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クエリ検索: "下斜筋"
476件中 1-20の結果を表示しています
  • 藤田 純子, 中村 孝子, 港谷 マツ子
    日本視能訓練士協会会報
    1977年 5 巻 2 号 29-32
    発行日: 1977/06/01
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
  • 川口 薫, 藤田 純子
    日本視能訓練士協会会報
    1973年 1 巻 2 号 16-17
    発行日: 1973/01/15
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
  • 上原 洋美, 神谷 由美子
    日本視能訓練士協会会報
    1977年 5 巻 2 号 27-29
    発行日: 1977/06/01
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
  • 長谷部 佳世子, 大谷 みゆき, 大月 洋, 渡邊 好政
    日本視能訓練士協会誌
    1990年 18 巻 147-151
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    部分調節性内斜視は遠視と内斜視が合併しているために,いろいろな要素が混在していると考えられる.そこで我々は,部分調節性内斜視30例を対象に屈折度及び
    下斜筋
    過動,交代性上斜位,弱視,不同視,網膜対応の各要素について完全調節性内斜視21例と比較した.その結果,1.完全調節性内斜視では部分調節性内斜視と比較して初回屈折度は有意に強く(p<.05),屈折度の経年変化にも有意差が認められた(p<.05).2.部分調節性内斜視では,
    下斜筋
    過動のあるものが多い傾向がみられ,また対応異常を示すものが有意に多かった(p<.01).3.部分調節性内斜視で周辺融像を獲得できないものには
    下斜筋
    過動を合併するものが多く,眼鏡装用下の斜視角が大きい傾向が認められた.以上のことより部分調節性内斜視の経過観察にあたっては,屈折度と運動面の異常,特に
    下斜筋
    過動に注意すべきであると思われる.
  • 花田 正和, 竹下 哲二
    日本視能訓練士協会誌
    2003年 32 巻 127-130
    発行日: 2003/07/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    目的:マムシによると思われるヘビ咬傷で片眼の内直筋麻痺に加えて
    下斜筋
    麻痺を生じ、後に回復した症例を報告する。
    方法:症例報告。51才男性。右第5指をまむしに咬まれ、3日後に複視を自覚した。視力屈折検査・alternative prism cover test・Maddox rod test・頭部傾斜試験・synoptophoreによる9方向眼位の測定・Hess赤緑試験を行い、治癒前後で比較を行った。
    結果:正面視で外斜視と右上斜視を呈しており、右への頭部傾斜試験で著明となった。大型弱視鏡、Hess赤緑試験より左眼の内直筋及び
    下斜筋
    麻痺と診断された。症状は発症後3日で消失した。
    結論:マムシ咬傷により内直筋麻痺に加えて
    下斜筋
    麻痺が起こることが示唆された。
  • 青葉 香奈, 今井 小百合, 長谷部 佳世子, 野宮 由紀子, 平井 美恵, 大月 洋, 渡辺 好政
    日本視能訓練士協会誌
    2009年 38 巻 157-163
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/03/25
    ジャーナル フリー
    目的:内斜偏位が変動または自然減少したため、手術を施行せずに経過観察を行った本態性乳児内斜視症例の特徴をまとめること。
    対象と方法:2006年4月~2008年10月の間に当院および岡山大学病院眼科で、眼鏡装用と遮閉法のみで経過観察を行った本態性乳児内斜視3例(初診時年齢2歳未満、経過観察期間4年以上)。視力・屈折検査、眼位検査、眼球運動検査、両眼視機能検査、立体視検査をおこなった。遮閉法は交代固視が不能な場合及び非優位眼の弱視化を防ぐ目的で、健眼あるいは交代遮閉を指示した。斜視角は、Hirschberg法、Krimsky法、交代プリズム遮閉試験で測定した。また視運動性眼振の非対称性の有無を調べた。
    結果:初診時の内斜偏位は30-50△であった。最終検査時の遠見内斜偏位は-4-20△、近見内斜偏位は0-16△で、近見内斜偏位は平均29.7△減少した。全例1歳5か月~1歳11か月の間に内斜偏位の減少あるいは眼位の明らかな変動が認められた。全例に共通した臨床所見は、交代性上斜位、両眼
    下斜筋
    過動、視運動性眼振の非対称性であった。1例には潜伏眼振と斜視弱視を認めた。
    結論:臨床的特徴として全例に交代性上斜位、両眼
    下斜筋
    過動及び視運動性眼振の非対称性を認めた。また、1歳半頃から2歳までに内斜偏位の減少あるいは眼位の変動が認められたため、特にこの時期には注意深い経過観察が必要である。
  • 上岡 康雄
    日本視能訓練士協会誌
    2008年 37 巻 19-36
    発行日: 2008/10/31
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 恒久
    順天堂医学
    1893年 M26 巻 161 号 901-906
    発行日: 1893/09/15
    公開日: 2015/06/17
    ジャーナル フリー
  • 塩田 直子, 市田 忠栄子, 朝永 敦子, 田中 典子
    日本視能訓練士協会誌
    1982年 10 巻 1 号 27-30
    発行日: 1982/03/01
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
  • 3.適応と予後について-後天性上斜筋麻痺例-
    張田 陽子, 深井 小久子, 新井 紀子, 岡 真由美, 難波 哲子, 木村 久
    日本視能訓練士協会誌
    1998年 26 巻 235-241
    発行日: 1998/07/10
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    視能訓練により治癒度Iを獲得した片眼性後天性上斜筋麻痺20例を対象に,麻痺筋(上斜筋:以下SO)と拮抗筋(
    下斜筋
    :以下IO)の作動量をHess chartにより3型に分類し融像域の獲得経過を検討した。症例は,発症から治療開始までの期間で2グループに分類した。0.5~9か月をA群とし視能訓練施行例で14例,9~144か月をB群とし視能訓練と斜視手術施行例で6例である。SOとIOのズレが同量をI型,SOの不全が5°以上大きいズレをII型,IOの過動が5°以上大きいズレをIII型とした。I型は,正面視で融像があり訓練直後より融像域の改善が認められた。視能訓練の最適応は,II型であり正面視での融像を獲得させるとSOまたはIOの方向から融像の改善が認められた。III型は,SOとは反対側の下方視野内で融像が安定化し,SOの作用方向から融像の拡大が認められた。I型で自覚症状が強い場合は斜視手術の併用により良好な経過が得られた。眼球運動障害の程度により訓練の適応と予後の把握が可能であると推察された。
  • 高橋 靖弘
    神経眼科
    2020年 37 巻 3 号 280-284
    発行日: 2020/09/25
    公開日: 2020/09/30
    ジャーナル 認証あり

     醜形は甲状腺眼症の合併症の一つであり,眼周囲の軟部組織の容積が増えたり,眼周囲組織が拘縮したりすることによって引き起こされる顔貌の変化を指す.手術の最終目標は,出来る限り顔貌を正常の状態に近づけることである.本稿では,甲状腺眼症における醜形に対する手術のうち,上眼瞼眼輪筋後脂肪切除術,baggy eyelid修正術,及び眼球突出に対する眼窩減圧術について,概要を述べる.

  • 長谷川 善廣, 井上 明生, 奥野 徹子, 村山 哲郎, 楢原 知啓, 大橋 輝明, 宮崎 正樹
    整形外科と災害外科
    1986年 34 巻 4 号 1397-1400
    発行日: 1986/03/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    Two cases of ocular torticollis were reported. One case was a 3-year-old female, and another case was an 8-year-old male. These cases had been diagnosed by orthopedic surgeons as a habitual torticollis. They were introduced to our university hospital because their torticollis position had not been improved after three years old.
    It was revealed by examination that sterno-cleido-mastoid muscle and range of motion was normal. Their torticollis position was improved by Patch test on one eye and Bielshowsky head tilt test was positive. These findings suggested that it was due to ocular torticollis. They were treated by an ophthalmologist and improved.
  • 稲塚 英樹
    歯科基礎医学会雑誌
    1986年 28 巻 5 号 633-645
    発行日: 1986/10/20
    公開日: 2010/10/28
    ジャーナル フリー
    The a. malaris of the cat was studied by utilizing the acryl plastic injection method. This artery generally arose from the infraorbital artery in common with the anterior nasal dorsal artery, or rarely in common with the anterior superior alveolar artery. It gave rise to the inferior oblique and the third palpebral branches at the superoanterior end of the origin of the obliquus inferioris muscle. The former always was a stout vessel as it was also in some mammals. The latter was especially developed in the cat and divided into the third palpebral glandular branch and others to supply the whole third palpebra. The a. malaris gave rise to the periosteal and the nasolacrimal branches on the orbital surfaces of the lacrimal and frontal bones. It finally terminated in the medial superior and inferior palpebral arteries. They, however, did not form superior and inferior arterial archs in the respective palpebra as observed in the rabbit. The medial inferior palpebral artery gave rise to the nasolacrimal, the lacrimal sac, the nasal radical, the ocular orbicular, the infraorbital marginal, the conjunctival and the cutaneous branches. The medial superior palpebral artery gave rise to thesuperior palpebral levator and the supraorbital marginal, after giving off the lacrimal sac and the nasal radical branches. The cutaneous branch anastomosed with the branches of the superficial temporal artery.
    The anterior nasal dorsal artery arising in common with the a. malaris in most cases formed a fine network with many fine branches of the a. malaris, which spread on the face, especially in an area centeral to the medial canthus.
  • 三宅 晴記
    歯科基礎医学会雑誌
    1987年 29 巻 1 号 44-57
    発行日: 1987/02/20
    公開日: 2010/06/11
    ジャーナル フリー
    カイウサギのA. malarisをアクリル樹脂注入法によって詳細に観察した。A. malarisは上顎第一および第二小臼歯それぞれの歯槽隆起の間の狭い溝で, 眼窩下動脈から前上外側方に起始するが, きわめてまれに前鼻背動脈と共通幹で起始していた。A. malarisの諸分枝は共通幹によって起始することが多い。眼窩下神経枝は
    下斜筋
    起始や歯槽隆起の骨膜にも分布していた。A. malarisは眼窩下神経の上方で鼻涙管枝を派出したのち,
    下斜筋
    起始の前を上外側方へ進み,
    下斜筋
    枝, 下および上骨膜枝を派出して眼窩前壁に達していた。鼻涙管枝は最も発達した太い枝で, 鼻涙管眼窩口への枝とともに, 本幹に沿ってこれに分布する鼻涙管動脈を形成していた。下骨膜枝は第二小臼歯の歯槽隆起と涙骨眼窩面の骨膜に, また上骨膜枝は前頭涙骨縫合を越えて前頭骨眼窩面の骨膜に分布していた。
    下斜筋
    枝は眼窩膜を貫き眼筋円錐内容に分布する唯一の枝であった。眼窩に出たA. malarisからは約8%で第三眼瞼枝を派出していた。本枝は内眼動脈の同名枝と吻合し, 第3眼瞼に分布していた。さらにA. malarisは前眼窩縁枝を派出し, 眼窩骨膜外脂肪体内を上外側方へ鼻涙管眼窩口の下に達し, 鼻涙管眼窩口への枝と涙嚢枝を派出していた。前眼窩縁枝は副涙腺の前で眼窩骨膜外脂肪体と上顎骨頬骨突起の間から顔面に出て, 骨膜に分布していた。涙嚢枝は後眼窩縁枝を派出したのち, 涙嚢, 副涙腺被膜, M. malarisに分布していた。最後にA. malarisは涙嚢後面に上行し鼻根枝を出したのち, 内側上および下眼瞼動脈の二終枝に分かれていた。鼻根枝は内側眼瞼靱帯を貫いて顔面でM. malarisや上顎骨骨膜に分布するが, 皮膚には分布していなかった。内側上および下眼瞼動脈は涙腺動脈の外側上および下眼瞼動脈と吻合して上および下眼瞼動脈弓を形成し, その動脈弓から眼瞼縁へ櫛状に多数の小枝を送っていた。
  • 長谷部 聡
    視覚の科学
    2013年 34 巻 1 号 3-9
    発行日: 2013年
    公開日: 2019/11/22
    ジャーナル フリー

    両眼視の働きについて病理学的な視点から考えるため,両眼視の異常を来す眼疾患やその診断法や治療法について解説した。斜視や眼球運動制限が起こると複視が生じ,両眼視差に基づく奥行感覚が得られなくなる。抑制や網膜対応異常などの感覚的適応力によって複視は時間とともに解消するが,その場合も両眼視は回復しない。斜視手術により眼位ずれを矯正することで,両眼視の回復が期待できる。しかし,立体視発達の臨界期である乳児期を両眼視の経験なしに過ごした先天性斜視症例では,後日眼位ずれが矯正されても,高いレベルの立体視の回復は困難である。

  • 大塚 拓三
    歯科基礎医学会雑誌
    1988年 30 巻 4 号 431-442
    発行日: 1988/08/20
    公開日: 2010/06/11
    ジャーナル フリー
    ニホンザル30頭を用い, acryl樹脂脈管注入法によりA. malarisについて詳細に観察し, 他の哺乳動物のA. malarisと比較解剖学的考察を加えた。
    ニホンザルの眼窩下動脈は通常2~4本に分岐し, それぞれ眼窩下溝を前走して, 眼窩下管に入っていた。本動脈のうち最内側のものは同名管に入る直前でA. malarisを派出するが, ときに, この経過中に眼動脈の下筋枝の枝と吻合していた。
    A. malarisは上内側方やや後方へ上顎骨眼窩面を進み, 眼窩下神経枝, 眼窩下縁枝, 骨膜枝を派出し,
    下斜筋
    起始の前に達し, 下鼻涙管枝と
    下斜筋
    枝を派出し, 涙骨上顎縫合にある小孔から上鼻涙管枝として骨中に入っていた。まれに本動脈は涙嚢枝を派出し, またこの枝が眼動脈の内側眼瞼動脈の同名枝と吻合するものを認めた。下鼻涙管枝は上顎骨体と上顎洞に枝を与え, 鼻涙管の外側をこれに沿って下走して鼻涙管動脈の下部を構成していた。上鼻涙管枝は内側方へ走り, 鼻涙管の外側を上走し, 鼻涙管動脈の上部を構成していた。
    結論として, ニホンザルにおいてもA. malarisの存在を確認したが, 他の動物と異なり, 本動脈の主流は鼻涙管動脈を構成して終るといえる。
  • 鈴木 之輔
    歯科医学
    1991年 54 巻 2 号 g105-g106
    発行日: 1991/04/25
    公開日: 2017/02/23
    ジャーナル フリー
    哺乳動物ではA. malarisという動脈は, 眼窩内容, ときには上顎骨領域に分布する血管の一つとして重要な役割を果たしている. 本動脈を詳細に観察した業績としては食肉類のイヌ, ネコ, 齧歯類のカイウサギ, 霊長類のニホンザル, コモンリスザルがみられる. 著者は反趨類のヤギのA. malarisを詳細に観察し, 動物種について比較解剖学的考察を行った. 材料と方法 : 成ヤギ25頭 (50側) を用い, アクリル樹脂脈管注入法による頭頚部動脈系の鋳型標本ならびに固定剖検標本, またサラシ頭蓋骨3個を観察に用いた. 所見 : A. malarisは上顎結節の上内側, 眼窩下神経の外側で眼窩下動脈から前上内側方へ単独, まれに上歯槽動脈と共通幹で起治し, 上顎洞と連結した涙骨の涙骨包上面の溝 (Sulcus malaris) 内を前外側方へ, ついで
    下斜筋
    筋腹と頬骨眼窩面の間を前上方へ走り, 涙骨眼窩下縁の内側にある切痕 (Incisura malaris) に達して内側上・下眼m瞼動脈の共通幹と終枝である鼻相枝に分岐していた. 第3眼瞼枝はmalaris溝内で単独, それに
    下斜筋
    枝と共通幹で起始していた. 本枝は骨膜枝, 結膜枝と上・下外側方への枝を派出したのち, 内側直筋枝と吻合していた. 骨膜枝はまれに鼻涙管枝となっていた. 結膜枝は
    下斜筋とともに眼窩円錐内に入り結膜と下斜筋
    に分布していた.
    下斜筋
    枝には1本の主筋枝と1〜3本の副筋枝が認められた. 主筋枝は単独, まれに第3眼瞼枝と共通幹で起始し,
    下斜筋
    が眼窩骨膜を貫く部位で筋腹下縁からこれに入っていた. 副筋枝は多数例に認められ,
    下斜筋
    の前面から本筋に入り起始に分布していた. 上顎洞枝は涙骨包の小孔を通り上顎洞の上外側壁粘膜に分布していた. 頬骨枝は頬骨と上顎洞に分布し, ときには上顎骨に達していた. 内側上・下眼瞼動脈は共通幹, ときに単独で起始していた. 内側下眼瞼動脈は鼻涙管枝, 眼窩下縁枝を派出後, 外側方に蛇行しながら走り, 外眼角で外側下眼瞼動脈と吻合し下眼瞼動脈弓を形成していた。この動脈弓からは多数の下眼瞼縁枝, 数本の眼輪筋枝と結膜枝が派出していた. 下眼瞼縁枝は2分岐して眼瞼腺の内外両側に沿って眼瞼縁へ, 眼輪筋枝は眼窩下縁枝や他の眼輪筋枝と吻合し本筋と下眼瞼の皮膚に分布していた. 結膜枝は蛇行しながら下行し
    下斜筋
    枝や下直筋枝と吻合していた. 内側上眼瞼動脈は, 内眼角で外側上眼瞼動脈や前頭枝と吻合して終わっていた. 本動脈からは涙小管枝と鼻涙管枝が起始していた. 涙小管枝には上・下涙小管に沿う小枝が認められた. 鼻涙管枝は本管と涙嚢に分布し, 蝶口蓋動脈の枝と吻合していた. 鼻根枝はA. malarisの終枝で, malaris切痕を超えて顔面に出て眼窩下縁枝を派出し, 浅側頭動脈の鼻背動脈や反対側の鼻根枝と吻合して広い鼻根に分布していた. 眼窩下縁枝は眼輪筋と下眼瞼の皮膚に分布していた. 結論 : ヤギのA. malarisは眼窩下動脈から派出していた. A. malarisの起始位置は食肉類, 齧歯類や霊長類では眼窩下管入口であるが, ヤギではこれより近位の上顎結節の上内側であった. ヤギでは上歯槽動脈との共通幹が認められ, またA. malarisの分岐にはこれまで報告されていない上顎洞枝や頬骨枝が認められた. 本動脈の終枝は食肉類と齧歯類では内側上・下眼瞼動脈, 霊長類では鼻涙管枝とされているが, ヤギでは鼻根枝であった. サラシ頭蓋骨をみると涙骨にA. malarisによるSulcus malarisとIncisura malarisが認められた.
  • 鈴木 之輔, 奥田 仁志
    歯科医学
    1990年 53 巻 6 号 538-539
    発行日: 1990/12/25
    公開日: 2017/02/20
    ジャーナル フリー
  • 池田 昌弘, 岡田 成賛
    歯科医学
    1990年 53 巻 6 号 537-538
    発行日: 1990/12/25
    公開日: 2017/02/20
    ジャーナル フリー
  • 根岸 貴志
    神経眼科
    2016年 33 巻 1 号 23-26
    発行日: 2016/03/25
    公開日: 2016/03/30
    ジャーナル 認証あり
    麻痺性斜視に対する手術法は数多いが,いずれも麻痺筋の収縮運動を取り戻せないことに治療の困難と限界がある.手術の目標は,両眼単一視野の移動と拡大による複視の軽減および,整容的治癒となる.外転神経麻痺は水平方向の単筋麻痺で,近年では切腱・筋分割を行わない西田法が評価されている.滑車神経麻痺は,単筋麻痺だが上下斜視と外方回旋を来し,遷延すると病態が複雑化するため適切な術式選択が必要である.動眼神経麻痺は最大4外眼筋麻痺がおきて治療が困難である.外直筋の後転・切腱・切除の効果は一時的で,近年提唱の骨膜固定も長期予後は不明である.それぞれの術式の特徴を挙げ選択例を示す.
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