詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する:
全文: "ヘッシェル回"
8件中 1-8の結果を表示しています
  • 小嶋 知幸
    音声言語医学
    2002年 43 巻 3 号 336-343
    発行日: 2002/07/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    「成年期の言語障害と可塑性」というテーマに関して, 本稿では筆者が失語症の臨床のなかで積み上げてきた知見について概説した.その際, 可塑性というキーワードに対して, 個体内における可塑性と, 個体間における可塑性という2つの視点を設定した.個体内における可塑性という視点からは, 右利き左半球損傷失語例における, 病巣と障害される言語情報処理過程との対応および, 機能回復について論じた.一方, 個体問における可塑性という視点からは, 言語機能を中心とする高次脳機能の大脳側性の個人差について論じた.ここでは交叉性失語および交叉性非失語のほか, 言語機能のなかで特定の下位機能だけが独立して一側の半球に側性化する現象を取り上げ, 利き手の要因を交えて報告した.また, このような言語機能の変則的な側性化を示すケースでは, 行為, 方向性の注意, 視空間認知・構成など, 非言語機能の側性化についても着目することが重要であると述べた.
  • 伊澤 俊, 刀川 賢太, 小野 弓絵, 小林 浩, 栗城 眞也, 石山 敦士
    生体医工学
    2017年 55 巻 1 号 39-44
    発行日: 2017/02/10
    公開日: 2017/04/25
    ジャーナル フリー

    The number of patients with internet addiction disorder (IAD), especially among school-age children, is on the rise. Development of objective examination technique to assist the current diagnostic methods using medical interview and inquiry tests is desirable for detection of IAD at its early stage. In this study, we extracted the values of functional connectivity (FC) that correlated with a tendency of IAD, using resting-state functional magnetic resonance imaging (rs-fMRI) data. We recruited 40 males [mean age (SD): 21.9 (0.9) years] with no neurological disorders, conducted rs-fMRI recordings for 7 min 30 s, and administered five questionnaires including internet addiction test (IAT), to assess their mental states. The IAT scores of all participants were in the range of healthy to a tendency of IAD. The FC values were calculated using the cross-correlation of time-series signals in a low frequency band (0.017 to 0.09Hz) between all possible connections of brain region pairs defined by Automated Anatomical Labeling (AAL). For each region pair, we calculated Pearson's correlation coefficients “γ” between the FC values and the scores of IAT as well as other inventories for psychological states, in all subjects. The “γ” were subjects-cross-validated, and the FC of the survived region pairs were statistically assessed by correction of multiple comparison. Finally, we obtained some region pairs in which FC specifically correlated with the IAT scores, but not with other psychological scores. These pairs had mostly negative “γ” over long-distance connections across right and left brain hemispheres. The results suggested that the functional connectivity between specific brain regions was significantly degraded already at the stage prior to the onset of IAD. We expect that our connectivity method can be an objective tool for detecting a tendency of IAD to assist the present diagnostic methods.

  • 浦上 裕子, 川村 光毅, 鷲沢 嘉一, 日吉 和子, チホツキ アンジェイ
    臨床神経生理学
    2013年 41 巻 4 号 209-219
    発行日: 2013/08/01
    公開日: 2013/11/01
    ジャーナル フリー
    音を聴覚的に認識し, ハーモニー, 音韻, 旋律など音楽を認知することで前頭前野が活動し行動が起こる。本研究は音楽大学学生5名,音楽専門家1名, 非音楽大学生5名 (21–25歳: 男9女2) を対象とし60 ch脳波を用いて安静閉眼時, 「新世界より」「レクイエム」聴取時, イメージ時の脳活動を計測し, 音楽認知の神経基盤を明らかにすることを目的とした。Morlet waveletによる時間周波数解析を行い, 各周波数帯域の平均信号強度をroot mean squareとして求め成分比較を行った。音楽聴取時は無音安静閉眼時に比べ, δ, α, β, γ活動に有意な減少を認めた。γ活動の減少が最も大きく, 全脳部位で有意に減少した。音楽家は音楽聴取時・イメージ時ともに前頭部γ活動が減少, 非音楽家はイメージ時には前頭部γ活動が増加した。音楽家と非音楽家のγ活動の差は, 音楽という経験による意識や注意, 情動の統合や潜在記憶の差を反映する可能性がある。
  • 矢野 澄男, 平原 達也, 赤羽 歩, 佐藤 誠
    映像情報メディア学会誌
    2003年 57 巻 11 号 1408-1418
    発行日: 2003/11/01
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
  • 中川 良尚
    高次脳機能研究 (旧 失語症研究)
    2014年 34 巻 3 号 305-314
    発行日: 2014/09/30
    公開日: 2015/10/01
    ジャーナル フリー
      失語症状の長期経過を明らかにする研究の一環として, 右手利き左大脳半球一側損傷後に失語症を呈した 270 例の病巣別回復経過と, その中で言語機能に低下を示した 37 例 (機能低下群) の SLTA 総合評価法得点各因子の機能変遷の既報告を俯瞰した。次に機能低下群と長期経過上言語機能に低下を示していない 36 例 (機能維持群) における, SLTA 総合評価法得点に反映されない下位項目の経過について検討した。さらに失語症 248 例について, 機能回復の指標である SLTA 総合評価法得点に影響を及ぼす要因を調査した。その結果, 1) 失語症状の回復は損傷部位や発症年齢によって経過は大きく異なるが, 少なくとも 6 ヵ月以上の長期にわたって回復を認める症例が多いこと, 2) 言語治療後に回復を示した機能は脆弱である可能性が高いこと, 3) SLTA 総合評価法得点に反映されていない SLTA 下位項目「口頭命令に従う」, 「文の復唱」, 「語の列挙」, 「漢字単語の書字」は, SLTA 総合評価法得点を補足する形で失語症状の変遷を鋭敏にとらえる指標と考えられること, 4) 病巣においては, いわゆる言語野と呼ばれる領域以外に, 島, 中心後回, 中側頭回, 下側頭回の損傷の存在や, 皮質萎縮, ラクナ梗塞などのびまん性病変の有無が予後に影響が大きいこと, が示唆された。
  • 稲垣 真澄, 加我 牧子
    BME
    1998年 12 巻 7 号 30-39
    発行日: 1998/07/10
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • レメイン ジェラード, 蓮尾 絵美, 藤平 晴奈, 森本 智志, 程島 奈緒
    日本音響学会誌
    2014年 70 巻 8 号 433-439
    発行日: 2014/08/01
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
  • 小嶋 知幸
    認知神経科学
    2009年 11 巻 1 号 59-67
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
     認知リハビリテーションという観点から、失語症セラピーについて、筆者の臨床経験にもとづいて概説した。まず、失語症セラピーに関する歴史的変遷を概観した後に、失語セラピーにおけるシュールの刺激法の位置付けについて述べた。続いて、認知神経心理学的モデルに基づく言語情報処理過程の障害について、臨床例との対応という観点から概説した。最後に、100年以上前の大脳病理学時代に提唱された失語図式の今日的意義について考察した。局在ベースの大脳病理学と機能ベースの認知神経心理学は相反する考え方ではなく、登頂ルートが異なるものの、最終的には失語症という同じ山の頂に通じているはずであると述べた。
feedback
Top