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クエリ検索: "モーターランド"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • カート事故を事例として
    棟方 周一
    安全工学
    2023年 62 巻 4 号 250-254
    発行日: 2023/08/15
    公開日: 2023/08/18
    ジャーナル 認証あり

    わが国の基幹産業である自動車製造業は,エネルギーのゲームチェンジが希求される現在にあって新技術の開発は不可避であり,販売は商品開発の資金源となる.今般,自動車販売会社4 社合同で主催した販促イベントにおいて,モータースポーツとしての高速カート体験試乗が催されていたなか,小学6 年生が操縦するカートが制御できずに観客に衝突し2 歳幼児が死亡した.事故当事者が二人とも子どもであったことも鑑みて事故全体の理解について論ずる.

  • 藤本 明宏, 河島 克久, 河本 ひかる, 渡部 俊, 村田 晴彦
    雪氷
    2023年 85 巻 4 号 223-240
    発行日: 2023/07/15
    公開日: 2023/09/04
    ジャーナル フリー

    本研究では,圧雪路面に作製した窪みに駆動輪を嵌入させて発進させる車両発進試験を実施し,各種車両のスタックの発生と回避の境界となる圧雪窪みの深さ(スタック発生窪み深さdsp)を評価した.大型トラックと連結車については別の車両発進試験を実施し,スタック発生メカニズムを解明した.これらの結果を基に,最もスタックし易い車両がスタックしない上限の圧雪厚さ(スタック回避上限圧雪厚さHsmax)について検討した.

    その結果,以下の知見を得た.dspは4WD駆動の乗用車と連結車が大きく,FR駆動の2 tトラックが最も小さい.車両への載荷はdspを増大させた.大型トラック,連結車,2 tトラックに限られるが,dspは駆動輪の荷重とともに増大した.また,駆動輪の外径とともに線形的に増大した.大型トラックにおいて中軸の駆動輪のみが圧雪窪みに落ちたことが著しくdspを低下させるとは限らない.連結車はセミトレーラーのタイヤが圧雪窪みに嵌ると著しくdspが小さくなる.

    本研究によりHsmaxを定めることが可能になる.Hsmaxはより適切な予防的通行止めと早期除雪を実施するための指標としての活用が期待される.

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