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クエリ検索: "ベス"
61,165件中 1-20の結果を表示しています
  • 関谷 竜一
    日本機械学会誌
    2011年 114 巻 1111 号 426-427
    発行日: 2011/06/05
    公開日: 2017/06/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 宝蔵 銑一, 近藤 雅夫
    環境技術
    1992年 21 巻 10 号 651-654
    発行日: 1992/10/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • *田端 正明, 福山 雅貴, 矢田 光德
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2021年 32 巻 F1-7-O
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/27
    会議録・要旨集 フリー

    建材を破砕・粉砕せずに、建材表面を2種の色素で染色し、実体顕微鏡(x50~100)でアス

    ベス
    トを次のようにして検出・確認し、外壁の検査に適用できた。

    ・アス

    ベス
    トは建材素材と異なった色調で染色される。

    ・染色された建材表面のアス

    ベス
    トは細い繊維が束になっている。

    ・ピンクに染色されたアス

    ベス
    トは、エタノールで洗浄すると白くなる。一方赤く染まった混入繊維状物質はエタノール洗浄で脱色されないので、アス
    ベス
    トと区別できる。

    ・アス

    ベス
    トは、偏光顕微鏡で消光作用を示す。

    ・アス

    ベス
    トの種類はXRDとラマンスペクトルで同定可能。

    ・染色後、アス

    ベス
    トの建材表面中の専有面積を画像解析ソフトで求める。

    ・使用中の建物の壁の一部に色素を吹き付け、顕微カメラでアス

    ベス
    トの有無を判定する。

    このようにして、迅速に・簡単にアス

    ベス
    トの識別ができるので、解体前の建物のアス
    ベス
    ト事前検査に適用出来ると考えている。

  • *羽場 麻希子, Jörn―Fredrik Wotzlaw, Yi―Jen Lai, 山口 亮, Maria Schönbächler
    日本地球化学会年会要旨集
    2019年 66 巻
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/11/20
    会議録・要旨集 フリー

    小惑星

    ベス
    タは地殻・マントル・金属コアからなる分化天体である。HED隕石の研究から,
    ベス
    タは現在も原始地殻を保持しており,地殻の厚さは約40 kmと見積もられている。一方で,Dawn探査後のシミュレーション研究によって
    ベス
    タの地殻の厚さは80 km以上に達することが示された。隕石研究と探査結果に基づく地殻の見積もりの不一致は,未だに解決されていない
    ベス
    タの大きな謎である。
    ベス
    タに起源を持つとされるもう一つの隕石に石鉄隕石メソシデライトがある。メソシデライトのO,Cr,Ti同位体組成はHED隕石と完全に一致しており,
    ベス
    タに由来すると考えられる。しかし,メソシデライトの形成は母天体の破壊を伴うはずであり,分化構造を保持する従来の
    ベス
    タ像とは合わない。本研究では,メソシデライトの母天体における熱史を理解し,
    ベスタとの年代学的な関連性の評価およびベス
    タにおけるメソシデライトの形成モデルの提唱を試みた。

  • *藤重 昌生, 唐沢 郁子, 小島 昭
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
    2008年 2008S 巻 2P091
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/02/07
    会議録・要旨集 フリー
     吹き付けアス
    ベス
    ト、スレート等のアス
    ベス
    ト/セメント複合廃棄物に少量の塩を添加することによって、アス
    ベス
    ト中のSiO2成分とセメント中のCaO成分との固固反応によるアス
    ベス
    トの分解する過程に極少量の融体部分を形成することで反応を促進し、およそ700℃でアス
    ベス
    トが分解することを報告してきた。本発表では、主にアス
    ベス
    ト/耐熱樹脂により構成され、Ca成分を含まないパッキンシート材の低温分解方法を試み、アス
    ベスト繊維の非アスベス
    ト化・非繊維化することが出来たので報告する。
  • 第2報 切除肺(一部剖検肺)ならびにPleural plaqueからのアスベスト小体検出について
    国立療養所アス
    ベス
    ト汚染共同研究班, 瀬良 好澄, 小西池 穣一
    医療
    1978年 32 巻 2 号 196-201
    発行日: 1978/02/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    第1報に引続いてアス
    ベス
    ト小体の検出を試みたが, 今回は一般疾患からの切除肺(一部剖検肺)に重点をおいた.
    検出目的は検出率の地域的相違, 疾患別, 年度別, 年令, 性別, 職業別などとの関連性の検討であつた. またアス
    ベス
    ト肺のPleural plaque内のアス
    ベス
    ト小体の検出を試みた.
    被検症例は切除肺について240例中131例(54.6%)にアス
    ベス
    ト小体陽性で, 第1報における陽性率より高い成績がえられた.
    地域差については明らかなデーターは出なかつたが, 沖縄症例は全例陰性であつた.
    疾患別とアス
    ベス
    ト小体陽性率の間には有意差は見出せなかつたが, 職業別との関係では職種により陽性率にかなりの差が認められた.
    またPleural plaque内のアス
    ベスト小体はアスベス
    ト肺実質に見出されるものの1/100~1/1000の比率で検出された. Pleural plaque内のアス
    ベス
    ト小体の存在意義については今後の検討が必要である.
  • *本橋 健司, 小西 淑人, 富田 雅行
    日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
    2006年 2006 巻
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/12/20
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では16件の建築物室内で位相差顕微鏡法及び分散染色法による各種繊維数濃度を計測した。その内訳は、アス
    ベス
    ト含有ひる石吹付け7件、吹付け石綿1件、折板屋根用アス
    ベス
    ト含有断熱材1件、アス
    ベス
    ト含有パーライト吹付け1件、アス
    ベス
    ト含有吹付けロックウール2件、アス
    ベス
    ト含有建築材料の露出していない室内4件であった。各種繊維数濃度を比較した結果、建築物室内における総繊維数濃度(位相差顕微鏡法による)とアス
    ベス
    ト繊維数濃度(分散染色法による)は大きく異なっており、前者はおおよそ10倍以上の高い値を示すことが明らかとなった。したがって、建築物室内の総繊維数濃度の値からアス
    ベス
    トの危険性を判断する場合においては、アス
    ベス
    ト繊維数濃度との乖離について考慮する必要がある。
  • 接第二十輯卷三十二號
    バー
    ベス
    , 中條 資俊
    中央獸醫會雑誌
    1908年 21 巻 2 号 93-100
    発行日: 1908/02/28
    公開日: 2008/10/24
    ジャーナル フリー
  • 承前
    バー
    ベス
    , 中條 資俊
    中央獸醫會雑誌
    1907年 20 巻 12 号 535-541
    発行日: 1907/12/28
    公開日: 2008/10/24
    ジャーナル フリー
  • バー
    ベス
    , 中條 資俊
    中央獸醫會雑誌
    1907年 20 巻 11 号 523-525
    発行日: 1907/11/28
    公開日: 2008/10/24
    ジャーナル フリー
  • *橋本 忍, 武田 はやみ, 奥田 篤史, 上林 晃, 本多 沢雄, 淡路 英夫, 福田 功一郎
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
    2006年 2006F 巻 2I18
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/10/24
    会議録・要旨集 フリー
    2005年6月末、 アス
    ベス
    トを取り扱う建材メーカーや耐火物メーカーが、 働いていた従業員のアス
    ベス
    トによる健康障害、 特に「悪性中皮腫」とよばれる胸膜のがんや肺がんによる死亡者数を公表した。 それから連日のようにアス
    ベス
    ト問題は、 アス
    ベス
    ト禍として新聞をはじめとする報道機関で取り上げられ、 人々の注目する的となった。 特に、 アス
    ベス
    トは建材などとして日常生活の隅々にまで浸透しており、 誰でもアス
    ベス
    トを吸引暴露する可能性があるということが、 不安を駆り立てる大きなきっかけとなった。 それゆえに「アス
    ベス
    トパニック」と呼ぶにふさわしい社会問題と化した。 本講演では潜在するアス
    ベス
    トの無害化および無害化後の有効利用について述べる。
  • ――「復興」に隠された被害の構図――
    加藤 正文
    社会学年報
    2015年 44 巻 25-38
    発行日: 2015/07/16
    公開日: 2018/03/28
    ジャーナル フリー

     アス

    ベス
    ト(石綿)は他に類を見ない有用性から産業革命以降,各国で大量使用されてきた.その用途は3千種類に及んだ.しかし,髪の毛の5千分の1の微細な石綿繊維は,吸引すると長い潜伏期間をへて中皮腫や石綿肺などの病気を引き起こす.生産・流通・消費・廃棄の経済活動の全局面で被害を起こす「複合型ストック災害」(大阪市大名誉教授・宮本憲一)とされる.

     微細な死の棘が一気に拡散されるのが,大震災のときだ.激しい揺れで倒壊した建物からは,建材などに内在していた石綿が周囲に飛散する.1995年の阪神・淡路大震災では大量の建物が倒壊し,粉じんが舞いあがった.20年あまりが過ぎ,がれき処理に携わった労働者の間で発症が相次いでいる.震災で家族や自宅,工場などを失い,さらに時をへて石綿の病気にかかってしまう.この不条理こそが震災アス

    ベス
    トの特徴である.この教訓は2011年の東日本大震災の被災地できちんと生かされているのだろうか.宮城県石巻市や仙台市などでは飛散対策の不備やマスクの装着の不徹底など飛散・吸引のリスクを各所で感じた.

     アス

    ベス
    ト被害は使われた範囲が広い分,被害の形もまた多様である.有害と知りつつも「管理して使えば安全」として十分な規制を怠る.その結果,大勢の市民が犠牲となり,いまも危険にさらされ続ける.その姿は,東京電力福島第一原発事故を引き起こし,迷走したままの原子力政策とも重なる.

  • *池田 伸一
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2010年 21 巻 E1-3
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/11/07
    会議録・要旨集 フリー
    本研究の目的は、赤外線集光加熱によるアス
    ベス
    ト含有廃棄物の溶融技術を確立し、処理作業を安全に低コストで行 うための基礎となる実験結果を蓄積し、基盤技術を整備、開発することである。既に前回の学会で報告し たとおり、典型的なアス
    ベス
    トとして知られている、クリソタイル、アモサイト、クロシドライトの他に、 平成20年度に日本での使用が明らかとなり問題となったトレモライトとアンソフィライトを含むアス
    ベス
    ト標準試料、 及び複数の実際のアス
    ベス
    ト含有廃棄物において、赤外線加熱溶融を行うことで、位相差顕微鏡写真観察と粉末X線回 折においては、アス
    ベス
    ト繊維の存在が確認されないことを示した。今回の研究では、アス
    ベス
    ト含有廃棄物の材料と しての特性を調べることを目的に、飛散性アス
    ベス
    ト廃棄物を想定した、発生ガスの調査及び、非飛散性アス
    ベス
    ト廃 棄物とみなせる実際のアス
    ベス
    ト廃棄物中の相及び元素を調べる。
  • 林 久人
    安全工学
    1975年 14 巻 4 号 225-233
    発行日: 1975/08/15
    公開日: 2018/06/30
    ジャーナル フリー

    古代ローマ時代から燃えない繊維として私達人間が使用してきたアス

    ベス
    トは20世紀になり,その利用範囲が拡大され最近では世界の総生産量は400万トンにも達している.私達はアス
    ベス
    トの優れた性質の恩恵を受けている反面,その有害性のためにアス
    ベスト産業労働者のアスベス
    ト肺症だけではなく,彼ら自身,彼ら家族,アス
    ベス
    ト鉱山や工場周辺の住民の間に肺癌や中皮腫などが多発している.今やアス
    ベス
    トと肺癌や中皮腫との因果関係は異論のないところである.この発癌性物質であるアス
    ベス
    トの繊維が都市住民の肺組織,都市の大気,酒,清涼飲料水,非経口薬剤や化粧品のなかから見出されるようになってきた.この総説ではアス
    ベス
    ト粉じんの鉱物学的性質を述べ,アス
    ベス
    トによる環境汚染を労働衛生と公衆衛生
    の面から検討し,今後の研究問題を提起した.

  • 中野 孝司
    肺癌
    2009年 49 巻 1 号 78-82
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/04/14
    ジャーナル オープンアクセス
    中皮腫はアス
    ベス
    トの低濃度環境曝露でも発生し,アス
    ベス
    ト工場周辺住民の中皮腫相対危険率が高いことが示され,先進諸国では大きな社会問題になっている.一般住民を対象にアス
    ベス
    ト検診が始まっているが,検診の第一の目的は胸膜中皮腫とアス
    ベス
    ト肺癌の発見である.アス
    ベス
    ト曝露者には,胸膜プラーク,びまん性胸膜肥厚などの良性アス
    ベス
    ト関連所見が認められるが,このような良性のアス
    ベス
    ト関連所見を認める症例は,中皮腫高罹患群であるとする報告とそうではないとする報告の相反する結果がある.胸膜プラークなどの良性所見は,アス
    ベス
    ト曝露を受けた明らかな証拠となり,アス
    ベス
    ト検診での位置付けは高い.最近,西オーストラリアWittenoomの青石綿工場の元従事者と元住民に対する癌化学予防のコホート調査で,どのようなアス
    ベス
    ト関連所見が中皮腫につながるかが検討された.その結果,胸膜中皮腫に関しては,胸膜プラークを含む何れのアス
    ベス
    ト関連所見も関連性はなく,石綿肺とびまん性胸膜肥厚が腹膜中皮腫の罹患リスクに関係していることが示されている.良性アス
    ベス
    ト関連所見の今後の科学的な評価は極めて重要である.
  • *渡辺 洋一, 川嵜 幹生, 磯部 友護, 鈴木 和将, 中島 知樹, 小野 雄策
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2013年 24 巻 E2-4
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/01/21
    会議録・要旨集 フリー
    アス
    ベス
    ト含有建材片の再生砕石への混入が問題となっている。アス
    ベス
    ト含有建材は今後も建築物の解体・改築に伴い排出量は増加すると予測されており、解体の事前確認と分別解体の徹底が必要である。一方、過去に製造されアス
    ベスト含有建材片の混入した再生砕石が敷設された場所でのアスベス
    ト繊維の飛散の検討も必要である。そこで、実際にアス
    ベス
    ト含有建材片が混入した再生砕石の敷設された道路を歩行者、自転車、自動車が連続的に通行した場合のアス
    ベス
    ト繊維の飛散量を実験的に測定した。同時に測定した粉塵量は自動車連続通行時に顕著に増加し、一部の測定点で総繊維数も増加した(最大28本/L)が、その大部分はアス
    ベス
    ト以外の繊維状物質であり、アス
    ベス
    ト繊維数は0~1.72本/Lであった。
  • 古賀 純子, 川口 正人, 涌井 健, 大山 能永, 小松 保, 豊口 敏之, 本橋 健司, 鎌田 元康
    日本建築学会構造系論文集
    2013年 78 巻 688 号 1055-1059
    発行日: 2013/06/30
    公開日: 2013/08/30
    ジャーナル フリー
    Spray-applied asbestos are prohibited on buildings use, because of risks on asbestos fiber release. Meanwhile, knowledge about asbestos fiber release from other asbestos containing materials is insufficient at present, despite of those may cause asbestos fiber release by deterioration.
    In this research, airborne fibrous particles concentration was measured at indoor which use asbestos containing materials, and degree of deterioration of those materials was verified. As a result, asbestos fibers were not detected indoors, and no deterioration on all indoor asbestos containing materials but some thermal insulating materials on pipes was verified.
  • *田端 正明, 庄野 章文
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2012年 23 巻 E1-3
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    東日本大震災瓦礫置き場で採取したアス
    ベス
    ト含有建材スレートの常温分解法について研究した。スレートにはクリソタイルが7.5%含まれた。スレートをロータリーキルン内で粉砕し、多硫化カルシウム溶液と一緒にボールミルで処理すると(回転数、45回/min)、20時間の攪拌でアス
    ベス
    ト繊維の含有量は0.1%以下にまで減少した。アス
    ベス
    トの含有量は位相差顕微鏡(分散染色法法)で確認し、アス
    ベス
    ト分解生成物を粉末X線回折(XRD)およびX線吸収端近傍構造(XANES)法で同定した。アス
    ベス
    トのピークは完全に消失し、処理物には炭酸カルシウム、硫黄、亜硫酸カルシウム、硫酸カルシウムが生成した。他のスレートも同様に処理できた。本法は、吹きつけアス
    ベス
    トだけでなく、スレート建材中のアス
    ベスト含有量も無害化できる省エネルギー型の簡便なアスベス
    トの常温処理処理法である。東日本大震災瓦礫置き場で採取したアス
    ベス
    ト含有建材スレートの常温分解法について研究した。スレートにはクリソタイルが7.5%含まれた。スレートをロータリーキルン内で粉砕し、多硫化カルシウム溶液と一緒にボールミルで処理すると(回転数、45回/min)、20時間の攪拌でアス
    ベス
    ト繊維の含有量は0.1%以下にまで減少した。アス
    ベス
    トの含有量は位相差顕微鏡(分散染色法法)で確認し、アス
    ベス
    ト分解生成物を粉末X線回折(XRD)およびX線吸収端近傍構造(XANES)法で同定した。アス
    ベス
    トのピークは完全に消失し、処理物には炭酸カルシウム、硫黄、亜硫酸カルシウム、硫酸カルシウムが生成した。他のスレートも同様に処理できた。本法は、吹きつけアス
    ベス
    トだけでなく、スレート建材中のアス
    ベスト含有量も無害化できる省エネルギー型の簡便なアスベス
    トの常温処理処理法である。
  • *齊藤 進, 高橋 徹, 飯島 俊匡, 高橋 裕之, 松原 高司, 阿部 公一, 上野 敬恭, 齊藤 富明, 岸  證
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2014年 25 巻 E3-4
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/12/16
    会議録・要旨集 フリー
    東日本大震災のアス
    ベス
    ト現地迅速判別を平成23年5月3日から30回150件、自治体の依頼により実施した。  可搬型X線回折装置を用いたアス
    ベス
    ト簡便・迅速測定法は、JIS法の数分の一の時間で済む。また1%以下の微量アス
    ベス
    トの定量測定も可能。また実体顕微鏡(デジタル顕微鏡)によるアス
    ベス
    ト繊維形態(asbestiform)確認による含有判別では、アス
    ベス
    ト繊維束をルーペとピンセットで選別取得することで、瞬時に判別できることが解った。さらに偏光顕微鏡法を追加することにより震災時アス
    ベス
    ト現地判別を国際公定法(ISO22262-1)として精度管理できることが解った。このアス
    ベス
    ト現地迅速判別法は平常時のオンサイト分析にも十分使用できることも解った。
  • *田端 正明, 庄野 章文, 納富 啓一
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2011年 22 巻 E1-6
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/11/07
    会議録・要旨集 フリー
    多硫化カルシウム溶液をアス
    ベス
    ト建材に噴霧すると、アス
    ベス
    トの飛散を検出限界(0.4f/L)まで抑えることができた。更に、飛散処理したアス
    ベス
    ト建材をロータリーキルン内で多硫化カルシウム溶液と一緒にボールミルで処理すると(回転数、45回/min)、アス
    ベス
    トの含有量は20時間の攪拌でアス
    ベス
    ト繊維の含有量は0.1%以下にまで減少した。アス
    ベス
    トの分解は位相差顕微鏡(分散媒法)で確認し、アス
    ベス
    ト分解生成物を粉末X線回折(XRD)およびX線吸収端近傍構造(XANES)法で同定した。アス
    ベス
    トの ピークは完全に消失し、処理剤に由来する炭酸カルシウム、硫黄、亜硫酸カルシウム、硫酸カルシウムが含まれていた。多硫化カルシウムがアス
    ベス
    トの結晶層間にインターカレートし、徐々に空気酸化を受けてアス
    ベス
    ト構造を破壊していると考えられる。本法は省エネルギー型の簡便なアス
    ベス
    トの常温処理処理法である。
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