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クエリ検索: "マリア・エヴァ"
1件中 1-1の結果を表示しています
  • 村田 晶子
    ボランティア学研究
    2017年 17 巻 129-138
    発行日: 2017年
    公開日: 2020/06/01
    ジャーナル オープンアクセス
     サービスラーニングの基盤となる考え方として、学生はコミュニティーのニーズに対応したサービスを提供し、その代わりにサービス経験を振り返ることで自分達も学ぶという互恵的な関係が前提とされている。しかし、サービスラーニングにおける「互恵性」はしばしば研究者、プログラム関係者によって理念的に語られるものの、実際のプログラム分析においてどのようにデザインされ、どのように相互構築されるのかが十分に分析されていない。本稿はこうした課題意識から、サービスラーニングにおける「互恵性」の概念をDostilio, Brackmann, Edwards et al. (2012) の枠組みを用いて検討し、実際のプログラムにおいて互恵性がどのように構築されたのかを日本語ボランティアとフィールドワークで構成される国際ボランティアプログラムの分析を通じて明らかにした。分析では交換、影響、創出の概念を用いて互恵性の構築に向けた取り組みと学び合いを分析し、今後、プログラムの互恵性をさらに高めるために何が必要なのかを検討した。
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