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クエリ検索: "ボンベイ" ネコ
23件中 1-20の結果を表示しています
  • ムンバイを中心に
    *和田 崇
    日本地理学会発表要旨集
    2013年 2013a 巻 605
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/14
    会議録・要旨集 フリー
    映画に関する地理学的研究は,映画の中に表現された場所・空間を読み解く研究,映画産業の立地状況を解明する研究,映画を活用した地域振興・ツーリズムに関する研究に大別される。このうち映画産業については,その生産システムや地理的集中・集積,空間的分業に関する研究蓄積がみられ,今後はデジタル化やグローバル化の観点からその産業・空間構造を明らかにするとともに,ハリウッド以外の地域を対象とした事例研究が期待される段階にある。以上を踏まえて本報告は,製作本数の多さと映画様式の独自性から近年,日本でも注目されるようになってきたインド映画に焦点を当て,当該産業の生産・流通システムとその空間構造について,その中心地といわれるムンバイーを中心に把握することを目的とする。
    インドに映画が持ち込まれたのは1896年である。フランスのルミエール兄弟の関係者が
    ボンベイ
    (現ムンバイー)で在インド外国人向けに上映したのがインド映画の始まりとされる。その後,外国との交易が盛んな
    ボンベイ
    とコルカタ,マドラス(現チェンナイ)を中心に映画が上映されるようになり,大衆演劇の歴史があり,また新しい娯楽を求めていた当時のインド人にひろく受け入れられた。インド初の純国産映画は1913年に公開された『ハリスチャンドラ王』で,これ以降,ヒンドゥー神話をモチーフとした映画が多数製作・公開され,人気を得た。
    1920年代からはハリウッドと同様にスタジオを頂点とする生産・流通システム(スタジオ・システム)が構築されたが,1947年のインド独立後にスタジオ・システムは崩壊し,映画スターを中心にプロジェクトごとに小規模事業者が協同で映画を生産し,流通させるシステム(スター・システム)が確立された。また,1930年代から映画関係者の同業組合が
    ボンベイ
    とコルカタ,マドラスを中心に組織されたほか,1960年代からは映画学校や輸出公社,フィルム・アーカイブが設立されるなど,映画産業への支援体制が拡充した。こうした体制整備や支援もあって,インド映画産業は大きく発展し,映画製作本数は1960年に日本に続く世界第2位に,1971年に日本を抜いて世界第1位となった。
    国別に映画制作本数(2009年)を比較すると,インドは1,288本と世界第1位で,第2位のアメリカ合衆国(694本)や第3位の中国(475本),第4位の日本(448本)を大きく引き離している。映画館の年間入場者数も約29億人と最多で,アメリカ合衆国の約14億人を大きく上回っている。
    インドの映画は国内に多数存在する各言語で製作されており,北部9州を中心に約4億人の市場を有するヒンディー語映画,約7,600万人の人口を有するアンドラ・プラデシュ州を中心に公開されるテルグ語映画,約6,200万人の人口を有するタミルナードゥ州を中心に公開されるタミル語映画などの製作本数が多い。ヒンディー語映画はムンバイーを中心に製作され,ムンバイー映画界は旧都市名
    ボンベイ
    の頭文字Bをとって1970年代後半から「ボリウッド」と呼ばれている。また,タミル語映画界はチェンナイ市内の同産業集積地コーダーンバッカムの頭文字Cをとって「コリウッド」,テルグ語映画界はテルグ語の頭文字Tをとって「トリウッド」と呼ばれるなど,インドは国内各地に映画産業の集積地が存在する。
    これらの中で,製作本数や製作規模,映画のグレードなどからみてインドの映画産業の中心地といえるのがムンバイーである。ムンバイーで映画産業が発達した理由としては,大衆演劇の存在,多様な産業の集積,資金調達の容易さ,コスモポリタン都市,ムスリムを中心とする社会的ネットワークの存在,が挙げられる。 ムンバイーでは現在,ヒンディー語映画だけでなくマラーティー語映画,ボージプリ語映画,グジャラーティ語映画なども製作されている。ムンバイーの映画制作関係者/社のほとんどはムンバイー北郊に集積している。これは,地価の安さ,撮影スタジオの立地とともに,職種間で緊密に連絡をとりあいながら協同で仕事を進めるという映画産業の特質に起因する。しかし近年,スタジオの老朽化や不足などから,他州のスタジオや海外で撮影を行うケースも増加しており,ハリウッドでみられるようなランアウェイ・プロダクションがムンバイーでも確認できる。
    インド国内へのヒンディー語映画の配給は,国内の5区域,さらに各区域を細分化したサブ区域において,各区域を管轄する配給業者が担当している。また各区域では,大都市をAセンター,中小都市をBセンター,その他周辺地域をCセンターと位置づけ,それぞれの市場に応じた配給システムを構築している。しかし近年,衛星テレビの普及やシ
    ネコ
    ンの増加などにより,こうした従来の配給システムは変容を迫られつつある。.
  • 山下 次郎
    実験動物
    1972年 21 巻 3 号 105-120
    発行日: 1972/07/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 朴 美善
    経済地理学年報
    2012年 58 巻 4 号 395-
    発行日: 2012/12/30
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー
  • Durham and London: Duke University Press, 2012, xiv+424pp.
    松川 恭子
    アジア経済
    2014年 55 巻 4 号 112-116
    発行日: 2014/12/15
    公開日: 2022/08/24
    ジャーナル フリー
  • 土屋 純
    経済地理学年報
    2012年 58 巻 4 号 395-396
    発行日: 2012/12/30
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー
  • 和田 崇
    経済地理学年報
    2012年 58 巻 4 号 394-395
    発行日: 2012/12/30
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー
  • 混成化・越境・均質化
    岡光 信子, 山下 博司
    地域研究
    2013年 13 巻 2 号 359-368
    発行日: 2013年
    公開日: 2020/10/28
    ジャーナル フリー
  • 池田 茂人
    医科器械学雑誌
    1967年 37 巻 4-5 号 291-297
    発行日: 1967/05/01
    公開日: 2020/08/31
    ジャーナル フリー
  • ムンバイのミドルクラスにおける家事労働と相互依存性
    田口 陽子
    文化人類学
    2019年 84 巻 2 号 135-152
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/11/11
    ジャーナル フリー

    人類学における親族論は、生殖医療技術の発展や、多様な婚姻制度の拡大や、グローバルなケア労働の再配置によって、再活性化してきた。「親族とは何か」という問いがより根本的に揺さぶられるとともに、親族関係を成り立たせている物語が切実な問題として立ち現れてきた。本稿は、インド都市部の世帯運営を事例に、相互に依存する関係のなかに生きる人々が、どのようにその関係を組み替えうるのかを考察する。そのさい、フィクションという視点から親族関係をとらえなおそうとする議論と、社会的想像力やモラリティの変容をめぐる議論を補助線とする。ムンバイの世帯という単位から親族を論じることで、社会と家族や公的領域と私的領域という境界にとらわれることなく、労働や責任や期待をめぐる語り口と実践を通して、人間のつながりや関係性を照らしだすことを試みる。

    まずは、生物学的なものと社会的なものの区分を所与とせず、関係性をとらえなおそうとしてきた人類学的な親族論と物語をめぐる論点を整理する。つぎに「世帯」という単位を参照枠とし、グローバルなケア労働に関する議論を経由したうえで、インドにおけるヒエラルキカルなモラリティの変容について検討する。現代インド都市部における家事労働者をめぐる状況には、カースト分業/紐帯に、消費者の選択と労働者の権利をめぐる問題が入り込み、ヒエラルキーと交換という異なるモラリティが絡みあっている。本稿は、ムンバイを舞台に、一見ふつうの世帯の形成と維持を、民族誌的な物語として描いていく。そうすることで、日常的に作り出されている「奇妙な親族」に光を当て、婚姻と血縁からなる家族の規範に依拠するのではなく、また同等な個人間の交換に移行するのでもなく、別の形でつながりを想像し、他者との相互依存的な関係を構築していく可能性を考える。

  • 福冨 友馬, 安枝 浩, 中澤 卓也, 谷口 正実, 秋山 一男
    室内環境
    2009年 12 巻 2 号 87-96
    発行日: 2009年
    公開日: 2012/06/01
    ジャーナル フリー
    本稿では,ハウスダスト中のダニと昆虫のアレルゲンとヒトのアレルギー疾患の関係を解説した。
    ハウスダストは多くの患者にとってアレルギー疾患の発症原因でありかつ増悪因子である。しかし,ハウスダストは極めて多種のアレルゲンの混合物であり,家屋により優位なアレルゲン種も異なり,個々の患者が影響を受けているアレルゲンは異なっている。ダニアレルゲンは,本邦においても国際的にも最も重要な気管支喘息,アレルギー性鼻炎の原因アレルゲンである。多くの研究が,室内環境中のダニアレルゲン量の増加が,喘息の発症と増悪の原因であることを示してきた。国際的にはゴキブリアレルゲンはダニと同等に重要な室内環境アレルゲンと考えられている。しかしながら本邦の室内環境では,ゴキブリアレルゲンはほとんど検出されず,ゴキブリ感作率も低い。むしろ,本邦の室内塵を調査するとチャタテムシ目や双翅目,鱗翅目などのほうが頻繁に検出され,本邦ではこれらの昆虫の方が重要性が高いと考えられている。
  • 生物物理化学
    1997年 41 巻 5 号 236-273
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
  • 都市住宅学のこれからの課題
    田中 啓一
    都市住宅学
    2002年 2002 巻 36 号 46-58
    発行日: 2002/01/31
    公開日: 2012/08/01
    ジャーナル フリー
  • 祖父江 逸郎
    日本内科学会雑誌
    1976年 65 巻 8 号 743-758
    発行日: 1976/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    中毒による神経障害は神経疾患の中でも重要な部分を占めている.中毒には内因性のものと外因性のものがあり,また中毒による神経障害には中枢神経,末梢神経障害が含まれ,実際の臨床における内容は複雑である.最近産業界では,種々の新しい化学物質が登場しており,また医療でも多くの新しい薬剤が使用されるようになり,これらの外因性要因による神経障害が注目されている,これら外因による中毒性ニューロパチーには外因の種類により数多くのものがあげられるが,発現頻度,発症機序,臨床形態,末梢神経の障害様式,経過予後などの点で,それぞれ若干の特徴がみられる一方,中毒性ニューロパチーという範疇から,かなり共通した面もみられる.原因物質と神経障害との関連については,外因物質の吸収,排泄,蓄積,解毒などの問題のほか,二次的反応としての免疫アレルギーなど多くの個体側要因も加わるために極めて複雑である.神経障害の発現過程についても,形態学的,生化学的な面からの検索がなされているが,未解決な問題が多い.中毒性ニューロパチーは臨床面でも重視されているが,末梢神経障害の発現機構を追求する上でも重要な対象である.上記した点を考慮しながら,外因による中毒性ニューロパチーの主なものについて,自験データをまじえ,これまでの知見を中心に概略的に記述した.
  • RADIOISOTOPES
    1978年 27 巻 1 号 A1787-A1684
    発行日: 1978/01/15
    公開日: 2010/07/21
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  • 霍見 芳浩, 高田 博和
    経営行動科学
    2005年 18 巻 2 号 157-174
    発行日: 2005/03/30
    公開日: 2011/01/27
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  • 鐵と鋼
    1932年 18 巻 10 号 1145-1165
    発行日: 1932/10/25
    公開日: 2009/07/09
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  • 黒川 直樹
    建築史学
    2018年 71 巻 148-164
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/10/30
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  • 黒田 長久
    山階鳥類研究所研究報告
    1964年 4 巻 2 号 124-146
    発行日: 1964/12/31
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    162 short reports on 'land-birds at sea' scattered in ornithological literature were reviewed with annotation (Those the original was not available were listed by titles only), with the divisions of: Western Atlantic (42), Eastern Pacific (8), Eastern Atlantic (37), Western Indian Ocean (13), the Mediterranean (28) (Most of reports before comprehensive paper of Moreau, 1953 were listed by titles only), the Red Sea (9), Western Pacific and Japanese waters (18) and South Asian Seas and Eastern Indian Ocean (7).
    Land birds, chiefly Passerines, have been recorded at sea mostly during migration seasons from several to some hundred miles offshore, but accidentally over a thousand miles. Even not far from the coast, less than some 20 miles, birds have been reported to come to ships exhausted and were seen dead on the water. These cases suggest that they migrate off the shore rather than along complicated coastal lines, even though they may encounter stormy weather and become exhausted. Some of them may be drifted hundreds of miles over the ocean by seasonal winds blowing out from the continent. The records plotted on the map suggest the pattern of such drifts along both sides of North America, east coast of Kamchatka, in Western Indian Ocean and North Atlantic.
    However, regular over-sea migrants have also been recorded in which the birds may not come to the ship or only some of them resting for a while or staying on board to feed on insects or food given by the passengers. Migratory hawks may live on such small birds on board. They have sometimes been brought back many miles by ship and reports of American birds crossing the Atlantic to the British Isles on board are increasing in literature. A Peregrine Falcon is supposed to have reached Japan from Hawaii on board a ship feeding on petrels and terns.
    Although rare, even resident birds have been recorded at sea. As suggested by Williams in New Zealand birds, these may be due to winds, but in some cases birds may first fly out to the sea by some innate factors. The accidental records of highly migratory birds such as the House Swallow, Lanius cristatus, Halcyon sancta, etc. (see the map) to unusual direction far over the ocean may also involve innate factors.
  • 日本輸血学会雑誌
    1997年 43 巻 6 号 951-1002
    発行日: 1997年
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 燃料協会誌
    1990年 69 巻 7 号 561-602
    発行日: 1990/07/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
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