66%、100%、133%(0g、50g、100g、150g、200g)とした。ビーカーに水(1/2量)、粉とショ糖の混合物、水(1/2量)の順に入れバーミックスで撹拌した。前報同様に水分含有率、粘度、Area Spread Test値(以下:AST値)を測定し検討した。

    【結果】1)水分含有率は、ショ糖量の増加に伴い少なくなった。同量のショ糖の添加では、米粉

    バッターと薄力粉バッタ
    ー間に差はみられなかった。2)粘度は、米粉
    バッタ
    ーではショ糖を加えると低くなるが、33%以上では差が小さかった。薄力粉
    バッタ
    ーではショ糖を33%添加すると高くなるが、66%では低くなった。3)AST値は、米粉
    バッタ
    ーではショ糖を33%加えると大きくなるが、66%以上では小さくなった。薄力粉
    バッタ
    ーではショ糖量の増加に伴い大きくなるが、66%以上では差が小さかった。米粉
    バッタ
    ーはショ糖を33%以上、薄力粉
    バッタ
    ーはショ糖を66%以上加えると生地中のショ糖密度が高くなることから、粘度は低くなり、AST値は広がると考えられた。

  • 板川 暢, 一ノ瀬 友博, 片桐 由希子, 大澤 啓志, 石川 幹子
    ランドスケープ研究
    2012年 75 巻 5 号 621-624
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/08/09
    ジャーナル フリー
    This study aimed to understand the quality of the green space in the reclaimed land of Tokyo bay area from the aspect of organisms. The method to sort the green space environment of reclaimed land on the artificial ground with ecological function has not been examined. In this research, we selected Orthoptera (grasshopper, katydid and grig) as an index organism because it is closely related to the structure of green space and expected to inhabit on artificially made land. Therefore, the biotope type of the seaside area was examined with the relation to the habitat of Orthoptera and to the environmental information of green coverage. In this investigation, we recorded the number of individuals and the species of Orthoptera at 72 sites such as the parks, greenbelts, and planted zones. The relationship between environmental information of green coverage and habitat information of Orthoptera was analyzed based on the green classified chart. We classified groups of Orthoptera by TWINSPAN and analyzed the relationships of individual number of Orthoptera groups with environmental factors, using GLMM. In the result, Orthoptera groups receives the influence about distribution of green coverage in the near area and the distance from existing habitat.
  • 養父 志乃夫, 山田 宏之, 中島 敦司, 中尾 史郎, 松本 勝正
    ランドスケープ研究
    2000年 64 巻 5 号 595-600
    発行日: 2001/03/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    大阪府大阪市から東大阪市にかけての近鉄奈良線沿線部において,
    バッタ
    類の生息密度の変化を調査した0調査区としては, 近鉄奈良線の各駅を中心とした半径250m円の調査区を12カ所, 半径1km半円の調査区を5カ所設定した。調査は2000年8月から9月にかけて行い, 一般に人の立ち入ることのできる接道部の緑地と公園緑地を対象に, 全
    バッタ
    類を捕虫網で捕獲する方法で行った。その結果, 都心部からの距離が離れるに従って単位面積あたりの捕獲数は指数関数的に増加すること, 緑地の規模や草地組成と
    バッタ
    類捕獲数は相関を持たないことなどが明らかとなった。また, 都市環境への適応性の大きい
    バッタ
    種も特定された。
  • 佐伯 英人, 谷脇(河村) ゆう子, 川上 靖
    理科教育学研究
    2012年 52 巻 3 号 67-75
    発行日: 2012/03/02
    公開日: 2021/06/30
    ジャーナル フリー

    中学校および高等学校の学習指導要領の改訂により,中学校の理科では新単元「生物の変遷と進化」が導入され,また,高等学校の「生物」においては生物の進化の仕組みについて学習することが示された。現在,中学校および高等学校における進化に関する教材開発は喫緊の課題といえる。そこで,本研究では身近に生息しているセトウチフキ

    バッタ
    Parapodisma setouchiensisを材料として,進化に関する教材化のための基礎研究を行った。その結果,本種の色形質が阿武川という地理的障壁を境に分かれていること,体のサイズは標高が高くなるほど小さくなることが明らかになった。このことから,本種は地理的変異,地理的隔離,種分化,適応(自然選択)などの進化に関する学習において活用可能であると考えられた。

  • 黒岩 夕綺
    日本水産学会誌
    2023年 89 巻 2 号 194
    発行日: 2023/03/15
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー
  • 川上 靖
    タクサ:日本動物分類学会誌
    2007年 22 巻 15-19
    発行日: 2007/02/20
    公開日: 2018/03/30
    ジャーナル オープンアクセス
    Parapodisma setouchiensis (Orthoptera: Acridiae) is a polytypic species consisting of four geographic forms (the Basic, Yamato, Tanba, and Mt. Hyonosen forms) with its highest morphological diversity in the area composed of the Chugoku District and the western part of the Kinki District, western Honshu, Japan. Narrow transitional zones can be identified between the areas defined by these four forms, where individuals with various intermediate characters occur. These individuals might have originated from secondary contact with different forms from ca. 150,000 to 100,000 years ago to the recent. Many recent studies have revealed that the boundaries of regions containing remarkable geographic differentiations for several terrestrial animals are frequently found in these areas. The Paleo-Chugoku District might have been the "great blank area" for these terrestrial animals during the Last glacial age
  • 山崎 柄根
    動物分類学会誌
    1994年 50 巻 46-51
    発行日: 1994/02/25
    公開日: 2018/03/30
    ジャーナル フリー
    ヒラタヒシ
    バッタ属のヒシバッタ
    は森林の林床に住み,前胸背板が幅広くひろがった変わった形の昆虫であるが,琉球列島に2種分布している.奄美大島産のものは,台湾のA.platynotaと同種と思われるが,前胸背板の肩部の突出がやや弱く,後腿節が相対的に短くなるので,新亜種として記載した.もう1種は沖縄本島に分布するが,前胸背板の形態および後腿節の形態によって明らかに新種と考えられるもので,A.okinawensisの名のもとに記載した.和名は,前者をアマミヒラタヒシ
    バッタ
    ,後者をオキナワヒラタヒシ
    バッタ
    としたい.
  • *鈴木 麻希, 上野 真理, 浅井 智子, 富田 美鈴, 杉山 寿美
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2013年 25 巻 1D-a2
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/23
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】フライ調理の外部化は著しく,家庭内で揚げ加熱を行って直ちに食することは少なくなっている。そこで,揚げ加熱前の冷凍過程,揚げ加熱後の保存過程が,フライの嗜好性に及ぼす影響を把握することを目的とし,本研究では,コロッケを試料として衣への水分移行を測定した。
    【方法】コロッケの調製:
    バッタ
    ーは,小麦粉:水=1:2とした(コントロール)。また,粉重量の30%をリン酸架橋澱粉(タピオカ,とうもろこし,小麦),ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉(タピオカ)に置換したものも調製した。
    バッタ
    ーにマッシュポテト30gを浸し,パン粉をまぶす作業を2度繰り返し,中心温度が75℃となるよう180℃で加熱した。体積・水分量:コロッケの体積は菜種法で,水分は天秤式水分計(ザルトリウス)を用いてマッシュポテトと衣を分けて測定した(135℃)。モデル
    バッタ
    ーへの水分移行:スチームオーブンで加熱調製した
    バッタ
    ーシートを,25℃・恒湿下(28-78%)に置き,4時間に水分量を測定した。また,
    バッタ
    ーをマッシュポテト(水分量70%)上に置き,パン粉をのせたものも行った。
    【結果・考察】重量:揚げ加熱によりわずかに減少した。保存により,全体重量およびマッシュポテト重量は減少したが,衣重量は増加した。水分量:保存により,衣の水分量は著しく増加した。冷凍したコロッケは冷凍していないコロッケよりも揚げ加熱後の衣の水分量は低かったが,保存により水分量は増加した。モデル
    バッタ
    ー:いずれも湿度下でも
    バッタ
    ーの水分量は減少し,マッシュポテト上に置いた場合も減少した。まとめ:コロッケの衣に,揚げ加熱前の冷凍過程,揚げ加熱後の保存過程でマッシュポテトから水分移行が生じていること,
    バッタ
    ーの水分量が外湿度の影響を受けないことが示された。
  • *肥後 温子, 阿部 廣子, 和田 淑子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2005年 17 巻 2E-p6
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/09/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】ガスおよび電気コンロの火口改良,オーブンレンジやスチームコンベクションオーブンの改良と多機能・多様化,過熱水蒸気および減圧・加圧の採用など新調理加工技術の導入が相次いでいる。加熱手段が増える中で,加熱時の熱効率やエネルギー使用状況に関する研究は少なく,その要因として測定手段が少ないことが考えられる。そこで,簡便かつ汎用性に富んだ測定法として,
    バッタ
    ーテストが有効ではないかと考えて検討した。【方法】(1)含水率67%の
    バッタ
    ー(薄力粉1200,乾燥全卵100,砂糖120,塩24,水2400g)を擬似食品とし,電子レンジ,蒸器,電気・ガスオーブンの4種類の湿式・乾式調理操作法で加熱した。(2)加熱時の
    バッタ
    ー凝固量とガス・電気使用量とを経時的に測定し,完全凝固に要する加熱時間と消費エネルギー量とを求め,調理操作法間で比較した。(3)加熱時の
    バッタ
    ーの最低内部温度を熱電対温度計で,平均表面温度を赤外線放射温度計で測定し,調理操作法間で比較した。また,参考のためにじゃがいもの平均内部温度を測定した。【結果】(1)4種類の調理操作法間について,
    バッタ
    ーが完全凝固するまでの消費エネルギー量を比較したところ,電子レンジ(1.0),蒸器(3.2),ガスオーブン(4.6),電気オーブン(6.6)の順となった(消費比率の一例)。(2)加熱法および測定法により凝固温度に差がみられるものの,
    バッター凝固速度とバッタ
    ーの温度上昇速度(最低内部温度,平均表面温度)およびじゃがいもの温度上昇速度(平均内部温度)との間には,高い相関が認められた。(3)以上より,
    バッタ
    ーテストは加熱時の熱効率やエネルギー消費量を求めるために,簡便かつ有効な手段と考えられる。
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