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全文: "ポリフェノール"
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  • 浜本  洋一
    木質炭化学会誌
    2006年 3 巻 1 号 15-22
    発行日: 2006年
    公開日: 2019/02/20
    ジャーナル オープンアクセス
  • 磯部 由香, 毛利 優花, 西尾 昌洋, 飯田 津喜美, 平島 円
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2019年 31 巻 2P-8
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】シロミトリ豆はササゲ属の一種の白い豆であり,莢に結合している「ほぞ」の部分に楕円形で周囲に黒い輪状の縁取りがある。三重県では郷土料理として煮物にして食される。本研究では,豆類の機能性成分として代表的なポリフェノールに着目し,シロミトリ豆のポリフェノール含量について分析するとともに,調理過程でのポリフェノールの損失について検討した。

    【方法】平成29年秋に三重県鈴鹿市で収穫されたシロミトリ豆の実を莢から取り出して乾燥させ,常温保存したものを用いた。生豆,一晩水に浸漬して戻した豆(浸漬豆),15分間加熱してゆでこぼしした後さらに5分間加熱した煮豆の3種類の試料を凍結乾燥し,水溶性ポリフェノールをアセトン:水:酢酸(70.0:29.5:0.50,v/v)で抽出した。得られた試料中のポリフェノール含量をフォーリンチオカルト法により,プロアントシアニジン含量をバニリン硫酸法変法で測定した。また,HPLC分析によりポリフェノールの種類を検討した。

    【結果および考察】豆50.0gには3.21mg,そのうち,ほぞに2.54mgのポリフェノールが含まれていた。シロミトリ豆には(+)-カテキン以外のポリフェノールの存在が示唆された。総ポリフェノールは生豆5.06g中に0.231mg,浸漬豆11.4g中に0.106mg,煮豆11.7g中に0.024mg含まれていた。総プロアントシアニジン含量は生豆5.06g中に0.395mg,浸漬豆11.4g中に0.125mg,煮豆11.8g中に0.042mgであった。煮豆に含まれる総ポリフェノールおよびプロアントシアニジンは,生豆の約10%で,90%ほど減少することが明らかになった。

  • 大曲 希実, 安田 みどり, 日野 まど香, 大渡 瞳
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2014年 66 巻 2P-33
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/10
    会議録・要旨集 フリー
    目的 一年草の水草であるヒシは、アジア地域に広く自生している。ヒシの実は、食用として食されるだけでなく、昔から婦人病などの民間薬や漢方薬としても用いられてきた。我々はヒシの実の外皮の有効利用を目的として、外皮に含まれるポリフェノール成分に注目し、その化学的特性や生理機能性について調べた。
    方法 乾燥、粉砕した佐賀県神埼市産のワビシ(Trapa japonica)の外皮を60%アセトンにて抽出し、カラムクロマトグラフィーにて分取し、ポリフェノール画分をさらにHPLCにより分取・精製を行った。得られたポリフェノールをLC/MSおよびNMRにて測定し、ポリフェノールを同定した。これらのポリフェノールについて、温度、pHに対する安定性を調べた。さらに、生理機能性として、抗酸化作用、糖質分解酵素の阻害作用について調べた。
    結果 ヒシ外皮のポリフェノールを分取・精製し、主要な3つのポリフェノールを得た。これらは、加水分解型のポリフェノールで、eugeniin、1,2,3,6-tetra-O-galloyl-β-D-glucopyranose、trapainと同定した。温度に対しては、trapainが熱に弱いことが明らかになったが、その他については熱に強いことが明らかになった。また、pHについては、pH8以上では、酸化されるため、不安定になることがわかった。さらに、3つのポリフェノールは、高い抗酸化性を有し、糖質分解酵素の阻害作用を示した。
  • 安田 みどり, 安武 健一郎, 日野 まど香, 大渡 瞳, 武富 和美
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2013年 65 巻 3A-4
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/07/23
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  • 片山 佳子, 小林 壮
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2019年 31 巻 2P-49
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
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    【目的】ごぼうには,ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸や食物繊維が含まれており,抗酸化作用,悪玉コレステロールの排出や血糖値上昇を抑制する働きがある。ごぼうは調理をする際に,えぐみや泥臭さをなくすために水にさらし,あく抜きをするのが一般的である。しかし,このあく抜きによって機能性成分である水溶性のポリフェノールやイヌリンが溶出し減少してしまう。そこで,あく抜き工程がなく製造されているごぼう茶に着目し,市販品3種のポリフェノール量の測定を行うとともに抗酸化活性測定を行い比較検討することを目的とした。

    【方法】市販品のA社(国産),B社(国産),C社(中国産)のごぼう茶を20℃では120分間,沸騰させた熱水では5,20,40,60分間と抽出時間を変えてこれらを試料溶液とした。ポリフェノール量の測定はFolin-Ciocalteu法にて行った。抗酸化活性はラジカル消去能をDPPH法で測定した。またDPPHラジカル消去能はTrolox相当量として算出した。

    【結果および考察】ポリフェノール量はA社,B社,C社の順に高かった。抗酸化活性は各試料とも20℃ と熱水とでは熱水抽出の方が高く,また抽出時間が長いほど高い活性を示し,A社がB社,C社よりも高い値を示した。そこで,ポリフェノール量と抗酸化活性の関係を見たところ,両者には高い正の相関関係が認められ,ごぼう茶の抗酸化活性はポリフェノール由来によるものであることが示唆された。また今回の結果からごぼう茶のポリフェノール量や抗酸化活性には,ごぼうの原産地や種類の違いによって差異があることが明らかとなった。

  • 秋山 聡子, 池田 昌代, 鈴野 弘子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2018年 30 巻 1D-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/30
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    【目的】野菜にはポリフェノールやミネラルが多く含まれており、その生理的機能が近年明らかにされている。これらの成分は喫食者の疾病などの状況によっても望まれる摂取量が異なる。また、野菜を摂取するためには非加熱や加熱調理を行うが、これによりポリフェノールやミネラルは変化する。そのため、異なる調理操作後の野菜に含まれるポリフェノールやミネラル量の把握は重要である。そこで本研究では、キャベツに異なる調理操作を施し、総ポリフェノールおよび各種ミネラルの残存率の違いを明らかにすることを目的とした。

    【方法】キャベツは茨城県稲敷郡阿見町産の「月光」を使用した。料理は「せん切りの生」と「3cm四方の炒め」を設定した。「せん切りの生」は、切栽後に浸漬する水量を5倍または10倍とし、時間を1分、3分または5分とした。「3cm四方の加熱」は、切栽後に加熱する時間を3分間とし、加熱方法として炒め3分、炒め1分とゆで2分、炒め2分とゆで1分、ゆで3分を設定した。調理後のキャベツに含まれるクロロゲン酸総量をFolin-Denis法にて測定し、総ポリフェノール量とした。また、ミネラルは、原子吸光光度法にてカリウム量を、モリブデンブルー吸光光度法にてリン量を測定した。残存率は切栽のみのキャベツに含まれる量を100%とし算出した。
    【結果】「せん切りの生」の総ポリフェノールの残存率は、有意な差が認められなかった。カリウムの残存率は、10倍の5分は5倍の1分に比べ低かった。リンの残存率は、水量に関わらず5分浸漬群が低かった。「3cm四方の加熱」の総ポリフェノールとカリウムの残存率は、炒め3分が他群に比べ高く、ゆで3分は他群に比べ低かった。リンの残存率は、ゆで3分が他群に比べ低かった。
  • 赤川 貢, 重光 智子, 須山 享三
    日本農芸化学会誌
    2004年 78 巻 12 号 1166-1167
    発行日: 2004/12/01
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
  • 簗瀬 雅則, 岡崎 貴大, 山口 夕
    日本作物学会講演会要旨集
    2020年 249 巻
    発行日: 2020/03/24
    公開日: 2020/04/08
    会議録・要旨集 フリー
  • 森川クラウジオ 健治
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2017年 63 巻 P3-2-7
    発行日: 2017/09/05
    公開日: 2018/05/28
    会議録・要旨集 フリー
  • 鈴木 啓子, 中野 ひとみ
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2017年 29 巻 2P-22
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】ハーブは薬草として人間の歴史と深い関係を築き医薬品の由来として貢献している。食品分野では臭い消し、風味づけ、保存性の向上などに活用されている。近年は、食生活が多様化し料理用としての新鮮ハーブの生産が増加している。様々な種類のハーブが市場に出回り入手も容易になっている。本研究では、13種類のハーブの総ポリフェノール含量と抗酸化性の品種間および部位間差異、ポリフェノール組成について調べることを目的とした。
    【方法】市販のハーブ13種類(セリ科フェンネル・パクチー、イネ科レモングラス、アブラナ科セルバチコ、キク科タラゴン、シソ科レモンバーム・セージ・スイートバジル・ローズマリー・タイム・ペパーミント・しそ・えごま)を凍結乾燥後粉砕し粉末試料とし、抽出溶媒を加え抽出を行った。ポリフェノールはフェノール試薬と炭酸ナトリウムと反応させ測定した。抗酸化活性は、DPPHラジカル捕捉活性法を用いて測定した。ポリフェノール組成はHPLC法を用いて測定した。
    【結果】総ポリフェノール含量は、葉・茎ともにシソ科ローズマリー・タイム・レモンバームが有意に多く、アブラナ科セルバチコ、セリ科パクチー・フェンネルが有意に少なかった(<0.05)。部位別では茎より葉にポリフェノールは多く含まれた。シソ科の茎は他の品種と比較すると含量は高く、葉の1/2倍であるが茎の利用も期待される。DPPHラジカル捕捉活性は葉、茎の順に高く、総ポリフェノール含量とラジカル捕捉活性の間にはr=0.988の正の相関がみられた。ポリフェノール組成を見ると、カフェイン酸はすべての葉に含まれ、ロスマリン酸はシソ科にのみ含まれた。
  • 片山 佳子, 上野 慎太郎
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2015年 27 巻 1P-68
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/24
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】マテ茶は南米のイグアスの滝周辺を原産とするモチノキ科の植物「イェルバ・マテ」の葉や枝を茶葉に加工し水またはお湯で抽出した飲料である。マテ茶はミネラル、ビタミン、ポリフェノールそして食物繊維を豊富に含むため「飲むサラダ」と言われている。その機能性は多岐に渡り、抗酸化、抗肥満作用がある。また鉄と化合し腸内吸収を妨げるタンニンやカフェインのような刺激性のアルカロイドが少ないのもマテ茶の特徴の一つである。南米人の年間食肉消費量は多く、日本人に比べ3~5倍の食肉を摂取しているにも関わらず体の抗酸化が原因で起こる癌などは日本人の約半分以下である。これは南米人がマテ茶を多く摂取しているためではないかと考えられている。本研究ではマテ茶のポリフェノールと鉄の定量を行うとともに抗酸化活性測定を行い、緑茶や烏龍茶と比較検討することを目的とした。
     【方法】茶葉10gを80℃、20℃の水で10分間抽出し、試料溶液とした。鉄分量の測定は1.10-フェナントロリン法にて、ポリフェノール量の測定は、Folin-Denis法にて行った。抗酸化活性はラジカル消去能をDPPH法で測定し、DPPHラジカル消去活性はTrolox相当量として算出した。
     【結果】鉄分量は、グリーンマテ茶が最も高い結果となった。ポリフェノール量および抗酸化活性においてもマテ茶が緑茶や烏龍茶よりも高い数値を示した。そして、抽出温度が高いほどポリフェノール量や抗酸化活性は高い値を示した。これは水溶性の抗酸化物質であるポリフェノールが多く溶出されたためと考えられた。またポリフェノール量が多いほど高い抗酸化活性を示したことから両者には相関性があり(R=0.995)、マテ茶の抗酸化活性はポリフェノールが主体であると考えられた。このことから、マテ茶は緑茶や烏龍茶よりも体の酸化を防ぐために有効な飲料であることが示唆された。
  • 谷口(山田) 亜樹子, 佐藤 祐子, 牧田 知江子, 重田 公子, 高野 克己
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2014年 26 巻 1P-20
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/02
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】アカモクとは、褐藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属する海藻で、成長により7m程度になる。栄養塩に富む浅海が生育に適しており、東日本に各地の沿岸部に分布し、老成すると赤褐色になる。各地では「ギバサ」(秋田)、「ギンバソウ」(山形)、「ナガモ」(新潟県)などと呼ばれ食されている。アカモクは、ミネラルや食物繊維、ポリフェノールが豊富であり、アカモクのぬめりの成分に含まれているフコイダンは、抗癌作用や免疫力向上への作用がある。本研究では、まだあまり知られていないアカモクに着目し、鎌倉で採れたアカモクのミネラルやポリフェノールなど機能性について検討し、さらに食品への利用法について調べた。
    【方法】 試料のアカモクは鎌倉海岸に生育(2014年4月収穫)したものを用いた。ミネラル量の測定は原子吸光度分析法により行い、ポリフェノール量はフォーリン・デニス法を用いて測定した。また、アカモクの食品への利用として、調理、加工を行った。
    【結果】アカモクのミネラル量を測定した結果、カリウム、カルシウム、マグネシウムが多かった。また、ポリフェノール量を測定したところ、ワカメの葉の部分より、アカモクの葉の部分の方がポリフェノール量が多いことが確認された。アカモクを用いて、かまぼこ、炊き込みご飯、パンケーキ、パンなどを製造したところ、アカモクにより食感のよい食品となった。
  • 抗酸化物質、ポリフェノールについて
    小瀬木 一真, 山田 千佳子, 和泉 秀彦
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2012年 24 巻 2C-a6
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/24
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】プチヴェールはケールと芽キャベツの交配によって作り出された新奇のアブラナ科植物である。両者の特徴を受け継いだ非結球性の芽キャベツで、一般の野菜に比べて栄養価が高く、糖度も11~13度と高いため食べやすい。アブラナ科植物にはケルセチン、ケンフェロールなどの機能性を有するポリフェノールが含まれており、生活習慣病の予防やアレルギーに効果的であることが知られている。しかし、プチヴェールのポリフェノール量や組成については明らかにされていない。そこで、プチヴェールのポリフェノールなどの成分を分離して、親野菜であるケールや芽キャベツと比較することを目的とした。【方法】各野菜200gを70%メタノール500mlでホモジナイズし、ろ過後、50mlに濃縮した。次に、80%メタノール350ml、ヘキサン400mlを加えて液液分配抽出を行った。下層のメタノール層に同量のヘキサンを加え、再度液液分配抽出を行い、脂質を除いた。このメタノール層を20mlに濃縮したものをダイヤイオンHP20カラムに通し、水溶出画分、70%エタノール溶出画分をそれぞれ集め20mlに濃縮した。それぞれの画分について、DPPH法、Folin-Ciocalteu法を用いて抗酸化物質量、ポリフェノール量をそれぞれ測定した。また、HPLC法による成分の分離も行った。【結果】抗酸化物質量、ポリフェノール量ともに、プチヴェールはケールより芽キャベツに近い値を示した。また、HPLC法による成分の分離パターンもプチヴェールと芽キャベツは類似していた。プチヴェール乾燥粉末についても、抽出方法を検討し現在解析中である。
  • 田口 千恵, 岸本 良美, 福島 洋一, 才田 恵美, 田中 未央里, 近藤 和雄
    日本栄養・食糧学会誌
    2017年 70 巻 1 号 17-22
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/02/17
    ジャーナル フリー

    我々は飲料調査 (1996‐2013) の解析から, 日本人の飲料からのポリフェノール摂取量は夏に少なく, 冬に多いことを報告している。日本人の食事は旬の食材を多用するため季節により内容が異なるが, 食事からのポリフェノール摂取量の季節差についてはわかっていない。本研究では摂取量の季節差が大きいと考えられる生鮮野菜と生鮮果物について, ポリフェノール摂取量ならびに摂取源の月ごとの変動を検討した。家計調査の2015年月報データに掲載された野菜・果物の購入量を摂取重量とし, 各食材のポリフェノール含有量と掛け合わせることでポリフェノール摂取量を算出した。その結果, 生鮮野菜からのポリフェノール摂取量の季節差はほとんどみられず, 全ての月でたまねぎが摂取源の1位であった。生鮮果物からのポリフェノール摂取量は夏に少なく12月が最も多く, その季節差にはみかんやいちごの関与が大きかった。野菜と果物から摂取しているポリフェノール量にはある程度の季節差が存在し, 食事全体においても夏にポリフェノール摂取量が少ないことが推察された。

  • 鶴田 裕美, 柘植 圭介, 澤田 和敬, 岩元 彬
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2019年 31 巻 1P-20
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】佐賀県はレンコンの特産地であり,収穫量は全国3位を誇る。収穫量が多い一方で,水煮などの加工工程における未利用なレンコン皮の発生量も多く,その有効利用が望まれている。我々はこれまでに,レンコン皮のポリフェノール量は可食部に比べて約3倍高く,その主成分が高分子のプロアントシアニジン(PA)であることを報告した1,2)。レンコンのPAは,AWA(0.5%酢酸/29.5%水/70%アセトン)で効率良く抽出されるが,食品や化粧品原料の抽出溶媒として使用することができない。そこで,本研究では,AWA以外の抽出溶媒のレンコン皮ポリフェノールの抽出率および特性について調べた。

    【方法】レンコン皮熱風乾燥粉末2gに20倍量の抽出溶媒(AWA,50%エタノール,水,1%酢酸水)を加えて粗抽出物を調製後,疎水性吸着樹脂HP-20を用いてポリフェノールを精製した。総ポリフェノール量,PA量,抗酸化活性(DPPH法,ORAC法)を測定した。

    【結果および考察】得られた粗抽出物の量は各溶媒で大差は無かったが,精製物の収量は,溶媒で差が大きく,AWA>50%エタノール>1%酢酸水>水の順で多かった。水抽出から得た精製物の総ポリフェノール量,PA量およびDPPH消去活性は他の溶媒由来に比べて顕著に低い傾向が認められたが,ORAC値は逆に水抽出由来の精製物で高い傾向が認められた。現在,各精製物における構造の違いについて,質量分析装置等の分析機器を用いて解析中である。

    1)日本調理科学会平成27年度大会要旨集,p91

    2)日本調理科学会平成30年度大会要旨集,p59

  • 鶴田 裕美, 柘植 圭介, 澤田 和敬, 岩元 彬
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2018年 30 巻 1P-26
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/30
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】佐賀県はレンコンの特産地であり,収穫量は全国3位を誇る。収穫量が多い一方で,水煮などの加工工程における未利用なレンコン皮の発生量も多く,その有効利用が望まれている。我々はこれまでに,レンコンを「可食部・皮・節」の部位別に分析し,皮のポリフェノール量が可食部の約2~3倍高いことを報告した1)。しかし,この実験は,凍結乾燥で比較した場合であり,熱風乾燥による影響は確認していない。そこで,本研究では,レンコン皮の乾燥方法(凍結乾燥、熱風乾燥)の違いがポリフェノール量および抗酸化活性に及ぼす影響について検討した。
    【方法】佐賀県内の食品工場から排出されたレンコンの皮を凍結乾燥機または露点制御型熱風乾燥機(木原製作所;乾球温度70℃・湿球温度45℃,20時間)で乾燥後,粉砕し,レンコン皮粉末を調製した。水分,総ポリフェノール,プロアントシアニジン,抗酸化活性(DPPH法、ORAC法)を測定した。
    【結果】乾物あたりで比較したところ,凍結乾燥に比べて熱風乾燥では,総ポリフェノール量は9%低下し,プロアントシアニジン量は15%低下した。抗酸化活性についても,同様の傾向を示し,DPPHラジカル消去活性は16%,ORAC値は23%低下した。低下原因として,加熱によるポリフェノールオキシダーゼの酸化反応促進が考えられ,今後はブランチング等の前処理条件について検討を行う予定である。また,現在,ポリフェノールの熱風乾燥による構造変化についても質量分析装置等の分析機器を用いて解析中である。
    1)日本調理科学会平成27年度大会要旨集p91
  • 齋藤 優介, 西 繁典, 小疇 浩, 弘中 和憲, 小嶋 道之
    日本食品科学工学会誌
    2007年 54 巻 12 号 563-567
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2008/02/01
    ジャーナル フリー
    7種類の食用豆類から80%エタノールと70%アセトンを用いた2段階抽出により全ポリフェノールを調製して,抗酸化活性,α-アミラーゼおよびα-グルコシダーゼ活性に対する抑制効果を比較した.ポリフェノール含量の多い豆は,順にアズキ,インゲンマメ,コクリョクトウ,黒ダイズ,リョクトウ,ダイズであったが,種子の大小や種皮色との関係は認められなかった.しかし,各豆類のモノマー型およびオリゴマー型ポリフェノール含量と抗酸化活性との間には高い正の相関関係が認められた.また,エンドウとダイズポリフェノールに占めるオリゴマー型ポリフェノールの割合は低く,α-アミラーゼおよびα-グルコシダーゼ活性の抑制作用はほとんど認められなかった.これに対して,アズキ,インゲンマメ,コクリョクトウ種子ポリフェノールには,オリゴマー型ポリフェノールが67-76%を占めており,抗酸化活性と共にα-アミラーゼおよびα-グルコシダーゼ活性の抑制作用を示した.リョクトウや黒ダイズポリフェノールは,α-アミラーゼ活性抑制作用はほとんど認められなかったが,α-グルコシダーゼ活性の抑制作用が認められた.これらの結果から,豆類ポリフェノールのオリゴマー型ポリフェノールは抗酸化活性作用とα-アミラーゼおよびα-グルコシダーゼ活性の抑制作用を有しているが,モノマー型ポリフェノールは主に抗酸化活性作用のみを有していることが推察された.
  • 石 博光
    ライフサポート
    2008年 20 巻 2 号 72
    発行日: 2008/06/30
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 林 優季乃, ドゥイヤンティ マリア ステファニ, 鈴木 卓, 永野 惇, 阿部 純, 山田 哲也
    日本育種学会・日本作物学会北海道談話会会報
    2017年 58 巻 302
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/02/08
    会議録・要旨集 フリー
  • 石 博光, 苗村 潔
    ライフサポート
    2007年 19 巻 Supplement 号 114
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
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