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クエリ検索: "ラマ" アダルトビデオ
16件中 1-16の結果を表示しています
  • ―アダルトビデオを「女性向け」に編集する動画サイトとその視聴者―
    服部 恵典
    社会学評論
    2022年 73 巻 2 号 119-135
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/09/30
    ジャーナル フリー

    本研究は,「ヘテロ男性を主なターゲットとするAV(

    アダルトビデオ
    )が,なぜ・いかにして一部を切り取るだけで『女性向け』のアダルト動画に編集(不)可能なのか」という問いを通じ,ポルノグラフィを「再意味づけ」する実践の可能性と限界を経験的に明らかにする.ポルノは,必然的に男性から女性への暴力・収奪を引き起こすものだと理論化すると,まさに描き出された通りの不平等を普遍化してしまうという問題がある.ゆえに,ポルノを差別や抑圧に抵抗するかたちで読み直す「再意味づけ」への着目が重要となる.しかし,「再意味づけ」が性規範の単なる反復や強化に陥る可能性が指摘されているにもかかわらず,先行研究では個人の抵抗可能性が過大評価され,視聴を支える動画サイトにおける優先的な読みとの交渉的解釈が分析されていなかった.

    分析には,女性向けアダルト動画サイト「GIRL’S CH」のプロデューサーへのインタビュー,動画レビュー,編集前後の映像を用いた.サイトと利用者は,もともと「男性向け」だったAV から「女性向け」と感じるシーンを新たな見所として発見する読み直しを行えているが,女性に対し抑圧的とされてきたシーンは「女性向け」と再意味づけせずに省く傾向があった.本稿はこうして,作品の一部のみ観てもよいというAV のメディア的特性への着目を通じて,バトラーの反ポルノ批判の有効性と同時に,その限界を経験的に示した.

  • 野田 寿美子
    子ども社会研究
    2000年 6 巻 30-42
    発行日: 2000/06/25
    公開日: 2023/03/22
    ジャーナル オープンアクセス
  • 台湾人女性におけるポルノグラフィー使用についての検討
    王 向華, 邱 愷欣, 速水 奈名子, 田村 周一, 雑賀 忠宏
    現代社会学理論研究
    2011年 5 巻 53-75
    発行日: 2011年
    公開日: 2020/03/09
    ジャーナル オープンアクセス
  • ――女性向けアダルトビデオを視聴するファンに着目して――
    服部 恵典
    年報カルチュラル・スタディーズ
    2020年 8 巻 35-57
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/10/09
    ジャーナル オープンアクセス
     ポルノグラフィは、社会的にも社会学的にも議論の係争点であり、ジェンダーの平等が論点となる場合にはとりわけそれが際立つ。その端緒となる反ポルノ派フェミニストの理論が有する問題の1 つに、女性によるポルノの「見方」の多様性を狭めてしまうがゆえに、女性を「被害者」の位置に固定化してしまい、女性が消費者となるポルノグラフィの存在 をうまく説明できないという点がある。
     しかし、女性向けポルノの先行研究が行ってきた、①「正しい」女性表象でないという分析、②「女性」が揺るぎがたく持つ優位性があるという分析、③男性向けポルノと同様の価値観で成り立つという分析、のいずれにも課題が残る。この解決方策として、本稿は女性向けアダルトサイト研究の知見から、ジェンダー化されたジャンル区分そのものを問 う重要性を指摘した。そして「女性向け
    アダルトビデオ
    (以下AV)のファンは男性向け/女性向けAV という区分をいかに捉えて視聴しているか」という問いのもとで11 名へのインタビュー調査を行った。
     調査結果から、主流のAV に対するアンチテーゼとして生まれた経緯のある女性向けAVを視聴していても、ファンは単純に男性向けAV を批判するのではなく、「男優ファン」であるがゆえに男性向けAV の視聴を自然にファン活動に組み込んでいたことが明らかになった。しかも男性向け作品を「仕方なく」視聴するのではなく、ある種のトラウマ経験がある女性であっても、両方に良さを感じながら楽しんでいた。また男性向け/女性向けを越境した視聴を行うだけでなく、そうした区分の必然性を揺るがすような捉え方もしていた。こうしたファンの実践は、ジャンル研究の文脈では、デコーディングによるジャンルの脱構築、第三波フェミニズムの文脈では、「被害者」ではなく「消費者」としての「女性」に 着目した、女性性の再構築ないし転覆の可能性の模索であるといえる。
  • 医学用模型の展示と性の視覚化
    妙木 忍
    ソシオロジ
    2007年 52 巻 1 号 119-134
    発行日: 2007/05/31
    公開日: 2016/03/23
    ジャーナル フリー
  • 浅生 慶子
    日本助産学会誌
    1993年 7 巻 1 号 5-11
    発行日: 1993/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 池上 千寿子
    日本エイズ学会誌
    2003年 5 巻 1 号 48-54
    発行日: 2003/02/20
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
  • 数藤 雅彦
    情報の科学と技術
    2020年 70 巻 5 号 231-237
    発行日: 2020/05/01
    公開日: 2020/05/01
    ジャーナル フリー

    本稿では,インターネット上に公開された肖像が,どのような場合に肖像権の侵害となるか,裁判例の分析を通じて判断基準を解説する。肖像権侵害の判断基準としては,2005年の最高裁判決において,被撮影者の社会的地位や活動内容等の諸要素を総合考慮する手法が示されていたところ,この手法はインターネット上の肖像権侵害を検討する際にも適用可能である。そこで,最高裁が示した6つの考慮要素を軸に,侵害例と非侵害例を多数紹介し,総合考慮における実務的な注意点を解説する。加えて,発信者情報開示請求の問題や,なりすましの問題等,インターネット特有の論点についても裁判例をふまえて解説する。

  • 國友 万裕
    映画英語教育研究 : 紀要
    2015年 20 巻 137-
    発行日: 2015年
    公開日: 2020/03/25
    ジャーナル オープンアクセス
    Gay characters in films are more and more prominent these days. The biases against gay people are gradually decreasing. So it is time to think about films from homosexual points of view. It has been said that American films are potentially homosexual, although they hide their homosexuality under the veils of heterosexism. As closeted homosexuality is an essential part of most American films, the one way to see American films is to assume man-to-man relationship to be a kind of homosexuality. The Shawshank Redemption can easily be said to be a beautiful love story between the two male prisoners Andy and Red. The Shawshank Redemption is, like other prison films, filled with homosexual connotations such as sexual violence and male rape. Under the harsh circumstances the two male prisoners create a loving relationship. But their skin colors and their social classes are so different that we tend to overlook their homoerotic desire. In this thesis, their homosexuality would be examined.
  • 『和具の海女』に映る民族/俗学的眼差し
    小暮 修三
    映画研究
    2015年 10 巻 28-43
    発行日: 2015年
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル オープンアクセス
  • 程 斯
    アニメーション研究
    2023年 23 巻 2 号 29-39
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2024/04/10
    ジャーナル フリー

    本稿は1980年代の「第二次アニメブーム」、「第二次声優ブーム」、そして「やおいブーム」が合流した地点で生まれた「カセットJUNE」に着目する。アニメで蓄積された声と声優に対する熱狂を引き継ぎながら、女性向け文化の領域で新たな聴取経験を築いたコンテンツである「カセットJUNE」の最初の二作であるカセット「鼓ヶ淵」とカセット「間の楔」、およびこの二作に寄せられた当時の聴き手のコメントを対象として、それらがいかなる聴取経験を提供し、そして聴き手といかにやり取りしたかについて分析を行う。成人男性の声を直接聴き手の耳元で響かせた「カセットJUNE」は、従来の少年愛マンガや小説とは異なるような、身体全体に触覚的に作用する聴覚的快楽を聴き手に供したが、それだけではなく、聴き手コメントというコミュニケーションのツールを聴き手に開放したことによって、聴き手をその聴覚的快楽をめぐる交渉に参加させた。

  • プラットフォーム展開で放送はどう変わるか
    関谷 道雄
    放送研究と調査
    2018年 68 巻 5 号 26-45
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    Yahoo!ニュースやスマートニュース、LINE NEWSなどのプラットフォームを活用する地域メディアが増えつつある。当初は地方紙の参入が目立ったが、近年は民放ローカル局の参入も活発化し、それぞれの地元に制約されていた各局発のニュース、番組が「越境」するようなった。その結果、地域の情報、問題が全国で可視化されつつある。また、ネットへの対応を文字情報、つまり“活字”を用いて積極的に進めたラジオ局がある一方で、新聞社が動画に取り組み、“テレビ化”するというメディア間の「交錯」も顕在化している。その結果、活字化を推進するラジオ局は、圏外からのアクセスが地元を上回り、テレビ化した新聞社のスクープ動画を放送局が購入するという新たな動きも出ている。その一方で、ローカル局発のニュースが全国に配信され、ネット上で誹謗中傷にさらされる実例も出ている。このように各社は試行錯誤を繰り返しながら、プラットフォームを通じた新たな情報発信のあり方を模索している。これらの取り組みは、これまでの東京中心の視点を変える萌芽となりうる可能性がある。一元的な視点を乗り越え、オルタナティブな視点を提示できるようになったとき、放送はこれまでよりもさらに民主主義に資する可能性を持っているのではないか。
  • 社会学評論
    1998年 49 巻 1 号 156-167
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
  • 小平 さち子
    マス・コミュニケーション研究
    1999年 54 巻 4-20,252
    発行日: 1999/01/31
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    Various studies on children and the media have been conducted in many different ways around the world. Amid major changes in both the media and children's everyday lives, there is a pressing need to sort the results of these studies from clearly defined perspectives and correlate them for the best possible use. This task may now be regarded as indispensable to the further progress of such studies. This article seeks to analyze major trends in research on children and the media in different countries, the content and background of characteristic types of studies, and also feedback about the results of these studies, mainly in the 1990s. Ever more carefully designed studies need to be conducted, including those that place emphsis on the positive aspects of media impact which should be encouraged for enjoyment by as many children as possible. A fresh framework for studies should be developed from wider viewpoints, supported by researchers with different backgrounds and experience, in order to make the total media environment more healthy and attractive for children, not only in Japan but around the world.
  • 渋谷 明子
    シミュレーション&ゲーミング
    2012年 22 巻 1 号 85-98
    発行日: 2012/06/25
    公開日: 2020/06/19
    ジャーナル フリー

    本稿では,メディア表現が及ぼす影響についての実証的な研究と,これまで問題になってきたメディア表現の特徴を整理した.青少年への影響については,暴力表現,性表現,反杜会的表現.言葉・思想関連表現のすべての領域で,青少年が影響を受ける場合があると考えられる.年齢別にみると,暴カシーンの影響に代表されるように,幼児や小学生など,低年齢の子どもたちのほうがメディアの影響を強く受けやすいことから,青少年保護のための配慮をする根拠はある.また,残虐な暴力表現,暴力的な性表現,飲酒,喫婢などの衣現,少数派集団に対する差別的表現,実在する人物,団体,病気などの名前が使われた場合に,杜会的な批判を浴びやすい.大人でも影響がみられる場合もあるので,表現にあたっては大人を対象としたメディアでも配慮が必要だろう.一方で,多様な人々を描くことは推奨される傾向もあり,配慮しながら,描いていく必要があると思われる.

  • 特集2 ジェンダー・アクティヴィズムと社会変革──韓国#Me too 運動と台湾の同性婚法制化運動が日本社会へ示唆するもの
    李 娜栄, 沈 秀華, 古橋 綾, 鈴木 賢, 出口 真紀子, 安谷屋 貴子
    グローバル・コンサーン
    2021年 3 巻 74-144
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/07/16
    ジャーナル オープンアクセス
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