詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "中泊町"
72件中 1-20の結果を表示しています
  • 中泊町
    総合戦略課
    風力エネルギー
    2017年 41 巻 4 号 601-604
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/03/31
    ジャーナル フリー
  • 青柳 由里子, 松尾 博志, 松木 凜人, 本田 明弘
    風力エネルギー
    2021年 45 巻 3 号 438-441
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/12/11
    ジャーナル オープンアクセス
  • *三上 新一, 上村 豊和
    日本作物学会講演会要旨集
    2010年 230 巻
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/09/02
    会議録・要旨集 フリー
  • 近藤 亨
    北日本病害虫研究会報
    2014年 2014 巻 65 号 50-53
    発行日: 2014/12/19
    公開日: 2018/01/30
    ジャーナル フリー

    2012 年10 月および2013 年7 月~10 月に青森県内の32 地点41 施設の圃場から採集した246 菌株のトマト葉かび病菌について,アゾキシストロビン剤を添加した寒天培地を用いて感受性検定を行ったところ,123 菌株が耐性菌と判定された.耐性菌のチトクローム遺伝子を解析したところ,供試した25 菌株全てにおいてコドン129 部位の推定アミノ酸がフェニルアラニンからロイシンに置換していた.また,トマトにおけるアゾキシストロビン水和剤2,000 倍の散布は,耐性菌株に対し効果が非常に低かった.以上の結果から,青森県においてアゾキシストロビン剤耐性トマト葉かび病菌が広く発生し,効力低下を引き起こしている実態が明らかとなった.

  • 藤川 義一, 桐原 慎二
    水産工学
    2018年 55 巻 1 号 65-70
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/01
    ジャーナル オープンアクセス
    The hearing survey was conducted to clarify the present status and the changes in the last 10 years on seaweed beds and fishery organisms related to seaweed on the coast of Japan Sea, Aomori Prefecture, Japan. We interviewed the 29 fishermen at 21 coastal areas about the extents of sargassum beds, ISOYAKE caused by feeding of sea urchins, and the resources of sea urchin, top shell, abalone, edible algae, rockfish and sailfin sandfish in April and May 2017.   As the result, it became clear that the extents of the ISOYAKE and the amount of sea urchin Mesocentrotus nudus remarkably decreased, while the extents of sargassum beds turned to increase on the Japan Sea coast of Aomori Prefecture. The amount of red/black rock fish which lives in sargassum beds, and of sailfin sandfish that spawn on sargassum also increased. Top shell and abalone which feed on seaweed increased especially on the southern coast. On the survey coast from 2010 to 2014, the highest water temperature exceeded 26℃ as the lethal temperature of sea urchin, and in the same period its fish catch declined. The feeding behavior of Mesocentrotus nudus prevents the growth of seaweeds and is known as the main sustained factor of ISOYAKE along the coast of Aomori Prefecture.   From these results, it was considered that the high seawater temperature in the summer that continued for several years would have contributed to the reduction of ISOYAKE and the expansion of the sargassum beds.
  • 本田 明弘, 青柳 由里子
    風力エネルギー
    2020年 44 巻 3 号 409-412
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/12/12
    ジャーナル フリー
  • 星 博幸, 檀原 徹, 岩野 英樹
    石油技術協会誌
    2013年 78 巻 5 号 414-418
    発行日: 2013年
    公開日: 2015/04/02
    ジャーナル フリー
    We present a new fission track age for a volcanic rock that formed during the opening period of the Japan Sea. A basal rhyolite (partly perlitic) flow of the Fuyube Formation on the Kodomari Peninsula yielded a zircon fission track age of 15.3 ± 0.9 Ma, determined by the external detector method. This result is compatible with published age data for underlying and overlying formations, and can be interpreted to represent the emplacement age of the lava flow. A chronostratigraphic model is given for the Lower to Middle Miocene sequence in the northern part of the Tsugaru district, in which the age of the Fuyube Formation is considered to be about 16 Ma.
  • *北宮 千秋, 李 相潤, 鈴木 孝夫, 葛原 仁美, 渡邉 文郎
    理学療法学Supplement
    2006年 2005 巻 1180
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/04/29
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
     中高年者が2つ以上の身体動作を組み合わせた複雑運動(complex exercise:CE)と1つの動作を中心とした単純運動(simple exercise:SE)を自己ペースで実施することにより、運動意識やQOLに変化が見られるかについて検討した。

    【方法】
     対象者はA県在住の健康な中高年女性で、2回の質問紙調査で記入漏れのない63名(CE群24名、SE群23名、対照群16名)とした。CE群とSE群における運動は、週2回(1回90分間)で、6ヶ月間実施した。その参加直前と終了後に調査を実施した。対象者の運動への意識については、徳永らが作成したスポーツ意識診断表を使用した。この診断票は態度(快感情・不快感情)・信念(心理的効果・社会的効果・身体的効果)・規範信念の6尺度で構成され、運動への意識を判定するものである。そして、生活の質(QOL)を測定するためWHO-QOL26(QOLを身体的・心理的・社会的関係・環境の4領域に分類)を使用した。分析にはSPSS13.0Jを用い、対応のあるt検定を行った。

    【結果】
     運動への参加直前と直後の運動意識を比較したところ、CE群において運動の効果に対する信念(認知)の心理的効果(t=-3.12, p<0.01)社会的効果(t=-3.12, p<0.01)で有意に判定が上昇していた。また、運動に対する感情的態度の不安感情において、有意傾向(t=-1.85, p<0.1)がみられた。SE群および対照群においては、違いは認められなかった。また、QOLについては、どの群においても運動参加前後において違いは認められなかった。

    【考察】
     運動を生活の中に取り入れていくことは、健康の維持増進のために重要な課題である。運動をいかに続けていくのか、それには運動を行おうとする意志が必要とされている。従来の運動のプログラムで行われたSE群は、運動の意識変化が運動参加前後で見られていない。しかしながら、2つの動きを組み合わせたCE群においては、運動の効果に対する信念、その中の心理的・社会的効果の認知が肯定的に認識されるようになっていた。また、運動に対する感情的態度の不安感情に傾向差ではあるものの変化が見られ、運動しようとするときに感じる不安な感情が軽減されてきている可能性を示した。これは,運動習慣確立への運動プログラム作成への足がかりとなるものと推察された。ヘルスプロモーションの目的であるQOL向上は、今回の調査からは明らかにされなかった。運動を継続して6ヵ月時点で向上していくとは言えず、今後も継続して検討していく課題である。

    【まとめ】
     本研究で用いた運動方法のうち、CE法を用いることにより、運動の効果に対する信念(認知)の心理的効果および社会的効果が向上することが示された。
  • *葛原 仁美, 李 相潤, 鈴木 孝夫, 北宮 千秋, 一戸 留美
    理学療法学Supplement
    2006年 2005 巻 1179
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/04/29
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
     本研究では、2つ以上の身体動作を組み合わせた複雑運動(complex exercise:CE)と、1つの身体動作を中心とした単純運動(simple exercise:SE)を用いた。何れも自己ペースを中心とし、楽しみながら運動を行い、それぞれの効果について検討した。

    【方法】
     対象者は青森県に居住している、健康な40歳以上65歳未満の中高年女性67名(対照群18名、CE群24名、SE群25)であった。CE群とSE群における運動は、各群週2回、全39回(1回90分間)で、6ヶ月間実施した。また、運動強度について、自己心拍数が安静時の50%に達した時や自分が休みたい時などは、必ず休むようにした。体力については、全身反応時間と文部科学省の新体力測定項目(左右握力、上体起し、長座体前屈、往復横跳び、立ち幅跳び、1000m持久走)を用いて2回測定(4月・10月)した。各群の測定前後の結果は、SPSS11.0Jを用い、対応のあるt検定を行った。統計学的な有意水準はp<.05とした。

    【結果】
     運動参加率はCE群が83.5%、SE群が83.3%であった。体力についてC群では、全身反応時間が-12.5%、往復横とびが+7.2%の有意な向上が認められた(何れもp<.001)。そしてCE群では左右握力以外の全身反応時間-22.3%、上体起し+93.6%、長座体前屈+19.1%、往復横跳び+16.8%、立ち幅跳び+11.2%、1000m持久走-8.7%の有意な向上が認められた(何れもp<.001)。SE群では全身反応時間-22.3%(p<.001)、右握力+4.5%(p<.05)、上体起し+32.2%(p<.001)、長座体前屈+23.4%(p<.001)、往復横跳び+7.2%(p<.01)、立ち幅跳び+5.7%(p<.05)、1000m持久走-8.8%(p<.001)の有意な向上が認められた。

    【考察】
     本研究では2つの運動介入群が対照群より体力の向上が著しく、数多くの先行研究に類似した結果であった。とくにCE群では瞬発力に関係する項目が著しい向上を示し、SE群では対象とした部分的運動の効果が著しい運動の特性が反映されている。2つの身体動作を同時に行うCEでは、SEとは異なる神経刺激の特長を有する。つまり、複雑な動作による神経刺激は単純な動きより高く、その結果が本研究の結果に反映されていると考えられる。しかし対照群においても、全身反応時間と往復横とびの結果が有意に向上している。これらの結果から、運動実施だけが必ず身体機能を向上させるとは言い難く、日常生活における習慣やパターンが影響因子として大きいことが推察された。

    【まとめ】
     本研究で用いられた2つの方法は、いずれも対象者の自己ペースに焦点を置き、その結果について検討した。その結果、自己ペースを中心とした運動でも運動方法によって、体力に及ぼす影響が大きく、目的に達することが示唆された。
  • 本田 明弘
    風力エネルギー
    2022年 46 巻 4 号 671-673
    発行日: 2022年
    公開日: 2024/03/08
    ジャーナル オープンアクセス
  • 竹内 健悟, 金 二城
    青森大学付属総合研究所紀要
    2023年 25 巻 1 号 14-22
    発行日: 2023/09/30
    公開日: 2023/10/16
    研究報告書・技術報告書 フリー
    外来種のアライグマは,2004年に津軽地方で初めて発見されて以来野生化が進み,分布が拡大している.津軽地方の14の市町村に調査したところ,11市町村112箇所での生息が確認され,津軽地方に広く分布しており,特に多いのは岩木山麓であることがわかった.また,農作物ではスイカ,トウモロコシ,ブドウの被害が多かった.各市町村では防除計画を立ててアライグマを捕獲しており,年間150~180頭を捕獲している.中でも多いのは弘前市で,捕獲数の半数近くを占めていた.捕獲は農作物の収穫期に実施されているのが多かったが,アライグマの根絶のためには,出産期の春に広域的に一斉に捕獲する必要があると考えられた.
  • 中村 智行, 小岩 直人
    自然災害科学
    2022年 40 巻 4 号 483-496
    発行日: 2022/02/28
    公開日: 2023/04/04
    ジャーナル フリー
    本研究では,青森県の全市町村において,防災体制のアンケート調査,ヒアリング調査や, GIS を用いて5 つの自然災害における災害曝露人口の抽出を行い,これらをもとに,現状の防 災体制について検討を行った。また,将来の人口減少を考慮した防災体制について定量的に検 討を行い,その方向性を示すことを試みた。 その結果,将来の青森県の市町村の人口は急激に減少するが,「災害曝露人口割合(災害リス ク地域)」は概ね維持されることがわかった。 また,青森県の市町村の2050年の「防災担当職員」を試算したところ,現状の防災体制を災害 曝露人口割合(災害リスク地域)に応じて維持していくには32市町村で防災担当職員を維持する 必要を明らかとした。 今後は,本研究で検討した方法を参考のうえ,防災担当職員を適切に維持することが望ましい。
  • *柴 正敏, 小林 宏行, 箕浦 幸治, 小山田 菜々枝, 西 圭祐
    日本地質学会学術大会講演要旨
    2010年 2010 巻 O-254
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/03/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 渡邊 義行
    教育医学
    2011年 56 巻 4 号 379-388
    発行日: 2011年
    公開日: 2021/10/14
    ジャーナル オープンアクセス
     This report discusses Enku, an ascetic monk of the Edo period. Specifically, the report attempts to estimate the distance that Enku walked in the Tohoku region and Hokkaido, and provides insight into the importance of “sustainable exercise”.  Enku traveled throughout the Tohoku region and Hokkaido for the 18-month period of December 1665 to the summer of 1667. The distance that Enku walked during this time totaled 1,207.5 kilometers. He stayed in Hokkaido from March 1666 to the summer of 1667, or approximately the 15-month period. Enku walked a distance of 542.5 kilometers during this portion of this travels. According to Watanabe, the recommended amount of walking exercise for people today is 48 kilometers per month.19) However, the distance covered by Enku far surpassed the amount recommended by Watanabe.19)  The author defines “sustainable exercise” as the physical exertion “performed unconsciously” in our daily lives. He stresses the importance of engaging in “sustainable exercise”, taking examples from people of the Edo period, particularly Enku.
  • 横山 純一
    自治総研
    2012年 38 巻 407 号 1-31
    発行日: 2012年
    公開日: 2023/06/29
    ジャーナル オープンアクセス
  • 笠井 幸男
    風力エネルギー
    2019年 43 巻 4 号 667-673
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/03/14
    ジャーナル フリー
  • 徐 錫元, 高橋 仁久, 工藤 航, 浦山 洋二郎, 西原 良一, 浜谷 雅司, 松本 直剛, 松田 繁, 川瀬 英夫
    雑草研究
    2019年 64 巻 2 号 26-30
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/07
    ジャーナル フリー
  • 陸水生物学報
    2018年 2018 巻 33 号 1-8
    発行日: 2018年
    公開日: 2023/11/20
    ジャーナル フリー
    Distribution of two freshwater shrimps, Paratya compressa improvisa (Atyidae) and Palaemon paucidens (Palaemonidae) were studied in 301 sites (lakes and ponds) in Aomori Prefecture, northern Japan in 2017. Paratya c. improvisa and P. paucidens were recorded from 15% and 13 % of the sites surveyed, respectively, and they tended to be found in the sites in desolate areas or those under protections, where invasive alien fishes would not been present. It is suggested that high predation pressure of the introduced largemouth bass Micropterus salmoides has depressed the shrimps considerably in the wide areas of the prefecture since 1990s. A temnocephalidan Scutariella japonica (Scutariellidae) was found on P. c. improvisa from 6 sites in Aomori Prefecture.
  • 平成16年度基本健康診断の結果より
    *鈴木 孝夫, 李 相潤, 北宮 千秋, 柿崎 智子
    理学療法学Supplement
    2006年 2005 巻 926
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/04/29
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
     本研究は性別・年代別の身体組成及び血液成分の推移を把握し、その特徴について検討した。また、形態的な身体組成の評価から得たBMI及び体脂肪率(%FAT)、いわゆる2つの肥満指標と血液成分との関連から、形態的評価の有用性について検討した。

    【方法】
    対象は平成16年度の基本健康診断に参加した20歳以上の成人男女で、管轄保健所の協力を得た51,737名であった。身体組成はインピーダンス方式のTBF-101を用い、血液検査は空腹時の採血を用いた。分析にはSPSS11.0Jを用い、性別及び年代別に分類し、平均と標準偏差を算出した。身体組成と血液成分(TC、HDL、TG、LDL)については相関関係を求め、統計学的な有意水準はp<.05とした。

    【結果】
    男性のおける各項目の最高値は、身体組成ではBMIが30歳代(23.9±3.6)、%FATが30歳代(24.4±6.0%)で、血液ではTCが40歳代(209.2±36.1mg/dl)、HDLが80歳代(61.9±16.5mg/dl)、TGが40歳代(144.8±118.0mg/dl)、LDLが40歳代(122.6±32.8mg/dl)であった。一方、女性で最高値はBMIが70歳代(23.7±3.4)、%FATが60歳代(31.5±6.6%)で、血液ではTCが50歳代(216.5±33.1mg/dl)、HDLが50歳代(68.1±18.4mg/dl)、TGが80歳代(99.6±48.6mg/dl)、LDLが60歳代(131.3±29.9mg/dl)であった。
    相関関係では男性のBMIと%FATとでr=.762から.901で、BMIに対してTCがr=.106から.260、HDLがr=-.285から-.406、TGがr=.179から.376、LDLがr=.197から.284であった(何れもp<.001)。また、%FATに対してTCがr=.167から.303、HDLがr=-.265から-.354、TGがr=.198から.375、LDLがr=.246から.321であった(何れもp<.001)。一方、女性ではBMIと%FATとでr=.861から.943で、BMIに対してTCがr=.050から.236、HDLがr=-.202から-.388、TGがr=.189から.335、LDLがr=.104から.354であった(何れもp<.001)。また、%FATに対してTCがr=.099から.250、HDLがr=-.187から-.399、TGがr=.214から.373、LDLがr=.142から.376であった(何れもp<.001)。

    【考察】
    本研究に用いられた血液成分は脂質との関連が高く、その量的条件は生活習慣病を引き起こす因子として注目されている。体格指数であるBMI及び体脂肪量を示す%FAT間では男女ともに高い相関関係を示し、BMIによる体脂肪の推定ができる。また、値の算出が簡便であることから健康管理や指導の現場では汎用されている。しかし2つの形態指標と血液成分との関連からは、何れの項目でも低い相関関係を示し、健康指導におけるBMI及び%FATのみの過大評価には注意が示唆された。

    【まとめ】
    肥満指数であるBMI及び%FATのみを用いた健康指導ではその有用性が問われ、生活習慣病などの指導において、血液検査との兼用が求められる。
  • *李 相潤, 鈴木 孝夫, 北宮 千秋, 柿崎 智子, 葛原 仁美
    理学療法学Supplement
    2006年 2005 巻 925
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/04/29
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
     本研究では食事制限を一切伴わない2種類の自己ペースの運動実施のみが、中高年者の身体組成及び血液成分にどのような影響を及ぼすかについて検討した。

    【方法】
     対象者は青森県に居住している健康な30歳以上65歳未満の中高年女性67名であった。運動は2つ以上の身体動作を組み合わせた複雑運動(CE)と、一つの身体動作を中心とした単純運動(SE)を用い、週2回6ヶ月間実施した。身体組成はIn Body 3.0(Biospace)を用い、BMI、脂肪量(FM)、脂肪率(%FAT)、除脂肪量(FFM)、細胞内液(ICF)、細胞外液(ECF)、体水分(TBW)、四肢水分を測定した。血液成分の分析項目は総コレステロール(TC)、中性脂肪(TG)、HDL-コレステロール(HDL)、HDL-コレステロール(LDL)、血糖(BS)、HbA1cで空腹時の採血を用いた。各群の測定前後の結果はSPSS11.0J(SPSS)を用い、対応のあるt検定を行い、統計学的な有意水準はp<.05とした。

    【結果】
     本研究の参加者は対照群(C群)18名、CE群24名、SE群25名で、運動参加率はCE群が83.5%、SE群が83.3%であった。身体組成についてC群ではFM+4.0%、%FAT+2.7%の2項目で有意な差が認められた(何れもp<.01)。CE群ではBMI-2.6%(p<.001)、FM-4.9%(p<.01)、%FAT-2.8%(p<.05)、FFM-1.3%(p<.01)、TBW-1.5%(p<.01)、ICF-1.1%(p<.01)、右上肢-3.0%(p<.001)、左上肢-3.8%(p<.001)、体幹-2.1%(p<.001)の有意な差が認められた。SE群ではBMI-1.5%(p<.01)、FFM-1.4%(p<.001)、TBW-1.5%(p<.001)、ICF-1.3%(p<.01)、ECF-1.8%(p<.01)、右上肢-3.2(p<.001)、体幹-1.9%(p<.001)の有意な差が認められた。血液成分についてC群ではHbA1cのみ-10.8%の有意な差が認められた(p<.001)。CE群ではTC-5.9%(p<.01)、LDL-10.4%(p<.01)、HbA1c+1.6%(p<.05)の有意な差が認められた。SE群ではTC-5.0%(p<.01)、LDL-7.7%(p<.01)、HbA1c-1.9%(p<.001)の有意な差が認められた。

    【考察】
     本研究の2つの運動群では対照群より、身体組成の変化が著しく先行研究に類似した結果を示した。CE群における身体組成の変化では、増加項目より減少項目が多く、SE群より有酸素的な運動の傾向を示した。これらの結果から、複雑な身体動作はエネルギー使用が高く、動作を組み合わせることでより効率良い運動プログラムの作成ができると考えられた。血液成分の変化においてもCE郡がSE群より大きく、身体組成からの変化との関連が推察され、食事指導が伴わない運動のみの効果としての有効性が示唆された。しかしHBやHbA1cについては、運動のみの効果としては限界と考えられ、食事指導などの介入があればさらに高い効果が期待できると考えられた。

    【まとめ】
     食事指導をせず、運動のみの結果、何れも身体組成や血液成分に影響を及ぼすこが示唆された。また、自己ペースを用いた運動でも身体的な変化が期待でき、さらに複雑な身体動作の導入はより高い効果をもたらすことが示唆された。
feedback
Top