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クエリ検索: "中腎管"
195件中 1-20の結果を表示しています
  • 三木 通保, 川口 雄亮, 福谷 優貴, 大須賀 拓真, 山中 冴, 松原 慕慶, 金本 巨万, 藤原 潔, 延原 正英, 本庄 原
    天理医学紀要
    2018年 21 巻 1 号 41-48
    発行日: 2018/12/25
    公開日: 2018/07/09
    ジャーナル フリー

    子宮は胎生期に傍

    中腎管
    の癒合によって形成され,
    中腎管
    は退縮するが,まれに遺残し,ときに過形成や中腎癌となる事も報告されている.今回,
    中腎管過形成を伴った中腎
    癌か否かで診断に難渋した一例を経験したので報告する.

    症例は53 歳2 回経産婦.閉経周辺期の不正性器出血で当院紹介.子宮内膜が15 mmと肥厚し,内膜組織診結果より子宮体癌と診断され,造影MRI 検査より子宮体癌IA 期疑い+子宮頸部に限局する5 cm 大の子宮腺筋症の診断となった.頸部病変の評価目的に子宮頸部円錐切除術を施行.病理組織結果は,子宮頸部がびまん性

    中腎管
    過形成~
    中腎
    癌の可能性あり,頸管内~内膜掻爬が類内膜腺癌Grade 1 相当であった.子宮頸部腺癌(中腎癌)の可能性も含め広汎子宮全摘術+両側附属器切除術を施行.肉眼上,子宮峡部より隆起する黄白色表面不整の小指頭大ポリープ様病変を数個認めたが,子宮体部筋層には異常を認めず,子宮頸部も肉眼上は正常筋層に近い色調であった.HE 染色で5 cm 大の頸部の腫瘍病変を認めた.小型の硝子様内容を含む嚢胞の集簇像を呈し,全体としては異型に乏しい像であった.腺癌像は内腔に突出するポリープ部に限局し,最終診断は,子宮体癌:類内膜腺癌,Grade 1,pT1aN0M0 +びまん性
    中腎管
    過形成となった.子宮体がん治療ガイドラインでは再発低リスク群となり追加治療は要しない.一方,中腎癌であれば大きい頸部腫瘤は連続した病変の可能性もあり,子宮頸癌治療ガイドラインの再発中リスク群に属し追加治療の検討を要する.そのため日本婦人科腫瘍学会学術集会で検討した.免疫組織化学的にはポリープ様病変部はCK 陽性,CEA は一部のみ陽性,p53,Calretinin,CD10,ER は陰性であった.
    中腎管
    過形成部でも全てほぼ陰性であり,討論会で12 名の病理専門医の意見は分かれたが,結論は
    中腎管
    過形成様変化を伴った分類困難な子宮峡部腺癌との診断となった.追加化学療法を施行し術後3 年時点で再発なく経過順調である.

  • 猪股 智夫, 江口 保暢, 中村 経紀
    日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science)
    1989年 51 巻 4 号 693-701
    発行日: 1989/08/15
    公開日: 2008/02/13
    ジャーナル フリー
    妊娠14日目に雌雄ラット胎仔に初めて中腎傍管が観察された.
    中腎傍管は中腎管
    のすぐ側に位置しており, 発生の途中においてその尾側端は常に
    中腎管
    と融合していた. その後
    中腎傍管は中腎管
    から完全に分離独立していた. このことから,
    中腎傍管の主体は中腎管
    から分化するものと考えられた. 妊娠16日目になると, 雄胎仔では雌のそれとは異なり,
    中腎
    傍管の消失,
    中腎管
    の発達, 肝門生殖結節間距離の増加が認められた. 妊娠19日目に胎仔精巣を除去すると, その後の胎仔の雄性化は妨げられた. これらのことから, 胎仔精巣は尿生殖道の雄性化に必要不可欠な器官であることがわかった.
  • 猪股 智夫, 井上 聖也, 菅原 浩, 梶原 哲史, 四宮 達郎, 和貝 一郎, 二宮 博義, 押田 敏雄, 白井 明志, 橋本 豊
    Journal of Veterinary Medical Science
    1993年 55 巻 3 号 371-378
    発行日: 1993/06/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    中腎傍管(ミュラー管)は雌雄ともに胎齢30日目頃のブタ胎仔にその原基が認められ, 中野上部の生殖腺あたりで,
    中腎管
    (ウォルフ管)のそばに観察された. その後,
    中腎傍管は中腎管
    に沿って尾側に発達し, 胎齢40日目になると尿生殖洞に達していた. この時期, 雄の中腎傍管は退縮を始め, 雌のそれは発達を続けた. このことからミュラー管抑制ホルモンは胎齢40日目以前から分泌されると考えられた.
    中腎管
    は雌雄ともに胎齢45日目に中腎の退行とともにその直径が減少し始めた. 胎齢60日目になると
    中腎管
    の直径は, 胎齢30日目のそれに比べて約70%も減少した. その後, 雌の
    中腎管
    は消失したが, 雄の
    中腎管
    は再び発達した. 外生殖器の性分化は胎齢35日目に観察された. 雄では生殖結節の尾側に小さな円形の尿生殖口と会陰経線とが観察された. しかし, 雌ではこれらは観察されなかった. このことからブタ胎仔の精巣では胎齢35日目以前にアンドロジェンが分泌されていることが示唆された.
  • 猪股 智夫, 伊藤 嘉寿, 鈴木 久美子, 二宮 博義, 滝沢 達也, 山本 雅子, 有嶋 和義, 江口 保暢, 齋藤 寛史, 望月 公子
    Journal of Veterinary Medical Science
    1993年 55 巻 6 号 959-962
    発行日: 1993/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    スナネズミの
    中腎管
    は胎齢13日に, 雌雄ともによく発達している. 中腎傍管(ミュラー管)は雌雄ともに胎齢14日にその原基が認められ, 中腎上部の生殖腺あたりで,
    中腎管
    (ウォルフ管)のそばに観察される. その後,
    中腎傍管は中腎管
    に沿って尾側に発達し, 胎齢19日になると尿生殖洞に達する. この時期, 外生殖器に性分化が観察され, 雄の肝門生殖結節間距離は雌のそれよりも有意に長くなる. また, 雄の
    中腎管
    の直径は雌のそれよりも有意に増加する. このことからスナネズミ胎仔の精巣は胎齢19日以前にアンドロジェンを分泌することが示唆される. 一方, 胎齢19日において, 雄の中腎傍管は退縮を始め, 雌のそれは発達を続ける. このことからミューラー管抑制ホルモンは胎齢19日以前に分泌されるものと考えられる.
  • 高井 修道, 堀米 哲
    日本泌尿器科學會雑誌
    1960年 51 巻 8 号 832-841
    発行日: 1960/08/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    Five cases of ectopic opening ureter were reported. Three cases were girls (7, 5 and 5 years old), who were always wett, although they urinated at definite intervals. All of them had a unilateral ectopic opening ureter into vagina. The kidneys on the corresponding sides were all hypoplastic. One case was a girl of 13 years old, complaining of intermittant incontinence. By urethro-cystoscopic and radiographic examination we were able to find a small urethral diverticulum, into which r. ureter opened. The kidney on the corresponding side could not be found even by operative dissection. The ureter ended blindly. The other case was a 32-year-old male, complaining of pain on urination and swelling of scrotal content. By urethro-cystoscopic examination and seminal vesiculography we were able to recognize r. ectopic opening ureter into seminal vesicle. The kidney on the corresponding side was very small, measurring 2.5 by 2.2 by 1.5cm. in size and the histological examination showed only tubular structure. This case of the ectopic opening ureter into seminal vesicle is thought to represent the 18th reported instance of the diagnosis during life. Clinical and embryological observations were made on the above mentioned 5 cases.
  • 高井 由紀, 溝口 静子, 勝矢 聡子, 濱田 啓義, 熊倉 英利香, 西岡 良泰, 松下 克子, 矢野 樹理
    産婦人科の進歩
    2006年 58 巻 3 号 313-316
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/11/22
    ジャーナル 認証あり
    片側の腟閉鎖と同側腎欠損をともなった重複子宮,重複腟はまれな疾患で,日本では約50例程度の報告がある.最近の当院での経験例について若干の文献的考察を含めて報告する.症例は20歳,未経妊,未婚の女性.続発性無月経を主訴に近医受診した際,超音波断層法およびMRIにて重複子宮および左側の腎無形成を認め,腟内に腟腫瘍を疑わせる腫瘤を認めたため,精査目的にて当科紹介受診した.重複子宮,重複腟,左側腟閉鎖による腟血腫の診断のもとに腟壁開窓術を施行し,左側腟内に貯留していた血腫を除去した.術後経過は良好である.〔産婦の進歩58(3)
  • 島田 憲次, 竹村 俊哉, 田口 恵造, 森 義則, 生駒 文彦
    日本小児外科学会雑誌
    1987年 23 巻 3 号 558-564
    発行日: 1987/05/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
    We describe a case with ectopia of the vas deferens in 5-year old boy who has the asso-ciation of rectal anomalies. He was evaluated because of the episodes of hematuria. Uro-logical examinations revealed right renal aplasia, vesicoureteral reflux in the left ureter and the ectopic insertion of vas deferens into the lower third of the ureter on both sides. Bilateral ureters issued in the normal position in the bladder. Right nephrectomy and left ureterocystoneostomy was performed. Bilateral vasa were implanted in the bladder neck through submucosal tunnel method. Postoperative course was uneventful. Histological examination revealed miniature seminal vesicle at the junction of the vas and the ureter on the right side. The right ureter showed partial vasation and the left vas was partially ureterized. The right kidney was severely dysplastic.
  • 永竹 エレナ, 吉田 英生, 岩井 潤, 松永 正訓, 大塚 恭寛, 幸地 克憲, 黒田 浩明, 菱木 知郎, 田辺 政裕, 大沼 直躬
    日本小児外科学会雑誌
    2001年 37 巻 2 号 287-291
    発行日: 2001/04/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
    発育不全腎を伴った尿管精嚢異所開口の1例を経験したので, 本邦における男子尿管異所開口の文献的考察を加えて報告する.症例は日齢8の男児で, 在胎34週より胎児超音波検査で右腎の異常を指摘されていた.出生後, 超音波検査で右腎低形成を指摘され精査のため当科紹介となった.経静脈性腎盂造影検査より右無機能腎と診断した.外来経過観察中に尿路感染症を起こしたため膀胱尿管逆流症を疑い, 膀胱尿道造影を行ったところ, 右精嚢より右尿管が造影された.尿管精嚢異所開口と診断し右腎摘出, 尿管切除術を施行した.今回, 自験例を含めて, 本邦で報告された男子尿管異所開口186例について統計的検討を行った.
  • 谷川 龍彦, 植田 覺, 野村 芳雄, 緒方 二郎
    日本泌尿器科學會雑誌
    1985年 76 巻 1 号 104-109
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    子宮広間膜内 Gartner 管起源の膀胱へ浸潤した腺癌の1例を報告する.
    症例は63歳の女性で, 発熱, 血膿尿および頻尿を主訴として来診, 尿検査でE. coli による尿路感染症のほかに剥離細胞診で class V が検出された. 膀胱鏡で右側方から腫瘍による膀胱壁の圧迫所見が認められた. DIPで上部尿路に異常はなかったが, 膀胱造影で膀胱の右上方に陰影欠損がみられた. 骨盤動脈造影で右内腸骨動脈から分枝する嚢腫様血管像と一部 puddling, pooling 像が検出された. CT像は cystic mass が膀胱壁に広く接している所見が認められた. 以上から子宮広間膜内に発生した悪性 Gartner 管腫瘍の膀胱浸潤と考え手術を行なったが, 周囲組織への浸潤強く摘出は不可能で腫瘤の一部生検を行ない, 組織学的に mesonephric adenocarcinoma と診断された. FT-207, MMCの投与とコバルト照射を施行し, 超音波学的にいちじるしい腫瘍の縮小をみたものの悪液質に肺炎を併発し死亡した. mesonephric adenocarcinoma は比較的稀であり, 膀胱への浸潤をみて初めて発見された症例はこれまで全くない.
  • 清水 亨, 福島 範子, 朝隈 蓉子, 千野 秀教, 野村 利之, 舟橋 信司
    日本臨床細胞学会雑誌
    1991年 30 巻 3 号 539-545
    発行日: 1991年
    公開日: 2011/12/05
    ジャーナル フリー
    症例は72歳の男性で, 主訴は肉眼的血尿である.三角部, 後壁および左側壁にまたがる非乳頭状腫瘍を認め, 自然尿, 膀胱洗浄液中に明るい細胞質をもつ腫瘍細胞が認められ, 豊富なグリコーゲンと特徴的な標的状の細胞質内空胞を認めた.組織学的に病変の主座は粘膜固有層と筋層にあり, 明るい細胞質をもつ腫瘍細胞が充実性胞巣構造, 一部不完全な管腔構造を示したが, hobnail型の細胞はなく, また乳頭構造を示す部分はなかった.本症例は電顕的にも卵巣や子宮の明細胞癌と共通の所見を認めたが, 腺様化生を伴った移行上皮癌としても説明しうるものである.
  • 石川 雅一, 中居 光生, 川内 博人
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
    1989年 5 巻 1 号 11-13
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 林 松彦
    日本内科学会雑誌
    2004年 93 巻 5 号 960-964
    発行日: 2004/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    血管,神経,心筋,骨などの各種臓器,組織において再生医療は実用化あるいは実用化直前となっている.これに対し,腎臓では,再生医療はその研究自体が端緒についたばかりであり,実用化には遠い現状にある.しかし,他臓器同様に骨髄細胞からの腎細胞への分化が示され,腎臓に内在する幹細胞の存在も示唆されている.また,腎臓の分化・発生に関わる因子も次々と同定されており,組織工学の進歩もあって,近い将来,腎臓においても再生療法が実用化される基盤は整いつつある.
  • 藤田 公生
    日本腎臓学会誌
    1979年 21 巻 12 号 1352
    発行日: 1979/12/25
    公開日: 2010/07/05
    ジャーナル フリー
  • 磯村 源蔵, 酒井 一由, 肥田 岳彦, 山田 晃司, 千田 隆夫
    形態・機能
    2005年 3 巻 2 号 51-60
    発行日: 2005/03/08
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    平成15年度藤田保健衛生大学医療系学生の解剖学実習中に遭遇した20遺体中4例の腎臓に、過剰血管 (腎副動脈および腎副静脈と呼ぶ) および尿管の変異をみとめた。
    腎副動脈は3例に出現し、その分布はGraves (1971) が報告した腎臓内の5分節 (5 segments) の動脈分布の原則を踏襲したもので、腎門外で動脈枝が分節状に一部配列し、腎実質内へ進入したものと考えられる。腎副静脈は右側のみに2例出現し、左側には見られなかった。左腎静脈が腹大動脈の背側を通り、左第3腰静脈ならびに第4腰静脈に合流らする例が1例みられた。それはMcClure and Butller (1925) がヒト胎児で観察した体節状の上主静脈 (supracardinal vein: 胸部では奇静脈、腰部では腰静脈になる) に下主静脈 (腎静脈) が合流した状態で残ったものと考えられる。
    また、腎盤が上・下の2個に分割し、尿管が上・下の2本存在する例が動・静脈の変異と同時に1例観察された。上位腎盤から出る尿管は
    中腎管
    の遺残と考えられ、下位尿管背側を通り膀胱の下位へ開口した。下位腎盤からの尿管は本来のもので、上位尿管の腹側を下行して膀胱の上位尿管の開口より上位へ開口した。腎盤が2個に分割した際には血管分布も1分節増加するように見られた。
  • 佐藤 伊知朗, 永石 匡司, 久野 宗一郎, 山本 樹生
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
    2011年 27 巻 1 号 261-266
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/09/01
    ジャーナル フリー
    Parovarian cysts account for about 10% of adnexal tumors and the frequency of torsion is considered to be about 5% of adnexal tumors. The unilateral torsion of an ovarian tumor in a case of bilateral ovarian tumors was diagnosed pre-operatively as torsion in a parovarian cyst coincident with an ipsilateral tumor of the left ovary. The patient, a 29 year old gravid 1, nulliparous woman with no remarkable Family History. She was diagnosed as having bilaterally enlarged ovaries two months earlier at a examination for a Pap smear for Cervical Cancer. A vaginal ultrasonography at this time revealed a mass which was 6.3×8.4cm and was highly serous in nature in the vesicouterine space, and a 8.3×9.3cm mass in the pouch of Douglas which was suspected as being a dermoid cyst. Evaluation of Tumor Marker were within normal. She experienced Acute Abdomen, and since we suspected torsion of an ovarian tumor, we performed an Emergency Laparoscopic Surgery. We found an 8cm parovarian cyst of the left ovary, twisted 540°counterclockwise. The left ovary was enlarged to about 9cm, but was not involved in the torsion. Histopathology showed (1) Left parovarian cyst with hemorrhage, (2) Focal hemorrhagic necrosis in the left salpinx, (3) Mature cystic teratoma in left ovary.
  • 堀池 正樹, 大野 耕一, 中村 哲郎, 東 孝, 中岡 達雄, 林 宏昭, 銭谷 昌弘
    日本小児外科学会雑誌
    2011年 47 巻 4 号 760-
    発行日: 2011/07/05
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 廣瀬 龍一郎, 小幡 聡, 當寺ヶ盛 学, 有馬 透, 豊島 里志, 中村 晶俊, 孝橋 賢一, 小田 義直
    日本小児外科学会雑誌
    2011年 47 巻 4 号 760-
    発行日: 2011/07/05
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 谷風 三郎, 上岡 克彦, 津川 力, 連 利博, 西島 栄治
    日本小児外科学会雑誌
    1993年 29 巻 6 号 1088-
    発行日: 1993/10/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 吉野 裕顕, 加藤 哲夫, 蛇口 達造, 小山 研二
    日本小児外科学会雑誌
    1993年 29 巻 6 号 1088-
    発行日: 1993/10/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 藤井 肇, 永井 景, 三宅 龍太, 安川 久吉, 赤田 忍
    産婦人科の進歩
    2019年 71 巻 3 号 259-267
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/30
    ジャーナル 認証あり

    Female adnexal tumor of probable Wolffian origin(以下,FATWO)はWolff管遺残組織由来と考えられ,子宮広間膜や卵管間膜に好発するまれな腫瘍である.FATWOは2016年7月に改訂された卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取扱い規約では,その他の境界悪性腫瘍に追加された.多くの症例で良性の経過をとるが,再発や転移を生じた症例も報告されその治療法は確立されていない.われわれは妊孕性温存手術を行い,その後自然妊娠に至ったFATWO症例を経験したため報告する.症例は35歳,0妊0産,既往歴に気管支喘息を認めた.家族歴,飲酒歴および喫煙歴に特記事項はなかった.腹部膨満感および腰背部痛を主訴に受診.内診でダグラス窩に硬く可動性がやや不良な腫瘤を触知し,骨盤造影MRIで径7.5 cmの腫瘤を子宮の左背側に認めた.T1強調像で子宮筋層より軽度高信号,T2強調像で淡く高信号であり,拡散強調像でも高信号を呈し,均一に良好に造影を受けていた.変性した漿膜下子宮筋腫の可能性を考慮し腹腔鏡下筋腫核出術の予定とした.腹腔鏡で観察すると左卵巣とは離れて左卵管間膜に鵞卵大の腫瘤を認めたため腫瘍摘出術とした.病理所見では,均一な中型の異型立方~円柱上皮細胞が管状ならびに索状に増殖していた.細胞質は比較的淡明で,核は円形・楕円形で中心性を呈していた.免疫組織化学的染色所見でcalretinin,CAM5.2,Androgen receptor,CD10,AE1/AE3が陽性でありFATWOと診断した.初回手術より3カ月後に妊孕性温存手術として腹腔鏡下左付属器摘出術を行った.術後追加治療は行わず再発なく経過し,術後1年3カ月で自然妊娠に至っている.FAWTOについて臨床的悪性度の判断は困難で,若年者の手術の際には妊孕能温存が検討されるが術後長期にわたる慎重な経過観察が必要である.〔産婦の進歩71(3):259-267,2019(令和元年8月)〕

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