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クエリ検索: "ヨエンスー"
35件中 1-20の結果を表示しています
  • 渡邊 あや
    ロシア・ユーラシアの社会
    2021年 2021 巻 1059 号 23-38
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/03/08
    ジャーナル フリー
  • 表 真美
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2017年 60 巻 B3-5
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/08/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】本報告の目的は、フィンランドにおける家庭科教育の近年の動向を明らかにすることである。
    フィンランドにおける家庭科教育については、これまで、教育スタンダードの内容および教科の位置づけ、教科書および副読本の概要1、さらに授業実践2などが明らかにされている。しかしこれらはすべて1994年の教育スタンダードに基づくものであり、その後2004年、2014年の改訂を経て現在に至っている。
    フィンランドは、ヨーロッパにおいて、家庭科が独立した必修教科として中等教育に設置されている数少ない国の一つである。また2003年以降、PISA調査など国際学力調査で一貫して好成績をあげていることで、世界から注目されているフィンランドのカリキュラムにおける家庭科の位置づけを明らかにすることは、大変意義深いと考えられる。
    【方法】本報告は、国が定める教育スタンダードおよび東フィンランド大学への訪問調査により得た資料を元にしている。教育スタンダードはフィンランド国立教育局から出版された「基礎教育のためのナショナルコアカリキュラム2014」英語版を用いた。また、2017年2月に
    ヨエンスー
    およびサボンリンナに位置する東フィンランド大学教員養成課程、および同大学教育学部付属総合学校(Training School)
    ヨエンスー
    校を訪問し、大学教員、および家庭科教師への聞き取り調査、授業参観を行った。
    【結果】得られた結果は以下の通りである。
    (1)2004年の教育スタンダード改訂では、前期中等教育に食生活の内容などを含む家庭科関連の「健康教育」が新しい必修教科として加わった。また、内容が「コアカリキュラム」として示され、学校や教師の裁量が増えた。
    (2)2014年の改訂において最も重視された点は、子どもたち自身の経験と活動および感覚と喜び、共に作業し他者との会話の中で学ぶこと、学習環境についての理解を刷新することであった。
    (3)2014年改訂でも家庭科は基礎教育における独立した必修教科として位置付けられた。最低時間週3時間の授業数が義務づけられ、従来通り、小中一貫の総合学校では、通常7年生に必修の授業、8、9年生で選択の授業が行われている。それに加えて、今回の改訂で家庭科は、学校の判断により、選択の時間を用いて、前期課程(1~6年)の初等教育レベルでも教えられるようになった。
    (4)今回の改訂では、2004年改訂までは、後期課程(7~9年生)の独立した必修教科として位置付けられていた「クラフト・テキスタイル」が、前期課程における「クラフト」と同一の教科になり、「クラフト」に名称変更された。また、後期課程の週最低時間は週3時間から2時間に変更された。
    (5)訪問した東フィンランド大学のTraining Schoolは教員養成のための学校であり、他の公立総合学校と同様、学区制で近隣に在住する子どもたちが通っている。初等教育レベルでの家庭科の授業は行われておらず、7年生の必修家庭科の授業を参観した。当日は1単位時間75分×2コマの家庭科の授業が行われていた。年間を通して週3時間の授業が行われれば、時間配分は学校が判断できるとことであった。訪問した季節のキリスト教行事の際に食される、フィンランド伝統のお菓子を焼き、その作り方のビデオを製作するICT教育を含んだ実習が行われていた。
    文獻
    1)表真美(2004)フィンランド総合学校における家庭科教育(第1報)-フィンランドの教育制度と総合学校家庭科の目標・内容・履修-、(第2報)総合学校向け家庭科教科書・家庭科副読本の概要、日本家庭科教育学会誌47(2)128-146
    2)表真美(2006)フィンランド総合学校家庭科の授業実践、日本家庭科教育学会誌49(3)189-196
  • 渡邊 あや, 澤野 由紀子
    ロシア・ユーラシアの社会
    2021年 2021 巻 1059 号 10-22
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/03/08
    ジャーナル フリー
  • 澤野 由紀子
    ロシア・ユーラシアの社会
    2021年 2021 巻 1059 号 39-73
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/03/08
    ジャーナル フリー
  • *大貫 真孝, Timo Domisch, 檀浦 正子, 安宅 未央子, Tapani Repo, Leena Finér, 大澤 晃
    日本森林学会大会発表データベース
    2017年 128 巻 P1-056
    発行日: 2017/05/26
    公開日: 2017/06/20
    会議録・要旨集 フリー

    北方林において、地球温暖化の進行が積雪量の減少を招き、その結果として冬期の土壌凍結の頻度が増加することが懸念されている。土壌凍結は土壌リター層の微生物相に影響を与える事が示唆されており、積雪の減少に伴う環境の変化が森林の主要な枯死有機物の落葉の分解過程に影響を与える可能性がある。本研究では、フィンランド

    ヨエンスー
    郊外の森林に試験地を設定し、北方林の主要な樹種であるスコッチパイン(Pinus sylvestris )の当年と前年の落葉を使用したリターバック分解実験を行った。除雪区と積雪区のそれぞれ2つの試験区から、冬期初期、積雪中、雪解け直後、春期の計4回リターバックを回収し、重量減少量、微生物量(SIR量)、分解呼吸量、化学組成(CN比)、微生物呼吸の温度反応性(Q10)を測定した。その結果、冬期の積雪量の有無は落葉の重量減少量、SIR量、分解呼吸量、CN比に有意な影響を与えなかった。しかし、雪解け直後と春期では積雪量の変化によりQ10が異なった。落葉の分解過程は冬期の積雪環境の違いに影響されることが限定的あるが、雪解け後の落葉の微生物相が積雪の環境によって変化する可能性がある。

  • カルミ アンナ
    ファルマシア
    2010年 46 巻 4 号 339-344
    発行日: 2010/04/01
    公開日: 2018/08/23
    ジャーナル フリー
  • *大橋 瑞江, Finer Leena, Domisch Timo, Alm Jukka
    日本森林学会大会発表データベース
    2005年 116 巻 PA083
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/03
    会議録・要旨集 フリー
  • 森下 稔, 渡邊 あや, 澤野 由紀子
    ロシア・ユーラシアの社会
    2021年 2021 巻 1059 号 2
    発行日: 2021年
    公開日: 2023/03/08
    ジャーナル フリー
  • 永久凍土が無い場所の話
    松浦 陽次郎
    海外の森林と林業
    2014年 91 巻 31-
    発行日: 2014/09/25
    公開日: 2020/12/28
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • *湯田 ミノリ
    日本地理学会発表要旨集
    2020年 2020s 巻 105
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/03/30
    会議録・要旨集 フリー

    1.調査の目的

    フィンランドの小学校においては,地理は,生物,化学,物理,保健の内容が統合された科目「環境」(Ympäristöoppi)で,6年間学ぶ.この科目には,地理的な要素が多く含まれているが,どのような内容を教えているのか,そしてどのような地理的な教育の要素が含まれているのかを明らかにする.

    2.調査の概要

     この研究を行うにあたり,フィンランドの学習指導要領に相当するナショナルコアカリキュラム,そしてこれまで刊行されている「環境」の教科書を調査するとともに,2019年11月に,フィンランド東部の都市

    ヨエンスー
    にある基礎教育学校において,授業内容に関して調査を行なった.

    3.「環境」の教育内容

     2014年に新しくなったフィンランドのナショナルコアカリキュラム(OPH 2014)では,6年間で身につける教科横断的技能と,第1・2学年(以下,低学年)と第3—6学年(以下,中高学年)に分けて,その学年で身につけるべき価値観や態度,調査,作業スキル,そして知識と理解という面からの目的,そして,目的に関連する主な内容について説明がなされており,それぞれの項目の関係性がマトリックスで示される.特にコアカリキュラム内に書かれた主な内容の説明については,低・中高学年それぞれに大きく6つの内容があり,どれも様々な領域を含むものとなっている.

     フィンランドの学校教育の大きな特徴の一つに,内容は基本的に教科書に沿って行われているという点がある.そこで本研究では,「環境」の2種類の教科書を調査対象とし,授業内容の調査を行った.まず,低学年は,学校生活の中から,自分の行動や健康について考え,季節の移ろいから気候や動植物の種類,リサイクルのことや,人体については,部位の名称だけでなく,骨,脳や循環器,筋肉のこととあわせて健康についても学ぶ.地理に関連する内容としては,フィンランドの地形やこの国に住む人々について祝日から理解を深め,地図については部屋の見取り図や映画館の座席表から,上からの視点を身につけ,学校の周囲,地域そしてフィンランド全国の地図の読み方を学ぶ.

     中高学年では,大気や水,火,摩擦,天体など,より物理や化学の分野の内容が多くなり,事象を学ぶだけでなく,安全や環境問題と結びつける単元がある.そして生物の進化や,人体の内臓や機能について継続的に学ぶ.そして地理関連の内容は,第3学年でフィンランド,第4学年で北欧諸国,バルト三国とバルト海について学ぶ.第5学年以降は,教科書により違いがあり,一つの教科書では,世界にある地域,主な山脈や緯度の違いによる気候や動植物の変化,ヨーロッパ地誌,そして第6学年でアジア,中東,アフリカ,南北アメリカとオーストラリア・オセアニアを扱う.他の教科書では,第5学年でヨーロッパとアメリカについて学び,さらに世界の時差と計算,緯度経度,GPSについて学ぶ.そして残りの世界の地域については,第6学年で学ぶ.

     地図については,例えば第1学年の天気,第2学年の水や食糧,第3学年で植物の分布,低気圧,高気圧と風の発生,第4学年の渡り鳥の移動等の単元でも使われる.

    本研究は,JSPS科研費JP 17K01231の助成を受けたものです.

    文献

    Opetushallitus 2014. Perusopetuksen Opetussuunnitelman Perusteet 2014. Helsinki.

  • *湯田 ミノリ
    日本地理学会発表要旨集
    2019年 2019a 巻 123
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/24
    会議録・要旨集 フリー

    1.調査の目的

    フィンランドの学校教育において,地理は,生物,化学,物理と同じ自然科学の分野に入っており,特に生物との結びつきが強い。そうした背景もあり,地理のカリキュラムは,STEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)の要素を含んでいると推察される。しかしながら,2015年に発表された高等学校のナショナルコアカリキュラム(Lukion Opetussuunnitelman Perusteet)における地理の説明では,STEM的な要素についてはあまり触れられていない。そこで,本研究では,フィンランドの高等学校における地理の授業の実例を収集し,授業内容及び授業中の生徒たちの行う作業において,STEM的要素を含むのか,含むとしたらどのような内容なのかを明らかにする。

    2.調査の概要

     筆者は,2018年11月,2019年3月及び5月に,フィンランドのトゥルク,キミト,

    ヨエンスー
    の3市町の高等学校において調査を行なった。この国の教育では,地域の資源の活用が重視されていることから,フィンランド国内でも歴史的背景,社会環境,自然環境ともに特徴的であるこれらの場所を選択した。

     調査方法は,実際に授業を見学し,その授業内容と教員の利用する教材,生徒の作業内容をデータとして収集するというものである。一連の調査で,地理及び生物の授業の事例を収集した。合計30の授業事例を集め,うち地理の科目(GE1~GE4及びGE6)は22単位時間,生物の科目(BI1~BI3及びBI5)8単位時間であった。

    3.収集したデータと結果

     本研究では,授業中に教員が教材として見せるものや,学生の行う課題の作業内容を,ジオメディア(Geomedia)1),科学,技術,工学,数学に分け,授業内でどのような要素が含まれていたかをデータ化した。

     結果としては,全ての地理の授業において,教員,生徒両方が何らかのジオメディアを活用していた。PCも90%の授業で生徒が利用しており,生徒個人またはグループで行う作業を行なっていた。さらには,VRカメラやドローンを使う例も見られた。授業内容は,隣接科学分野を含み,生徒たちの行う作業には,数学の知識を必要とするものもあった。

    また,生物の授業でも,地形図や主題図など,地図を読み,考察する作業が含まれており,GISを使った野外調査を行うなど,地理のスキルが,他のSTEM科目にも生かされていることがわかった。

    4. 考察

    このように,フィンランドの高等学校における地理は,授業の内容にSTEMの要素が多く含まれ,かつPCが活用されていることがわかった。これらの背景としては,フィンランドの学校教育におけるこの科目の持つ性質に加え,大学入試 (Ylioppilastutkinto) の影響が大きい。

    フィンランドの大学入試は2019年春から全てテストが電子化された。地理の試験内容も,与えられたデータから表計算ソフトを使って計算し,グラフを作成し,その結果のキャプチャ画面を解答として提出するといったPCを活用した問題が出題される。こうしたPCスキルが,試験の結果を左右することから,授業中の課題も必然的に数学や,技術的な内容が多くなる。また地図や図表,ダイアグラム,写真や動画を見て質問に答える問題も出題される。ジオメディアの活用を強調するコアカリキュラムと大学入試の試験内容が,授業内容にSTEM的要素を多く含む理由といえよう。

    本研究は,JSPS科研費JP 17K01231の助成を受けたものです。

    1地図,位置情報,ダイアグラム,画像,映像,文献,メディア,口頭発表や,その他地理情報を取得,表示する様々な方法の活用を意味する(OPH 2015)

    文献

    Opetushallitus 2015. Lukion Opetussuunnitelman Perusteet 2015. Helsinki.

  • 小柳 賢太
    水文・水資源学会誌
    2020年 33 巻 3 号 127
    発行日: 2020/05/05
    公開日: 2020/06/16
    ジャーナル フリー

     EUの留学制度(エラスムスプログラム)を利用してフィンランドとドイツの大学院に留学し,水文学の国際性を知る.

  • 湯田 ミノリ
    地学雑誌
    2012年 121 巻 4 号 686-698
    発行日: 2012/08/25
    公開日: 2012/09/03
    ジャーナル フリー
     This article explains the history of geography education from basic to higher levels up to the present in Finland. It also maps out the geography departments in universities and geography-related academic societies to give a full picture of geography education in Finland.
     Geography is a compulsory subject from elementary to senior high-school education in Finland. Furthermore, geography is one of the natural sciences, and it plays an important role in providing students with the experience needed to think logically about various phenomena from natural and social science points of view. It took a long time for geography to become established and to gain status as a natural science in the Finish education system.
     Geography education in Finland started in the 1500s. Although geography was part of history in the 19th century, geographers and schoolteachers advocated that remembering place names is not the core of geography, rather the most important thing in geography is to understand the causes of spatial distributions using knowledge from the natural sciences. Geography became a natural science subject in the late 19th century. At present, geography is seen as a bridge between natural and social sciences, and it is considered to be an important subject for fostering the ability to think logically.
     In Finland six universities have geography departments. In other universities there are classes on geography or geographic information systems even if there is no geography department. Therefore, students can study geography in most universities in Finland.
     Geographic societies are active. Each society publishes journals, and scholars try to increase the visibility of Finnish geography not only in Finnish but also in English, in order to influence both Finnish and international societies.
  • 斎藤 琢, 熊谷 朝臣, 大橋 瑞江, 諸岡 利幸, 鈴木 雅一
    水文・水資源学会誌
    2005年 18 巻 1 号 64-72
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/02/17
    ジャーナル フリー
    東南アジア・ボルネオ熱帯雨林における微気象,純生態系交換量 (NEE),土壌呼吸速度,循環場の諸データを用いて,夜間における生態系呼吸量を正確に見積もるための検討を行った.土壌呼吸計測結果との比較により,強安定条件では樹冠上フラックスが適正に計測されないため,夜間呼吸量が正確に見積もることができないことが分かった.弱安定条件下では,夜間NEEが適正に計測されることが期待され,樹冠上フラックスが夜間NEEの約95%を説明した.よって,年間の夜間呼吸量を見積もるためには,弱安定条件下で計測されたNEEを用いた内挿が有効であることが示唆された.本研究の観測期間において,夜間の摩擦速度に明瞭な季節性がみられ,1~3月に大きな値を示した.これは北東モンスーンの直接的流入に影響されており,乱流変動法による夜間呼吸量計測が可能となる弱安定条件の形成はアジアモンスーンに依存することが分かった.
  • フィンランド教員養成大学での実践から
    *甲斐  純子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2009年 52 巻 2-3
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/01/19
    会議録・要旨集 フリー
    目的:今日わが国では,子どもたちの対人関係スキルやコミュニケーション能力の低下が問題視されている。このことは,新指導要領でも,「問題解決的な学習の一層の充実」とともに「他者とかかわる力の育成」が提唱され,学校教育現場では幼稚園から大学まで,いわゆる参加型の授業や協同学習(collaborative learning)への取組みが盛んである。子どもたちの協同学習スキルを向上させるには,まず,教師が協同学習スキルを獲得,向上させる必要があると考える。 OECDのPISA調査において,最上位に位置しているフィンランドは幼児期から協同学習を取り入れている国であり,家庭科教育の目標にも,「協力的な態度」,「集団で行動する方法の学習」が掲げられている(2004年版‘national core curriculum for basic education’)。また,教員養成教育においても協同的学習形態が多く用いられているということである。 そこで,本研究では,フィンランドの教員養成大学での家庭科教育関連科目における協同学習の実践と成果について考察し,わが国の家庭科教員養成教育に資することを目的とする。
    方法:
    1)家庭科教員養成コースを持つ国立2大学であるヘルシンキ大学と
    ヨエンスー
    大学において,家庭科教育法関連科目の中で,「ディスカッション型」と「実習型」の2種類の形態の協同学習を実施する。
    2)実施後受講学生に質問紙を用いたアンケートまたはインタビュー調査を実施し,学習成果を確認する。
      〈ディスカッション型協同学習〉
    _丸1_ペア型(2人×4組)・・・相手の集団の中での役割を観察,報告
    _丸2_問題解決型(11人)・・・おりがみの花の実物から折り方手順解明
     _丸3_交流型(11人)  ・・・授業DVD視聴後質疑応答,助言アンケート          (DVDの題材:中学校(食物)「1日分の献立作成」
    ) 〈実習型協同学習〉
    _丸4_製作(17人)ふくろ作り・・・手縫い,巾着型
    _丸5_調理(6班17人)ハンバーグ,サラダ,チョコレートムースなど
             (小グループ調理実習法についてのインタビュー)
    期間: _丸1_~_丸4_2007年12月10日~14日
    _丸6_2008年10月23日~24日
    対象:_丸1_~_丸4_国立ヘルシンキ大学教育学部家庭科専攻2年生11名
    _丸5_国立
    ヨエンスー
    大学教育学部サボンリンナ分校家庭科専攻1年生17名
    フィンランド主導:講義_丸1__丸2_(見学),実習_丸5_(参加)
    日本主導: 講義_丸3_,実習_丸4_
    結果と考察:2年間2大学で5種類の協同学習が実施された。_丸1_は40分のディスカッションの中で,ペアになった相手の集団内での役割を見い出すといった社会的判断力を要求される学習であり,_丸2_は折り紙の実物をほどくことにより,折った手順を皆で解き明かす。それらの過程で,学生たちの価値観や思考力,判断力を養う点で評価できる。_丸3_は,共通の授業映像(資料)を媒体にしてグループ内での意見交流を行う方法である。言葉の壁を越えて理解できるよう,フィンランドと日本に共通の学年(中1)と題材「1日分の献立作成」を選択し流れを解説した。20分程度のディスカッションの後,11人中6人の学生から質問が,また,全員から豊富な助言が呈された。発想の巾が広く活動を伴う助言が多いのが特徴である。_丸4_の「ふくろ作り」は,わが国の小学校教材である。和柄のハンカチや手ぬぐいを提供した。グループによる協同学習をしながら縫った学生でも平均45分要した。_丸5_は,3~4人による小グループの問題解決型調理実習で,調理するものは班ごとに異なる。調理のレシピを手掛かりに班員の総力を挙げて作り上げる。読解力と他者と協同する力の養成を狙った指導法といえる。
  • 渥美 裕子
    Journal of Computer Chemistry, Japan
    2013年 12 巻 2 号 A18-A20
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/06/30
    ジャーナル フリー
    The periodic table (PT) is used in all natural science areas. It is a compact and approximate way to summarize both the electronic shell structure of individual atoms, and other basic properties. Pyykkö uncovered the extended periodic table from atomic number 1 to 172 by Extended Average Level Dirac-Fock calculations in 2010. In particular the 8p* shell calculations revealed the place of element 139 and 140 in PT. In this text of SCCJ Cafe- Season 3, PT is discussed. Also, the culture of quantum chemistry and life in Finland are briefly touched upon.
  • ニスカネン イルポ
    応用物理
    2015年 84 巻 8 号 758-759
    発行日: 2015/08/10
    公開日: 2019/09/27
    ジャーナル フリー
  • 伊東 治己
    四国英語教育学会紀要
    2016年 36 巻 1-16
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/01/07
    ジャーナル オープンアクセス
    Now that the introduction of English as a regular school subject into the primary school curriculum is planned to take place in 2020, securing a sufficient number of teachers who can teach English at primary school has become a pressing issue. At the moment, the government is discussing two possible ways to tackle this urgent issue; recommending primary school teachers to acquire a teaching certificate to teach English as a subject and relocating lower secondary school English teachers to primary schools. Both ways seem feasible to a certain degree, but it cannot be denied that both are rather hasty preparations for emergency, not a solution to be sustained for decades. This paper proposes a third way to solve the issue, getting a hint from the teacher education system in Finland. It will propose revising the current teacher education system so that it may educate so-called generalists who can teach English as a subject not only at secondary school but also at primary school.
  • 倉元 綾子, 山口 厚子, 鈴木 真由子
    家政学原論研究
    2007年 41 巻 42-45
    発行日: 2007/08/23
    公開日: 2017/04/07
    ジャーナル フリー
  • 岡 裕泰
    森林科学
    2002年 36 巻 73-76
    発行日: 2002年
    公開日: 2017/07/28
    解説誌・一般情報誌 フリー
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