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クエリ検索: "伐採"
27,574件中 1-20の結果を表示しています
  • 大山 勝夫
    日本蚕糸学雑誌
    1965年 34 巻 2 号 73-82
    発行日: 1965/04/15
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    枝条の
    伐採時におけるクワ苗の生育程度と伐採
    後の再生生長との関係を明らかにするため, 1963年5月15日から7月15日にわたって植付時期を種々に変えたポット植クワ苗を用い, 7月25日に新梢の基部から
    伐採
    を行なった場合 (
    伐採
    区) ならびに
    伐採
    と同時に除根を行なった場合 (
    伐採
    ・除根区) について
    伐採
    後の各器官の乾物重の増減を調べ大要つぎのような結果を得た.
    1) クワ苗の生長にともない株重 (乾物重) は減少して, 植付後20~30日には最も低い値を示すが, その後, 株重は再び増加する.
    2)
    伐採
    後の新梢の再生生長は,
    伐採区および伐採
    ・除根区ともに
    伐採
    時のクワ苗の生育段階によって異なり, 植付後の株重が最低となる時期に
    伐採
    した場合には, その前後に
    伐採
    した場合に比較して劣っていた.
    3)
    伐採
    後, 根重はいったん減少してその後ふたたび増加するようになるが, この減少の程度や, 根重が
    伐採
    当時の重さまで回復するのに要した日数は,
    伐採
    時の根の生育程度によって異なっていた.
    4) 一方,
    伐採
    と同時に除根した場合には,
    伐採
    時のクワ苗の生育段階によって再生根の発生状態が異なり, とくに植付後, 株重が最低となった時期に
    伐採
    と同時に除根を行なうと再生根の発生が少なかった.5)
    伐採区ならびに伐採
    ・除根区の生長を比較すると,
    伐採
    当時のクワ苗の生育段階がすすんでいるほど両区間の差異は大きくなり,
    伐採
    ・除根区の生長が劣るようになった.このことは
    伐採時における根の生長程度によって伐採
    後の生長に対する根の役割が一様でないことを示している.
    6)
    伐採
    後の各器官における乾物重の増減をまとめてみると,
    伐採
    後の当初には株および根の減少割合が大きく, 同化器官の増加割合が少ない.そしてこの傾向は植付後の株重が最低になった時期に
    伐採
    や除根を行なうととくに著るしい.
  • 大山 勝夫
    日本蚕糸学雑誌
    1963年 32 巻 5 号 297-305
    発行日: 1963/10/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    クワ枝条の
    伐採
    がその後の生長におよぼす影響を明らかにするために,
    伐採時期と伐採
    後の生長との関係について調査した。
    1) クワ苗を4月下旬に植付けて, その後生長した新梢を6月から10月にわたって毎月
    伐採
    し, その後の生長を調査したところ, 7月
    伐採
    区が8月
    伐採区に比較して伐採
    後の生長期間が長いにも拘らず新梢の乾物増加量は小なかった。したがって,
    伐採
    前後の新梢の乾物量の総量は7月
    伐採
    区が各区を通じて最少であった。
    2) クワ苗を5月から7月にわたり10日おきに植付け, 異なった生育段階にある新梢を一斉に
    伐採
    した。その結果,
    伐採後の乾物生長量は伐採
    時の生育段階がごく初期の場合以外は,
    伐採
    時の生育段階がすすんでいるほど大であった。
    3)
    伐採
    時の生育段階によって,
    伐採後の生長の初期には全乾物重が伐採
    時よりも減少する。これは呼吸による消粍のほかに, 根の枯死, 腐朽によるものと考えられる。また, その程度は根の生育状態によって差異が認められた。
    4) これらの結果を通じて,
    伐採時期による伐採
    後の生長の相違は,
    伐採時のクワの生育段階の差にもとずく貯蔵物質の消粍と蓄積の程度ならびに根が伐採
    によってうける影響などによるものと考えられる。
  • インドネシア、グヌンパルン国立公園を事例として
    御田 成顕
    林業経済
    2015年 68 巻 7 号 1-17
    発行日: 2015/10/20
    公開日: 2017/04/27
    ジャーナル フリー
    インドネシア、西カリマンタン州に位置するグヌンパルン国立公園を事例とし、1990年代末期から2008年にかけての、(1)違法
    伐採
    の利害関係者内における地域住民の位置づけとその変容、および(2)地域住民が違法
    伐採
    に従事する動機となった内部要因と外部要因とを明らかにし、地域住民が従事する違法
    伐採
    の対応のあり方を検討した。違法
    伐採
    が拡大した1990年代末期から2000年代初頭にかけて、地元住民は
    伐採
    労働力としての役割を担うにすぎなかったが、2007年以降、地元住民は違法
    伐採
    を主導する役割を果たすようになった。2007年以降の違法
    伐採
    を、林内での
    伐採
    活動と、集落内での搬出活動とに分類し、地元住民がそれぞれの活動に従事する動機を検討した。その結果、
    伐採
    活動に従事する世帯は集落内で相対的に経済的に豊かであった。しかし、現金収入の多くをゴムに依存していることから、ゴム価格の急落という国際市場に対する生計構造の脆弱性が
    伐採
    活動の参加動機となっていると考えられた。搬出活動は、世帯内の男性労働力が多い世帯が従事する傾向が見られたことから、雇用機会に対する欲求が動機となっていることが示唆された。一方、
    伐採
    活動および搬出活動に従事しない世帯は、農業以外の収入を有する割合が相対的に高かった。これらのことから、調査対象集落における違法
    伐採
    の抑止にあたり、ゴム以外の農作物の導入を通じた市場リスクの分散を検討することが求められる。以上より、今後の違法
    伐採
    対策においては、森林法執行の強化を通じた違法
    伐採
    対策だけではなく、本研究の事例で示唆されたように、違法
    伐採
    に代わる安定的な収入機会の創出が必要である。
  • 山川 博美, 伊藤 哲, 中尾 登志雄
    日本生態学会誌
    2013年 63 巻 2 号 219-228
    発行日: 2013/07/30
    公開日: 2017/04/28
    ジャーナル フリー
    伐採
    後の森林再生に及ぼす散布種子(
    伐採
    後に新たに散布される種子)の効果を明らかにするため、照葉樹二次林に隣接する
    伐採
    地において、
    伐採
    直後から6年間の種子の散布範囲および種子数をシードトラップによって調査した。
    伐採
    地へ散布された種子数は、隣接する照葉樹二次林およびスギ人工林と比較して明らかに少なかった。種子散布様式で比較すると、風散布型種子は
    伐採
    地に限らず隣接する照葉樹二次林およびスギ人工林でも少なかった。
    伐採
    地において重力散布型種子は林縁でのみで散布され、林縁から10m以上離れた地点ではほとんど散布されていなかった。被食散布型の種子は
    伐採
    地での散布が確認されたが、照葉樹林の林冠を構成する高木性木本種は少なく、多くは低木性木本種で、その6割以上をヒサカキおよびイヌビワの2種で占めていた。しかしながら、
    伐採
    地において、被食散布型の種子は
    伐採
    からの時間経過に伴って、散布される種子数および種数が増加する傾向がみられた。さらに、種子の散布範囲も
    伐採
    から3年目程度までは林縁から15m付近までの木本種が多かったが、
    伐採
    5年目以降は林縁から35m地点まで種子が散布されるようになり、種子の散布範囲が広がっていた。以上の結果から、暖温帯における散布種子による更新は、風散布型木本種がほとんどなく、重力散布型および被食散布型の木本種が主となる。そのなかで、
    伐採
    後の森林の再生を短期的な視点で捉えると、重力散布種子の散布は林縁周辺に限定され、被食散布型種子も
    伐採直後に伐採
    地内に散布される種子数は少ないことから、散布種子による更新は非常に難しいと考えられる。しかしながら、長期的な視点で捉えると、
    伐採からの時間経過とともに伐採
    地への散布種子数および種数の増加していることから、被食散布型種子による更新が可能となるかもしれない。ただし、本研究は母樹源となる照葉樹林が隣接する
    伐採
    地であることを考慮すると、特に辺り一面に人工林が卓越するような森林景観では、過度な期待は避け方が無難であろう。また、
    伐採
    後の更新において萌芽などの前生樹のみの更新では更新する樹木が
    伐採
    前の前生樹の分布や萌芽力に依存し種組成が単純化する恐れがあるため、
    伐採
    後に散布される種子は、長い時間スケールのなかで多様性を高めるための材料として重要であると考えられる。
  • 大山 勝夫, 返田 助光, 佐藤 光政
    日本蚕糸学雑誌
    1976年 45 巻 5 号 437-442
    発行日: 1976/10/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    桑枝条の
    伐採時における残葉が伐採
    後の再生長に果している役割を明らかにするため, ポット植桑苗 (品種, 一ノ瀬) を用いて, つぎの実験を行った。
    枝条の基部に4枚の葉を残葉して
    伐採した残葉区ならびに残葉しないで伐採
    した摘葉区を設け, それぞれの区について, 遮光処理を0日, 5日, 10日および15日間施し, 45日目まで乾物生産量を調べたところ大要つぎの結果を得た。
    1.
    伐採
    後の再発芽の時期は残葉によって数日促進された。しかし,
    伐採
    後の当初に遮光処理を施すと残葉による促進効果は低下した。
    2.
    伐採
    後, 45日間の乾物生産量は
    伐採
    時の残葉によって著しく増大した。また,
    伐採
    後, 遮光処理を施すと, 残葉の有無にかかわらず乾物生産量は減少したが, その程度は残葉した場合に顕著であった。
    3.
    伐採
    後, 8日目における残葉の光合成能は,
    伐採
    前に比較して著しく増大した。
    4. これらの結果から,
    伐採
    後の残葉は乾物生産に好影響をもたらしているが, その内容は, 第1に残葉の光合成能があげられ, 第2は再発芽が促進されるため, 葉面積比が増大したものと考えられる。
  • *落合 正宏, 北原 麻衣, 浜端 悦治, 中島 拓男
    日本陸水学会 講演要旨集
    2005年 69 巻 1D01
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/09/21
    会議録・要旨集 フリー
    琵琶湖北部の麻生試験流域にて、森林を
    伐採
    後、長期間の水質観測を行ってきた。森林
    伐採
    による土壌緩衝能力の低下により、渓流水水質に対する影響が、金属溶出とpHに関して観測された。水質観測結果と土壌溶出試験より、森林
    伐採
    の影響を考察した。
  • 岩田 益
    日本蚕糸学雑誌
    1970年 39 巻 3 号 177-182
    発行日: 1970/06/30
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    伐採
    後の再発枝の生長, 落葉期の枝条構成および翌春蚕期の収穫量に対する
    伐採
    時期と程度の影響を明らかにするために行なわれた試験の結果は下記のとおりである。
    1. 春切桑では, 7月15日まで, 夏切桑では7月31日までに
    伐採
    を行なった場合には, 再発枝条数も多く, 再発枝の生長も良好であるが, それ以降に
    伐採
    を行なった場合には, 再発枝条数も再発枝の生長も次第に低下し, とくに梢端
    伐採のような浅い伐採
    では再発枝条数も著るしく少なく, その生長も劣ることを認めた。
    2. 中間
    伐採
    後の残条における側芽の発芽は,
    伐採時の桑の生育段階および伐採
    程度と密接な関係がある。また, 再発枝の生長は生長期間の長さと気象条件に影響されるものと思われる。
    3. 翌年, 春蚕期の新梢量は
    伐採
    時期が早い場合と深い場合を除き, 無
    伐採
    区と比較して大差が認められなかった。株内の収量構成は, 再発枝の生長量が多いときには, 再発枝かちの新梢量が多かった。
  • 森 照貴, 三宅 洋, 柴田 叡弌
    日本生態学会誌
    2005年 55 巻 2 号 377-386
    発行日: 2005/08/31
    公開日: 2017/05/27
    ジャーナル フリー
    岐阜県北部を流れる2つの小規模河川において、河畔林が現存する河川区間(現存区)と河畔林が
    伐採
    された河川区間(
    伐採
    区)との間で環境特性および底生動物の群集構造を比較した。相対光量子束密度および底生動物の生息密度は現存区よりも
    伐採
    区で高かった。刈取食者および捕食者に属する底生動物の生息密度は現存区より
    伐採
    区で高かった。光量の増加に伴う付着藻類の一次生産量の増加が、底生動物(特に刈取食者)の増加を引き起こしたものと考えられた。付着藻類量は
    伐採
    区よりも現存区で多かった。刈取食者の生息密度が増加するに伴い摂食圧が増大したために、付着藻類の現存量が減少したものと考えられた。河畔林の部分的な
    伐採
    により底生動物の群集構造が変化していた。
    伐採
    による群集構造の変化は、コカゲロウ属の生息密度の変化と強い関係があるものと考えられた。河畔林の部分的な
    伐採
    は、光環境の改変を介して、高次の栄養段階に属する底生動物の群集構造に影響を及ぼすことが明らかになった。
  • 桑園の受光態勢に関する研究 第7報
    伊藤 大雄
    日本蚕糸学雑誌
    1992年 61 巻 2 号 137-144
    発行日: 1992/04/27
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    既報のシミュレーションプログラムを用いて, 120~210cmに伸長した普通植 (畦間2.0m×株間0.6m) 及び密植 (1.0m×0.5m) 桑園を様々な高さで中間
    伐採
    した場合を想定し,
    伐採
    後の受光状態とCO2同化量を検討した。畦方位は南北とし, 枝葉の光合成・呼吸特性は
    伐採
    後も変わらないものと仮定した。関東における7月と9月の気温・日射量を用いて計算した結果, 密植では
    伐採
    前枝条長の約1/2に明瞭な最適
    伐採
    高 (Hopt) が存在し,
    伐採
    後の同化量は, Hopt で
    伐採
    すれば過繁茂状態が解消して1.3~2.3倍に増大するが, 株面から5~20cmで深切りすれば激減すると計算された。普通植では枝条長が150cmを超えると不明瞭ながら Hopt が存在するが,
    伐採
    により群落受光量が低下するため,
    伐採後の同化量は伐採
    前の1.1~1.4倍にすぎなかった。普通植, 密植共, 最適葉面積指数は3.5~5.8であった。また Hopt の地域差は比較的小さいものと思われた。
  • 山崎 寿, 西村 国男, 田口 亮平
    日本蚕糸学雑誌
    1953年 22 巻 6 号 273-278
    発行日: 1953/12/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    1. 枝條の
    伐採
    と再生現象との関係を究明するため6年生櫟樹を用い, 主幹と側枝 (上枝, 下枝) とを5月下旬に2年生部位, 3年生部位及び4年生部位で
    伐採
    した3区をもうけ, 再生枝條の伸長を比較検討した。
    2. 櫟樹の新梢の生長曲線は前後二つの生長環に分けられる (第1報) が, 再生生長曲線に於ては一つの生長環の場合と二つの生長環の場合とが現れる。
    即ち主幹を
    伐採した場合或は側枝の伐採でもその程度の著しいときは伐採
    部位よりの再生生長の曲線は共に一つの生長環となり, 側枝の
    伐採
    に於て, その程度の少い場合は, その部位よりの再生生長の曲線は二つの生長環に分けられる。
    3. 各
    伐採
    区間及び主幹, 側枝間の再生現象を比較するため, すべて一つの生長環としてROBERTSON氏の生長式を適用しその恒数によつて再生状態を比較検討して見ると次の如くである。
    (i) 枝條の
    伐採
    によつて切除された部分の少いものは, 切除された部分の多いものよりも再生生長が早く起る。
    (ii) 一般に, 切除された部分の多いもの程再生曲線の上昇が急激であり, 再生量も大である傾向が認められる。
  • 3年間の非接地暴露試験による腐朽・カビの発生度
    山本 幸一, 川上 敬介, 上杉 三郎
    木材保存
    2007年 33 巻 4 号 166-173
    発行日: 2007/07/25
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
    木や竹の
    伐採
    時期と得られた木材・竹材の生物劣化に対する耐久性との間の明確な関係を論じたものはない。
    伐採
    の時期と木材・竹材の耐久性を明らかにするために,森林総合研究所千代田試験地苗端のクローンである28年生のスギ(Cryptomeria japonica),及び同一林地に生育している3年生前後のモウソウチク(Phyllostachys heterocycla)を,2003年2月から12月にかけて12回に渡って
    伐採
    して試験に供した。
    伐採
    は,木・竹の
    伐採
    には適さないと言われている十干十二支(干支:えと)の選日の一つである「八専:はっせん」の期間中と,近接する「八専」でない日に,それぞれ行った。
    伐採
    後,直ちに玉切りした試験体を,野外に地上10cmの高さで水平に暴露し,カビの発生程度,目視による腐朽の程度,ピロディンによるピンの貫入深さ,キクイムシの被害の有無を3年間にわたって経時的に調べた。その結果,試験体木口面へのカビの発生程度はスギ,モウソウチクともに,
    伐採
    された時期とは明確な関係を持つが,「八専」との関係は認められなかった。腐朽に関してもスギ,モウソウチクともに,「八専」との関係は認め難かったが,冬期に
    伐採
    された試験体では,それ以外の時期に
    伐採
    された試験体に比較して,腐朽の程度が「八専」,「非八専」の何れにおいても高かった。ピンの貫入深さは,スギでは,腐朽度と関連性が見られたが,モウソウチクでは,腐朽度と関連性が見られず,目視による腐朽度は低く評価されたものの,大きな値となった。キクイムシの誘引は,2月
    伐採
    と4月
    伐採
    の皮付き丸太で見られたが,「八専」と「非八専」の間で,誘引頭数に相違は見られなかった。
  • 田中 求
    環境社会学研究
    2002年 8 巻 120-135
    発行日: 2002/10/31
    公開日: 2019/02/05
    ジャーナル フリー

    本稿は,1996年に商業

    伐採
    を導入したガトカエ島ビチェ村を対象とし,村人が商業
    伐採
    を導入した要因をローカル・コモンズの視点から検討し,さらに商業
    伐採
    を経て形成された村人の開発観を明らかにするものである。

    ソロモン諸島では,親族集団による土地所有が法的に認められている。ビチェ村における商業

    伐採
    は,慣習的な土地所有代表者を通して
    伐採
    契約が結ばれたが,その過程に実際の森林利用者である村人の参加はなされなかった。村人は新たな焼畑用地と収入源の必要性から
    伐採
    開始を事後承諾したに過ぎなかったのである。商業
    伐採
    の雇用労働には多くの村人が参加した。出来高制の
    伐採
    労働は過伐の原因となり,また月曜から金曜日までの終日雇用は,安息日を中心とする生活サイクルを混乱させるものであった。村人はロイヤルティとして1世帯平均4100ソロモン・ドルを得たが,金額の不満と分配の不平等は村人相互に不信感を植え付けた。

    村人は,商業

    伐採
    を経て,「森林資源の共同利用制度,サブシステンスによる食糧自給,平等な利益分配による村の人間関係を維持しつつ,行うべきもの」という開発観を形成し,村人主体の製材販売を試行している。

  • 帆秋 利洋, 中浦 和博, 布施 光敏, 加藤 重治, 濱田 武人, 高原 誠吉
    地球環境シンポジウム講演論文集
    1999年 7 巻 275-280
    発行日: 1999/07/06
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル フリー
    The requirement for reclamation of the construction by-products is increasing as one of the serious problem of environmental pollution. Many trees in the mountains are felled during dam, residential land development, highway construction and so forth. These trees were burnt after felled in the spot until now. However, environmental pollution by increasing of CO2 becomes a problem in all over the world. As the countermeasures, we have been studied bio-conversion technology of the felling wood. The bio-conversion technology, named as composting, is useful way to reclaim the wood to the soil amendment materials for the plants which consume CO2 in the atmosphere for their growth.
    In this report, we mention (1) optimal condition of pulverization procss of felling wood, (2) effectiveness of seed materials for the composting, (3) operational condition for fermentation, and (4) utile condition of the compost to apply as soil amendment materials.
  • 富田 邦裕, 三﨑 貴弘, 松本 敬之, 小田 洋平, 田中 克幸, 田中 規夫
    土木学会論文集B1(水工学)
    2020年 76 巻 2 号 I_523-I_528
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/11/30
    ジャーナル フリー

     令和元年東日本台風による越辺川と都幾川の合流部における破堤時の洪水位の再現を行った.洪水位の再現として,粗度係数と樹木の樹高と密生度を考慮した平面二次流況解析を行った結果,令和元年東日本台風時の洪水位と計算水位は概ね一致した.令和元年東日本台風による出水では,樹木群が越辺川と都幾川の洪水位を上昇させていることが確認された.この計算モデルを用いて樹木

    伐採
    による管理の水位低下効果の検討を行った.
    伐採箇所と伐採
    割合に注目して解析した結果,越辺川で破堤箇所付近40%
    伐採
    が,今回検討した中で
    伐採箇所が少なく最も効果的な伐採
    方法といえた.

  • 日本の木材業界はデューディリジェンスという概念を導入できるか?
    籾井 まり
    林業経済
    2020年 73 巻 3 号 17-24
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/08/01
    ジャーナル フリー
  • 桑の内生生長物質に関する研究IV
    柳沢 幸男, 塩入 秀成, 高橋 みくり
    日本蚕糸学雑誌
    1988年 57 巻 4 号 323-327
    発行日: 1988/08/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    桑条
    伐採
    時における残条のサイトカイニン含量の変化と再発芽との関連について検討し, 次の結果を得た。1) 残条中のゼアチン (Z) とゼアチンリボシド (ZR) は実験期間中常に検出されたが, イソペンテニルアデニン (2iP) は検出できない時が多かった。2)
    伐採
    両区の残条のZ含量は対照区のそれより多くなった。また
    伐採
    残葉区 (RL区) の残条のZ含量は腋芽の発芽とともに
    伐採
    摘葉区 (RP区) のそれより少なくなった。3)
    伐採
    両区の腋芽のZ含量は
    伐採
    直後に対照区のそれより増加し, 膨芽とともに対照区より減少する傾向を示した。4)
    伐採
    両区の残条のZR含量は対照区のそれより少なくなり, 特に
    伐採
    後7日目には対照区との差が顕著であった。また開葉期前後までは, RP区の残条のZR含量がRL区のそれより多かったが, その後この関係は逆になった。5)
    伐採
    両区の腋芽のZR含量は対照区のそれより多くなり, 腋芽の発芽および発芽促進とZRの増加とはよく一致した。
  • 粟屋 善雄
    日本リモートセンシング学会誌
    1990年 10 巻 3 号 377-387
    発行日: 1990/09/30
    公開日: 2009/05/22
    ジャーナル フリー
  • 藤本 りお, 甲田 芳昭, 林田 光祐
    東北森林科学会誌
    1998年 3 巻 1 号 33-36
    発行日: 1998/02/25
    公開日: 2018/03/19
    ジャーナル フリー
    約80年生のブナ林において,豊作年の種子散布後に30m×40mの範囲を
    伐採
    し,翌年に発生したブナ当年生実生の死亡要因と死亡時期,成長量を
    伐採
    地と隣接する林縁および林内で比較した。
    伐採
    区と林縁区は,林内区に比べて実生の生残数が多く,生残率も高かった。林内区では,梅雨時期に発生した菌害による立ち枯れで実生の大半が死亡した。茎長や根元直径などの実生の成長量は,
    伐採
    地において林縁部や林内部より大きかった。
  • 山崎 寿, 西村 国男, 田口 亮平
    日本蚕糸学雑誌
    1954年 23 巻 2 号 118-125
    発行日: 1954/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    1. 5年生櫟樹10株を選定して, その半数株を1951年4月12日に主幹の3年生部位中央部から
    伐採
    し, 残りの半数株を無手術のまま放置して, この両区の主幹及び側枝 (主幹
    伐採区では伐採
    部位に近い部分の上中下の3枝, 標準区では主幹
    伐採
    区のそれに相応する上中下の3枝) の頂芽の伸長を1週間毎に測定して, それらの伸長生長を比較検討した。
    2. 主幹の伸長状態については前報で報告した結果と全く同様であつて, 主幹
    伐採
    区の主幹の切除部に最も近い芽の萠芽は, 標準区の頂芽のそれに比べて遅れるが, その後の伸長生長は前者は後者に比して極めて旺盛である。
    3. 主幹
    伐採
    区の側枝の伸長状態は上枝中枝及び下枝ともに, 標準区のそれに比べて伸長生長がより旺盛である。すなわち主幹を
    伐採
    すれば側枝に於ける新梢の生長が明かに促進される。
    4. 上枝中枝及び下枝間の伸長状態を比較すると, 主幹
    伐採
    の有無にかかわらず上枝が最も盛んで中枝がこれに次ぎ, 下枝が最も弱い。
  • 中村 雅彦, 梅澤 洋子
    山階鳥類学雑誌
    2004年 35 巻 2 号 149-154
    発行日: 2004/03/20
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    上越教育大学構内の林の一部は,少なくとも25年にわたり主にハシボソガラス(Corvus corone)のねぐらとして通年利用されている(最大就塒個体,18,054羽)。しかし,2002年春,上越教育大学はこのねぐら林の一部を駐車場にするため
    伐採
    した。そこで,ねぐら林の
    伐採
    がカラスの就塒個体数とねぐら場所に与える影響を明らかにするため,2002年の春および冬ねぐらの就塒個体数とねぐら場所を調べるとともに,上越教育大学生態学研究室が実施した過去6年間の冬ねぐらの就塒個体数を分析した。
    伐採
    開始後,春ねぐらの就塒個体数は減少したが,この減少が
    伐採
    によるものなのかは明確ではなかった。
    伐採
    がねぐら場所に与える影響は明白で,
    伐採
    後,カラスは
    伐採
    地の近くに新たなねぐら場所を一つ創設し,利用した。冬ねぐらの就塒個体数は,過去のデータに比べて極端な減少は見られず,2002年9月から2003年3月までの個体数の変動幅も過去のデータの範囲内だった。カラスは10月下旬に
    伐採
    地の近くに新たに複数のねぐら場所を形成し,就塒個体数が増加する11月から12月にかけてこれらのねぐらを利用した。
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