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クエリ検索: "久保田利伸"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 岩宮 眞一郎
    日本音響学会誌
    1995年 51 巻 2 号 123-129
    発行日: 1995/02/01
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
    本研究は、画面サイズの違いが、映像や音楽再生音の印象に及ぼす影響を検討したものである。予想されるように、再生画面の大きい方が、より迫力が感じられる映像となる。ただし、映像及び音楽の印象が物足りない場合、大画面映像が物足りなさを際だたせることがある。また、同じ音量で音楽を再生した場合、画面が大きい方が、再生音の印象は物足らない傾向が強い。迫力ある大画面による映像には、それに見合った迫力のある音が必要とされるのである。画面サイズの違いは、音及び映像の総合的な評価にも影響を及ぼし、画面が大きい方が評価が高くなっている。「大画面」は、映像自体の評価のみならず、音楽再生音の評価も高める効果を持つのである。
  • 岸本 俊一, 鈴木 敦子, 児玉 ゆう子, 平田 竹男
    スポーツ産業学研究
    2020年 30 巻 2 号 2_223-2_232
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/20
    ジャーナル フリー
    The Olympic theme songs (TOTS) play an essential role in providing dramatic effects for TV programs, as well as a legacy transmission to hand on to the new generation the excitement that sweeps through the nation during the worlds’greatest sports event. We investigated the origin of the Japanese Olympic theme music. In our study, three official theme musical compositions and the Olympic theme music employed by the Olympic broadcasters during the three Olympics held in Japan (Tokyo, Sapporo, Nagano) were included. We reviewed papers regarding the theme music for the Olympics and interviewed the composers of the official Olympic theme songs and the program producers of Olympic broadcasting channels. We found several common points between each TOTS. Firstly, all of the official theme songs were released more than a half a year before the Olympics opening ceremony. Furthermore, these songs were broadcast on the music programs of the Japanese national broadcasting station (NHK) of the games, such as “Minna no Uta (English title : Songs for Everyone)” and “NHK Kōhaku Uta Gassen (English title : NHK Red and White Song Battle)”. Additionally, during these times the composition competitions of the theme compositions were held, and multiple artists participated in this competition and covered the theme compositions. On the other hand, TOTS of the news broadcasting was first introduced in 1988. In a quarter of the cases, the implementation of TOTS was linked to the employment of news casters, as they employed publicly well-known and experienced celebrities as both casters and performers of TOTS. It has been speculated that, since the private news broadcasters have fewer slots available to cover Olympic games compared to NHK, this was a measure taken to enhance the opportunity for TV appearances by engaging theme songs with Olympic coverage.
  • 岩宮 眞一郎
    日本音響学会誌
    1992年 48 巻 3 号 146-153
    発行日: 1992/03/01
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
    AVメディアを介しての音楽聴取行動において、音楽再生音の印象に対する映像情報の影響、並びに映像の印象に対する音楽情報の影響を調べ、どのような視覚と聴覚の相互作用が生じているのかを検討した。迫力、明暗、ユニークといった、視覚と聴覚に共通した性格を通して、聴覚の印象が視覚の印象を強調する共鳴現象が認められた。また、総合的な印象からのフィードバックの介在した協合的な相互作用により、映像を"面白く"する傾向が見られた。更に、映像の付加が、音の"汚さ"を目だたなくさせるような、感覚の感受性の変化も確認された。音楽再生音の最適聴取レベル決定には、再生音の"迫力"のみならず、映像の"迫力"も影響していた。
  • 岩宮 眞一郎
    日本音響学会誌
    1992年 48 巻 9 号 649-657
    発行日: 1992/09/01
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
    市販のレーザ・ディスク作品、及び、別の作品の音と映像を組み合わせた素材を用いて、AVメディアを通しての情報伝達における、視覚と聴覚の相互作用に及ぼす、音と映像の調和度の影響を検討した。音と映像の重畳が、音と映像の印象を良くする、協合的な相互作用においては、音と映像の調和度が高いほど、その効果が大きい。視覚と聴覚に共通する性質(通様相性)が同方向に変化する、共鳴現象に関しては、通様相性の処理レベルに依存し、明るさのように、低次の処理による性質では、調和度とは関わりなく、共鳴現象が生ずるが、引き締まり感、きれいさのような、高次の処理を必要とする性質では、調和度が高くないと、共鳴現象が生じない。
  • 秋山 好一, 濱 裕光, 松田 稔
    日本音響学会誌
    2000年 56 巻 6 号 418-426
    発行日: 2000/06/01
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
    楽曲分析の一つとして, 旋律パターンを判別するための手法は旋律を比較する形で発展してきた。その多くの分析手法は目的毎に特異な分析形態をとっているのが普通である。本論文は, 日本の歌謡曲においては伝統的旋律の一つである演歌旋律パターンの類似関係について述べている。その類似関係の評価は旋律パターンのスペクトル傾度空間におけるファジィクラスタリングによって行われる。日本の歌謡曲531曲に適用したクラスタリングでは, 演歌と非演歌の二つのクラスタに大別できた。演歌が集群したクラスタ内の特徴ベクトルから演歌に共通する旋律パターンの特徴を類推する。更に, 旋律パターンのスペクトル傾度と旋律進行のお互いの関連についても議論する。
  • 屋葺 素子
    ポピュラー音楽研究
    2004年 8 巻 17-34
    発行日: 2004/12/28
    公開日: 2009/10/29
    ジャーナル フリー
    本稿では、台湾で日本のポピュラー音楽が広まっている背景の一端を明らかにするために、カバー曲を取り上げ考察を行う。日本のメロディに中国語の歌詞がつけられたカバー曲は戦後より現在まで存在し続けている。しかし、時代時代に応じてカバー曲が持つ意味は変容しており、その特徴は次のようにまとめることができる。1)戦後から1960年代では、言語の政策などによって台湾語の楽曲が不足している代わりとしてカバー曲が制作された。2)1970年代から80年代ではとにかく楽曲を大量に必要としたため、「穴埋め」としてのカバー曲が求められた。日本のメロディであることを隠すということも行っていた。3)1990年代以降においては、日本・台湾の歌手の互いのプロモーションに使用されるなど、カバー曲が積極的な意味をもち、再び日本を意識したカバー曲が増加した。
  • 小池 崇文, 斎藤 英雄, 佐藤 昌平, 高澤 和仁, 森山 朋絵, 森野 和馬, 西 雅太郎
    日本バーチャルリアリティ学会誌
    2011年 16 巻 3 号 6-35
    発行日: 2011/09/30
    公開日: 2024/04/18
    解説誌・一般情報誌 フリー
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