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7,975件中 1-20の結果を表示しています
  • *丸山 弘明, 中島 美樹, 跡部 昌彦
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2011年 23 巻 A2p-19
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/08/30
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    レモン
    ジュースの香味特性は、原料果実の産地、収穫時期や搾汁方法、殺菌方法などの違いで大きく変化し、現在、市場にも様々な香味特性を有する商品が存在する。本研究では、これら市販
    レモン
    ジュースがどういった香味特性を有するのか評価し、これらの香味特性が製菓調理後の
    レモン
    香味特性とどう関係するかを比較評価した。 【方法】市販
    レモン
    ジュース(22品)に加え、青果
    レモン
    を絞ったもの(2タイプ)について、官能評価による香味評価を行なった。その結果で特性的であった市販
    レモン
    ジュース(7品)を用いて製作した生菓子(ゼリー)および焼き菓子(ベイクドチーズケーキ)について、官能評価による香味評価を行ない、調理前後で比較した。官能評価は
    レモン
    の香味特性の評価用語を中心に用い、両極7段階尺度法で評価した。 【結果】<市販
    レモン
    ジュースの評価>主成分分析の結果、市販
    レモン
    ジュースは『
    レモン
    の香り強度』『
    レモン
    の香り特性(
    レモン
    の果汁感⇔
    レモン
    の果皮感)』を表す成分から説明可能であることが示された(寄与率70%以上)。<製菓の評価>生菓子では、
    レモンジュースと同様にレモン
    の香り特性でのサンプル差が確認できた。焼き菓子では、
    レモン
    の香り特性は区別されず、
    レモン
    香りや味強度として評価された。その際、調理前果皮の感じが強い
    レモンジュース商品を用いたサンプルの方がレモン
    香り・味強度が強い傾向が確認できた。
  • *中島 美樹, 丸山 弘明, 跡部 昌彦
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2012年 24 巻 2P-18
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/24
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    レモン
    ジュースの香味特性は、原料果実の産地、収穫時期や搾汁方法、殺菌方法などの違いで変化し、現在、市場にも様々な香味特性を有する商品が存在する。本研究では、これら市販
    レモン
    ジュースが、どういった香味特性を有するのか評価し、さらに、これらの香味特性が製菓調理後の香味特性と、どう関係するのか解析した。平成23年度大会では、第1報として、
    レモン
    ジュースの配合量を合わせて試作した、ゼリー、ベイクドチーズケーキでの結果を報告した。今回は、添加する
    レモン
    ジュースの酸度が同一になるように、添加量を調整して試作し、同様に香味特性を評価、解析した結果を報告する。
    【方法】市販
    レモン
    ジュース(22品)、青果
    レモン
    を搾ったもの(2タイプ)について、官能評価による香味評価を行なった(第1報)。その結果で特徴的であった市販
    レモン
    ジュース(7~8品)を用いて、焼き菓子(ベイクドチーズケーキ、マドレーヌ)を試作し、官能評価による香味評価を行なった。官能評価は両極7段階尺度法で評価した。 
    【結果】<ベイクドチーズケーキ>
    レモン
    の添加量を統一した第1報では、
    レモン
    ジュースの香り特性は、チーズケーキの評価では区別されなかった。しかし、酸度によって添加量を調整した今回は、
    レモン
    の香り特性の一つである「
    レモン
    の果皮の香り」と「
    レモン
    の果肉の香り」が、チーズケーキの評価で区別された。また、「
    レモン
    の果皮の風味」「
    レモン
    の青っぽい風味」の強い
    レモン
    ジュースは、チーズケーキの「チーズの風味」を弱く感じさせることが確認できた。<マドレーヌ>「後引く感じ」の強い
    レモン
    ジュースは、マドレーヌの「バターの風味」「卵の風味」を弱く感じさせることが確認できた。
  • *久保 加織, 吉田 愛, 石川 直美, 堀越 昌子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2010年 22 巻 2P-17
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/08/27
    会議録・要旨集 フリー
    目的 輸入柑橘類には、防カビ剤としてポストハーベスト農薬が使用されることが多い。本研究では、日本で食品添加物として使用が認可されている防カビ剤のなかの一つであるイマザリルの
    レモン
    各部位での残留濃度を調べた。さらに、イマザリルが添加されている米国産
    レモン
    を用いて、保存や洗浄、調理によってどの程度その量が変化するかについて調べた。
    方法 試料には、2005年~2009年に京都市内あるいは大津市内の小売店から購入した国産および米国産の
    レモン
    を用いた。イマザリルは、厚生労働省公定試験法に基づいて抽出後、高速液体クロマトグラフィーにより分析した。
    レモン
    の保存は、10℃に設定した冷蔵庫内で行った。洗浄は、水洗やゆでこぼしのほか、洗剤や重曹、酢酸、エタノールを用いて行った。
    レモン
    の調理として、
    レモン
    ティー、
    レモン
    のハチミツ漬け、
    レモンのすりおろした皮とレモン
    汁を加えたマドレーヌを調製した。
    結果 イマザリル使用の米国産
    レモン
    からは、イマザリルが基準内濃度で検出され、内皮や果汁に比べると外皮の残留量が高かった。10℃保存では、国産
    レモン
    は約1ヶ月で傷みがみられたが、米国産
    レモン
    に変化はみられず、4カ月保存後もイマザリル量の減少はなかった。
    レモン
    を水洗した後のイマザリル量は47.6%に減少した。
    レモン
    をハチミツに漬けたり、紅茶に加えたりすることで、ハチミツや紅茶にイマザリルが溶出し、50ml紅茶に10gの
    レモン
    を30秒間浸漬した時の紅茶への溶出は47.1%であった。焼成後のマドレーヌからもイマザリルが検出され、残存率は51.0%であった。以上のことから、洗浄や調理を行ってもかなりの量のイマザリルが食品中に残存することがわかった。
  • *中島 美樹, 松下 浩子, 平光 正典, 坂井田 和裕, 江上 いすず
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2007年 19 巻 P-54
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/30
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     唐揚げに
    レモン
    を用いることで、さっぱり感が増すことと肉が柔らかくなることが一般的に知られている。そこで、(1)
    レモン
    の構成成分がさっぱり感にどのように影響を及ぼしているのか、また、(2)柔らかさを感じる最適な調理条件について検討した。
    【方法】
     (1)
    レモン
    果汁、
    レモン
    果汁と同酸度のクエン酸溶液、何もかけない市販惣菜唐揚げを用い、食べた時のさっぱり感について官能検査を実施し、まずは酸味の影響を確認。続いて、
    レモン
    果汁の主要構成成分である、酸味、香り、果汁感(コク)の存在がそれぞれさっぱり感にどのように影響しているのか官能検査にて検証。 (2) pHの異なる
    レモン
    果汁(pH2.5、3.0、3.5)に浸け込んだ鶏モモ肉を唐揚げにし、柔らかさおよび美味しさについて官能検査を実施。また、
    レモン
    果汁に浸け込んだ際の鶏モモ肉の保水量を確認。
    【結果】
     (1)
    レモン
    果汁、クエン酸溶液共にさっぱり感が増したが、
    レモン
    果汁の方がクエン酸溶液よりも有意に高く(P<0.05)、酸味以外の成分もさっぱり感に影響を及ぼしていることが示唆された。次に、
    レモン
    構成成分のさっぱり感についての役割を調べた結果、酸味、香り、コク共にさっぱり感が増し、中でも、香り、コクよりも酸味の影響が強かった(P<0.05)。 (2)pH2.5、3.0、3.5共に保水量が増加、事前に
    レモン
    に浸け込むことで柔らかい唐揚げに仕上がることが確認された。
  • 植田 俊克, 立野岡 誠, 村上 有美
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2010年 2010.3 巻 G-69
    発行日: 2010/08/12
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    This report show a method of simple modeling which reproduces the airflow distribution around ceiling air diffusers in CFD orthogonal grids systems compared with the experiment data on air-conditioning. Results show comparatively close values to the experiment data and the method is sufficiently accurate for practical use.
  • 村上 有美, 植田 俊克
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2010年 2010.3 巻 G-68
    発行日: 2010/08/12
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    We propose a method of simple modeling which reproduces the airflow distribution around ceiling air diffusers when conducting CFD in the orthogonal grids system. This report proposes a method in which the ceiling air diffuser is formed of nine cells or more. Results show comparatively close values to catalog specifications.
  • 村上 有美, 馬田 博貴, 植田 俊克
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2009年 2009.1 巻 F-16
    発行日: 2009/08/18
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    When conducting CFD, calculations with the orthogonal grids system are faster as compared to the unstructured elements system, and the orthogonal grids system is suited to cases where airflow is affected by thermal convection rather than the wall shape, as with air-conditioned and heated rooms. However, it is difficult to reproduce ceiling air diffusers, which have a complex geometry. This report proposes the method of simple modeling, which reproduces the airflow distribution around ceiling air diffusers in the orthogonal grids system at practical levels. Results show comparatively close values to catalog specifications based on the mesh division method that is recommended by the proposed simple modeling.
  • *大藪 佳苗, 三宅 義明, 平光 正典, 木村 友子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2006年 18 巻 1B-a3
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/09/07
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】前報では、
    レモン
    フラボノイドを食パンへ添加し、製パン工程におけるフラボノイドの変化や、食パンの物性や官能評価への影響を調べた。
    レモン
    フラボノイドを添加することにより、無添加品に比べ、食パンの比容積が増大することを報告した。本研究では
    レモン
    フラボノイドの添加による食パンの膨化性の向上の要因を探求する目的で、材料と生地のpH、生地の物性などに対する
    レモン
    フラボノイドの影響を検討した。
    【方法】
    レモン
    フラボノイドは、
    レモン
    果皮の水抽出液を逆相樹脂処理して調製し、エリオシトリンを30%含有する粉末を得た。強力粉、蒸留水、スキムミルク、砂糖、塩、ラードを基本材料とし、
    レモン
    フラボノイドを強力粉に0%、0.25%、0.50%、0.75%添加し、パン用ミキサーで混捏して各パン生地を作製した。一次発酵前後の各パン生地を蒸留水で溶解させ、pHを測定した。また、ファリノグラフによりパン生地をつくり、エクステンソグラフにて45分、90分、135分後(30℃)のパン生地の伸長抵抗、伸長度を測定した。
    【結果】無添加、および、
    レモン
    フラボノイド添加のパン生地はともに一次発酵後にpHの低下が見られた。
    レモン
    フラボノイド添加のパン生地は、無添加品と比べて一次発酵前後ともにpHは低値を示し、pHを低下させる作用が見られた。また、エクステンソグラムでは、
    レモン
    フラボノイド添加のパン生地は、無添加品に比べ伸長度は小さく、伸長抵抗が大きくなる傾向を示した。
    レモン
    フラボノイド添加食パンでは比容積が大きく、テクスチャー値は添加量が増加するにつれて硬さが有意に減少し、凝集性は有意に増加した。製パン性において、
    レモン
    フラボノイド添加が有用であることが示唆された。
  • レモン
    エフイー

    1929年 6 巻 28 号 196-198
    発行日: 1929/12/30
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 田中 智子, 森内 安子, 逵 牧子, 森下 敏子
    日本調理科学会誌
    2003年 36 巻 4 号 382-386
    発行日: 2003/11/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    レモン
    果汁を魚肉の酢じめに用いることによる,硬さと食味に及ぼす効果について}食酢と比較し次のような結果を得た.
    1)
    レモン
    果汁を魚肉の酢じめに用いることで,食酢より魚肉に速く浸透するため食酢100%より魚肉の硬さは低下した.
    2)
    レモン
    果汁と食酢の配合割合を変えて浸漬すると,
    レモン
    果汁の増加と共に魚肉への酸の浸透が速くなり,魚肉の硬さも低下した.
    3)
    レモン
    果汁の配合割合を変えて順位法による官能検査を行った結果,アジでは有意差は得られなかったが,サバのうま味は
    レモン
    果汁の配合が20%の場合0有意水準5%で好まれると評価された.
  • *高寺 恒慈, 三宅 義明, 平光 正典, 井上 孝司, 片桐 孝夫
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2010年 22 巻 2P-19
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/08/27
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    レモン
    果汁に豊富に含まれる有機酸は、ミネラル類をキレート化して、生体内での吸収を促進することが知られている。そこで、本研究では、
    レモン
    果汁が、高硬度ミネラルウォーター中に含まれるカルシウム及びマグネシウムの吸収に及ぼす影響について検討した。
    【方法】試料として、カルシウム464ppm及びマグネシウム87ppmをそれぞれ含む市販のミネラルウォーターと、クエン酸を7%含む市販の
    レモン
    果汁製品を用いた。試験管試験では、人工腸液(80mMリン酸緩衝液、pH6.8)と
    レモン
    果汁を3%(v/v)添加したミネラルウォーターを混合したときのカルシウム及びマグネシウムの可溶化率を測定した。動物試験では、9週齢の雄性wistarラットを8時間絶食させ、
    レモン
    果汁を3%(v/v)添加したミネラルウォーターを25ml/kg体重で経口投与した後、16時間採尿して、尿中のカルシウム及びマグネシウム濃度を測定した。
    【結果】試験管試験において、
    レモン
    果汁添加ミネラルウォーター中のカルシウム及びマグネシウムの可溶化率は、
    レモン
    果汁無添加の場合と比較して、共に有意に高値を示した。また、動物試験においても、
    レモン
    果汁添加ミネラルウォーターの投与は、
    レモン
    果汁無添加投与と比較して、クレアチニン補正した尿中カルシウム及びマグネシウム濃度を共に有意に増加させた。以上のことより、
    レモン
    果汁は高硬度ミネラルウォーター中のミネラル吸収を促進させることが示唆された。
  • 中島 謙一, 須原 重明, 福山 汀子, 江良 至徳
    家政学雑誌
    1984年 35 巻 1 号 52-55
    発行日: 1984/01/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    紅茶に
    レモン
    を入れた場合に,
    レモン
    中のDPおよびOPPがどの程度紅茶中に溶出するか, について検討を行った.その結果, 通常の
    レモン
    ティーのいれ方では,
    レモン
    に含まれているDPの5.4±2.8% (検体数14個), OPPの9.2±2.9% (検体数14個) が紅茶中へ溶出した.
    レモン
    を紅茶中に浸漬する時間を60分にしたところ, DPの溶出率はほとんど変化しなかったが, OPPの溶出率は28.8±4.9% (検体数14個) へと顕著に増大した.また, ショ糖の影響を調歳たが, ショ糖を加えた場合 (濃度 : 6.7%) と加えなかった場合とで, DPおよびOPPのいずれにおいても溶出率に有意差は生じなかった.
  • 八並 一寿, 福田 栄一, 長岡 由憲, 小野寺 敏
    日本未病システム学会雑誌
    2003年 9 巻 2 号 297-299
    発行日: 2004/01/10
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 三宅 義明, 井藤 千裕, 糸魚川 政孝
    日本食品科学工学会誌
    2013年 60 巻 1 号 38-42
    発行日: 2013/01/15
    公開日: 2013/02/28
    ジャーナル フリー
    小笠原·島
    レモン
    に含まれる機能性成分のフラボノイド,フェニルプロパノイド,クマリン類の特徴を調べることを目的に,低熟度,高熟度の小笠原·島
    レモン
    ,マイヤー
    レモン
    ,ユーレカ
    レモン
    ,温州みかんに含まれる各成分を定量分析し,比較検討した.小笠原·島
    レモン
    はフラボノイドのヘスペリジンが主成分であり,未熟果実のアルベドに多く含まれていた.マイヤー
    レモン
    から単離報告8) されているフェニルプロパノイドのメイエリンは小笠原·島
    レモン
    のアルベドに多く含まれ,ユーレカ
    レモン
    より高含有であった.小笠原·島
    レモン
    に特徴的な物質を単離し,7-メトキシ-5-プレニロキシクマリンと同定した.小笠原·島
    レモン
    のクマリン類は,5,7-ジメトキシクマリンと7-メトキシ-5-プレニロキシクマリンが低熟度果実フラベドにユーレカ
    レモン
    に比べて高含有であった.小笠原·島
    レモンに含まれるこれら機能性成分の成分組成と含有量は全般的にマイヤーレモン
    と類似していた.
  • 大藪 佳苗, 木村 友子, 三宅 義明
    日本調理科学会誌
    2008年 41 巻 5 号 297-303
    発行日: 2008/10/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    レモン果皮から調製されたレモン
    フラボノイドは,高い抗酸化活性を有するフラボノイドのエリオシトリンを30%含んでおり,機能性食素材である。本研究は,
    レモン
    フラボノイドを食パンへ添加し,食品への活用を検討した。
    レモン
    フラボノイド添加パンは,製パン工程後においてエリオシトリンが65%残存し,抗酸化活性を78%保持していた。
    レモン
    フラボノイドを小麦粉当たり0.50%添加したパンは無添加品に比べ,比容積が増加した(P<0.05)。この改変要因は,パン生地のpH低下やエクステンソグラフィーからパン生地の伸長抵抗の増加によると推察された。0-0.75%
    レモン
    フラボノイド添加食パンの順位法による官能評価では,0.50%添加パンは無添加パンと同等に好まれ,
    レモン
    フラボノイドは0.50%まで食パンに添加できることが示された。無添加食パンと
    レモン
    フラボノイド0.50%添加食パンの2点嗜好法の官能評価では,0.50%添加パンは苦味があった。以上,
    レモン
    フラボノイドは機能性パンを作製する有効な食素材であることが示唆された。
  • *三宅 義明, 平光 正典, 坂井田 和裕, 澤崎 絵美, 横越 英彦
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2003年 15 巻 1C-a5
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/09/04
    会議録・要旨集 フリー
    目的:カルシウム、鉄分のミネラルは、世代によっては一日所要量を満たしていない点から、これらを含有する食品の積極的な摂取が望まれている。一方、カルシウム、鉄分は、多くの食品に含まれているが、溶出性、体内吸収性が低い点が指摘されている。そこで、酸性調味料の一つである
    レモン
    果汁に着目し、食品からのカルシウム、鉄分の可溶化、溶出性の向上を検討した。さらに、ラット摂食試験により、カルシウムの体内吸収性に対する
    レモン
    果汁の影響を調べた。
    方法:コマツナ、チリメンジャコ、サンマなどの食材を、フードプロセッサーで粉砕した。各粉砕物1gに比較対照区として蒸留水、
    レモン
    果汁、および6%クエン酸溶液(
    レモン
    果汁と同濃度)の各20mlを加え、37℃、1時間振盪後、原子吸光光度計にて溶液中のCa、Fe量を測定した。また、ラット試験では、0.3%Ca配合食餌で1%
    レモン
    果汁または蒸留水(対照区)を飲水により、1ヶ月間飼育し、糞、尿中Caの定量により、見かけのCa吸収率、保持率を算出した。
    結果:すべての食材で、蒸留水よりクエン酸溶液、
    レモン
    果汁の方がCa、Feの溶出量が増大しており、
    レモン
    果汁の方がクエン酸溶液より少し高かった。また、ラット試験では、蒸留水の飲水に比べて
    レモン
    果汁の方が、Ca吸収率、保持率が高まっていた。以上のことから、
    レモン
    果汁は、食品中からのCa、Feのミネラルの溶出性を高める効果があり、Caについては体内吸収の向上性が見られた。
  • *中川 瞳, 村松 香奈, 和田 ゆかり, 三宅 義明
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2008年 20 巻 1P-35
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/08/29
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     ハーブは食べ物の劣化を防ぐ手段に使用され、抗酸化性をもつことが知られている。本研究では、各種ハーブ抽出液の抗酸化性を調べ、高い活性を有し、機能性成分のロスマリン酸を多く含む
    レモン
    バームに着目した。ハーブの特徴として、それぞれがもつ個性的な香りがあるが、強い
    レモンの香りのレモン
    バームについて、より多く、おいしく摂取するにはどのように食品加工、調理すべきなのか追究した。
    【方法】
     市販されているハーブ乾燥品を熱水抽出し、DPPHラジカル捕捉活性測定から抗酸化性を調べた。逆相カラムを用いた液体クロマトグラフィー(HPLC)にて、ハーブ抽出液に含まれるロスマリン酸等を定量した。
    レモン
    バーム添加クッキーを作製し、ロスマリン酸の含量の測定と嗜好的官能検査を行った。プレーン品(
    レモン
    バーム無添加)、
    レモン
    バームの葉入り品、
    レモン
    バームの抽出液入り品の3種クッキーを作製した。各種クッキーを粉砕し、粉砕物0.5gに10mlメタノールを加え、攪拌後、20分間超音波処理し、その後、遠心分離により上清(抽出液)を得た。各種クッキーの抽出液に含まれるロスマリン酸の含量をHPLCにて測定した。また、各種クッキーについて、21歳、41人を対象に、色、香り、味、甘味、食感、後味、総合評価から嗜好型官能検査を行った。
    【結果】
     各種ハーブ熱水抽出物では、
    レモン
    バームが高いDPPHラジカル捕捉活性を示し、機能性成分のロスマリン酸が高含有であった。
    レモン
    バーム添加のクッキーでは、
    レモンバームの抽出液入り品よりレモン
    バームの葉入り品の方が、ロスマリン酸の残存量が多かった。官能検査の結果、葉入りクッキーは、ハーブの量が多いことから外観の嗜好性が低いが、食感が良く、味はプレーン品と同等の評価を得た。
  • 中島 謙一, 中川 汀子, 江良 至徳
    家政学雑誌
    1982年 33 巻 2 号 113-117
    発行日: 1982/02/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    市販
    レモン
    およびグレープフルーツ中のDP, OPP含有量を調査した.その結果,
    レモン
    では延べ88回の調査中2回, グレープフルーツでは延べ81回の調査中1回, 使用基準を上回るOPPが検出された.DPはいずれの柑橘においてもすべて基準以下の含有量であった.また, DPの含有量レベルは
    レモン
    において低くグレープフルーツにおいて高かったが, OPPの含有量レベルは
    レモン
    で高くグレープフルーツで低かった.
  • 田中 智子, 森内 安子, 逵 牧子, 森下 敏子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2002年 54 巻
    発行日: 2002/06/01
    公開日: 2003/07/29
    会議録・要旨集 フリー
    レモン
    果汁を魚の酢じめに使用した場合の魚肉の硬さと食味に及ぼす影響について検討した。
    レモン
    果汁と酢の配合を変えた4種類の条件で5時間浸漬し、硬さとpHおよび官能検査を行なった。
    レモン
    果汁は市販品を用いた。魚の酢じめに
    レモン
    果汁を用いると、酢より魚肉に早く酸が浸透し、酢100%の場合より魚肉は早く軟化した。また、
    レモン果汁の配合割合においてはレモン
    果汁の増加とともに、酸の魚肉への浸透は早くなり、魚肉の軟化が認められた。また、
    レモン
    果汁の配合を変えた酢じめについて、順位法による官能検査を行ったところ、サバは酢と
    レモン
    果汁が8:2の場合、うまみにおいて有意水準5%で好まれることが認められた。
  • *小平 将太
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2013年 25 巻 2C-p5
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/23
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】ホイップクリームは、調製に時間と手間がかかり、水と油の分離が起こりやすい事が作製上の注意点である。
    レモン
    果汁はpH変化やクエン酸のキレート作用により多様な調理機能を発揮することが知られている。そこで本研究では、
    レモン
    果汁を生クリームへ添加することで、調製時間や、物性の変化におよぼす影響について報告する。【方法】ホイップクリームは、生クリームに適宜
    レモン
    果汁を加え、ハンドミキサーを用いて調製した。ホイップは最大オーバーランを終点とした。ホイップクリームの物性は、離漿量、気泡径、テクスチャーアナライザーの変形応力およびレオメーターの貯蔵粘弾性、損失粘弾性で評価した。また、
    レモン
    果汁を添加した際の理化学変化としてエマルジョンのζ-電位、粒子径、pHを測定した。さらに、評点法で官能評価を行った。【結果】
    レモン
    の添加量に比例して、調製時間が短縮されると共に、エマルジョンの粒子径が大きくなりやすい傾向を示した。これはpHの低下によるζ-電位の絶対値の減少で、粒子が凝集しやすい荷電状態となったためと推察された。また、
    レモン
    添加量に比例して離漿量と、経時による気泡径の拡大が低減した。さらに、
    レモン
    を1%添加した際に、経時による変形応力の低下が減少したことから、保型性が向上していることが示唆された。貯蔵粘弾性、損失粘弾性に有意差は認められなかったが、最大オーバーランは、1%
    レモン
    添加で最大化した。さらに官能評価でも食感の軽いホイップクリームになる傾向を示した。以上の結果から、ホイップクリーム調製時に
    レモン
    を添加することで、短時間で保型性や食感の良いクリームが調製できることが分かった。
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