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全文: "亜硫酸水素カルシウム"
8件中 1-8の結果を表示しています
  • 松野 昂士, 小石 真純
    色材協会誌
    1980年 53 巻 6 号 319-326
    発行日: 1980/06/20
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    ガラス製円筒形反応器 (1l) を用いてCa (OH) 2-SO2系およびCaCO3-SO2系の連続式不均一反応を行い, 生成する亜硫酸カルシウムの結晶あるいは結晶集合体の形状, 粒径, 化学組成などを半回分式不均一反応により得られるものと比較した。生成物の粒子形状は, 大別して80℃以上および40~80℃でそれぞれ出発物質にかかわらず非凝集性板状結晶および無定形集合体が, 40℃以下で水酸化物からの場合は球状集合体が, 炭酸塩からの場合は花弁状集合体が得られ, 半回分式不均-系反応による場合と同傾向であることが明らかとなった。粒径は花弁状集合体を除いて大差があり, 連続式の場合は半回分式による場合の2~3倍となった。半回分式反応では水酸化物および炭酸塩のいずれを出発物質にした場合も, 生成物のSO2量には温度依存性があり反応温度の低下にともなって減少したが, 連続式では水酸化物からの場合は依存性がほとんど認められず, 常に約48.0wt%であった。さらに, 反応物濃度, pH, かきまぜ機周速および反応器内平均滞留時間が生成する結晶あるいは結晶集合体に与える影響についても明らかにした。また, 連続式反応 (5℃) においても, クエン酸ナトリウムの添加 (1.0×10-2mol/l) により半回分式反応の場合と同様に亜硫酸カルシウム四水和物結晶が得られた。
  • 松野 昴士, 小石 真純
    日本化学会誌(化学と工業化学)
    1979年 1979 巻 12 号 1681-1686
    発行日: 1979/12/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    Ca(OH)2とSO,の半回分式不均系反応により生成する亜硫酸カルシウム半水和物球状集合体の形状および粒径が反応の諸条件の変化により受ける影響を検討しつぎのことを明らかにした。石灰乳の溶解速度は球状集合体の粒径に影響しないが,表面平滑は影響を与え,大きいほど平滑度は増大する。かきまぜ機周速の増大にともなって平均粒径はd(粒径)/(周速)廻-1。0×106の割合で減少する。Ca(OH)2濃度およびSO2濃度はそれぞれ2~10 wt%,15~100 vo1%の範囲で球状集合体の形成に影響しない。SO2吹き込み速度は粒径の-様性に影響を与えs ll円筒形反応器を用いた場合,250ml/minで粒径のもっとも揃った球状集合体が生成する。また,反応系へのクエン酸,クエン酸の可溶性塩あるいはスクロースの添加の影響は顕著であり,石灰乳に対して0.05~1。Owt%の添加で球状集合体の形成を完全に阻害する。最後にこれらの物質の添加により生成する温度に不安定な新規結晶のx線回折図形を示し,その化学種をCaSOHO(x112)と推定した。
  • 堀口 義一, 片山 駿三
    軽金属
    1965年 15 巻 4 号 203-208
    発行日: 1965/07/31
    公開日: 2008/10/30
    ジャーナル フリー
    Sulfur dioxide gas was passed through an aqueous suspension containing red mud, a by-product of alumina manufacture by the Bayer process, and the following results have been obtained:
    (1) Dissolutions of Na, Si and Al cease practically in about 10min.
    (2) Sodium aluminosilicate in the red mud is thoroughly decomposed.
    (3) The rates of dissolution of Na, Si and Al are respectively estimated to be 100, 80 and 60%, however, those of Fe and Ti are very little.
    (4) There is little effect of temperature on the dissolution of the components of the red mud.
    (5) With increase in a ratio of red mud to water, the quantities of the components of the red mud dissolved are increased, however, the rates of dissolution of Na, Si and Al remain unchanged and those of the other components are decreased.
    (6) The higher the concentration of the sulfur dioxide gas, the larger the quantities of the components of the red mud dissolved, and the decomposition of the insoluble sodium aluminosilicate can be almost taken place with 10% sulfur dioxide gas.
    (7) From the experimental results mentioned above, the optimum conditions to recover Na, Al and Fe from the red mud by the present process have been determined.
  • 田中 大輝, 伊藤 宜司, 小川 ひろみ, 谷口 尚司, 溝口 忠昭
    化学工学論文集
    2015年 41 巻 5 号 326-332
    発行日: 2015/09/20
    公開日: 2015/09/20
    ジャーナル 認証あり
    本研究では,湿式排煙脱硫法の主要な過程である石灰石の硫酸,亜硫酸への溶解機構を解明することを目的とした.まず界面積の明確な平板状の安息香酸試料を用いて実験装置の物質移動特性を明確にし,その後平板状の石灰石を撹拌槽内の硫酸,亜硫酸および石膏で飽和した硫酸に溶解させ,その溶解速度と撹拌速度などの各種因子との関係を解析した.その結果,石灰石の硫酸への溶解速度は境膜内拡散過程で律速されており,領域I (CH2SO4<2×10-2 mol·m-3),領域II (2×10-2<CH2SO4<5 mol·m-3),領域III (5<CH2SO4<100 mol·m-3) のそれぞれで,溶解は石灰石成分の固体表面からバルクへの拡散,硫酸のバルクから固体表面への拡散,石灰石表面に晶出した石膏成分の固体表面からバルクへの拡散によって律速されることが明らかとなった.亜硫酸では,石灰石の溶解速度に影響するような晶出物は生成せず,溶解速度は亜硫酸のバルクから固体表面への拡散によって律速されていることが明らかになった.石膏で飽和した硫酸への石灰石の溶解速度は,領域IおよびIIのいずれにおいても硫酸の拡散によって律速されていることが明らかになった.
  • 武 祐一郎, 鈴木 豊, 糸原 福雄
    電氣學會雜誌
    1964年 84 巻 907 号 609-614
    発行日: 1964/04/01
    公開日: 2008/04/17
    ジャーナル フリー
  • 山口 格, 小野 堯之, 伊藤 博
    日本化学会誌(化学と工業化学)
    1980年 1980 巻 11 号 1760-1766
    発行日: 1980/11/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    亜硫酸カルシウム存在下,水媒体中で二酸化硫黄の添加によりメタクリル酸メチルの重合を行ない,生成ポリマーでカプセル化された複合体を得た。本系では副生成物としてメタクリル酸メチルのスルホン酸誘導体が少量得られ,その構造決定を行なった。亜硫酸カルシウム・ポリ(メタクリル酸メチル)複合体を熱ベンゼソで抽出するとほとんどのポリマーは抽出されるが一部は抽出されずに残る。さらに複合体およびポリ(メタクリル酸メチル)の熱分析を行なった。重合は種々の条件の影響を受け,30~60℃における抽出ポリマーの重合の全活性化エネルギーは16kcal/mo1であった。抽出されないポリマーの分子量分布は抽出ポリマーの分布より広く,これらのポリマー末端には1~2個のスルホン酸基あるいは硫酸エステル基が存在した。これらの結果から本系の重合機構,カプセル化機構を考察した。
  • 高野 俊幸
    ネットワークポリマー
    2010年 31 巻 5 号 213-223
    発行日: 2010/09/10
    公開日: 2014/03/31
    ジャーナル オープンアクセス
    リグニンは,最も豊富に存在する天然の芳香族ポリマーであり,再生可能な資源として注目されている。しかしながら,リグニンは,紙パルプ製造プロセス,あるいはバイオエタノール製造プロセスの副生成物として得られているのみで,その利用は進んでいないのが現状である。本稿では,天然リグニン,および単離リグニンの化学構造,単離リグニンの利用例を紹介し,今後のリグニンの利用に向けての課題について述べる。
  • 安江 任, 宮本 和男, 荒井 康夫
    日本化学会誌(化学と工業化学)
    1978年 1978 巻 11 号 1478-1485
    発行日: 1978/11/10
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    プラスチック複合材中の無機質充てん材として亜硫酸カルシウム半水和物(CaSO3,112H,O)を使用するために,結晶形状の異なるCaSO3,112HpをNa2So,溶液にCac1盆溶液を滴下する方法,およびCa(OH)2懸濁液にSO2を吹き込む方法により調製し,これら各結晶の粒径,結晶性,表面性状および熱安定性などのおもに無機質充てん材としての性質たついて検討を行なった。
    CaC王2二Na衰SO3系,Ca(OH)2-SOa系いずれの反応においても合成条件の調製により,前者ではいがぐり状(φ5μm),針状(17×0.7μ:m),柱状(14×2μm),板状(50×50μ斑),の4穏後者では微粒(o。05μm),針状(0.5×5μm),板状(6×9μm,4×4μm)の3種の結晶形状の異なるCaSo3,112H20が得られるOこれら結晶の配向性は結晶形状によりいちじるしく相違するので,X線回折図形のピーク写れの強度比から求めた。
    -方,CaSo,,112璃0の表面改質嫉各結晶の最適合成条件下においてq7H35CgpNa溶液を含むNa2SO3溶液にCaCl2溶液を滴下することにより可能であり,各結晶形状を保持したまま親水性から親油性表面に改質することができる。CasO,,112H2Oの熱分析(TG-D'TA)から,CasO3。12HOの脱水および酸化に関する熱的挙動は結晶形状によっていちじるしく相違する。たとえば,脱水の活性化エネルギーはいがぐり状(2048k1rno1)から板状(390,4kJ/mol)へ大きく変化する。また,cas0,11多Hpを含有するpvc複合材は加熱にともないPVCの燃焼に起因する発熱ピ丁クはみられず,プラスチックの燃焼の場合にCaSO3,ユ12瑞0中の結晶水燃材として作用することが明らかとなった。さらた,Ca(OH)2話SO,系では文線回折図形上にCaSOrCaSO4系複塩と思われる薪相の存在が確認された。
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