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クエリ検索: "佐竹美保"
10件中 1-10の結果を表示しています
  • 元岡 茂治, 小西 耕, 小西 昌子, 澤 慶子, 佐竹 美保, 小西 国義
    園芸学会雑誌
    1992年 60 巻 4 号 971-979
    発行日: 1992年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    1.組織培養苗の生産コストを削減するために,苗生産の省力化が可能な固体支持材培地を用いた培養法を開発し,植物の生育に及ぼすその培地の特性を明らかにした。また最終培養の期間が植え出し後の植物の生長に及ぼす影響について調べた。
    2.固体支持材の材料として,パーライト,バーミキュライト,ピートモス,ロックウールを用意した.ロックウールはそのままで,その他の資材は単独または混合してセル成型トレーに充唄して用いた.植物支持材としては,粒径を2mm以下に調整したパーライトとバーミキュライトの等量(容積比)混合物を,セル成型トレーに充順した培地(以下PV培地)が適していた。PV培地における植物の容器内生長は,寒天培地のものより勝った。PV培地は,植物支持材に含まれている培養液を植え出し時に水洗することによって,そのまま植え出し後の育苗培地として使用することができた.そのためPV培地では,植え出し時に苗を移植する必要がなく,植え出しの作業能率が高かった。
    3.PV培地においては,培養液の量は寒天培地より少なくてよく,培養液の濃度は寒天培地よりも高い方が適していた。
    4.植物の最終的な生長量は,最終培養の期間を3週間として早く植え出した方が大きく,培養期間が長過ぎるとかえって劣った。3週間培養したのちに植え出した植物の生長は,植え出し直後の3~6週間はPV培地区の方が対照区よりも勝るか同じであった。しかしその後の3週間で土量の多い対照区の方がよくなった。PV培地の植物を植え出し後も良好に生育させるためには,植え出し後3~6週間のうちに移植または定植するか,あるいは育苗上の環境改善が必要であると思われた。
  • 谷本 秀夫, 嘉儀 隆
    園芸学会雑誌
    1994年 62 巻 4 号 839-844
    発行日: 1994年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    種々の支持体を用いてリーガスベゴニア (Begonia×hiemalis) の培養を行った. また, 支持体の培地への影響を調べるため培地のpH, EC (電気伝導率),全フェノール含量, 無機成分含量を測定した.
    1.バーミキュライト, ポリエステル繊維, おがくず, 砂, フェノール樹脂を用いた小植物体の生育は良好であったが, おがくず, 砂, フェノール樹脂は不定芽分化が不良で, ピートモス, 海綿, パルプ, ロックウールは培地に何らかの影響を与え, 植物の生育を抑制, 阻害した.
    2.培地のpHはピートモス区は酸性側に, ロックウール区はアルカリ性側に変化し, 植物生育に不適な値であった.
    3.培地が褐変していたピートモス, おがくず, パルプ, フェノール樹脂区では全フェノール含量が多く,滅菌法の異なる培地の全フェノール含量とその不定芽分化率との関係からフェノール類が培地に溶出された生育阻害物質の一つであることが推察された.
    4.多くの支持体でPO43-, Ca2+, Fe2+成分の溶出や吸着は認められたが, 培養植物体の生育を阻害する程ではなかった.
  • 小山田 智彰, 平塚 明, 鞍懸 重和
    園芸学研究
    2011年 10 巻 3 号 315-320
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/08/23
    ジャーナル フリー
    新しい培養法「Paper Lite培養法」を開発し,アツモリソウにおける有効性を確認した.ロールペーパーとバーミキュライトを混合したPaper Lite培地(PL培地)を用い,培養容器の上部に通気フィルターを設置した.PL培地に幼植物体を移植した直後から,4℃暗所条件で90日間培養した.その後,20℃明所条件で150日間培養した.この期間中は,4週ごとに小山田液体培地を補充した.鉢上げ前の幼植物体の生育を従来法(無菌播種法)と比較したところ,草丈,葉数,生重量,根数および越冬芽数はPL培養法の値が高かった.順化・鉢上げから1年を経過した培養植物体の草丈,葉数についても,PL培養法の値が高かった.PL培養法で作出した幼植物体を自然林内に移植して1年後,84%の苗が生存し,5%が開花した.
  • 古谷 博, 細木 高志
    園芸学研究
    2005年 4 巻 2 号 175-180
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/10/28
    ジャーナル フリー
    タラノキin vitro培養体根組織切片から不定胚を誘導し, 継代培養により増殖養成した培養幼植物体の固体支持材培地と培養液が生育に及ぼす影響, およびセル成型トレーによる直接順化・育苗について検討した. その結果, バーミキュライトにパーライトまたは水苔を混合した培地を用いると培養幼植物体の生育が進み, 効率良く再生植物体が得られた. 固体支持材培地に施用する培養液は, ハイポネックスまたは市販の養液栽培用液肥を用いるとMS液体培地よりも生育が良かった. この場合, 培養液にショ糖を添加しないと再生植物体数は劣った.
    バーミキュライトを充鎮したセル成型トレーに培養幼植物体を分割置床し, 灌水後密閉容器内で2か月間管理するとセル成型苗に育苗できた. バーミキュライトの代わりに市販のセル成型用育苗培土を用いると充実した苗が得られるが育苗率は低下した.
  • 奥野 耕太郎, 松本 孝一, 久島 繁
    植物工場学会誌
    1996年 8 巻 4 号 253-263
    発行日: 1996/12/01
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    The previously described cost simulation model was used to improve micropropagation of Brassica campestris cv. Kukitachina in vitro. The simulation was based on data obtained from different practical experiments including the use of simple medium and food containers, rooting from excised single shoots and acclimatization at a time, and so on.
    There was no significant difference between the effect of Otsuka hydroponic culture nutrient or Hyponex with additives and the modified Murashige and Skoog's medium on successive shoot multiplication. Also the reagent grade sucrose could be replaced with table sugar, granular sugar or reagent grade glucose without adverse effect on the successive shoot multiplication. The above results suggested that cheap carbon sources could be successfully used in micropropagation. Also in comparison with culture bottles, food containers were equally effective for successive shoot multiplication. The shoots multiplied three times every 20 days. Rooting from excised shoots and acclimatization of in vitro plants were possible in nursery boxes and seventy per cent of regenerants were successfully planted out.
    The production cost of in vitro plants at 10, 000 level production, using the above modified procedure was calculated to be 61. 0 yen per plant. This represents a 39% cost reduction when compared with the previously described laboratory procedure. Improvement of micropropagation by simulation of production cost was discussed.
  • 科学史研究
    2016年 54 巻 276 号 386-
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/12/15
    ジャーナル フリー
  • 学会誌JSPEN
    2019年 1 巻 Supplement 号 802-1615
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/09/06
    ジャーナル フリー
  • 日本静脈経腸栄養学会雑誌
    2018年 33 巻 supplement 号 358-482
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/02/26
    ジャーナル フリー
  • 学会誌JSPEN
    2021年 3 巻 Supplement1 号 451-901
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/10/25
    ジャーナル フリー
  • 学会誌JSPEN
    2020年 2 巻 Supplement1 号 840-1577
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/11/11
    ジャーナル フリー
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