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クエリ検索: "三橋達也"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • ースポーツと映画における「動き」の体系的な研究に向けてー
    大谷 晋平
    年報Promis
    2024年 2 巻 1 号 99-122
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/04/21
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究ノートは、執筆者が作成した日本で劇場公開されたスポーツ映画のリストの分析と、これからのスポーツ映画研究の展望を簡単に提示することを目的としている。 「はじめに」では、作品リストが日本のスポーツ映画研究に向けたものとして製作されたことを説明し、その研究の一つの視座としてトム・ガニングの「動き」に関する研究を紹介する。 第二節では、特に北米で盛んなスポーツ映画研究の概況について、具体的な研究の視座と映画分析手法の大まかな傾向を、先行研究例を用いながら整理し、その上でガニングの視座との差異を確認する。すなわち、これまでの、映画におけるキャラクター像や物語分析とは異なり、「動き」そのものがどのように作られて、観客はそのスペクタクル性をいかに享受したかを考察する研究の可能性についての提示である。 第三節では映画リストの製作基準や方法を提示し、近代スポーツと日本映画の連関を研究することに向けて、日本スポーツ映画の大まかな特徴を明らかにする。 結びでは、第二節と第三節とを踏まえて、「動き」のスペクタクルという視座から日本のスポーツ映画研究という大きな展望を、例を交えながら示したい。
  • 矢崎 康幸, 奥野 一嘉, 石川 裕司, 山田 政孝, 小野 稔, 太田 知明, 田村 保明, 長谷部 千登美, 鈴木 貴久, 富永 吉春, 高橋 篤, 関谷 千尋, 並木 正義
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1986年 28 巻 10 号 2257-2267
    発行日: 1986/10/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     5% ethanolamineo leate meglumine amidotrizoate(5% EOMA)を用いて食道静脈瘤の内視鏡的栓塞療法を施行した肝硬変症例35例につき,paravariceal injectionに起因する食道病変を検討した.この場合注入量が2.0mlを超えると注入局所の潰瘍発生率が急増する.重篤な合併症として食道潰瘍からの大出血1例,食道粘膜の広汎な剥離脱落2例,巨大血腫による食道内腔閉塞1例,胸腔への食道潰瘍穿孔1例をみた.これらの合併症を予防する手技的な工夫につき述べた.5%EOMAのintravariceal injectionがなされた例では重篤な合併症は1例もなかった.イヌを用い,種々の濃度および量のEOを食道粘膜下に注入して検討した結果,食道潰瘍の発生率とその程度は,注入したEOの濃度および量が増すほど高度なものとなった.病理組織学的検討ではEOによる食道潰瘍は,内視鏡的に潰瘍として観察される部分よりも,はるかに広い範囲にわたり粘膜下に炎症性細胞浸潤,浮腫,組織の変性壊死の像が広がっていることがわかった.このことは臨床の実際において追加治療を行う場合,注意すべき点である.
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