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クエリ検索: "三斜法"
27件中 1-20の結果を表示しています
  • *飯沼 健悟
    日本地理学会発表要旨集
    2019年 2019s 巻 616
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/03/30
    会議録・要旨集 フリー
    はじめに
    岐阜県美濃地方において,明治初期に行われた地租改正事業は明治9年に概ね完了がされた。その後,地押調査として明治18年(1885)2月25日『地籍編纂心得書』,同年5月12日『地籍帳及地圖整理手続』の公布による地租改正成果の再調整は,明治21年(1888)に岐阜県下の概ねの地域で完了させている。
    その成果が引き継がれた,旧土地台帳及びその附属地図は,現在は登記所に備え付けられ,土地境界の確認を行うには,それら資料を基として行っている。
    地租改正事業では,江戸期における城下町や士族屋敷地などの無税地である地子免許地についても公正に地租を徴収するために調査が行われ,それは市街地として区分された。
    土地境界の確認において,市街地となっている地域は,地価が高く,土地境界が抱える問題も複雑な権利関係に起因するものがある。そのため,非常に慎重且つ適正な判断が求められている。
    本報告では,市街宅地として地租改正事業が行われた旧厚見郡加納町について研究をし,市街地における土地境界の確認との関係を考察したい。

    市街地における地租改正事業
    明治政府は,東京府下において明治5年(1872)1月「東京府下地券発行地租収納規則」を定め『沽券』と称して証書を発行し,その実施を基に,各地方の地子免許地に対する地租調査への実施が租税寮より達せられた。岐阜県への達しは,明治5年3月であった。
    佐藤甚次郎は『明治期作成の地籍図』で,「市街地の宅地については,郡村地の耕宅地とは異なって地価が高く,寸地も問題になるだけに,特に綿密な測量が要求された。」(佐藤1986)とあり,それらの地域は『市街宅地』として区分され綿密な調査が行われたことを明確にした。
    岐阜県では,旧厚見郡岐阜町,旧厚見郡加納町そして旧安八郡大垣町の3か所がその対象となり,これらの地域の地租改正事業は明治9年に完了され,順次,沽券の発行が行われた。

    市街宅地の丈量
    市街地における丈量手順は明治9年(1876)3月7日公布の「市街地地租改正調査法細目」で確認ができる。
    同細目第1章第1節において「丈量にあたっては,1カ町の周囲を測量して面積を求めておき,次に各宅地についての実測し,その合計と1カ町総面積との合致を検討するという仕方」(佐藤1986)とある。
    一筆地の調査について,建物同士が密接しているような状態で,どのように行われたのか確認できないが,後述する市街地の地引絵図では,丈量は
    三斜法
    により行われている。そして,その許容誤差は「市街地宅地では100坪に対して2坪,即ち2%を土地丈量の許容誤差として認定」(塚田1986)であるとされている。

    市街地の地引絵図
    岐阜市役所には,旧厚見郡加納町にある安良町を丈量した絵図が保管されている。作成年が不明であるが,所有者履歴から明治初期に作成されたものと推測ができ,記載の項目は地租改正地引絵図に類似している。
    この地引絵図には,土地の形状,三斜区分による底辺及び高さ,
    三斜法
    による坪数及びその総計,そして所有者名が記載されている。それぞれの距離が寸単位まで記載されていることから,丁寧に丈量がされたことが確認できる。
    また,道路部分についてはのこぎり刃のような形状の箇所もあり,道路境界も丁寧に調査されていることも確認ができる。しかし,記載の総坪数と,旧土地台帳との坪数とが一致しない箇所が多く見受けられる。数勺程度の差ではあるが,原因は定かではない。
    また,加納町にある宅地以外の土地の地租改正地引絵図には,岐阜県美濃地方で一般的に用いられている十字法ではなく,間口,裏(間口)と奥行の寸法が記載され,台形の求積に近い方法が用いられている。宅地以外であっても地価が高いことから,丁寧に丈量がされていた様子がうかがえる。
    更に,明治18年に作成された加納町の開墾による野取絵図には,丈量に
    三斜法
    を用いられていることからも,その丁寧な様子は確認できる。

    まとめ
    地価が高く,慎重かつ適正さが求められた市街宅地及びその周辺における地租改正事業は,郡村宅地とは異なった作業により行われたことがこの調査で確認できた。
    地租改正当時から変化のない市街地では,丁寧に調査された成果である明治期の地租改正事業による成果は,土地境界の確認において最も重要な資料の一つであることが確認できた。
    旧来の市街地において土地境界問題を解決するには,これら成果を活用することは効果的であり,これらの研究を深め,各地域で検証していくことは,これからの課題である。

    参考文献
    佐藤甚次郎(1986) 『明治期作成の地籍図』 古今書院
    塚田利和(1986) 『地租改正と地籍調査の研究』 お茶の水書房
    岐阜県(1998) 『岐阜県史』 太洋社
    太田成和(1954) 『加納町史』 加納町史編纂所 (大衆書房復刻)
  • 谷口 信一, 板垣 恒夫
    日本林學會北海道支部講演集
    1965年 13 巻 57-60
    発行日: 1965/01/30
    公開日: 2018/04/04
    ジャーナル フリー
  • 木村 達郎
    日本林學會誌
    1952年 34 巻 4 号 117-121
    発行日: 1952/04/25
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    In the designing practice of the earth works of the road and railway construction, the areas of the successive cross-sections, which are usually assumed to be irregular polygons and figured on a sheet of section-papers, should be carefully measured to obtain an accurate estimation of the earth volume to be cut or filled. Three methods, e. i. 1) Direct reading from the sectionpaper, 2) Use of a planimetre, 3) Deviding the figure into triangles, are the usual procedure of measuring, each one of which is more or less laborious and inaccurate to attain good results. A new method of measurement was established by the author, in which, the principle of graphical integration was applied and the amount of a cross-sectional area was reduced to a certain length of a straight line, the measurement of this linear length was the only procedure required ; and thus the operation of the areal measurement was considerably simplified. To realize easier eperation of the graphical drawing and the measurement, a handy scale, rectangular frame hinged at each corner and composed of celloid plates and an attatcheb pin, was also devised by the author. This new scaling instrument was proved to be used for the practical operation with sufficient efficiency and convenience.
  • *飯沼 健悟
    日本地理学会発表要旨集
    2022年 2022a 巻 433
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/05
    会議録・要旨集 フリー

    はじめに

     令和元年,約50年にわたり停滞していた名鉄名古屋本線の名鉄岐阜駅―岐南駅間の高架化事業について,岐阜県・岐阜市・名古屋鉄道の3者により事業覚書が締結され,令和4年2月岐阜市は国土交通省から都市計画事業としての認可を得た。その計画の概要には,高架化に併せて統合される駅の新設,その周辺における土地区画整理事業があり,それら地域には,江戸期における加納城下町の土地区画の景観を今でも残す地域が含まれている。つまり,明治初期に行われた市街宅地における地租改正事業の様子を確認できる稀少な地域が含まれている。

     土地境界の確認において,市街地となっている地域は,地価が高く,土地境界が抱える問題も複雑な権利関係に起因するものがある。そのため,非常に慎重且つ適正な判断が求められている(飯沼2019)が,大規模事業等により市街地地租改正という希少な事例が失われていく前に,その作業の様子を明らかにしていく必要がある。 本報告では,加納城下町の景観が残り,かつ明治初期の地籍図類が現存する地域について調査をし,市街宅地における土地境界とその周辺問題との関係を考察したい。

    加納城下町の景観を残す地域

     加納城下町の多くは,昭和初期に行われた耕地整理事業,昭和20年岐阜空襲による戦災復興区画整などの区域に取り込まれていること,加えて,岐阜市における地租改正事業の資料が乏しいことから,城下町当時の土地区画の景観が残り,かつ資料が現存する地域は加納南広江町,加納新町,加納柳町,加納安良町及び加納八幡町の約7haのみが確認できた。

    加納城下町の地引絵図

     市街地における丈量手順は明治9年(1876)3月7日公布の「市街地地租改正調査法細目」で確認ができる。 同細目第1章第1節において「丈量にあたっては,1カ町の周囲を測量して面積を求めておき,次に各宅地についての実測し,その合計と1カ町総面積との合致を検討するという仕方」(佐藤1986)とある。 岐阜市役所に保管されている旧厚見郡加納町にある安良町の地引絵図(作成年不明)は,

    三斜法
    により丈量が行われているが,距離が寸単位まで測定され,それは丁寧な調査が行われている。(飯沼2019)

    現在の測量技術による調査との比較

     加納城下町において,現在の測量技術で調査した成果を地引絵図と対査することで,当時の測量技術の考察を試みることは可能である。そして,「市街地宅地では100坪に対して2坪,即ち2%を土地丈量の許容誤差として認定」(塚田1986)されているその許容誤差が,そのように調査がされていることを実証することもできる。これにより,現在の登記記録の基礎となっている明治初期の地租改正事業の成果が土地境界問題に与える影響が考察でき,その検証は大変有益であると考える。 また,明治期の地籍図は法務局に備え付けられる旧土地台帳附属地図の基礎となっているため,その作製がどの程度丁寧に行われていたのかを検証することも同様である。

    今後の課題

     加納城下町において、明治期の景観が失われていく恐れがある今,早急に明治期に行われた調査を確認し,その検証結果により,現在の登記記録の基礎となった地租改正事業の成果が,近年の市街地における土地境界が抱える問題にどのように対応できるのか,それら問題にどれくらい影響を与えるかを考察することを今後の課題としたい。

  • 須藤 喜八郎
    日本林學會誌
    1952年 34 巻 4 号 121-124
    発行日: 1952/04/25
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
  • 髙木 康平, 藤田 祥代, 日置 佳之
    日本緑化工学会誌
    2019年 45 巻 1 号 169-172
    発行日: 2019/05/31
    公開日: 2019/12/27
    ジャーナル フリー

    緑道は,「歩行者と自転車が安全に通行できる緑の多い道」で,生態的回廊や防災・減災など多くの機能を有する。緑道の機能を評価するにはその構造を把握する必要があるが,緑道の構造は3次元的であり,従来の方法では計測に多大な労力を有する。そこで筆者らは,地上3Dレーザースキャナを用いて緑道の計測を行った。その結果,樹木位置,形状,緑道基盤等を正確に把握することができ,断面図を活用することで緑道の機能評価に繋がる可能性が示唆された。一方,樹種の同定や緑量を計測できない課題が明らかとなった。

  • 主として公文書から見た
    佐藤 光
    地図
    1972年 10 巻 1 号 7-16
    発行日: 1972/03/31
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
  • ―成立過程と現存状況の地域的特色に注目して―
    *古関 大樹
    人文地理学会大会 研究発表要旨
    2015年 2015 巻 210
    発行日: 2015年
    公開日: 2020/06/13
    会議録・要旨集 オープンアクセス
  • 小野 武夫
    社会経済史学
    1944年 13 巻 11-12 号 1073-1088
    発行日: 1944/03/15
    公開日: 2017/09/24
    ジャーナル オープンアクセス
  • 南部 実朗, 三浦 泰夫, 加藤 茂樹
    土木情報システムシンポジウム講演集
    1990年 15 巻 33-34
    発行日: 1990年
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
  • 主として英書からの訳語について
    長谷川 博, 内山 一男
    土木史研究
    1992年 12 巻 167-174
    発行日: 1992/06/05
    公開日: 2010/06/15
    ジャーナル フリー
    著者らは第9, 10, 11回土木史研究発表会で, 攻玉社 (工学校) を中心として明治期の土木教育と測量教育等について断片的に発表した[文献1, 2, 3]。今回の論文では, 攻玉社に残存する史料その他国会図書館等の史料により, 明治期に測量用語が, どのように英語から発音され, また訳されたかを調べた。明治期の測量方法は従来の江戸時代の「測量術」から, 次第に経緯儀等の新しい測量器械による欧米流の「測量学」的の手法に転換して行った。この新しい測量方法によって, 道路, 鉄道, 港湾, 電信等が建設され, 当時の国是であった「富国強兵」「殖産興業」のための社会基盤が充実された。
    欧米の測量書は, 数学者や土木関係者によって訳されたが, その訳語は各人各様で, 統一の必要も考えられたが, 結局, 明治期には実現しなかった。
    攻玉社における測量用語の訳語は, 比較的早い時期の訳としては的確で, 発音も正しかったと考えられる。
    この論文では, 参考のため江戸時代の測量術についても簡単に説明し, また, 明治6年 (1873) の地租改正による全国の土地の面積の丈量 (測定) が行われたのに伴い, 地方で刊行された測量教科書にも訳語が広がっている例も示した。
    当時の陸海軍の測量はそれぞれ独自の発達を遂げたが, 調べなかった[文献2]。
  • 荘保 哲也
    電算機利用に関するシンポジュウム講演集
    1987年 12 巻 93-96
    発行日: 1987年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
  • 難波 宣士
    日本林學會誌
    1952年 34 巻 4 号 113-117
    発行日: 1952/04/25
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    There are many erodibility indexes, but their deciding procedures are not so simple and they only indicate the soil natures statically. Then I think that the exponent “a” of the infiltration equation, I=bta derived by Mr. Musgrave could be a good erodibility index and made an experiment on it. Results of the experiment at the field are summarized as follows.
    (1) This exponent is constant at any time for the same point and the value of “a” is admitted to reflect the dispersibility and infiltration capacity etc. of soil which are related to soil erosion.
    (2) As this “a” is baued on soil structure, it is facilitate to distinguish between erodibilities of bare- and forest-land in neighbourhood.
    (3) This measuring procedure can be carried out even on the site with forest litter and moreover when we use the turbid water to decide “a”, the difference in erodibility depending to have litter or not in the same forest land is easily distinguished.
    (4) By comparison the data acquired by using pure and turbidwater, I found the erosion cantrol function of forest litter owing to filtration.
    (5) This index can not yet presume the soil loss by erosion as the other indexes don't, but it will become to be able to presume after seasoning this index with factors such as gradient.
  • *安里 進
    日本地理学会発表要旨集
    2011年 2011f 巻 S1106
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/11/22
    会議録・要旨集 フリー
    近世琉球の乾隆(元文)検地(1737~50年)では、高精度で詳細な測量が行われた。その成果として約1/3000の「間切島針図」と各種の測量帳簿が作成され、再測量に備えた印部石(測量図根点)が各間切・島に大量に設置された。明治26年(1893)に、「間切島針図」と各種測量帳簿を見た笹森儀助は、「如斯明細絵図ト帳簿ト完備セルモノ、恐ラクハ往時三百余藩ニ冠タリ」(『南島探検』)と絶賛した。しかし、琉球王国の測量術は王国の滅亡とともに実態不明のまま忘れ去られた。 1980年代から琉球の測量術への関心が高まり、90年代初期までに測量術の解明が進んだ。その後、研究の停滞期をへて2000年代に入って相次ぐ新資料の発見などで、再び展開期を迎えている。 近世琉球の測量術と地図製作は独特である。磁石利用の独自の測量器、十二支を384分割した分度法、「子下小間左少上寄」といった漢字による角度表記、印部石ネットワークの設置、トラバース法による測量、
    三斜法
    による求積などの特徴がある。「間切島針図」は、一分五間縮尺(約1/3000)で縦横2m近い極彩色の地図である。海岸線・間切境界・道路・河川・杣山・田畠山野屋敷の境界・公共施設などが記載され、とくに田畠山野屋敷境界や間切境界は実測した無数の測点と測線で正確に描かれている。その精度は、1948年米軍地形図(1/4,800)とほぼ一致する。1742年頃の「今帰仁旧城図」は、現在の同グスクの航空写真測量とほとんどずれがない。 1796年には、間切島針図を縮小編集した「琉球国之図」 (沖縄諸島図)が作成された。いくつかの間切島針図の集合図である「間切集成図」はその作業途中図と考えられる。 近世琉球の測量技術や地図製作を日本・中国・朝鮮との比較する作業が今後の課題になる。また、「間切集成図」や「琉球国之図」のGIS活用は、一部で試験的に試みられており、かなり有望だといえる。
  • 主として公文書から見た
    佐藤 光
    地図
    1971年 9 巻 4 号 8-15
    発行日: 1971/12/31
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
  • 人文地理
    1990年 42 巻 2 号 182-190
    発行日: 1990/04/28
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
  • 多々良 美春
    ランドスケープ研究
    1997年 61 巻 5 号 369-372
    発行日: 1998/03/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    『作庭記』に記される「嶋のさきを寝殿のなかバにあてて」の解釈については, 従来の研究でも特に問題視はされていない。しかし左右均斉を破る日本趣味的な手法の一つであると理解されたり, 浄瑠璃寺庭園の空間構成を評価する際の指標として引用されるなど, 平安・鎌倉時代の庭園を理解する上では注目に値する内容を持っている。一般に「嶋のさき」は「中島の先」「中島の先端」と解釈されてきたが, 寝殿と橋の位置関係に矛盾が認められ, 前後の文脈からは「中島の前方」という意味が一致する。本研究では, さらに浄瑠璃寺を含む平安・鎌倉時代の庭園の中島の位置を検証し, この部分の解釈を「中島の前方」とすることの妥当性を考察した。
  • 宇野 宏司, 菅野 拓馬, 辻本 剛三, 柿木 哲哉
    土木学会論文集B3(海洋開発)
    2011年 67 巻 2 号 I_358-I_363
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/12/08
    ジャーナル フリー
     本研究では,兵庫県西宮市の御前浜を研究対象に,地形改変や航走波といった都市閉鎖性水域独自の外力が自然砂浜の地形変化や流動場へ与える影響について,現地調査,画像解析,数値シミュレーションを通じて検討した.その結果,御前浜では,戦後の埋め立て造成により極めて静穏な空間となり,過去50年間にわたり砂浜面積に大きな変化は見られなかった.このような都市部の閉鎖性の強い水域では,船舶通過によって生じた航走波が大きな外力となりうることが予想されるが,現在の利用頻度であれば地形変化を招くような事態には至らないことが明らかにされた.既存の閉鎖空間を活用した小規模な砂浜の再生を進め,砂浜間のネットワークを構築していくことで,消失・分断化された「なぎさ回廊」の再生が期待できるものと思われる.
  • 那須 充
    写真測量とリモートセンシング
    2019年 58 巻 2 号 62-67
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/01
    ジャーナル フリー

    A cadastral survey system for mountain forest area using aerial and space remote sensing technologies has been established for solving a difficulty to make onsite parcel boundary demarcation by aged land owners. In the system, the parcel boundaries are interpreted and measured by cadastral surveyors utilizing remote sensing information as well as existing old parcel maps as basic reference data, after making limited amount of field survey with local authority, in order to make tentative parcel maps. Then, the tentative parcel maps are confirmed by land owners at a community center. If the tentative parcel boundaries are approved by the land owners, the boundary data are treated as official cadaster data. In case some tentative boundary data are not approved and onsite demarcations are requested, the data are corrected by field survey. In this paper, an overview of the system is given.

  • 関 亨
    日本鉱業会誌
    1960年 76 巻 868 号 679-689
    発行日: 1960/10/25
    公開日: 2011/07/13
    ジャーナル フリー
    To speaking generally, the present condition of iron sand industry in Japan, the beach sand.deposit are almost worked out and the residual mine life are poor. So that it became that they could F not but develop the underground deposit in large scale.
    For most of mine lots that belong to Tohoku Satestu Kogyo Co. bear these underground deposit, that we have mined those deposit since a few years, pushed the rationalization by mechanizing the mining and ore dressing, and we have reduced the production cost so much.
    This theory discribes about the situation. of mining and ore dressing method in “Tengutai” such as a terrace deposit, and some studies about reformation and object in future.
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