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クエリ検索: "モチリン"
620件中 1-20の結果を表示しています
  • 特に Insulin の Heterogeneity が Motilin の分泌動態に及ぼす影響
    宮本 昭彦, 鳥山 直温, 中部 伸悟, 中川 滋木, 小林 茂三郎
    日本消化器病学会雑誌
    1985年 82 巻 4 号 648-653
    発行日: 1985年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    膵摘除犬を用いて, motilin の基礎分泌および放出を調節する因子について検討した.
    イヌでは空腹期胃運動が起きていない時期の motilin 基礎分泌値と insulin の基礎分泌値との間には 負の相関がみられ, 密接に関連している. 膵摘除によつてIRIの減少とともに, motilin 値の上昇がみられた. 膵摘除犬における外因性 porcine glucagon 負荷は motilin 値を抑制するが, insulin ではブタとイヌの insulin の heterogeneity が抑制効果に影響を与えた. 糖は従来 motilin 分泌を抑制すると考えられていたが, この抑制は insulin 分泌を介する二次的な作用であることが明らかになつた. また膵外性の pancreatic immunoreactive glucagon はinsulin 低血糖や糖負荷に対して膵由来の pancreatic immuno reactive glucagon と異なり反応しなかつた.
  • 吉矢 健一, 山村 武平, 琴浦 義尚, 橋本 直樹, 石川 羊男, 伊藤 信義, 森幸 三郎, 清野 裕, 矢内原 昇
    日本消化器外科学会雑誌
    1982年 15 巻 12 号 1887-1891
    発行日: 1982年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    迷走神経切離後に生ずる変化の中で,胃腸運動の調節への関与が深いとされる
    モチリン
    の変化について不明な点が多い.そこで成犬13頭の空腹時ならびに十二指腸内ブドウ糖および大豆油負荷時の血中
    モチリン
    分泌動態を,全幹迷走神経切離(TV)の前後で比較検討した.(1)TV後も術前と同様に空腹時
    モチリン
    の間敏的分泌亢進が認められた,その値はTV後に若干上昇傾向を示したが有意の変化ではなかった.(2)ブドウ糖負荷により
    モチリン
    分泌は抑制された.TV後も同様に抑制された.(3)大豆油負荷により
    モチリン
    分泌は亢進した.TV後も同様に亢進すると判断した.以上より,迷走神経切離は
    モチリン
    分泌に対して重要な変化をおこさないものと考えられた.
  • 組織化学的研究
    下瀬川 徹, 小林 繁, 矢内原 千鶴子, 矢内原 昇
    日本内分泌学会雑誌
    1984年 60 巻 1 号 54-62
    発行日: 1984/01/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    イヌの下垂体および松果体の
    モチリン
    様免疫活性の局在と特性を組織化学的に検討した。下垂体の
    モチリン
    様免疫活性について4種類の部位特異的抗血清 (region specific antisera) を用いてその反応性を比較した。さらに合成ブタ
    モチリン
    とその複数のフラグメントの倍々希釈系による吸収試験という新しい手法によって下垂体の
    モチリン様免疫活性物質の性状を十二指腸のモチリン
    と比較した。
    得られた結果は以下のとおりである。
    1) イヌの下垂体前葉および中葉に
    モチリン
    様免疫活性細胞が検出された。松果体細胞には免疫活件は出現しなかった。
    2) 下垂体の
    モチリン
    様免疫活性は抗血清に依存的である。C端特異血清であるR1105で免疫活性が最も強く, 同じくC端側に特異的なR1104でも明瞭であった。一方, N端側に特異性を有するR1106では500倍の希釈倍率で微弱な呈色反応がみられただけであった。N端特異抗血清GP2803では免疫活性は出現しなかった。
    3) 下垂体の
    モチリン様免疫活性は合成ブタモチリン
    (Mo1-22) およびそのC端フラグメント (Mo7-22) で吸収された。
    4) C端特異抗血清であるR1105についてMo1-22の倍々希釈系による吸収試験を行なうと, 下垂体の
    モチリン
    様免疫活性細胞と十二指腸のMo細胞とでは吸収に要する最少抗原濃度に差があった。C端フラグメントMo7-22を抗原とした倍々希釈による吸収試験でこの差は著しく拡大した。
    以上の結果から, 下垂体の
    モチリン様免疫活性はモチリン
    のC端側に類似した十二指腸
    モチリン
    とは異なるペプチドとの交差反応によって生じている事が推測された。
  • 小林 繁, 岩永 敏彦, 藤田 恒夫, 矢内原 昇
    Archivum histologicum japonicum
    1980年 43 巻 2 号 85-98
    発行日: 1980年
    公開日: 2009/02/20
    ジャーナル フリー
    腸クロム親和細胞と
    モチリン
    免疫活性細胞 (
    モチリン
    細胞) の異同について, ヒトとイヌの胃, 腸, 膵の組織で検討した. 通常の組織学的方法のほかに, 螢光抗体間接法と酵素抗体間接法, および電子顕微鏡的手法を用いた. 腸クロム親和細胞は Masson-Hamperl の鍍銀法で同定した. 結果は以下の4項目に要約される.
    1.
    モチリン
    細胞は基底果粒細胞の一種で, 小腸粘膜に散在する. 陰窩の深部に集中する傾向が認められる.
    2.
    モチリン
    細胞は十二指腸と空腸に多い. 回腸にも認められる. 胃, 結腸, 直腸および膵にはみられない.
    3. 腸クロム親和細胞は
    モチリン
    免疫活性を示さない.
    モチリン
    細胞は非銀親和性である. したがって腸クロム親和細胞と
    モチリン
    細胞は異なると結論された.
    4. 瀬木 (1935) が発見した基底果粒細胞の巨大な集団を, ヒト胎児 (16∼24週齢) の十二指腸の絨毛先端部に観察した. 瀬木の帽子と呼ばれるこの基底果粒細胞の集団の大部分が銀好性, 30∼50%が銀親和性, そして10%以下が
    モチリン
    免疫活性を示した.
  • 中目 千之, 赤井 裕輝, 豊田 隆謙, 後藤 由夫, 小松 寛治
    日本消化器病学会雑誌
    1982年 79 巻 10 号 1918-1923
    発行日: 1982/10/05
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    モチリン
    は現在,消化管運動との関連を中心として研究されているが,他の消化管ホルモンの
    モチリン
    分泌におよぼす影響については十分に検討されていない.そこで我々は,健常者,消化性潰瘍患者を対象に
    モチリン
    分泌におよぼすグルカゴンの影響を検討した.その結果,グルカゴンは用量反応性に血漿
    モチリン
    濃度を低下させ,試験食摂取,十二指腸内塩酸注入による
    モチリン
    分泌をも抑制した.胃潰瘍,十二指腸潰瘍では健常者同様,グルカゴン静脈内投与により,血漿
    モチリン
    濃度は低下したが,Zollinger-Ellison症候群では,逆に,グルカゴン静脈内投与により血漿
    モチリン
    濃度の著明な上昇,すなわち,paradexical responseが認められた.
  • 草野 元康, 関口 利和, 西岡 利夫
    日本消化器病学会雑誌
    1987年 84 巻 8 号 1579-1590
    発行日: 1987年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    健常人 (N) 8例と十二指腸潰瘍患者 (DU) 14例の血漿
    モチリン
    と胃十二指腸運動, 胃十二指腸内pHを同時に測定し比較検討した. その結果, 1) N群では
    モチリン
    は phase IIで胃十二指腸運動と有意に相関し, 胃の interdigestive migrating complex (IMC) 直前に最高値をとり十二指腸の phase IIIではすでに低下していた. 2) DUではIMCの発現頻度が有意に低く,
    モチリン
    と胃運動とは相関していなかつた. また
    モチリン
    がピークを示してもIMCが発現しない症例が存在した. 以上より胃のIMC発現のためには
    モチリン
    の上昇は必要条件ではあるが最終 mediator ではなく, DUの消化管運動障害は
    モチリン
    以外の消化管運動調節機序によるものと推定された.
  • モチリン研究25年
    伊藤 漸
    Journal of Smooth Muscle Research
    1996年 32 巻 3 号 69-71
    発行日: 1996年
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 北村 正樹
    耳鼻咽喉科展望
    2007年 50 巻 3 号 195-198
    発行日: 2007/06/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 血中遊離脂肪酸との関係において
    野田 秀樹
    日本消化器病学会雑誌
    1981年 78 巻 12 号 2264-2274
    発行日: 1981/12/05
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    空腹期の消化管には,周期的に出現するinter-digestive caudad-migrating myoelectric complex (I. M.M. C.)といわれる強収縮が存在し,それに同調したmotilin分泌がみられるが,経静脈栄養後では胃内圧変化はみられず,motilinも終始低値を,絶食下では強収縮が絶えずみられ,motilinも振動幅の狭い高値を示した.一方,血中遊離脂肪酸(F. F. A.)は食後に急激な低下を,その後は経時的に上昇し,経静脈栄養時には低値を,絶食下では高値を示し,飢餓の状態を表現していると考えられた.こうしたF. F. A.動態に胃運動はよく相関しており,F. F. A.高値下で強収縮(I. M. M. C.)が出現し,I. M. M. C.発現やmotilin分泌にはこのF. F. A.高値を示す飢餓の状態が重要であると考えられた.
  • 鈴木 秀樹, 持木 彫人, 佐藤 稔, 水本 明良, 伊藤 漸
    Journal of Smooth Muscle Research
    1996年 32 巻 3 号 81-118
    発行日: 1996年
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 小川 俊樹
    日本消化器病学会雑誌
    1980年 77 巻 12 号 1890-1899
    発行日: 1980/12/05
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    正常者および消化性潰瘍患者に各種負荷試験を実施し,さらに十二指腸粘膜組織の周辺灌流実験を行つて,
    モチリン
    の分泌動態を追究した.
    モチリン
    の放出は,meat soup,タンパク質,脂肪の摂取および十二指腸酸性化により刺激され,ブドウ糖摂取ならびにインスリン低血糖により抑制された.消化性潰瘍患者でも三種の負荷試験により
    モチリン
    の放出がみられ,迷走神経切断術後にもインスリン低血糖により抑制がみられた.周辺灌流実験では,pH2溶液とタウロコール酸は
    モチリン
    の放出を刺激し,ソマトスタチンはこれを抑制した.
    モチリン
    放出には,食餌の組成,胃酸,胆汁酸などが直接的に関与し放出抑制には二次的因子が関係すると考えられる.
  • 十二指腸内圧測定および血中モチリン値からみた検討
    富田 涼一, 越永 従道, 藤崎 滋, 丹正 勝久, 福澤 正洋
    日本外科系連合学会誌
    1999年 24 巻 6 号 827-831
    発行日: 1999/12/30
    公開日: 2009/08/13
    ジャーナル フリー
    傍乳頭憩室18例, 憩室切除術6例, 十二指腸空腸吻合術9例における, 十二指腸空腹期強収縮帯Interdigetive migratingmotorcomplex, phaseIIIおよび血中
    モチリン
    値の変動を対照22例と比較検討した。傍乳頭憩室症例では明らかに対照例に比較して, 十二指腸内圧が亢進しphaseIIIでの血中
    モチリン
    値も高値を示した。十二指腸内圧亢進によりVater乳頭を経由して, 胆道や膵管に胃十二指内容物の逆流や細菌による逆行性感染を併発しやすいと思われた。術式では, 十二指腸空腸吻合術例において十二指腸内圧,
    モチリン
    の動態が対照と同様の生理的状態まで改善を認めた。しかし, 憩室切除術例ではなんら術前の病態と変わらなかった。よって, 十二指腸空腸吻合術は, 憩室切除術より病態生理学的に有用な術式と考えられた。
  • 富田 凉一, 滝沢 秀博, 阿部 義蔵, 丹正 勝久
    日本外科系連合学会誌
    1997年 22 巻 2 号 163-168
    発行日: 1997/04/25
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
    早期胃癌幽門側胃亜全摘術 (Billroth I法, D2リンパ節郭清, 根治度A) 後24症例を対象に, 直接問診法 (全身症状陽性例の有無について) を用い, 非ダンパー (18例) とダンパー (6例) の2群に分類した。そして, それらの十二指腸空腹期強収縮帯と血中
    モチリン
    とソマトスタチン値の変動について検討し, 以下の結果を得た。 (1) 空腹期強収縮帯は, 非ダンパーでは多くの例に認めたが, ダンパーでは全例に認めなかった。 (2) 血中
    モチリン
    値は, 空腹期強収縮帯陰性例では陽性例に比較して, phase I, IIより低値を, phaseIIIより明らかに低値を示した。 (3) 血中ソマトスタチン値は, 空腹期強収縮帯陰性例では陽性例のphase I, II, IIIに比較し明らかに高値を示した。以上より, 早期ダンピング症候群例には空腹期消化管運動異常が存在し, その発生に
    モチリン
    とソマトスタチンが関与し, 両者の協調不全により, 生ずる可能性が示唆された。
  • 藤本 茂, 石神 博昭, 橘川 征夫, 雨宮 邦彦, 大山 欣昭, 呉 正信, 遠藤 文夫, 奥井 勝二
    日本消化器外科学会雑誌
    1982年 15 巻 8 号 1372-1378
    発行日: 1982年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    空腹時の消化管蠕動をつかさどるホルモンであるmotilinの消長を, 健常人12名, 消化器疾患9症例について, Dryburgh & BrownのRIA法の変法により測定検討した.空腹時の血中motilin濃度は70~80分のcycleをもって増減し, その産生臓器である十二指腸内の温度の変動とその血中への遊出は無関係であるが, Mitzneggらのacidificationによる分泌増強を確認した.膵頭十二指腸切除を施行した膵癌4名と, 十二指腸と上部空腸にacidincationの起らないBillroth II法を行った消化性潰瘍あるいは胃癌5名においては, 術後も術前と同様の分泌が行われており, これらの分泌機序についての考察を加えた.
  • 藤本 茂, 伊藤 文二, 高橋 誠, 石神 博昭, 南 智仁, 宮崎 勝, 橘川 征夫, 赤尾 建夫, 鶴田 好孝
    日本消化器外科学会雑誌
    1980年 13 巻 8 号 1042-1046
    発行日: 1980年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    消化管ホルモンの内gastric motnity activating hormoneといわれているmotilinは十二指腸と上部空腸に局在しているが, 種々の消化管手術後の血中motilinの消長を検討した.消化性潰瘍・胃癌症例の内Billroth I法による胃切除術を施行した場合, 術直後と腸蠕動音の全く聴取し得ない時点において血中motilinは最低値を示すが, 腸蠕動音が僅かに聞かれる時点においてその血中濃度は急増し, 排ガス・排便の見られる術病日迄持続し, 以後減少し術前値に復した.胆石症・大腸癌症例の術後の消長もBillroth I法の症例と略同一である.また, Roux-Y吻合を行った胃全摘症例の術後経過は前記の場合と異なり, 腸蠕動音聴取可能時の血中濃度のpeakは著明ではなかった.以上より, 上部小腸粘膜より血中に遊出したmotilinが消化管手術後の消化管の蠕動回復と密接に関係している事を推定し得た.
  • 青柳 和彦, 村上 三郎, 伊藤 国彦
    日本内分泌学会雑誌
    1983年 59 巻 6 号 835-846
    発行日: 1983/06/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    To study the gastrointestinal hormones involved in hyperthyroidism and the inter-relationship with the thyroid hormones, the preprandial serum concentrations of gastrin, motilin and secretin were measured by radioimmunoassay in 33 normal subjects and in 104 patients before and after treatment. The following results were obtained.
    1) Serum gastrin concentrations in hyperthyroid patients were significantly higher than that of the control, and when the patients reached euthyroidism or hypothyroidism after treatment, the gastrin concentrations in the serum decreased to the normal level. There was a positive correlation between thyroid hormones and serum gastrin.
    2) The changes in serum motilin concentrations in hyperthyroidism before and after treatment did not show any significant differences from that of the control. There was a slightly negative relationship between motilin and gastrin and also between T4 and motilin.
    3) The mean serum secretin level rose significantly in hypothyroid patients after treatment for hyperthyroidism, but there was no individual correlation between serum secretin and thyroid hormone.
  • 塚本 純久
    日本消化器病学会雑誌
    1978年 75 巻 11 号 1707-1718
    発行日: 1978年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    胃内容排出機能および小腸内容輸送機能を解明する目的で, 覚醒下のラットの胃内へ生食水, 脂肪乳剤, グリシン液およびブドウ糖液を投与し, ガストリン•セクレチンおよび
    モチリン
    による影響を51Cr法で検討した. 生食水0.5ml投与時の胃排出はガストリン0.4•4μg/kg群•セクレチン4U/kg群•
    モチリン
    400•1,000ng/kg群で亢進し, 小腸輸送はセクレチン40U/kg群で抑制,
    モチリン
    群で亢進していた. 2.5ml投与時の胃排出は生食水•グリシン液•ブドウ糖液•脂肪乳剤の順に遅延し, 生食水以外では
    モチリン
    は作用せず, ガストリン•セクレチンの作用も異なつていた. 従ってこれらの消化管ホルモンの影響が投与物の種類および量により異なることが判明した.
  • 谷 充, 菅原 侠治, 加藤 守彦, 真部 光正, 赤坂 裕三, 川井 啓市
    日本平滑筋学会雑誌
    1978年 14 巻 1-2 号 55-65
    発行日: 1978/06/06
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    The effects of the synthetic motilin on the gastric motility were investigated in the dogs with innervated antral pouches in fasting state.
    The results were as follows:
    1) The synthetic motilin stimulated markedly the gastric motor activity in both the contraction pressure and the frequency of the peristalsis.
    2) Tetragastrin produced more regular and higher frequent contractions compared with synthetic motilin, but acted to weaker the contraction pressure.
    3) In simultaneous administration of the synthetic motilin and the tetragastrin, the synthetic motilin acted more strongly in the contraction pressure, on the other hand tetragastrin in the frequency of the peristalsis.
    4) The peristaltic contractions induced by synthetic motilin were completely abolished by the administration of the atropine sulfate.
    5) Under medical vagotomy, synthetic motilin was not able to produce any peristatlic contractions, but tetragastrin stimulated strongly the gastric motility.
  • 中目 千之, 赤井 裕輝, 今井 信行, 豊田 隆謙, 後藤 由夫
    日本消化器病学会雑誌
    1983年 80 巻 3 号 804-810
    発行日: 1983年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    外因性および内因性グルカゴンの胃排出能, 小腸通過時間, 血漿
    モチリン
    濃度におよぼす影響を検討した. グルカゴンおよびアルギニン投与により, 胃排出能, 小腸通過時間の有意の遅延と, 血漿
    モチリン
    濃度の有意の低下が認められた. アルギニン投与中の血漿グルカゴン濃度の増加量と胃排出能の遅延, 小腸通過時間の延長との間には高い相関が認められ, 内因性グルカゴンも胃排出能, 小腸通過時間を遅延することが示された. 血漿
    モチリン
    濃度の低下および胃排出能, 小腸通過時間の遅延における, グルカゴン, アルギニン投与中の血糖の関与の可能性は少ないものと考えられた.
  • 村田 省吾
    日本平滑筋学会雑誌
    1986年 22 巻 5 号 467-482
    発行日: 1986/10/24
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    To clarify the effect of synthetic motilin on gastric motility, the electromyograms after the bolus injection of synthetic motilin in dogs were investigated.
    The results were summarized as follows:
    1. After the bolus injection of synthetic motilin, the discharge interval was shortened and the propagation velosity was accelerated.
    Therefore, synthetic motilin stimulated gastric muscle in dogs.
    2. The dose-response effect of synthetic motilin on discharge interval was observed. On propagation velocity, the dose-response effect was observed, too.
    3. Between motilin and secretin, competitive antagonistic action was observed on electromyographic study.
    4. On the occasion of the combined use of motilin and tetragastrin, additive effect was observed.
    5. After atropine injection, synthetic motilin stimulated gastric muscle.
    6. After vagotomy, synthetic motilin also stimulated gastric muscle.
    7. After feeding, it was appeared that synthetic motilin did not stimulated gastric muscle.
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