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クエリ検索: "ボストン・テリア"
18件中 1-18の結果を表示しています
  • 中村 有加里, 深瀬 徹
    動物臨床医学
    2020年 29 巻 4 号 171-176
    発行日: 2020/12/25
    公開日: 2021/12/25
    ジャーナル フリー

    フルララネルを有効成分とするチュアブル製剤である ‘ブラベクト錠’ (MSDアニマルヘルス株式会社) に対する犬の嗜好性を検討した。供試犬100頭の鼻先に薬剤を提示し,犬が自発的に摂取するまでの時間 (秒) を測定した結果,90頭が25秒以内 (中央値:6秒) に自発的にこの薬剤を摂取した。このことから,本チュアブル製剤に対する犬の嗜好性は高く,この薬剤は多くの犬に容易に投与できることが確認された。

  • 武智 政幸
    昭和文学研究
    1994年 28 巻 53-59
    発行日: 1994年
    公開日: 2023/05/15
    ジャーナル フリー
  • 勝又 夏歩, 駒澤 敏, 丸尾 幸嗣
    Veterinary Nursing
    2021年 26 巻 2 号 A9-A14
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/13
    ジャーナル フリー
    家庭犬の腫瘍の早期発見を促進するために、2013年度岐阜県犬腫瘍登録データ698例を用いて解析を行った。発見経緯を、健診、他疾患の診察中、飼い主に分類し、(1) 腫瘍発生部位と臨床ステージ、(2) 被毛の長さ、(3) 良性/悪性腫瘍、(4) 性別、(5) 体格について、χ2 検定により発見経緯と各項目間の有意差検定を行った。腫瘍は飼い主により発見される確率が高かった。腫瘍発生部位では、他疾患の診察中が健診および飼い主よりも体表腫瘍に対して高率に体腔内腫瘍を発見した(p <0.01)。また、飼い主の発見した悪性腫瘍では、臨床ステージIとII、IとIIIの間で体表腫瘍に対して高率に体腔内腫瘍を発見した(p <0.05)。被毛の長さ、体表腫瘍と発見経緯では、健診よりも飼い主の方が短毛に対して長毛犬種の発見確率が高かった(p <0.05)。今後は、飼い主へのがん情報の具体的アドバイスやがんマーカーの開発によって早期発見の向上が期待される。
  • 中本 裕也, 中本 美和, 小澤 剛
    日本獣医師会雑誌
    2018年 71 巻 1 号 41-49
    発行日: 2018/01/20
    公開日: 2018/02/20
    ジャーナル フリー

    獣医神経病2次施設で紹介を受けた4,131例の犬に対し,中枢神経及び末梢神経筋領域の疾患群での各種疾患の発生割合,犬種の占める発生割合,診断年齢の中央値,発症年齢の範囲を調査した.脳領域が1,583例,頸髄領域(第1頸髄~第2胸髄分節)が743例,胸腰髄領域(第3胸髄~第3仙髄分節)が1,589例,末梢神経筋領域が216例だった.脳領域では特発性てんかん,頸髄及び胸腰髄領域では椎間板ヘルニア,末梢神経筋領域では特発性前庭症候群の罹患割合が高かった.本調査では国内の人気犬種を反映した小型~中型犬種での罹患割合が高く,国外の報告とは異なる傾向だった.単独施設での調査であるため紹介症例に偏りが生じている可能性を考慮すべきだが,本調査は国内における神経病の発生割合などに関する有益な情報である.

  • 荒井 延明, 薄井 志保, 纐纈 雄三
    獣医疫学雑誌
    2012年 16 巻 2 号 126-134
    発行日: 2012/12/20
    公開日: 2013/07/01
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,犬のアトピー性皮膚炎(CAD)の臨床症状と発症年齢について記述疫学の手法で調べることであった。全国996の病院で獣医師によりCADと診断された2,338頭の犬の記録から,CADと性別,地区,飼料や飼育者の喫煙状態が評価された。回帰分析のBackward法を使い,有意が認められなかった変数(P>0.05)を除去した。CADの平均発症年齢は,2.56歳(0.05 SEM)であった。発症年齢が低くなることと関係があったのは,品種,避妊済みメス,同居動物が猫,主な飼育者が喫煙者であった(P<0.05)。臨床症状は,品種,メス,同居動物が猫,主な飼育者が喫煙者と関連があった(P<0.05)。この研究では,CADの臨床症状と発症年齢について品種,性別,飼育環境などとの関連があることを示唆した。
  • 薮添 敦史, 竹田 浩一, 小林 由美子, 小林 哲郎, 関口 麻衣子, 岩崎 利郎
    獣医臨床皮膚科
    2007年 13 巻 3 号 149-152
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/01/26
    ジャーナル フリー
    3歳10ヵ月齢,去勢雄のミニチュア・ダックスフントに全身性の痒みと背部,前胸部,腹部,鼡径部に痂皮,膿疱,丘疹が出現した。痒み以外の症状は抗生物質,プレドニゾロンに反応がなく,膿疱内容物の細菌培養検査結果は陰性であった。病理組織学的に角層下に好中球性膿疱を形成し,表皮および真皮浅層において好中球の浸潤が認められたが棘融解細胞はなかった。また直接および間接蛍光抗体法を実施したが結果は陰性であった。以上の所見により角層下膿疱症と診断し,1 mg/kgダプソンを1日3回投与した。治療への反応は緩慢であったが,4ヵ月後には膿疱,丘疹が減少し,良好に管理されている。
  • 長屋 好昭, 村上 瑞文, 垂井 清治, 高橋 周太郎, 八木 里子, 森田 直, 高橋 智香子
    日本獣医師会雑誌
    2003年 56 巻 1 号 32-35
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    顔面腫脹を主訴とした4カ月齢, 雌ウェルシュ・コーギーが各種検査およびX線CT検査により, 頭蓋下顎骨症と診断された. ステロイド療法により臨床症状の改善がみられた. 本症は, ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアを含むテリア種に多いと言われているが, コーギー種における発症はきわめてまれであると思われた.
  • 山田 さとみ, 関 瀬利, 山谷 吉樹, 手島 健次, 亘 敏広
    動物臨床医学
    2019年 28 巻 4 号 144-149
    発行日: 2019/12/25
    公開日: 2020/12/25
    ジャーナル フリー

    上部消化管内視鏡を実施した犬を血漿アルブミン(Alb)濃度から3つの群に分類し全身麻酔管理について比較検討を実施した。膠質浸透圧では3群間に有意差が認められたものの, 麻酔中の心拍数, 平均動脈血圧, 呼気終末二酸化炭素分圧, 直腸体温, 呼気終末イソフルラン濃度, 麻酔導入に必要なプロポフォール投与量, 覚醒時間, ドパミンおよび輸液投与速度については3群の間に有意差は認められなかった。本麻酔法における心拍数, 平均動脈血圧の管理について血漿Alb濃度が1.0〜3.2 g/dlの範囲では低Alb血症による明らかな影響は確認されなかったが, 低Alb血症の症例群にはドパミン投与が有効である可能性が示唆された。

  • 篠田 麻子, 浅川 翠, 上地 正実
    動物循環器病学会学術誌
    2018年 2 巻 2 号 25-29
    発行日: 2018/12/31
    公開日: 2018/12/31
    ジャーナル オープンアクセス
    電子付録

    肺動脈狭窄症は犬で 3 番目に多いとされている先天性心疾患である。軽度から中等度では治療を要しない場合があるが、重度の症例では突然死を含む臨床症状を伴うために外科介入が必要である。我々は重度肺動脈狭窄症の犬において体外循環下にてパッチグラフトを用いて肺動脈狭窄部位を拡張させる流出路拡張術を行い、癒合した肺動脈弁を切除した。肺動脈弁の病理検査においては、弁尖全体の粘液腫様変性が生じていたとの結果が得られた。

  • 荒井 延明, 中丸 大輔, 原 康, 多川 政弘
    動物臨床医学
    2013年 22 巻 2 号 53-60
    発行日: 2013/06/20
    公開日: 2014/12/06
    ジャーナル フリー
    犬のアトピー性皮膚炎(Canine atopic dermatitis:CAD)の一般的な治療法としてステロイド療法があるが,痒みに対する効果は認められているものの,長期投与に依存することにより,その副作用も多く発生している。それに対して減感作療法(アレルゲン特異的免疫療法)は,WHO見解書においてアレルギーの自然治癒を促す唯一の治療法と位置づけられ,獣医療分野でも欧米ではCADの長期療法として最善の方法とされている。そこで減感作療法実施による臨床症状や薬物治療をスコア化した評価を検討し,治療前1カ月と治療後13カ月の比較で臨床症状とステロイド投与量の減少効果を検証した。ステロイド療法で維持していたCAD症例11頭に対して,減感作療法の導入を図ったところ,ステロイドの投与量を顕著に減らすことが可能であった。減感作療法に対して有効以上の評価を得た症例は11症例中9例(81.8%)であった。薬物スコアとステロイド投与量に関して治療の前後を比較するために,ウィルコクスン検定を行ったところ,ともに有意差がみられた(p < 0.05)。
  • 和田 悠佑, 山本 亮平, 北村 憲彦, 秋吉 秀保, 長谷川 貴史, 嶋田 照雅, 大橋 文人, 久保 喜平
    日本獣医師会雑誌
    2015年 68 巻 7 号 441-446
    発行日: 2015/07/20
    公開日: 2015/08/20
    ジャーナル フリー
    2009~2012年に大阪府立大学獣医臨床センターで,高エネルギーX線による放射線治療を行った鼻腔内腫瘍の犬24例について回顧的調査を行った.4MVのX線を用い,1回線量5.0~5.9 Gy,週1.9~3.3回,照射回数7~8回,総線量35.0~47.2 Gyの治療(TDF値87~120)を実施した症例について検討を行った.併用治療を行った症例を含む全例の生存期間中央値は260日で,篩板構造が維持されている症例では生存期間が有意に長かった.照射前の外科手術や対症療法により症状が改善していた症例を除く19例中15例(79%)で改善がみられ,確認した放射線障害は軽度であった.これらの結果はTDF値を基に立案する治療計画の有効性を示唆しており,治療計画に制限のある症例に対し,有効な選択肢となりえる.
  • 井上 紗季, 酒井 洋樹, 米丸 加余子, 栁井 徳磨
    日本獣医師会雑誌
    2014年 67 巻 3 号 193-198
    発行日: 2014/03/20
    公開日: 2014/04/20
    ジャーナル フリー
    ミニチュア・ダックスフンド(M. ダックス)の炎症性結直腸ポリープ(ICRP)の細胞学的診断に有用な指標を確立するために,M. ダックスの ICRP16例(ICRP群)と,正常な腸,炎症性腸疾患及び腫瘍性疾患の計53例(non-ICRP群)のスタンプ標本を細胞学的に評価した.ICRP群の組織標本では粘液塊,骨化生及び多核巨細胞が存在し,12例(75.0%)の細胞診標本にも多核巨細胞がみられ,non-ICRP群の1例(1.9%)と比較し有意に多く(P<0.05),ICRPの組織診断に対する細胞診での多核巨細胞の検出の感度及び特異度,陽性的中率及び陰性的中率はそれぞれ,75.0%,98.2%,92.3%及び93.2%であった.以上より,M. ダックスのICRPの細胞学的診断には多核巨細胞の検出が有用であることが示唆された.
  • 松鵜 彩, 島田 洋二郎, 奥田 英令, 保志 昌子, 中村 遊香, 日笠 喜朗
    日本獣医師会雑誌
    2009年 62 巻 10 号 789-795
    発行日: 2009/10/20
    公開日: 2016/09/03
    ジャーナル フリー
    犬の急性下痢症に対して,ベルベリン配合動物用整腸消化剤(BB剤)および生菌配合動物用止瀉剤(DB剤)を単剤投与あるいは併用投与し,対照である人用止瀉剤(Ph剤)およびプラセボ剤(P剤)とその治療効果を比較した.試験に供した犬126頭を,BB群,DB群,BB+DB群,Ph群およびP群の5群に分け,各製剤を投与した.その結果,BB剤およびDB剤の単独投与は,下痢に対する治療効果を有することが明らかになった.また,BB剤およびDB剤を併用により治癒までの日数が短縮し,その治療効果も増強することが明らかになった.
  • 大橋 英二
    日本獣医師会雑誌
    2006年 59 巻 7 号 473-477
    発行日: 2006/07/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    ハプトグロビン (Hp) は, 血清中の急性相蛋白の一つであり, その血清濃度の変化は炎症性疾患の病態把握に利用できる. 犬の各種炎症性疾患における血清Hp濃度を市販のキットを使用して一元放射免疫拡散法で測定し, 他の急性相蛋白である血清α1-酸性糖蛋白 (α1-AG) 濃度と比較することでその臨床面における有用性について検討した. その結果, 疾患犬の血清Hp濃度は, 呼吸器, 消化器および外傷性疾患等の各種急性炎症疾患で高値を示すものが多かった. また, 血清Hpとα1-AG両濃度間に有意な正の相関が認められ, 疾患犬ではα1-AGよりもHpの方が健康犬と比較して高値を示す症例が多かった. したがって, 犬の種々の炎症性疾患時の診断および病勢の指標として, 今回の一元放射免疫拡散法によるHpの測定はα1-AGと同等あるいはそれ以上に有用であると考えられた.
  • 伊藤 友貴, 伊從 慶太
    獣医臨床皮膚科
    2023年 29 巻 4 号 197-204
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/12/22
    ジャーナル フリー

    本研究は,国内でオクラシチニブにより加療された85例の犬アトピー性皮膚炎の治療成績について回顧的に検討した。オクラシチニブを推奨用量・用法(0.4–0.6 mg/kg,1日2回,最大14日間,以降0.4–0.6 mg/kg,1日1回)で加療された症例を調査対象とした。組入症例はオクラシチニブ投与14日後以降,0.4–0.6 mg/kg,1日1回あるいは隔日投与で6ヶ月以上良好に管理ができた症例(A群,n=43)と管理が困難であった症例(B群,n=42)に群分けし,ロジスティック回帰分析を実施した。その結果,品種や性別,年齢,Favrotの診断基準で群間差は認められなかった(p>0.05)。単変量解析では皮疹が中等症以上,腋窩や腰背部の病変分布,脂性脂漏が認められる場合,B群と比較してA群でオッズ比が有意に低かった(p<0.05)。多変量解析では腋窩や腰背部に病変が分布する場合,B群と比較してA群でオッズ比が有意に低かった(オッズ比:腋窩0.388,腰背部0.298,p<0.05)。以上,本研究より犬アトピー性皮膚炎の症例に対してオクラシチニブで加療する場合,病変の分布や皮疹の重症度,また皮膚性状や局所病変の有無などが治療成績に影響を与える可能性が示唆された。

  • 青木 大, 三品 美夏, 川野 紗穂, 渡邊 俊文
    日本獣医師会雑誌
    2021年 74 巻 7 号 433-438
    発行日: 2021/07/20
    公開日: 2021/08/20
    ジャーナル フリー
    犬の移行上皮癌に対して膀胱全摘出術を実施した64症例について,品種,性別,病理検査結果,治療方法,並びに予後調査を行った.本調査では発症年齢は10.7±2.2歳,雌雄差は雌40症例(62.5%),雄24症例(37.5%)と従来の報告に類似したものであった.品種は雑種,シェットランド・シープドック,ビーグルが好発品種であることが示唆された.予後については膀胱全摘出術64症例の生存期間は5~3,089日,生存期間中央値は205日であった.生存期間についての調査比較では,膀胱壁への浸潤度による差において,粘膜固有層,筋層,並びに漿膜までの浸潤の3群間において有意差を認めた.今回の回顧的調査から,犬の移行上皮癌に対しての膀胱全摘出術は半年以上の生存が期待でき,治療において有用な治療方法の一つになることが示唆された.
  • 林 俊春
    Skin Cancer
    1993年 8 巻 Special 号 234-248
    発行日: 1993/06/05
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    本稿では, 動物の皮膚発生腫瘍の肉眼・組織所見と, その発生頻度および好発年齢・部位・性・品種について記載した。本稿に記載したものは, 表皮・真皮・付属器および皮下織原発の腫瘍である。上皮系のものとしては, 皮内角化上皮腫, 嚢腫, 乳頭腫 (症), 扁平上皮癌, 基底細胞上皮腫と毛嚢・皮脂腺・汗腺・耳垢腺および肛門周囲腺由来の腫瘍, および非上皮系のものとしては, 結合組織・筋・脂肪由来の腫瘍, 悪性線維性組織球腫, 犬皮膚組織球腫, 肥胖細胞腫, 血管由来腫瘍および犬可移植性性器肉腫である。併せて悪性黒色腫についても記載した。
  • 石田 葵一
    日本獣医師会雑誌
    1966年 19 巻 12 号 603-609,618
    発行日: 1966/12/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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