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クエリ検索: "人工繁殖"
312件中 1-20の結果を表示しています
  • 採卵回数, 採卵間隔, 採卵数および浮上日数
    岡 彬, 菅生 裕
    水産増殖
    1984年 32 巻 2 号 73-76
    発行日: 1984/09/25
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    1) 産卵母貝を用いない人工受精による採苗法を確立することを目的として, ミヤコタナゴの親魚を用いて人工的に採卵し, 採卵回数, 採卵間隔, 採卵数および浮上日数を調べるとともに人工採卵, 人工受精の可否について検討した。
    2) 供試雌魚6尾中5尾から採卵することができ, 試験期間中 (77日間) の採卵回数はのべ35回であった。
    3) 採卵間隔は4~33日に及んでいるが, この内5~7日間隔の回数が全回数の60%を占めていた。
    4) 試験期間中の総採卵数は362粒で5尾の平均採卵数は72.4粒であった。また, 1尾の1回当たり採卵数は5~9粒に大半が集中していた。
    5) 受精からふ化までは水温21~22℃でほぼ3日を要し, ふ化率の平均は63.5%であった。また, 浮上日数は18~28日の間で, 平均浮上日数は21.8±1.8日であった。
  • 北川 哲郎, 細谷 和海
    水産増殖
    2012年 60 巻 1 号 139-141
    発行日: 2012/03/20
    公開日: 2015/03/23
    ジャーナル フリー
    Antimicrobial activity against water mold disease during artificial breeding of rosy bittering Rhodeus ocallatus by the schales method was investigated using solutions: 0.1% saline, 0.5% saline and 0.0001% methylene blue. The growth of Oomycota was inhibited by all three solutions. The highest survival rate was recorded in the case with methylene blue solution. However, the saline solutions did not contribute to the improvement of the survival rate. These results showed that the sterilization with the methylene blue solution was effective for controlling water mold disease infection.
  • 坂本 啓・大浦 實・二宮景喜・高橋清孝
    伊豆沼・内沼研究報告
    2007年 1 巻 47-51
    発行日: 2007年
    公開日: 2017/11/10
    ジャーナル フリー

    環境省レッドデータブックに絶滅危惧ⅠB 類として記載されているシナイモツゴ Pseudorasbora pumila pumila は,近縁種モツゴ P. parva との交雑により生息範囲が狭められ,また近年問題化しているオオクチバス Micropterus salmoides 等の外来魚により,絶滅の危機に追い込まれている.そこでシナイモツゴ郷の会では,シナイモツゴの

    人工繁殖
    ・飼育方法を確立し,その技術を用いた生態系復元へ取り組むこととした.産卵基質として従来型の塩化ビニル樹脂パイプの代わりにプラスチック製植木鉢を用いたところ,100%の産卵率を得た.卵の移動時期は,ふ化直前の発眼卵での移動が最も高いふ化率を示した.これらの方法を併用することにより,シナイモツゴの
    人工繁殖
    技術は飛躍的に向上した.

  • 鈴木 宏志
    日本補助犬科学研究
    2009年 3 巻 1 号 9-16
    発行日: 2009年
    公開日: 2011/02/10
    ジャーナル フリー
    我が国における盲導犬の慢性的不足は、社会文化的背景を含め種々の要因が関与すると思われるが、育種・繁殖学的見地からは、その極めて特徴的な育成システムが盲導犬不足を助長する要因のひとつであると考えられる。すなわち、盲導犬は雌雄ともに避妊・去勢を受けた後に訓練を開始するために、優秀な盲導犬であってもその遺伝子を繁殖によって次世代に伝える術がない。この育成システムは、優秀な遺伝子を廃棄することに等しく、育種の概念に逆行するものと思われる。最近、この問題を克服すべく、生殖工学の応用による盲導犬の
    人工繁殖
    技術の開発、そして、その効果を最大限に発揮させるための、盲導犬のDNAレベルにおける適性評価系ならびに遺伝子資源バンクの構築が試みられている。
  • 小田 優花, 北川 哲郎, 細谷 和海
    水産増殖
    2015年 63 巻 2 号 151-158
    発行日: 2015/06/20
    公開日: 2016/06/20
    ジャーナル フリー
    タナゴ亜科に属する魚類は,特異な繁殖生態を持つため
    人工繁殖
    が難しく,生息域外保存に向けた技術開発が十分に進められていない。本研究では,外来の担名亜種であるタイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus を実験材料として,ホルモン投与による完全な人為環境下におけるタナゴ亜科魚類の繁殖技術の開発を試みた。本研究では,17α-OHP(0.01μg / g)とサケ脳下垂体(200μg / g)を用いて投与実験を行なった。産卵管の伸長効果は,17α-OHP とサケ脳下垂体の両方に認められ(Steel-dwass test,P<0.05),さらに GSI にも増加傾向が認められた。卵はサケ脳下垂体投与区のみから83粒が搾出された。得られた卵のうち,43個体が孵化し,17個体が浮上期に達した。生殖腺組織切片像には,卵黄胞期から完熟期にあたる卵母細胞が散在し,退行・吸収過程の卵母細胞もみられた。以上により,タナゴ類に対するホルモンの催熟効果が確認され,
    人工繁殖
    技術としての実用性が示された。
  • 楠 比呂志, 木下 こづえ, 佐々木 春菜, 荒蒔 祐輔
    日本野生動物医学会誌
    2009年 14 巻 1 号 37-50
    発行日: 2009年
    公開日: 2018/05/04
    ジャーナル フリー
    人間活動に起因する全球レベルでの自然改変や環境破壊により,地球史上過去に類をみない速度で,完新世の大量絶滅が進行中であり,その回避は我々人類の急務であると筆者らは考えている。そこで我々は,国内各地の動物園や水族館などと共同して,希少動物の生息域外保全を補完する目的で,それらの繁殖生理の解明とそれに基づいた自然繁殖の工夫や
    人工繁殖
    技術の開発に関する研究を展開している。本稿では,我々のこうした保全繁殖研究の内容について概説する。
  • 秋山 信彦, 今井 秀行, 小笠原 義光
    水産増殖
    1994年 42 巻 2 号 231-238
    発行日: 1994/06/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    ミヤコタナゴの繁殖用産卵基質として用いるカワシンジュガイの有効性を調べ, ほかに6種の淡水産二枚貝と比較検討した。7種の二枚貝をミヤコタナゴの産卵用水槽に入れた場合, ミヤコタナゴは, カワシンジュガイに対して最も多く繁殖行動を行い, 産卵した卵・仔魚数もカワシンジュガイが最も多かった。しかし, カワシンジュガイを除くと, ミヤコタナゴは特定の種だけに繁殖行動を多く行うことはなく, 産卵した卵・仔魚数も極少数であった。
    実際にカワシンジュガイを用いて, ミヤコタナゴを繁殖した結果, 雌1個体・1か月あたりの浮出仔魚数は6.65と6.81個体であり, 従来用いられてきた産卵基質二枚貝で繁殖した場合より多かった。
    以上の結果から, カワシンジュガイは, ミヤコタナゴを増殖させるための産卵基質として有効であると, 考えられる。
  • 入谷 明
    日本野生動物医学会誌
    1996年 1 巻 1 号 13-16
    発行日: 1996年
    公開日: 2018/05/05
    ジャーナル フリー
  • 照屋 和久
    日本水産学会誌
    2010年 76 巻 5 号 795-798
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/11/01
    ジャーナル フリー
  • 福井 大祐
    日本野生動物医学会誌
    2006年 11 巻 1 号 1-10
    発行日: 2006年
    公開日: 2018/05/04
    ジャーナル フリー
    地球上の美しい生物を次世代のこどもたちに引き継ぐため,早急に生息地の保全と回復を進めなければならない。同時に,動物園水族館は,国際的な協働の下,希少野生動物の生息域外保全および生物多様性保全への長期的な貢献を目指して活動しなければならない。遺伝的多様性を保持した飼育個体群の維持のため,
    人工繁殖
    技術の確立と生殖子などの細胞保存は重要な課題である。北海道内の5つの動物園と北海道大学は,アムールトラとヒグマの
    人工繁殖
    を目指した共同研究を進めてきた。「環境試料タイムカプセル化事業」の一環として,絶滅危倶種の組織採取を行い,国立環境研究所で細胞培養および凍結保存が行われている。動物園で飼育する鳥類の初期発生卵から始原生殖細胞(PGCs)を採取し,凍結保存も行っている。さらに,PGCsの異種間移植を用いて生殖巣キメラ個体を作出し,将来的に希少鳥類の増殖に応用し得る発生工学的手法の研究も進めている。
    人工繁殖
    や細胞保存は,それのみで野生動物の保全に結びつくものではない。これらの活動を社会に広く「伝える」ことを通して,野生動物の現状を知る機会を与えることも重要である。本稿では,希少野生動物の種の保存を目的とした
    人工繁殖
    および細胞保存に関する研究について紹介するとともに,動物園水族館が野生動物と地球の健康を守るためにできることを論じる。
  • 馮 文和, 趙 佳, 藤原 昇
    日本野生動物医学会誌
    1996年 1 巻 2 号 135-142
    発行日: 1996年
    公開日: 2018/05/05
    ジャーナル フリー
    ジャイアントパンダの自然における棲息状態をみると, 中国本土においてすら自然環境が徐々にではあるが破壊され, 棲息分布範囲が狭められており, それにともなって個体数も少しずつ減少していく傾向には変わりはない。また, 現在, 中国では14の自然保護区と17の自然棲息地帯, 例えば, 秦嶺山脈や臥龍山脈などがあるが, これらの場所あるいは地域へ人間の侵入を完全に禁止することができれば, 野生パンダの絶滅を少しは遅らせることができるのではないかと思われる。一方, 世界各国に出ているパンダについても, 例えば, 動物園, 研究所およびその他の施設で飼育されているものについては,
    人工繁殖
    などが盛んに実施されており, 成果は上がっているようである。しかし, パンダの繁殖あるいは保育に関する研究は, まだ緒についたばかりで, これからの研究課題である。これまでのところ,
    人工繁殖
    によって得られた子パンダを人工的に保育する技術が確立されておらず, 成獣になる割合は極めて低い現状である。これが今後の問題でもあり, 十分に研究して, その対策を検討することが必要である。したがって, これからは以前にも増して, パンダに関する国際的規模での研究を発展させていく必要があろう。
  • 永江 栞奈, 高橋 弘明, 遠藤 広光
    魚類学雑誌
    2021年 68 巻 2 号 143-150
    発行日: 2021/11/05
    公開日: 2021/11/27
    [早期公開] 公開日: 2021/07/30
    ジャーナル フリー

    Mating behavior and early development of Cobitis sp. (BIWAE type D, TosaShima-dojo) were observed in the laboratory by inducing spawning of females with human chorionic gonadotropin (HCG). Subsequently, laboratory bred individuals were compared with spawned eggs and larvae obtained from the field. Mature adults, naturally spawned eggs, and larvae were collected from a river in eastern Kochi Prefecture, Shikoku Island, Japan, and a natural spawning ground adjacent to the river. Mating behavior was observed 15 times at night, and distinguished into four stages: phase 1, tracking; phase 2, approaching; phase 3, amplexus; and phase 4, spawning. Egg diameters after water absorption were 2.1–2.3 mm, the spherical, demersal eggs having a light-yellow yolk, no oil droplets, and slight viscosity. Newly hatched larvae [3.3–4.9 mm in total length (TL)] had 46 (32 + 14) myomeres, two pairs of outer gill filaments on the cheek, and melanophores on the head. Notochord flexion started at 6.0–7.2 mm TL (wild individuals at 6.0–6.3 mm TL) and was completed at 8.8 mm TL (6.6 mm TL). The formation of membranous fins and full fin-ray complements were attained in the fin order pectoral, caudal, dorsal, anal, and pelvic, and caudal, dorsal, anal, pectoral, and pelvic, respectively. Some individuals (7.0–8.0 mm TL at the flexion stage) had free neuromasts, each with a short cupula, laterally on the caudal region. In addition, following the postflexion stage, some morphological differences between artificially bred and wild individuals were observed but could not be quantified due to the small sample size.

  • 笹岡 久美子, 藤巻 裕蔵
    日本鳥学会誌
    1990年 39 巻 1 号 25-32
    発行日: 1990/08/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    1) 1987•88年に人工飼料によりエゾライチョウ幼鳥を飼育し,摂食量,成長,生存率を調べた.
    2) 飼料の成分組成は幼鳥の成長に伴って変化し,粗蛋白9.5-21.0%,粗脂肪2.1-17.2%,粗繊維1.5-4.8%で,総エネルギーは2,034-3,881kcal/kgであった.
    3) 摂食量は乾重で2日齢の1.5g/日/羽から46日齢の24.8g/日/羽まで増加し,50日齢以降は平均22.1g/日/羽であった.
    4) ふ化直後の体重は11.4gで,98日齢で300g近くなった.大きさは40日齢ころまでにほぼ成鳥と同じくらいになった.
    5) 日齢(X)と体重に対する摂食乾重量(Y)との間にはY=-0.0941+15.34の関係が見られた.
    6) 生存率は35日齢で90%,112日齢で65%で,42日齢以降の主な死亡要因はアスペルギルス症と腹膜炎であった.
    7) 摂食量にもとづいて,エゾライチョウ幼鳥用の飼料給与表を作成した.
  • 高久 宏佑, 細谷 和海
    水産増殖
    2008年 56 巻 1 号 13-18
    発行日: 2008/03/20
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    Rearing conditions for larvae and juveniles, including induction of spawning by human chorionic gonadotropin (HCG) were examined to establish a way of artificial propagation for endangered fish golden venus chub, Hemigrammocypris rasborella. Gonads of parental fishes were developed in six months by keeping water temperature in 27±1℃ and long photoperiod treatment in 14L-10D. In order to induce the spawning, matured fish were administered by HCG at 5 IU/gBW to males, and 10 IU/gBW to females, and released into a tank with spawning bed. Incidentally, spawning was observed between 8-10 h after HCG injection. The total number of collected eggs is 1710, of which 768 hatched. It was clarified that mixture of green water and artificial feed were well efficient as early feed to growth and development of the larvae and juveniles. They rapidly grew till 120 days after hatching, after then more slowly in rearing condition 27±1℃.
  • 出田 篤司, 後藤 和文, 藤井 渉, 大久津 昌治, 中西 喜彦, 柳田 宏一, 安田 宣紘, 出口 栄三郎, 猪八重 悟, 西中川 駿
    西日本畜産学会報
    1996年 39 巻 43-48
    発行日: 1996/08/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    絶滅の危機に瀕している在来和牛である口之島野生化牛の遺伝資源を保存するために, 種々の
    人工繁殖
    技術を用いて移植可能胚および子ウシの作出を試みた。
    供試した口之島野生化牛 (雄2頭, 雌5頭) は体測の結果, 黒毛和種に比べ管囲を除いたすべての部位において一回り小型であった。また毛色は黒色, 褐色, 黒色白斑であった。
    野生化雄牛1頭の精巣上体尾部から精子を採取したところ, 約400本の凍結精液が作製できた。その精子を用いて11頭に人工授精した結果, 野生化雌牛3頭, 黒毛和種2頭, F1種 (ホルスタイン種♀×黒毛和種♂) 2頭で受胎が確認され, すでに野生化子牛1頭 (褐色白斑) を含む3頭の子ウシが生まれた。
    3頭の野生化雌牛から採胚を試みた結果, 1頭から移植可能胚が回収された。これらの胚を3頭の受胚牛に移植し, このうち1頭が受胎・分娩した。
    黒毛和種の卵子と野生化雄牛の精巣上体尾部精子を用いて体外受精を行った結果, 供試卵子の25.8% (110/427) が胚盤胞に発育した。
  • 佐藤 容, 印藤 頼子, 木下 こづえ, 柳川 洋二郎, 外丸 祐介, 岡本 宗裕
    霊長類研究 Supplement
    2016年 32 巻 P31
    発行日: 2016/06/20
    公開日: 2016/09/21
    会議録・要旨集 フリー

    ニホンザルは季節性多発情動物であり、秋から冬にかけての約6ヶ月間のみ発情し繁殖を行うことが知られている。発情期の間は卵巣機能が活性化して性ステロイドホルモンの分泌が促進され、またそれらのホルモン濃度は周期的な動きを示す。人工授精や胚移植など、

    人工繁殖
    技術を成功させるためには排卵のタイミングを正確に判定する必要がある。本研究では、室内個別飼育下の雌ニホンザルを対象に、非侵襲的に採取可能である尿サンプルを用いて、尿中発情ホルモン代謝産物(E1G)および黄体ホルモン代謝産物(PdG)濃度動態をみるために、酵素免疫測定法による測定を非繁殖期から繁殖期まで長期間実施し、室内個別飼育下の雌ニホンザル(N=16)における性周期の特徴と傾向を詳細に調べた。その結果、対象個体の半数は、一般的に知られているニホンザルの発情開始時期(9月)よりも2ヶ月ほど遅れて、11月後半より周期的なホルモン濃度動態を示し始めた。中には、1月に入ってからホルモン濃度の増加と周期的動態を示した個体もいた。また、E1GおよびPdG濃度のピークの値は個体によって差がみられた(E1G: 43.4-301.2 ng/ml,PdG: 262.3-3957.2 ng/ml)。さらに、繁殖期に生理出血がみられていても不規則であり、性ステロイドホルモン濃度動態にも周期性がみられない個体もいた。これらは、ホルモン濃度動態から排卵を伴わない生理出血であったことが内分泌学的に示唆された。よって、室内個別飼育下の個体を使用して、胚移植などの
    人工繁殖
    技術を実施する際は、レシピエントなどの対象個体の発情時期が通常より遅延すること、また、生理出血がみられていても卵巣機能が正常な周期性を保っていない可能性があることを考慮すべきであると示唆された。これらの傾向は、室内飼育下においては環境温度や光周期といった外部環境が人工的に制御されており、年間を通して変化が乏しいことによると考えられた。

  • 笹岡 久美子
    日本鳥学会誌
    1988年 37 巻 2 号 84-85
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    An attempt to estimate the fresh egg weight from egg linear dimentions (length and breadth) was made for the Hazel Grouse Terastes bonasia by using an equation
    Weight (g)=Kw×length (cm)×breadth (cm)2
    where Kw is a weight coefficient. Weight coefficient 0.527 was calculated based on 171 fresh eggs obtained in captivity and the coefficient of variation was 2.5%
  • (1) 動物: 凍結細胞動物園
    細井 美彦, 入谷 明
    環境技術
    1998年 27 巻 7 号 480-481
    発行日: 1998/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 宏志, 横澤 幸美, 橋本 友樹, 伊藤 美咲, 水上 言, 高柳 友子, 諏訪 義典, 加藤 淳一, 古橋 博昭, 和田 孝文
    日本補助犬科学研究
    2016年 10 巻 1 号 24-27
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/12/12
    ジャーナル フリー

    【目的】身体障害者補助犬の社会への浸透を促進するためには、人獣共通感染症を含む補助犬の公衆衛生管理の充実および補助犬の能力に関与する遺伝的疾患の把握は、重要な要素であると考えられる。2008年、補助犬に汎用されているラブラドールレトリバーに好発する運動誘発性虚脱症候群(Exercise-induced collapse: EIC)は、ダイナミン 1の突然変異による遺伝性の疾患であることが明らかとなった。補助犬では強い運動付加を求められることがほとんどないことから、特に盲導犬や介助犬としての使役に対しては、本遺伝子の変異が、その能力に影響を及ぼすことは少ないものと考えられるが、繁殖計画を立てる上で、コロニーの遺伝子頻度の把握は重要であると思われる。 【方法】そこで、本研究では、補助犬の繁殖に供用および供用予定のラブラドールレトリバーとその雑種を対象にダイナミン1の変異について、その遺伝子頻度を解析した。遺伝子変異の同定は、制限酵素 Sml Iを用いた制限酵素断片長多型(RFLP)解析によって行った。 【結果】合計 162頭の野生型、ヘテロ、ホモの割合は、それぞれ、66%、30%および 4%であった。 【結論】本結果は、今後の繁殖計画の立案および繁殖・育成に有効に機能するものと思われる。

  • 1. 繁殖生態,人工ふ化および飼育管理
    芳賀 良一, 鷹股 修一

    1986年 34 巻 4 号 105-125_2
    発行日: 1986/02/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    エゾライチョウの繁殖生態について,北海道東部の十勝および釧路地方において,1983年と1984年に調査を行なった.また,両年に野外の巣から採卵した58卵と,飼育下で産卵した9卵合計67卵を用いて,人工ふ化および飼育に関する研究を行った.
    (1)営巣環境は,針葉樹林,針広混交林,カラマツ人工林,トドマツ造林地やササ地などであり,環境選択の範囲が広かった.
    (2)営巣期は,5月上旬から6月下旬で,1984年のふ化日は6月下旬の約10月間に集中していた.
    (3)産卵数は,調査した11巣では4-9卵で,平均7卵であった.抱卵は雌だけが行い,巣立ちはふ化日の翌日であった.
    (4)飼育下における番いの雌雄は,配偶期に特徴的な交尾前行動を行い,その後に交尾した.造巣は雌が1日で造った.また,補充産卵性を利用して21日間に14卵を得た.
    (5)ふ化率は,ふ卵器で93%,チャボによる母鶏ふ化で71.4%で,抱卵日数は25日であった.
    (6)飼育については,ふ化後5週齢までは25°Cの育雛ケージで飼育し,餌は粗蛋白質を13-19%に調整して与えた.ひなは,休息と活動を周期的に繰り返し,集団的な行動をとる傾向が認められた.ひなの発育にともなう形態変化は顕著であった.
    (7)6週齢からは飼育舎に移し,5-8羽を1群として飼い,餌は粗蛋白質を13-15%に調整して与えた.この時期から羽つくろいや砂浴びなどを行い,行動に多様化が認められた.また,尻つつきが多発するようになった.
    (8)16週齢から成鳥とし,2-3羽を1群とした.餌は粗蛋白質を非繁殖期には10%,繁殖期には15%以上に調整して与えた.この時期から雌雄の特徴も明瞭になり,しばしば,誇示行動,雌追い,囀りなど,繁殖期と同様の行動が認められた.
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