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クエリ検索: "ラッピング車両"
13件中 1-13の結果を表示しています
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    環境芸術
    2013年 12 巻 77-84
    発行日: 2013/10/26
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    本研究は、都市空間に進出したサブカルチャーコンテンツの類型化と整理、ならびに、こうした事例の人々による受容形態の類型化と整理を試み、サブカルチャーコンテンツの都市空間における性質の一端を考察するものである。フィクショナルな物語として製作され、受容されてきたサブカルチャーは、これまで、現実世界とは無関係な存在であった。だが、その受容者は、このところ現実世界をそのフィクショナルな物語に沿う形で、読み替えてとらえるようになっている。ついには、その読み替えは現実世界に、実体のある彫像や建築や環境や施設となって設置、建設、保全されるようになり、現実世界は書き換えられている。都市空間に進出したサブカルチャーは、単なる余暇の娯楽にとどまらず、日常の生活に深く浸透した、新たな信仰の対象とも言える地位を確立しつつあるのかもしれない。
  • 齋藤 光之介
    日本コミュニケーション研究
    2024年 52 巻 2 号 153-170
    発行日: 2024/01/31
    公開日: 2024/02/02
    ジャーナル フリー

    In this paper, we discuss the communication mediated by tourist attractions (=places) and tourist resources (=things) in the field of content tourism, including “pilgrimages to sacred anime sites.” In “anime pilgrimage” (or “anime tourism”), which are motivated by animation, we can observe active communication among fans, and the culture created called “participatory culture.” However, in today’s content tourism there are many mechanisms to induce “participatory culture.” In such situations, “pilgrims” are not the subjects of cultural creation, but rather tourism consumers, and can be the target of the tourism industry. Therefore, places with abundant existing tourism resources tend to be selected as “sacred sites.” While defining such a situation as “post-content tourism,” this paper analyzes the impact of the influx of content on tourist spaces through a survey on a content tourism site at Hamanako Sakume Station in Hamamatsu City, Shizuoka Prefecture. Referring to various arguments that grasp “place” or “space” as “media,” we discuss the new tourist space that is emerging through content tourism.

  • スイス・バーゼル市の事例
    三寺 潤, 本多 義明
    都市計画報告集
    2010年 9 巻 2 号 69-72
    発行日: 2010/09/10
    公開日: 2022/08/01
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本報告では、バーゼルを対象とし、2回にわたる現地調査およびヒアリング調査から、バーゼルにおける公共交通の現況をまとめ、市民と行政間の連携や具体的な活性化手法等について整理をおこなった。バーゼルでは公共交通分担率が非常に高く、また住民の満足度も高いことがわかった。また、施策については、レファレンダム(市民投票)で最終的に決定をおこなうシステムが存在し、計画決定のプロセスには住民全てが参加している。

  • 川添 航, 坂本 優紀, 喜馬 佳也乃, 佐藤 壮太, 渡辺 隼矢, 松井 圭介
    地理空間
    2018年 11 巻 1 号 47-62
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/20
    ジャーナル フリー
    本研究は茨城県大洗町におけるコンテンツ・ツーリズムの展開に注目し,ツーリズム形態の転換に伴う観光空間への影響,及びその変容の解明を目的とした。大洗町は観光施設を数多く有する県内でも有数の海浜観光地であり,2012年以降はアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台として新たな観光現象が生じている地域である。大洗町においては,当初は店舗・組織におけるアニメファンへの対応はまちまちであったが,多くの訪問客が訪れるにつれて,商工会の主導により積極的にコンテンツを地域の資源として取り入れ,多くのアニメファンを来訪者として呼び込むことに成功した。宿泊業においては,アニメ放映以前までは夏季の家族連れや団体客が宿泊者の中心であったが,放映以降は夏季以外の1人客の割合が大きく増加するなど変化が生じた。コンテンツ・ツーリズムの導入によるホスト・ゲスト間の関係性の変化は新たな観光者を呼ぶ契機となったことが明らかとなった。
  • アジア・アフリカ地域研究
    2018年 17 巻 2 号 303-336
    発行日: 2018/03/31
    公開日: 2018/05/12
    ジャーナル フリー

    バーンチエン―世界遺産として,地域のシンボルとして―

    白石 華子


    日本の神社神職を彷彿とさせるマダガスカルのピアンジュ

    江端 希之


    In Pursuit of Livelihood: Significance of Cash from Tourists to Local People’s Livelihood in Ethiopia

    Azeb Girmai


    変わりゆくブルカの姿―パキスタン・ラーホールの街角で―

    賀川恵理香


    キャンディ,エサラ・ペラヘラ祭りのあと―他者と関係を撚り結ぶ―

    清水加奈子


    国境を越えて学ぶ,働く―タイ,メーソットで出会った移民たち―

    木戸みなみ


    こんにちは,カザフスタン!―アルマトゥのカフェ巡り―

    李  眞恵


    The Revitalization of Waqf (Islamic Endowment) for Social Well-Being in Malaysia

    Nur Izzati Binti Mohamad Norzilan

  • 井上 和久, 堀 彰穂, 友成 真一
    日本国際観光学会論文集
    2014年 21 巻 167-171
    発行日: 2014年
    公開日: 2019/04/03
    ジャーナル フリー
    A promotion of tourism by utilizing contents has been activated. The film tourism is a typical example of this. Utilizing the animation has been actively carried out by now. By investigating the cases, such as Takayama, Gifu prefecture and Oarai town, Ibaraki prefecture, this study show a case of regional development by utilizing the contents in Kyoto. This study also shows that the animation forms the awareness of habitants to the contents and would have the effectiveness to the regional development utilizing environmental resources.
  • ― 「駅メモ! ―ステーションメモリーズ!―」 ―
    小野 晃典, 小野 雅琴
    マーケティングジャーナル
    2023年 43 巻 2 号 90-100
    発行日: 2023/09/29
    公開日: 2023/09/29
    ジャーナル オープンアクセス HTML

    日本全国9,000以上の駅を美少女キャラたちと周遊する位置情報連動型ゲーム「駅メモ! ―ステーションメモリーズ!―」は,最近,乗客減に悩む鉄道会社や自治体等のO2Oデスティネーション・マーケティング施策に加担するべく,当地を出身地とする美少女キャラを誕生させると共に,その美少女キャラを主人公とした短期デジタルスタンプラリーを開催することによって,このゲームに熱狂し多大な時間的・金銭的コストを喜んで旅に振り向けるゲームオタク,鉄道オタク,および美少女キャラオタクたちを,デジタルスタンプラリーの開催地に誘客し,周遊させることに成功している。本論は,「駅メモ!」による数多くの成功例のうちの数例を振り返った上で,そのO2Oデスティネーション・マーケティング・モデルとしてのポテンシャルについて議論する。

  • 八木 健太郎, 竹田 直樹
    環境芸術
    2013年 12 巻 85-90
    発行日: 2013/10/26
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    これまでのパブリックアートにみられるわが国の都市空間におけるさまざまなアートのあり方と、今日の都市空間において多様な展開を見せているマンガやアニメなどのキャラクターのあり方を包括的に比較し、それぞれの都市空間における役割や存在意義を考察し、明らかにすることが目的である。わが国のパブリックアートは、都市景観の向上を目的として、野外彫刻を中心にスタートした。その後、文化的、教育的な役割に加え、都市の不動産価値の向上や地域の活性化まで、実に多様な役割を担うようになり、その目的は多様化してきた。また、それにともなって都市空間との関係性も、次第に多様になってきている。それに対して、マンガやアニメなどのキャラクターを都市空間に導入される際に期待されている役割は、地域の活性化あるいは集客力のアップという点において共通しており、比較的単純明快である。役割が明快な一方で、都市におけるこうしたキャラクターの存在形態は、集客の核となる施設または巨大な彫像、アプローチを飾り演出する造形物、地域へのアクセスを提供する車両など、複合的なメディア展開をみせている。またその実施主体も、自治体や公共団体、草の根的な市民活動など多様である。都市空間におけるサブカルチャーとしてのマンガやアニメなどのキャラクターは、単に地域の集客力を向上に寄与するという当初の目的を明らかに超えはじめている。サブカルチャーの物語の受容を促すことを通して、地域の歴史や風土・伝統に触れる機会を提供し、ハイカルチャーとしてのパブリックアートと同様に、都市におけるモニュメントとしての特質を獲得している。
  • 大原 昌明
    会計検査研究
    2021年 63 巻 37-53
    発行日: 2021/03/19
    公開日: 2022/03/25
    ジャーナル フリー

     本稿は,公営交通事業を行う札幌市営の交通事業に関して,札幌市の外郭団体である札幌市交通事業振興公社の沿革と特徴を整理し,そして今後の課題について若干の考察を行ったものである。

     同公社は,1988年11月の設立以来,地下鉄駅管理業務の受託を中心にして,市営交通事業の一翼を担ってきた。そして2020年4月1日,札幌市交通局との協議を経て,自主事業として市電の運行を担うことになった。このことにより,業務的にも財務的にも中心的事業だった受託事業に加えて,市電を運行するという,まったく新しい事業を行うことになり,法人として重要な転換点を迎えた。

     第1 章では公社の設立経緯とこれまでの事業を,交通局および公社の公表資料を中心にしてまとめた。第2 章では公社の財務的特徴と現況を過去10 年間の決算資料を用いて抽出した。第3 章では,2020 年4 月の市電事業の開始と合わせて策定された軌道運送事業計画,それを含む法人全体の2020-2024 年度中期経営計画の中から重要と思われる点を抽出した。そして,市電の運行事業を担うことになった公社の今後について,一般財団法人である公社にとって,とくに中期経営計画の中で示された「地域への貢献」が重要な取り組みであると捉え,市電事業を中心とするまちづくりは,交通局ではできない地域活性化策を展開できる可能性を秘めているのではないかと私見をまとめた。

     なお,本稿は札幌市の交通事業に関する関係団体を中心としたケーススタディである。この札幌市のケースに基づいて地下鉄や市電を運行する他地域の交通事業への一般法則を導き出すのは困難である。しかしひとつひとつのケースを取り上げて積み上げていくことで,公営交通事業体あるいはそれに連なる組織体の継続的事業遂行のために必要な共通の課題が見出せる可能性がある。本稿はそのような視点に基づく事例のひとつである。

  • 畠山 仁友
    広告科学
    2012年 57 巻 17-32
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 大庭 哲治, 松中 亮治, 中川 大, 山根 和人
    土木学会論文集D1(景観・デザイン)
    2012年 68 巻 1 号 57-65
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
     本研究は,屋外広告物の規制強化が設置状況に及ぼす影響とその因果構造を明らかにするため,2007年9月に改正された京都市屋外広告物条例を対象に,現地調査に基づいて,その改正前後における主要幹線街路沿いの屋外広告物の設置状況に関するGISデータベースを構築した.その上で,このデータを用いて,設置状況変化の因果構造を共分散構造分析により検証した.その結果,規制強化が改正条例の目的に沿って広告景観の改善に正の影響を及ぼしている一方,規制強化の意図しない負の影響も存在していることを明らかにした.また,被規制者の簡易屋外広告物に対する撤去志向が,ひいては,大型の固定型屋外広告物の面積・色彩・設置高さ・設置位置の改善に影響を及ぼす可能性があることを明らかにした.
  • 関谷 友彦, 保科 裕
    地質学雑誌
    2022年 128 巻 1 号 513-528
    発行日: 2022/12/29
    公開日: 2022/12/29
    ジャーナル フリー

    群馬県南西部の下仁田町は中心市街地が山々に囲まれた小盆地にあり,信州の山間地と関東平野の境界に位置する自然豊かな町で,下仁田ジオパークはこの下仁田町内全域がエリアにふくまれる.地質学的には,中央構造線や国内で最も典型的なクリッペやフェンスターなどを含めたナップ構造とその内部の褶曲構造などにより地殻の変動を感じられる.また,地形的にも古い火山の侵食地形やクリッペをなす山々が独特の景観をなしている.特産物には,下仁田ねぎとこんにゃくがあり,日本三大奇勝「妙義山」をはじめとした豊富な自然,世界文化遺産「荒船風穴」などの地形を利用した産業遺産などがエリア内に点在している.

    本巡検では,下仁田ジオパークのみどころにもなっている内帯,外帯,および跡倉クリッペの地質露頭および歴史文化遺産の見学を通じ,多様な地形地質条件の中で歴史を重ねてきた人々の文化について紹介する.また,これら,「自然」「歴史」「文化」などの地域資源をまるごと活かし,地域住民とともに行っている街づくりの実践も紹介する.

  • サイエンスウィンドウ編集部
    サイエンスウィンドウ
    2017年 11 巻 1 号 1-40
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/06/28
    解説誌・一般情報誌 フリー

    サイエンスウィンドウ2017春号の冊子体一式(PDF版)およびHTML版は下記のURLで閲覧できます。

    https://sciencewindow.jst.go.jp/backnumbers/detail/88

    目次

    【特集】 感じるって何だろう?

    p.06 ――世界を感じる。それは動物が動物たるゆえんと言っていい

    p.08 進化史から見るヒトの「感覚」(犬塚則久 古脊椎動物研究所)

    p.10 教科書だけでは学べない森林の体験学習から得られること(森林総合研究所多摩森林科学園・多摩市立連光寺小学校)

    p.13 感覚を使った学びいろいろ

    p.14 感覚の仕組みを探る(木村實 元玉川大学 脳科学研究所)

    p.18 進歩するテクノロジー デバイス化される知覚

    p.20 「動かせる感覚」が失われた脳機能を取り戻す(森本淳 ATR 脳情報研究所 ブレインロボットインタフェース研究室)

    【TOPICS】

    p.24 113ニホニウムNh 日本発の元素誕生(理化学研究所 仁科加速器研究センター)

    【連載】

    p.02 かくれてるカモ?:コノハチョウ

    p.26 空からジオ:下仁田ジオパーク/群馬県

    p.28 動物たちのないしょの話:アフリカゾウ(愛媛県立とべ動物園)

    p.30 タイムワープ夢飛翔:アンドロイド/どこまで人になれるのか

    p.32 自然観察法のイロハのイ:タンポポを見て環境を知る

    p.34 科学写真の言霊:湯川秀樹の言葉より

    p.36 発見!くらしの中の科学:どうして小さい物を大きくして観察できるの?

    p.38 読者の広場:サイエンスウィンドウカフェ

    p.40 空からジオ:解説

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