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クエリ検索: "マイロナイト"
1,110件中 1-20の結果を表示しています
  • 小野 晃
    地質学雑誌
    2003年 109 巻 7 号 414-419
    発行日: 2003/07/15
    公開日: 2008/04/11
    ジャーナル フリー
    関東山地北縁部の東方にある吉見変成岩類はいろいろな程度に
    マイロナイト
    化されているが,これに重複して新期の
    マイロナイト
    化作用が各所で見られる.新期の
    マイロナイト
    化作用によって白雲母,緑泥石,クリノゾイサイト,方解石,不透明鉱物などが生成しているが,泥質
    マイロナイト
    に黒雲母は生成していない.
    マイロナイト
    剪断面は原岩の層理面や片理面に調和している.日向山地域では厚さが約5cmから1mほどの
    マイロナイト
    が,カタクレーサイトを伴いながらかなり広い範囲に点在している.カタクレーサイト化されていない顕著に
    マイロナイト
    化した泥質片岩についてK-Ar全岩年代を求めたところ,18.0Maの年代が得られた.関東山地北縁部の新第三系のテクトニクスや関東山地の時計方向の回転テクトニクスを考慮すると,吉見変成岩類の
    マイロナイト
    化は回転境界近傍に生じた中新世中期の種々のテクトニクスの一つと思われる.
  • 吉村 浄治, 高木 秀雄
    地質学雑誌
    1999年 105 巻 11 号 739-756
    発行日: 1999/11/15
    公開日: 2008/04/11
    ジャーナル フリー
    四国西部三波川帯北縁部に分布する唐崎
    マイロナイト
    の構造解析とK-Ar年代測定が行われた.本岩体は三波川変成岩類の構造的上位に位置し, ナップを構成するものと考えられる.また, 唐崎
    マイロナイト
    は上盤東ずれ優勢の剪断センスを示すが, 周囲の三波川結晶片岩は上盤西ずれのセンスを示す.唐崎
    マイロナイトの大半を占める角閃岩質マイロナイト
    の角閃石ポーフィロクラストや, 泥質
    マイロナイト
    のざくろ石などのEPMA分析から, 唐崎
    マイロナイト
    の原岩をなす変成相は, 中~高程度の角閃岩相を示し, 三波川変成作用とは異なる.また, 角閃岩質
    マイロナイト
    の角閃石K-Ar年代は, 104±5 Ma, 119±6 Maおよび122±6 Maである.この結果と産状より, 唐崎
    マイロナイト
    は, 白亜紀前期110 Ma前後の肥後, 大島, 寄居, 竹貫-西堂平変成岩と対比され, 領家帯と三波川帯の間に挟まれて分布する古領家帯を構成していた可能性がある.
  • *中村 佳博
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2018年 2018 巻 R8-14
    発行日: 2018年
    公開日: 2020/01/16
    会議録・要旨集 フリー
    長野県大鹿地域には,中央構造線(MTL)沿いに
    マイロナイト
    帯が広く分布する。この
    マイロナイト
    中にはざくろ石・雲母類・グラファ
    イトを多く含む泥質マイロナイト
    が狭在し、それら変成鉱物は
    マイロナイト
    のポーフィロクラストとして残存していると考えられてきた。しかし残存するざくろ石はMTL中軸部ではコアからリムに向かいXGrs成分が増加する組成累帯構造を示す。また白雲母もPhengite成分の増加が認められた(Si/11 = 3.36~3.5 a.p.f.u.)。一方で黒雲母のXMgは 0.45~0.54から0.2~0.26まで低下する。この結果より既存の地質温度計・圧力計を利用するとMTLから約500m以上離れた地域では590~600℃, 0.3~0.45 GPaの変成温度圧力条件を示す。一方でMTLから500m以内の地域は400~540℃,~0.9 GPaの温度圧力条件で形成されたことが示唆された。つまり鹿塩
    マイロナイト
    帯は異なる温度圧力条件・変形作用を履歴した
    マイロナイト
    によって構成されていることが考えられる。
  • 高橋 浩
    岩鉱
    1998年 93 巻 9 号 330-343
    発行日: 1998年
    公開日: 2006/08/18
    ジャーナル フリー
    日本国
    マイロナイト
    及び岩船花崗岩の全岩及び鉱物組成をXRF, EPMAを用いて測定した。岩船花崗岩は
    マイロナイト
    帯の両側に分布し,日本国
    マイロナイト
    に漸移し,全岩化学組成及び鉱物組成も重複するのでその原岩である。従って,日本国
    マイロナイト
    帯は棚倉構造線の北方延長ではない。日本国
    マイロナイト
    構成岩類(片麻状角閃石黒雲母花崗閃緑岩,片麻状黒雲母花崗閃緑岩,片麻状黒雲母花崗岩)及び塊状黒雲母花崗岩(岩船花崗岩)はハーカー図上で直線的なトレンドを示し,SiO2 は,この順に増加する。黒雲母のMg/(Mg+Fe)値及び斜長石の灰長石成分はこの順に減少し,それぞれ,全岩組成と相関する。従って,日本国
    マイロナイト
    構成岩類及び岩船花崗岩は,成因的に一連のものであることが示唆される。
    マイロナイト
    中の細粒再結晶黒雲母は,もとの粗粒結晶よりもTiに乏しく,
    マイロナイト
    化作用の再結晶温度がマグマ結晶作用時よりも低かったことを示している。
    Ganjiki 岩石 Ikazuchi 雷 Miomote 三面 Nakatsugi 中継 Nezugaseki 鼠ヶ関 Omata 小俣 Onabe 小名部 Sekigawa 関川 Tanagura 棚倉 Yamakumata 山熊田
  • *野坂 俊夫
    日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集
    2004年 2004 巻 G4-16
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/08/04
    会議録・要旨集 フリー
     飛騨外縁帯北東部(長野県白馬村,中部山岳国立公園内)に露出する八方超塩苦鉄質岩体には蛇紋岩
    マイロナイト
    が産出する。それはcoherentな片状岩であり,強く定向配列したアンチゴライト基質にカンラン石がレンズ状に挟まれ,透輝石,緑泥石,磁鉄鉱を伴う。三郡帯に産する普通の蛇紋岩に比べて蛇紋石の含有量が少ない。カンラン石は3つの異なる産状:porphyroclast,細粒neoblast,およびそれらを貫く細脈状部,を呈する。細脈状カンラン石は磁鉄鉱を包有し,Fo値が高く,組成がばらつくという特徴から,蛇紋石の脱水反応で生じたものと考えられる。その分布から判断して花崗岩の貫入による熱変成作用の産物であろう。一方,他の2種のカンラン石は磁鉄鉱を包有せず,比較的Fo値も低いので,蛇紋石の分解生成物ではない。カンラン石neoblastはporphyroclastと同様かつ均質な化学組成を持っているので,粒径減少を伴う再結晶作用の産物であろう。 蛇紋岩
    マイロナイト
    はしばしば塊状カンラン岩:カンラン石,トレモラ閃石,および少量の緑泥石と斜方輝石などから成る,を取り囲むように産する。塊状カンラン岩中のトレモラ閃石は局所的に透輝石と蛇紋石に置換されており,不透明鉱物を包有せず,本岩体の接触変成帯でカンラン石と共存するものに比べてMg/Fe比が低い。蛇紋岩
    マイロナイト
    には常にカンラン石が産するが,その組成は塊状カンラン岩中のものと同じであり,アンチゴライトと同時に生成したものは認められない。一方,透輝石はAlやCrに乏しく,アンチゴライトと共に生じたものと思われる。また定向性アンチゴライト/透輝石モード比が3を越えることは少ない。以上の事実から,この蛇紋岩
    マイロナイト
    は,カンラン石 + アンチゴライトが安定な温度条件下での,カンラン石 + トレモラ閃石の加水分解,即ち比較的高温(400-600℃)での蛇紋岩化作用と同時に形成されたものと考えられる。 蛇紋岩
    マイロナイト
    中のカンラン石neoblastは格子定向性を持ち,しばしば顕著な伸長線構造を示す。そのファブリックは(010) [001]をすべり系とする塑性変形によって形成されたようである。このことは蛇紋岩化作用に先立ち,より高温での塑性変形によってカンラン岩
    マイロナイト
    が形成されたことを意味する。カンラン石neoblastは塊状カンラン岩でも認められることがあり,そのような岩石では粗粒カンラン石のサブグレイン化も著しい。カンラン石の粒径減少を伴う再結晶は,塊状カンラン岩でもある程度進行したようである。そのカンラン岩中のトレモラ閃石は弱い定向性を示し,またAlに乏しい割にNaに富む点で一般のprogradeトレモラ閃石と異なっており,カンラン石の再結晶と同時に後退的に生じた可能性が高い。カンラン石のファブリック,トレモラ閃石のAl量,および共存鉱物組み合わせから推定されるカンラン岩
    マイロナイト
    の生成温度は,およそ700-800℃である。 本岩体には2回の
    マイロナイト
    化作用が認められるが,初期に生じた剪断帯に,選択的に後期
    マイロナイト
    のoverprintがなされたようである。おそらくカンラン岩の
    マイロナイト
    化による透水性の増大が,蛇紋岩化作用を促進したためだろう。カンラン岩
    マイロナイトと蛇紋岩マイロナイト
    の生成温度条件にはギャップがある一方,両者には,蛇紋岩化後に幾分乱されているものの,共通の面構造が発達しており,それは隣接する高P/T型結晶片岩の片理のトレンドと調和的である。これらの
    マイロナイト
    は岩体の定置テクトニクスに関連したepisodicな塑性流動によって形成されたものと考えられる。
  • *町田 怜史, 石渡 明
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2010年 2010 巻 R4-P09
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/04/06
    会議録・要旨集 フリー
    東北地方中央部の鬼首―湯沢
    マイロナイト
    帯の東西で変成岩を調査し、その鉱物組み合わせや鉱物化学組成を検討して比較を行った。
    マイロナイト
    帯の東側に位置する岩手県奥州市焼石岳南麓では、角閃岩、珪長質片岩、泥質片岩、弱い変成作用を受けた粘板岩、蛇紋岩がみられる。
    マイロナイト
    帯の西側に位置する山形県最上町神室山地白川では、細粒の黒雲母片麻岩と角閃岩がみられる。焼石岳南麓の角閃岩中の角閃石は大鉢森角閃岩との間に類似性がみられる。神室山地白川の黒雲母片麻岩中のザクロ石の化学組成は阿武隈変成帯に類似し、角閃岩中の角閃石の組成は竹貫変成岩に類似する。超苦鉄質岩中のスピネルの組成は早池峰の超苦鉄質岩中のものに似る。変成岩中の鉱物化学組成の観点から
    マイロナイト
    帯の東側は南部北上帯に属し、西側は阿武隈帯に属すると考えられる。
  • 小野 晃
    地質学雑誌
    2004年 110 巻 7 号 395-402
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/01/07
    ジャーナル フリー
    関東山地北東部の三波川帯や秩父帯に分布する中新世礫岩に, 領家帯やその近傍に分布する変成岩や花崗岩に類似する礫が認められ, その供給源は堆積場の近傍にあった領家ナップと推定される. 領家ナップ起源の礫は多種多様であるが, 特徴的な岩石は領家変成岩, 白亜紀後期の花崗岩および
    マイロナイト
    である.
    マイロナイト
    礫についてはK-Ar黒雲母年代を測定し, 鹿塩
    マイロナイト
    との類似性を明らかにした. 領家ナップは跡倉ナップの構造的上位にあり, 中新世中期には秩父盆地北東部の跡倉ナップ先端部を覆っていた. その付近には領家ナップと秩父帯の岩石がおもに露出し, 中新統の礫の供給源であった.
  • 綿貫 峻介, 金井 拓人, 坂 秀憲, 高木 秀雄
    地質学雑誌
    2017年 123 巻 7 号 533-549
    発行日: 2017/07/15
    公開日: 2017/08/03
    ジャーナル フリー

    青森県白神山地の西部に分布する白神岳複合花崗岩質岩体には,海岸線に沿って,350m程度の幅を持ち南北約2.5kmにわたる延性剪断帯が発達しており,これを入良川

    マイロナイト
    帯と呼称する.中心部の幅200m程度の範囲はウルトラ
    マイロナイト
    化しており,局所的にカタクレーサイト化を重複して受けている.
    マイロナイト
    の面構造は南北走向で東に40-80°傾斜し,線構造は北東方向に30-70°の沈下を示す.また,左横ずれ正断層の剪断センスを示す.再結晶石英の結晶方位と粒径を解析した結果,
    マイロナイト
    帯中心部では粒界すべりによる変形を,中心部以外では転位クリープによる変形を受けたと推定でき,変形時の環境は温度350-450°Cと推定される.その後,岩体が上昇し,300°C以下の環境で部分的に脆性破砕したという変形史が推定できる.

  • 道林 克禎, 室岡 佳織, 安井 郁子
    地質学雑誌
    1999年 105 巻 3 号 200-207
    発行日: 1999/03/15
    公開日: 2008/04/11
    ジャーナル フリー
    静岡県北西部水窪町の後河内川において掘削された150m分の柱状コア試料の変形構造解析から, この掘削試料の上位に地表に露出する
    マイロナイト
    化した変成岩類が含まれており, 地表下265m付近から下位に地表に露出していないポーフィロクラスティック
    マイロナイト
    が分布していることを明らかにした.また, この柱状コアの変形微細組織から, 変成岩とポーフィロクラスティック
    マイロナイト
    の岩相境界約10 mに歪の局所化が見られることが示唆された.破砕した珪質変成岩の組織から, 著しい圧力溶解が破砕作用の時に起きていることが判明した.
  • 加納 大道, 高木 秀雄
    地質学雑誌
    2013年 119 巻 12 号 776-793
    発行日: 2013/12/15
    公開日: 2014/06/05
    ジャーナル フリー
    淡路島の領家帯古期花崗岩類を貫きNW-SE方向に発達する古期岩脈類において,右ずれを示す
    マイロナイト
    化が見出された.本論では,
    マイロナイト
    化した古期岩脈類に着目し,岩石記載,全岩化学組成と古期花崗岩類との関係,石英ポーフィロクラストの歪解析と再結晶石英のファブリックなどを検討した.また,古期岩脈類の角閃石K-Ar年代として,79.8,81.0 Maが得られた.その結果,次の構造発達史が導かれた.中新世の日本海拡大に伴う西南日本の時計回りの回転をもとに戻した場合,古期花崗岩類の比較的低温条件の
    マイロナイト
    化(90-85 Ma)に引き続き,E-W圧縮場と呼応してE-W方向の古期岩脈類が85-80 Maに貫入,その後圧縮応力場がNW-SE方向に変化したことに呼応し,中温条件下において古期岩脈類に右ずれの
    マイロナイト
    化(80-70 Ma)が局所的に記録された.
  • 大友 幸子
    日本地質学会学術大会講演要旨
    1996年 1996 巻 338
    発行日: 1996/03/20
    公開日: 2017/08/24
    会議録・要旨集 フリー
  • *佐藤 由紀, 豊島 剛志
    日本地質学会学術大会講演要旨
    2011年 2011 巻 R17-P-4
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 高木 秀雄, 石井 徹, 戸邉 恵里, 曽田 祐介, 鈴木 和博, 岩野 英樹, 檀原 徹
    地質学雑誌
    2007年 113 巻 1 号 1-14
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/06/12
    ジャーナル フリー
    Aso-4火砕流堆積物中に存在する花崗岩
    マイロナイト
    異質礫について,その岩石学的検討と年代測定を実施し,朝地地域で
    マイロナイト
    化している荷尾杵花崗岩の検討結果と比較した.異質礫はいずれも
    マイロナイト
    化した含ざくろ石白雲母花崗岩であり,白雲母のK-Ar年代は98.4 Maであった.この試料中のジルコンのフィッショントラック長の観察結果は,Aso-4火砕流は噴出時に異質礫に年代を若返らせる程の熱は及ぼさなかったことを示す.一方,荷尾杵花崗岩は106 MaのCHIMEモナザイト年代,98.8 Maの白雲母K-Ar年代が明らかとなった.また,両者に含まれるざくろ石の組成範囲も一致する.これらのことから,100 Ma前後に発生した
    マイロナイト
    帯が朝地地域から阿蘇火山の地下まで延びていることが予想され,そのトレースは大分-熊本構造線と一致するとともに,九州における中央構造線の西方延長である可能性が示唆される.
  • *道林 克禎, 針金 由美子, 小原 泰彦
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2011年 2011 巻 T4-02
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/28
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,フィリピン海ゴジラメガムリオンで採取されたハンレイ岩の
    マイロナイトとウルトラマイロナイト
    の微細構造発達過程を,斜長石の流動則から明らかにした.流動則は,粒径と温度条件を微細構造解析から求め,歪速度をゴジラメガムリオンの拡大速度を元にして計算した.その結果,10E-9/sから10E-10/sの速い歪速度下で転位クリープから拡散クリープに変化したことが推定され,デタッチメント断層は超塑性流動したことが考察された.
  • *加々島 慎一, 佐藤 翔
    日本地質学会学術大会講演要旨
    2011年 2011 巻 R6-P-9
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/27
    会議録・要旨集 フリー
  • —カタクラサイト様組織を持つマイロナイトとS-Cマイロナイトの比較—
    新里 忠史, 豊島 剛志
    日本地質学会学術大会講演要旨
    1998年 1998 巻
    発行日: 1998/09/20
    公開日: 2016/10/17
    会議録・要旨集 フリー
  • 宮下 由香里
    地球科学
    1998年 52 巻 2 号 158-159
    発行日: 1998/03/25
    公開日: 2017/07/11
    ジャーナル オープンアクセス
  • 島田 耕史, 高木 秀雄, 大澤 英昭
    地質学雑誌
    1998年 104 巻 12 号 825-844
    発行日: 1998/12/15
    公開日: 2008/04/11
    ジャーナル フリー
  • 島田 耕史, 小針 雄一郎, 岡本 隆之, 高木 秀雄, 坂 幸恭
    地質学雑誌
    2001年 107 巻 2 号 117-128
    発行日: 2001/02/15
    公開日: 2008/04/11
    ジャーナル フリー
    中央構造線沿いの
    マイロナイト
    化した領家花崗岩類から, 新たに断層生成型シュードタキライトが発見された.本シュードタキライトはマイクロライトや杏仁状組織の存在に基づき, メルト起源である.メルト生成過程は, 低い融解温度を持つ鉱物の選択融解によるものと考えられる.シュードタキライト中の岩片として, 角閃石, 黒雲母が存在しないことと, SiO2含有量の母岩に対する系統的な減少は, この解釈を支持する.本シュードタキラ
    イト
    は,
    マイロナイト
    化の後に形成され, その後にMTLの活動に由来するカタクレーサイト化を受けている.MTL, シュードタキラ
    イト
    の断層脈,
    マイロナイト
    面構造の類似した姿勢は, 一連の断層岩類の形成が, 1つの造構応力場のもとで進行したことを示している.本シュードタキライトは, 摩擦融解過程を伴った過去の高速断層運動の一例であり, 中央構造線の地震性断層運動を示している.
  • 笹田 政克
    地球科学
    1988年 42 巻 6 号 346-353
    発行日: 1988/11/25
    公開日: 2017/06/06
    ジャーナル オープンアクセス
    The NNW-trending Onikobe-Yuzawa Mylonite Zone extends for 45 km from Onikobe Caldera, Miyagi Prefecture to Yuzawa, Akita Prefecture, northeast Honshu, Japan. The mylonite was derived from Cretaceous tonalite and granodiorite. The field relationship between the mylonite and the foliated tonalite is gradational. The mylonite is intruded by the Paleogene massive tonalite. The K-Ar ages of the mylonite range from 75.6 Ma to 88.5Ma. These facts indicate that the mylonitization proceeded during Late Cretaceous. Dynamically recrystallized quartz aggregates in mylonite are distinguished into P-and S-types. They were partly changed into blastomylonite through the intrusion of the younger tonalite. The micro-structure of the mylonites shows left-lateral shear deformation. The pre-Tertiary metamorphic and granitic rocks on the western side of the mylonite zone are comparable to those in the Abukuma Belt. The pre-Tertiary basement rocks on the east of the mylonite zone are composed of highly to weekly metamorphosed volcanic and sedimantary rocks probably of Paleozoic ages, and the Cretaceous granitic rocks, which are similar to those of Kitakami Belt. Hence, the Onikobe-Yuzawa Mylonite Zone is probably a northern extension of the Hatagawa Fracture Zone, which is a boundarv between the Abukuma and Kitakami Belts.
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